• HOME
  • ブログ
  • テレビ
  • 映画『キングダム』は原作漫画の何巻まで?実写版の範囲と違いをわかりやすく解説

映画『キングダム』は原作漫画の何巻まで?実写版の範囲と違いをわかりやすく解説

映画『キングダム』を見たあとに気になるのが、「これは原作漫画のどこまでの話なのか」「続きは何巻から読めばいいのか」という点です。実写映画は原作漫画をもとにしていますが、映画として見やすくするために構成や描写が整理されています。

この記事では、実写映画『キングダム』シリーズが原作漫画のどのあたりを描いているのか、映画と原作の違いを見るときの注意点、金曜ロードショーで見る前後に知っておきたいポイントを初心者向けにまとめます。

映画『キングダム』の原作は漫画

映画『キングダム』の原作は、原泰久さんによる漫画『キングダム』です。集英社の「週刊ヤングジャンプ」で2006年1月から連載されている作品で、中国の春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍を目指す信と中華統一を目指す嬴政の物語が描かれます。

実写化の話が本格的に動き出したのは連載開始から10年近く経ってからで、山﨑賢人さんと吉沢亮さんという当時の若手俳優が主演に抜擢されたことも話題になりました。原作ファンの間でも、実写化への期待と不安が入り混じった状態からのスタートだったといえます。

第1作『キングダム』は原作のどのあたり?

第1作『キングダム』は、信と漂の夢、漂の死、信と嬴政の出会い、王座奪還へ向かう流れが中心です。原作でいえば、コミックス1巻から5巻にあたる、物語の最初の大きな導入部です。

金曜ロードショーの公式情報でも、第1作は「天下統一物語がここから始まる」と紹介されています。映画から入る人にとっては、信と嬴政の関係を知るための入口になります。

物語の舞台設定

物語の舞台設定は紀元前245年の秦です。原作の1巻から5巻では、信と漂の出会いから、王宮でのクーデター、そして信が王座奪還に協力していくまでの流れが丁寧に描かれています。

原作では、信が漂の死を乗り越えて「天下の大将軍になる」という夢を再確認する過程が、コマの間合いを使って丁寧に描かれています。映画版でも重要な場面ですが、原作を読むとさらに心情の変化を細かく追うことができます。

キングダム 1(ヤングジャンプコミックス)(Amazon)

実写映画ごとの原作対応巻数

映画ごとの範囲は、公式に「何巻の何話まで」と明言されているわけではありませんが、原作のエピソード構成から大まかな対応関係を確認できます。

第1作・第2作の対応巻数

第1作『キングダム』は1〜5巻のエピソードが中心です。第2作『遥かなる大地へ』は5〜7巻が中心で、信が初めて本格的な戦場に出る場面が見どころにあたります。

第3作・第4作の対応巻数(王騎編)

第3作『運命の炎』は8巻および10〜13巻、第4作『大将軍の帰還』は14〜16巻が中心とされ、原作の173話までが映像化されています。王騎と龐煖の因縁、馬陽の戦いが描かれる、シリーズ屈指の山場です。

映画中心になる内容原作の目安巻数
キングダム信と嬴政の出会い、王座奪還1〜5巻
キングダム2 遥かなる大地へ信が初めて本格的な戦場へ出る5〜7巻
キングダム 運命の炎馬陽の戦いへ向かう流れ、王騎の存在8巻、10〜13巻
キングダム 大将軍の帰還馬陽の戦い、王騎と龐煖の因縁14〜16巻(173話まで)
キングダム 魂の決戦合従軍との函谷関の戦い24巻後半〜

巻数がきれいに割り切れないのは、映画のテンポに合わせてエピソードの取捨選択や再構成が行われているためです。原作の細かい話数と映画のシーンを一対一で対応させるより、大まかな範囲で捉えるほうが分かりやすいです。

特に第3作は8巻と10〜13巻という離れた範囲を組み合わせて構成されている点が特徴です。9巻に含まれるエピソードの一部は、映画では別の作品に振り分けられていると考えられます。

映画の続きは原作漫画の何巻から読む?

映画『大将軍の帰還』の続きから原作を読みたい場合は、17巻から読み進めると、映画のラストからスムーズにつながります。ただし、映画で省略された細部を確認したい人は、少し前の巻から読み直すのもおすすめです。

原作漫画は紙のコミックスだけでなく、電子書籍でも読むことができます。外出先や移動中に読み進めたい人は、電子版から読み始めるのも一つの方法です。

一気に読み進めたい人には、まとめ買いできる巻セットも便利です。17巻からまとめて揃えると、大将軍の帰還の続きから最新作の前提となるエピソードまで一続きで楽しめます。

映画 キングダム 大将軍の帰還 ビジュアルブック(Amazon)

映画と原作漫画の違いは?

実写映画は原作の流れを大切にしながらも、上映時間の中で物語を伝える必要があります。そのため、原作の細かいエピソードや心理描写、戦場での細部は整理されている部分があります。

一方で、映画は俳優の演技、戦場の迫力、音楽、映像スケールで楽しめるのが魅力です。原作漫画は細かな背景や登場人物の心情をじっくり追えるため、映画を見たあとに読むと理解が深まりやすいです。

戦闘シーンの描き方も、原作と映画で印象が変わるポイントの一つです。原作は一枚絵の迫力とコマ運びのスピード感で魅せ、映画は実際の役者の身体を使ったアクションと音響で臨場感を出しています。

セリフ回しの違いを比較する

たとえば王騎のセリフ回しひとつをとっても、原作のコマ運びとセリフの間合い、映画での大沢たかおさんの演技には、それぞれ異なる魅力があります。両方を見比べてみると、メディアごとの表現の違いを楽しめます。

最新作『魂の決戦』は原作のどこから?

最新作『キングダム 魂の決戦』は、コミックス24巻後半から始まる「合従軍編」にあたります。秦国の存続をかけた総力戦「函谷関の戦い」が描かれ、これまでの映画シリーズの集大成となる内容です。

上映時間は134分と、シリーズの中でも長めです。合従軍編という原作でも屈指のスケールを持つエピソードを描くにあたり、じっくりと物語を展開できる尺が確保されていると考えられます。

合従軍側の新キャストも発表されており、原作を読んでいる人ほど「あのキャラクターが映像化される」という楽しみが増える内容になっています。

原作漫画はどれくらい続いている?

『キングダム』の原作漫画は、2006年1月の連載開始から2026年時点で20年にわたって「週刊ヤングジャンプ」に連載され続けているロングセラー作品です。単行本は70巻を超えて刊行されており、今なお物語が続いています。

これだけ長期連載が続いているのは、戦国時代のスケール感と、信をはじめとする人物たちの成長物語が、幅広い世代の読者を惹きつけている証といえます。

連載開始当初は少年誌でも異色といえる中国古代史ものでしたが、丁寧な取材と迫力ある戦争描写が評価され、今では『キングダム』を代表作の一つとして挙げる読者も少なくありません。

映画がシリーズ5作目を迎えたことについて、主演の吉沢亮さんは完成披露イベントで「シリーズが5作も続くという、この奇跡のような現象に本当に感謝です」と語っています。原作の長期連載と、映画シリーズの継続、その両方があってこそのコメントといえるでしょう。

映画の続きから漫画を読む時の注意点

映画の続きから漫画を読みたい場合、映画で省略された場面や順番が調整された場面があるため、完全に途中から読むよりも少し前の巻から読むほうが分かりやすいです。映画だけでは省略された人物関係や、戦いに至るまでの背景を確認できるようになります。

また、映画で印象に残ったキャラクターの心理描写をじっくり追えたり、次の映画で重要になりそうな人物を先に知れたりする楽しみもあります。原作を読むことで、映画をもう一度見返したときの解像度も上がります。

読み始める巻の目安

目安としては、第4作までを見終えた人は17巻前後から、最新作を見る前に原作を予習したい人は24巻あたりから読み始めると、映画の内容と重なりやすくなります。

一度に大量の巻を読むのが大変な場合は、気になる将軍や国だけをかいつまんで読む方法もあります。自分のペースで少しずつ原作の世界に触れてみてください。

金曜ロードショーで見る人はどこを押さえるべき?

金曜ロードショーで第1作を見る人は、まず信と嬴政の関係を押さえるだけで十分です。第1作はシリーズの原点なので、原作漫画を読んでいなくても入りやすい内容です。

逆に、すでに原作を読んでいる人なら、映画がどの場面をどう再構成しているかを見比べる楽しみ方もできます。

7月17日の特別版や最新作を意識するなら、王騎という人物が信にとってどれほど大きな存在なのかも重要になります。王騎を知ることで、最新作につながる感情の流れが分かりやすくなります。

原作を読んでいなくても、金曜ロードショーの放送だけでシリーズの大筋はつかめます。気になった部分だけ原作で深掘りするという楽しみ方も、このシリーズならではの楽しみ方といえます。

まとめ:映画は入口、原作はさらに深く楽しむための道

映画『キングダム』は、原作漫画の大きな流れを実写映画として分かりやすく楽しめる作品です。第1作は信と嬴政の出会い、王座奪還までを描く入口であり、シリーズ全体を理解するうえで重要な作品です。

映画で興味を持った人は、原作漫画を少し前のエピソードから読み直すと、登場人物の関係や戦いの背景をより深く楽しめます。

公開順に映画を見て、気になったところから原作を読む。この行き来こそが、長く続くシリーズを楽しむコツかもしれません。

筆者も映画をきっかけに原作を読み始めた一人ですが、映画では触れられなかった人物の背景を知るたびに、次の映画がより楽しみになりました。原作と映画、それぞれの魅力を行き来しながら楽しんでみてください。

あわせて読みたい

参考

このテーマの関連記事はこちら