きょうの健康「円形脱毛症」9月23日|JAK阻害薬とは?最新治療と受診ポイント|9/23 20:30
2026年9月23日(水)20時30分からNHK Eテレ「きょうの健康 あきらめないで!皮膚の自己免疫疾患『円形脱毛症』」が放送されます。今回の中心は、円形脱毛症がなぜ起こるのか、症状が広がった場合にどのような治療選択肢があるのかという点です。
番組情報では、ステロイド薬や紫外線療法に加え、近年の治療としてJAK阻害薬が取り上げられます。日本皮膚科学会の2024年診療ガイドラインでも、広範囲に及ぶ難治例に対する経口JAK阻害薬等が診療上の重要な選択肢として扱われています。この記事は番組の理解を助けるための整理であり、個別の診断や治療選択は医療機関での判断が必要です。
きょうの健康「円形脱毛症」の放送日時・出演者
| 放送日時 | 2026年9月23日(水)20:30〜20:45 |
| 放送局 | NHK Eテレ |
| テーマ | あきらめないで!皮膚の自己免疫疾患「円形脱毛症」 |
| 講師 | 伊藤泰介(浜松医科大学 病院教授) |
| キャスター | 島津咲苗、山本美希 |
公式ページは取得制限があったため、今回の放送内容と出演者はNHKの公式SI情報を利用する番組表で確認し、治療情報は日本皮膚科学会の公開ガイドライン・安全使用情報で補完しています。
円形脱毛症はなぜ起こる?番組のポイント
番組では、免疫細胞が毛根を攻撃して毛髪が抜ける病気として円形脱毛症を説明します。名前の通り円形の脱毛斑が生じることが多い一方、重症になると頭髪の広い範囲だけでなく、まゆ毛、まつ毛、全身の体毛に影響が及ぶこともあると案内されています。
見た目だけで重症度や治療法を決めることはできません。脱毛範囲、経過、年齢、併存症などによって選択肢が変わるため、急な脱毛や範囲の拡大が気になる場合は皮膚科で相談することが基本です。
ステロイド薬と紫外線療法はどう使い分ける?
番組案内では、脱毛範囲が限られている場合の治療としてステロイド薬や紫外線療法が紹介されます。ただし、広範囲の脱毛では十分な効果が得られない場合があることも今回の重要なポイントです。
治療名だけを見て「自分にはこれが合う」と決めるのではなく、どの程度の脱毛に、どの治療が検討されるのかという順序で番組を見ると理解しやすくなります。
JAK阻害薬とは?円形脱毛症の新しい選択肢
番組表には「JAC阻害薬」と記載された情報もありますが、日本皮膚科学会など医療機関の正式な情報ではJAK阻害薬と表記されています。日本皮膚科学会は、重症円形脱毛症に対するバリシチニブやリトレシチニブなどについて安全使用情報を公開しています。
JAK阻害薬は「新しいから誰にでも適する」という治療ではありません。診断、重症度判定、必要な検査、安全性の確認を前提に医師が適応を判断する治療です。服用中の薬がある人や感染症などのリスクがある人は、必ず医師に情報を伝えて相談する必要があります。
受診するときに整理しておきたいこと
診察では、最初に抜け始めた時期、脱毛範囲が広がった速さ、過去にも同じ症状があったか、爪の変化やほかの体調変化があるかなどを整理して伝えると相談しやすくなります。自己判断で市販品や個人輸入薬に切り替えるのではなく、まず診断を確認することが大切です。
同じ「きょうの健康」の皮膚疾患回として、キニナルでは乾癬の治療選択肢を扱った記事も公開しています。病気は異なりますが、専門医と治療の選択肢を整理するという視点で関連して読めます。
円形脱毛症の治療情報を見るときの注意点
インターネットでは体験談や発毛写真が多く見つかりますが、治療効果は症状の型や重症度、治療期間などで異なります。個人の体験だけを一般化せず、学会ガイドラインや医療機関の説明と照らして見ることが重要です。
特に薬剤については適応、年齢、併存症、検査項目などが関係します。治療開始・中止・変更は自己判断で行わず、診療を受けている医師や皮膚科専門医に相談してください。
よくある質問
円形脱毛症は免疫と関係がありますか?
番組では、自分の免疫細胞が毛根を攻撃することによって毛髪が抜ける自己免疫性の病気として説明されます。
番組で紹介される治療は?
ステロイド薬、紫外線療法に加え、重症例で用いられることがあるJAK阻害薬など、現在の治療選択肢が紹介されます。
JAK阻害薬は誰でも使えますか?
適応や安全性の確認が必要な治療です。番組内容を自己判断の服薬や治療変更に使わず、皮膚科で診断と重症度評価を受けて相談してください。
まとめ
9月23日の「きょうの健康」は、円形脱毛症を自己免疫疾患として理解し、ステロイド薬、紫外線療法、JAK阻害薬などの治療を整理する回です。大切なのは、治療名の新しさだけで判断せず、脱毛の範囲や経過に応じて皮膚科で適切な評価を受けることです。番組を、受診時に確認したいことを整理するきっかけとして活用するとよいでしょう。

