カラヤンのブラームス交響曲全集(2)曲目は?第3番・第4番と1973年ベルリン収録の見どころ【11月5日】|11/5 17:00
2026年11月5日(木)17時からNHK BS8Kで放送されるのは、「いまよみがえる伝説の名演奏・名舞台 カラヤン ブラームス交響曲全集(2)」です。
今回取り上げられるのは、ブラームスの交響曲第3番 ヘ長調 作品90と交響曲第4番 ホ短調 作品98。1973年にベルリンのフィルハーモニーで収録された、ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏です。
ドイツのユニテル社のアーカイブで冷凍保存されていたネガフィルムを、NHKが8K映像と22.2マルチチャンネル音声にリマスターした企画です。往年の演奏を、映像と立体的な音響の両面から味わえる機会になっています。
11月5日の放送日時・出演者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年11月5日(木)17:00〜 |
| 放送局 | NHK BS8K |
| 番組 | いまよみがえる伝説の名演奏・名舞台 |
| 特集 | カラヤン ブラームス交響曲全集(2) |
| 指揮 | ヘルベルト・フォン・カラヤン |
| 管弦楽 | ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 |
| 収録 | 1973年、フィルハーモニー(ベルリン) |
| 制作 | ドイツ・ユニテル社 |
番組情報では、カラヤンが指揮を務め、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団が演奏する構成とされています。歌手やソリストが中心の音楽番組ではなく、指揮者とオーケストラによる交響曲の演奏映像をじっくり楽しむ内容です。
今回の曲目はブラームスの交響曲第3番・第4番
今回の「全集(2)」で演奏されるのは、ブラームスが残した4つの交響曲のうち、後半にあたる第3番と第4番です。番組表の曲目欄には、作品番号と調性まで記載されています。
交響曲第3番 ヘ長調 作品90
第3番は、ヘ長調で書かれた交響曲です。番組資料では第4番と並ぶ演奏曲として紹介され、1973年のベルリン収録映像でカラヤンとベルリン・フィルの演奏をたどれます。
この曲を聴くときは、冒頭の響きだけでなく、楽章ごとの表情の変化や、弦楽器と管楽器が受け渡す旋律にも注目したいところです。映像では、音のまとまりを作るカラヤンの指揮姿と、各楽器の演奏がどのように結びついているかも見どころになります。
交響曲第4番 ホ短調 作品98
第4番はホ短調の交響曲です。第3番とは異なる調性と作品の性格を持つため、2曲を続けて聴くことで、ブラームスの交響曲にある表現の幅を感じ取れます。
Deutsche Grammophonのカラヤン作品カタログにも、ベルリン・フィルとのブラームス交響曲全集が掲載されています。第1番から第4番までを含む録音は、カラヤンとオーケストラの協働を知るうえでも重要なレパートリーです。
今回の番組では第3番と第4番が一つの放送にまとめられています。4曲すべてを一度に放送するわけではなく、前半の第1番・第2番とは別の回として構成されている点を押さえておくと、シリーズ全体を追いやすくなります。
1973年ベルリン収録の映像を8Kで復元
今回の演奏映像は、1973年にベルリンのフィルハーモニーで収録されたものです。NHKが出品者として登録されたIMZの作品資料によると、カラヤンとベルリン・フィルによる1970年代の演奏を収めたネガフィルムは、ドイツのユニテル社のアーカイブで冷凍保存されていました。
そのフィルムを最新技術で8K映像にし、音声も22.2マルチチャンネルにリマスターしています。単に古い映像を再放送するのではなく、保存されていた映像素材を現代の放送技術でよみがえらせる取り組みです。
8K映像で注目したい指揮とオーケストラ
交響曲の演奏映像では、指揮者の表情や腕の動きだけでなく、演奏者同士の呼吸や、セクションごとの動きも大切な要素です。8K映像では、ステージ上の演奏者や楽器の細かな動きまで見やすくなることが期待できます。
カラヤンは演奏を映像として残すことにも熱心だった指揮者です。今回の企画資料にも、演奏を撮影したネガフィルムが保存されていた経緯が記されています。
音だけでは伝わりにくい指揮の動きや、演奏中のオーケストラの姿を確かめられる点が、この番組ならではの魅力です。
22.2マルチチャンネル音声とは?
22.2マルチチャンネルは、8Kスーパーハイビジョン向けに用いられる多チャンネル音響方式です。一般的なステレオとは異なり、複数のスピーカーを使って音の広がりや高さ方向の表現を再現します。
交響曲では、弦楽器、木管楽器、金管楽器、打楽器など、多くの楽器が同時に鳴ります。22.2チャンネルの音響環境が整っていれば、オーケストラの響きに包まれるような聴き方ができるのも特徴です。
視聴環境によって再現される音は異なりますが、番組が映像だけでなく音響の復元にも力を入れていることが分かります。
カラヤンとベルリン・フィルの黄金時代
ヘルベルト・フォン・カラヤンは、1955年にベルリン・フィルの首席指揮者に就任し、1989年まで同楽団との関係を続けました。カラヤン公式サイトの録音資料でも、ベルリン・フィルが長年にわたる主要な協働相手だったこと、ブラームスを含む幅広い作曲家の作品を録音していたことが紹介されています。
Deutsche Grammophonの「KARAJAN Symphony Edition」は、ベートーベン、ブラームス、ブルックナーなど8つの交響曲サイクルを収録した作品集です。同社は、カラヤンとベルリン・フィルが1970年代に特別な音楽的関係を築いていたと説明しています。
今回の番組が取り上げるのも、その時代の演奏映像です。録音作品として親しまれてきた交響曲を、実際の指揮姿やオーケストラの演奏風景とともに鑑賞できる点に意味があります。
音源だけで聴いていた方にとっても、演奏の表情を映像で確かめる機会になりそうです。
前回「全集(1)」との違いと関連記事
ブラームスの交響曲全集は全4曲で構成され、今回の「全集(2)」は第3番と第4番を扱います。前半の「全集(1)」では第1番と第2番が演奏されました。
前半の曲目や1973年ベルリン収録の情報は、カラヤン「ブラームス交響曲全集(1)」の曲目と見どころで紹介しています。今回の後半2曲と合わせて読むと、4つの交響曲をどのように分けて放送しているのかが分かります。
参考にした情報
- 番組表.Gガイド「カラヤン ブラームス交響曲全集(2)」
- WEBザテレビジョン「いまよみがえる伝説の名演奏・名舞台」
- IMZ Media「8K: Revival Of Legendary Fine Performances」NHK出品作品資料
- Deutsche Grammophon「KARAJAN Symphony Edition」
- ヘルベルト・フォン・カラヤン公式サイト「Recordings」
よくある質問
11月5日のカラヤンの番組で演奏される曲は何ですか?
ブラームスの交響曲第3番 ヘ長調 作品90と、交響曲第4番 ホ短調 作品98です。
演奏者と指揮者は誰ですか?
ヘルベルト・フォン・カラヤンが指揮し、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団が演奏します。
演奏映像はいつ、どこで収録されましたか?
1973年にドイツ・ベルリンのフィルハーモニーで収録された映像です。
8Kと22.2マルチチャンネルの両方に対応していますか?
番組資料では、ネガフィルムを8K映像に、音声を22.2マルチチャンネルにリマスターしたと紹介されています。
まとめ
11月5日17時からNHK BS8Kで放送される「カラヤン ブラームス交響曲全集(2)」は、ブラームスの交響曲第3番と第4番を、カラヤン指揮・ベルリン・フィルの演奏で楽しめる番組です。
1973年のベルリン収録映像を8Kに復元し、音声も22.2マルチチャンネルにリマスターしている点が大きな特徴です。前半の第1番・第2番を扱った「全集(1)」と合わせて、カラヤンとベルリン・フィルが築いたブラームス演奏の世界を味わえます。

