ドラマ「kiDnap GAME」製作はフジテレビ・MakerVille・SIMSTORY|各社の過去作|10/6 21:00
ドラマ「kiDnap GAME」は、フジテレビだけで作られた作品ではありません。公式発表では、日本のフジテレビ、香港のMakerVille、韓国のSIMSTORYによる国際共同製作で、アジア各地のスタッフやキャストが参加する大型プロジェクトとして制作されています。
では、製作3社はそれぞれどのような会社で、これまでどんな作品を手がけてきたのでしょうか。ここでは各社の公式情報をもとに、会社の特徴と過去の代表的な制作実績を整理します。
「kiDnap GAME」の製作はフジテレビ・MakerVille・SIMSTORYの3社
「kiDnap GAME」の公式サイトでは、製作としてフジテレビ、MakerVille、SIMSTORYの3社が明記されています。制作プロダクションはROBOTで、製作3社とは役割が分けられています。
また、フジテレビの海外向け公式リリースでは、本作を日本・香港・韓国のパートナーが共同で進める大型国際プロジェクトと説明しています。2025年11月からアジア複数都市で撮影が進められ、各地域のローカルスタッフやキャストを組み合わせて制作されたことも公表されています。
| 会社 | 拠点 | 「kiDnap GAME」での位置づけ |
|---|---|---|
| フジテレビ | 日本 | 製作。日本側の企画・制作中核 |
| MakerVille | 香港 | 製作。香港側の制作・人材・地域連携 |
| SIMSTORY | 韓国 | 製作。韓国側の制作・地域連携 |
国際共同製作の仕組みそのものを詳しく知りたい場合は、「kiDnap GAME」国際共同製作とは|フジテレビ・MakerVille・SIMSTORYの3社もあわせて確認すると、3社の分担をより整理しやすくなります。
フジテレビは日本のドラマ制作を長年支えてきた放送局
フジテレビは1959年設立の民放テレビ局で、ドラマ、バラエティ、ニュース、スポーツ、映画など幅広い映像コンテンツを制作してきました。海外向け公式リリースでも、長年にわたってヒット番組や受賞歴のあるドラマ・映画を制作してきた実績が紹介されています。
フジテレビの過去の代表的なドラマ
フジテレビ公式のドラマヒストリーでは、1990年代以降だけでも数多くの作品が並んでいます。代表例としては「古畑任三郎」「踊る大捜査線」「HERO」「ガリレオ」「のだめカンタービレ」などが挙げられます。
特に「古畑任三郎」のようなミステリー、「踊る大捜査線」のような刑事ドラマ、「HERO」のような職業ドラマなど、幅広いジャンルで長期的に支持されるシリーズを生み出してきた点は、サスペンス要素の強い「kiDnap GAME」を考えるうえでも重要です。
今回の「kiDnap GAME」では、日本側の主要スタッフとしてフジテレビの渋谷謙太郎さん、東康之さんらが名を連ねています。ドラマ制作の蓄積を持つフジテレビが、海外パートナーとの共同制作を主導する形になっています。
MakerVilleは香港発のコンテンツ制作会社
MakerVilleはPCCW Media Groupの一員で、コンテンツ、タレント、イベントを軸に事業を展開する香港の会社です。公式サイトでは、ドラマ、映画、バラエティ、リアリティ番組など幅広いジャンルを制作し、香港だけでなく海外市場への展開も進めているとしています。
MakerVilleの過去作は?
MakerVille公式の作品一覧で確認できる過去作には、2023年にViuTVで放送された「Shiny Summer – MIRROR+」があります。MIRRORのメンバーがさまざまな企画に挑戦するリアリティ・コンペティション番組です。
ほかにも、2023年のトーク番組「Talkshow」、2024年のリアリティ番組「Band ROVER」などを制作しています。ドラマだけに限定せず、音楽、タレント、リアリティ、トークといった香港のエンターテインメントを横断していることがMakerVilleの特徴です。
「kiDnap GAME」ではMakerVilleからエグゼクティブプロデューサーのJANICE LEEさん、プロデュースのKENNETH KAMさん、制作プロデューサーのEDWARD SUMさん、DICK HUIさん、JOANNE CHANさんらが参加しています。香港側で培った人材ネットワークや制作ノウハウが、アジア横断型の撮影体制に生かされているとみられます。
SIMSTORYは韓国で20年以上の番組制作実績を持つ会社
SIMSTORYは韓国・ソウルを拠点とする制作会社です。公式会社紹介では、2002年から20年以上にわたりテレビのバラエティや教養番組を制作してきたと説明しています。現在はドラマ、YouTubeコンテンツ、俳優マネジメント、コンテンツコマースなどへ事業領域を広げています。
SIMSTORYの過去の代表的な制作実績
SIMSTORY公式の会社紹介で代表実績として挙げられているのが、MBCの「찾아라! 맛있는 TV(探せ!おいしいTV)」と、MBNの「동치미(トンチミ)」です。いずれも同社が長年積み重ねてきたテレビ番組制作の基盤を示す作品です。
また、現在の公式ポートフォリオには「칼든 자들의 도시」「재벌의 품격」「천국의 밤」「손을 꼭 잡고 이혼하는 중입니다」など複数のドラマ企画が掲載されており、従来のバラエティ・教養番組からドラマ制作へ活動領域を広げていることが分かります。
「kiDnap GAME」ではSIMSTORYのSONG SEON EUIさんがエグゼクティブプロデューサー、KIM JUNAさんがプロデュースとして参加しています。韓国パートの制作や現地ネットワークを支える存在として、3社共同体制の一角を担っています。
3社の過去作から見える「kiDnap GAME」の強み
3社の経歴を並べると、「kiDnap GAME」が単に海外ロケを行った日本ドラマではないことが見えてきます。フジテレビは長年の連続ドラマ制作、MakerVilleは香港のエンタメ制作とタレントネットワーク、SIMSTORYは韓国で積み上げてきた番組制作経験をそれぞれ持っています。
- フジテレビ:日本の連続ドラマ制作と企画力
- MakerVille:香港の映像・タレント・イベント制作ネットワーク
- SIMSTORY:韓国で20年以上積み重ねたテレビ制作基盤
これらを組み合わせることで、日本だけでは完結しにくい多国籍キャスト、複数都市ロケ、地域ごとの制作チームという大規模な体制が成立しています。フジテレビの公式リリースが本作を「これまでで最も野心的な国際プロジェクト」と位置づけているのも、この制作構造が背景にあります。
ドラマ全体のあらすじやキャスト、放送日をまとめて確認したい場合は、ドラマ「kiDnap GAME」まとめ|あらすじ・キャスト・放送日・見どころが入口になります。
「製作」と「制作プロダクション」は同じではない
「kiDnap GAME」のスタッフ欄を見ると、製作はフジテレビ・MakerVille・SIMSTORY、一方で制作プロダクションはROBOTと記載されています。似た言葉ですが、同じ役割ではありません。
一般に「製作」は企画や事業全体を支える主体を示し、「制作プロダクション」は実際の撮影・制作実務を担う会社を指す場合があります。本作では3社が国際共同製作の枠組みを作り、ROBOTを含む制作チームが具体的な映像制作を進める構成と読むと分かりやすいでしょう。
個々のプロデューサーや演出陣については、ドラマ「kiDnap GAME」制作スタッフ|プロデューサー・演出まとめで整理しています。また、本作が原作付きなのかを知りたい場合は、ドラマ「kiDnap GAME」原作はある?オリジナル脚本?も参考になります。
公式情報で確認できる3社の関係
フジテレビ公式のキャスト&スタッフページでは、3社それぞれからエグゼクティブプロデューサーやプロデューサーが参加していることが確認できます。単に企業名をクレジットしただけでなく、実際の制作責任者レベルで3社がプロジェクトに関わっている点が特徴です。
海外向けリリースでは、東京、香港、ソウル、台北、シンガポール、バンコク、マニラなどで地域スタッフを活用しながら撮影したことも説明されています。作品の舞台がアジア7都市に広がるだけでなく、制作体制そのものも多国籍になっています。
よくある質問
「kiDnap GAME」の製作会社はどこですか?
フジテレビ、香港のMakerVille、韓国のSIMSTORYの3社です。公式スタッフ欄に「製作」として3社が記載されています。
制作プロダクションはどこですか?
制作プロダクションはROBOTです。製作3社とは別にクレジットされています。
MakerVilleはどんな会社ですか?
香港を拠点に、ドラマ、映画、バラエティ、タレント、イベントなどを展開するPCCW Media Group系のコンテンツ会社です。
SIMSTORYはどんな会社ですか?
韓国・ソウルを拠点とし、2002年から20年以上にわたってバラエティや教養番組を制作してきた会社です。現在はドラマやマネジメントなどにも事業を広げています。
まとめ
ドラマ「kiDnap GAME」は、フジテレビ・MakerVille・SIMSTORYの3社による国際共同製作です。フジテレビは日本の長年のドラマ制作、MakerVilleは香港の多ジャンルなコンテンツ制作、SIMSTORYは韓国で20年以上積み上げてきたテレビ制作という異なる強みを持っています。
過去作をたどると、3社がそれぞれ別の市場と制作文化を背負っていることが分かります。「kiDnap GAME」の多国籍キャストやアジア複数都市での撮影は、こうした3社のネットワークを組み合わせたからこそ実現した企画といえます。

