きょうの健康「全身性強皮症」9月29日|症状・間質性肺疾患・最新治療を整理|9/29 12:00

2026年9月29日(火)12:00からNHK Eテレで放送される「きょうの健康 あきらめないで!皮膚の自己免疫疾患『全身性強皮症』」は、皮膚の硬化だけでなく、肺など全身への影響と治療の進歩を扱います。講師は東北大学大学院教授の浅野善英さんです。

全身性強皮症は指定難病の一つです。番組ではステロイドや免疫抑制薬に加え、生物学的製剤など近年の治療選択肢が紹介されます。この記事では番組の論点を整理しますが、症状の自己診断や薬の開始・中止を勧めるものではありません。気になる症状がある場合は医療機関で相談してください。

きょうの健康「全身性強皮症」9月29日の放送内容

放送2026年9月29日(火)12:00~12:15
放送局NHK Eテレ1・東京
テーマあきらめないで!皮膚の自己免疫疾患「全身性強皮症」
講師浅野善英(東北大学大学院 教授)
キャスター島津咲苗、山本美希

番組情報では、免疫の異常によってコラーゲンが過剰に作られ、手指の皮膚が硬くこわばること、症状の進み方や範囲に個人差があること、肺の線維化が起きる場合があることを説明します。治療は早い段階から病変を評価し、症状に応じて選択することが重要だとされています。

全身性強皮症とは?皮膚だけでなく内臓も確認する理由

全身性強皮症は、皮膚や内臓に線維化が生じる膠原病の一つです。厚生労働省の指定難病一覧では「全身性強皮症」が告示番号51として掲載されています。手指の皮膚が硬くなる症状だけでなく、血流障害や消化管、肺、心臓、腎臓などの病変が問題になることがあります。

重要なのは、症状の組み合わせや進行速度が人によって違う点です。「皮膚が硬い=同じ治療」ではなく、皮膚硬化の範囲、間質性肺疾患、肺高血圧症、逆流性食道炎などを分けて評価し、治療方針を組み立てます。

どんな症状に注意する?手指のこわばり・レイノー現象・息切れなど

全身性強皮症で知られる症状には、手指の皮膚硬化やこわばり、冷えやストレスで指先の色が変化するレイノー現象などがあります。内臓病変では、階段で息切れしやすい、空せきが続く、胸やけが強いといった症状が手がかりになる場合があります。

ただし、これらは全身性強皮症だけに起こる症状ではありません。症状だけで病名を決めず、診察や血液検査、呼吸機能検査、画像検査などを組み合わせて評価します。急な息苦しさや強い胸痛など緊急性の高い症状がある場合は、番組視聴より先に医療機関への受診を検討してください。

治療はどう進歩した?ステロイド・免疫抑制薬・リツキシマブなど

日本皮膚科学会の一般向けQ&Aでは、全身性強皮症の治療として、皮膚硬化に対する少量ステロイド、肺線維症などに対する治療、肺高血圧症や手指潰瘍への治療、リツキシマブなどが挙げられています。病気全体を一つの薬で治すのではなく、どの臓器にどの程度の病変があるかで治療を組み合わせます。

番組説明にある「生物学的製剤」は、免疫に関わる特定の分子を標的にする薬の総称です。薬によって対象疾患・適応・投与方法が異なります。インターネット上で薬名を見つけても、自己判断で希望・中止するのではなく、現在の病変と治療歴を専門医と確認することが前提です。

間質性肺疾患が重要なのはなぜ?息切れがなくても評価することがある

番組情報では、肺まで硬化が進んで間質性肺炎になると重症化する場合がある点にも触れています。全身性強皮症に伴う間質性肺疾患では、症状が軽い段階から呼吸機能や画像で変化を追うことがあります。

治療の必要性や薬の選択は、画像所見だけでなく、呼吸機能の推移、症状、他の臓器病変、副作用リスクなどを含めて判断されます。定期検査を指示されている人は、症状がないからと自己判断で中断しないことが大切です。

出演者・関連情報|浅野善英教授が最新治療を解説

講師は東北大学大学院教授の浅野善英さん。番組では、病気の特徴と「症状が広がる前に治療を始めること」の重要性を軸に、最新治療を解説します。

キニナルでは、同じ「きょうの健康」で生物学的製剤がテーマに含まれた乾癬の治療選択肢の記事があります。疾患は別ですが、「生物学的製剤とは何か」を知る入口として読み比べることができます。

FAQ|全身性強皮症の放送で押さえたい点

全身性強皮症とはどんな病気ですか?

免疫の異常などを背景に線維化が起こり、皮膚が硬くなるほか、肺などの内臓に症状が及ぶことがある指定難病です。症状や進行のしかたには個人差があります。

9月29日の「きょうの健康」の講師は誰ですか?

東北大学大学院教授の浅野善英さんです。キャスターは島津咲苗さん、山本美希さんです。

治療はステロイドだけですか?

いいえ。病変や重症度に応じて免疫抑制薬、リツキシマブなどの治療、肺線維症・肺高血圧症・逆流性食道炎など各臓器症状への治療が検討されます。治療選択は必ず専門医と相談します。

まとめ|「皮膚の病気」だけでなく全身を評価し、治療を選ぶ

9月29日の「きょうの健康」は、全身性強皮症を皮膚症状だけで捉えず、肺などの内臓病変を含めて早く評価し、病変ごとに治療を選ぶことが中心テーマです。治療法は進歩していますが、適切な薬は一人ひとり異なります。

手指のこわばりやレイノー現象、息切れなどが続いて心配な場合は、記事だけで自己診断せず医療機関へ相談してください。すでに治療中の人は、薬の変更や中止を自己判断で行わず、主治医と相談することが大切です。

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