鑑定品の正体を詳しく解説!マイセン・アマティ・10カラットルビーの見どころ|開運!なんでも鑑定団11月7日|11/7 15:30
2026年11月7日(土)15時30分から、BSSテレビ(島根・鳥取)で「開運!なんでも鑑定団」が放送されます。
今回の見どころは、瀬川瑛子さんが長く大切にしてきたマイセンのフィギュア、父の形見として残されたアマティのバイオリンとサルトリーの弓、そして10カラットのルビーです。いずれも名前や見た目だけでは価値を判断できない、来歴や真贋が気になる品ばかりです。
今回の放送内容は、テレビ東京で2026年9月22日に放送された回にあたります。番組の公式記録に残る鑑定内容をもとに、3つのお宝の背景と注目点を整理します。
11月7日の放送日時・出演者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年11月7日(土)15:30〜 |
| 放送局 | BSSテレビ(島根・鳥取) |
| 番組名 | 開運!なんでも鑑定団 |
| MC | 今田耕司、福澤朗、菅井友香 |
| ゲスト | 瀬川瑛子 |
| 出張リポーター | 平子祐希 |
| 出張ゲストコメンテーター | 柴田理恵 |
| 特別企画MC | 中原みなみ(テレビ東京アナウンサー) |
| ナレーター | 銀河万丈、冨永みーな |
今回の放送では、瀬川瑛子さんのマイセンのフィギュアに加え、アマティのバイオリンとサルトリーの弓、10カラットのルビーの指輪が紹介されます。
また、出張鑑定では「第4回 平成世代のお宝鑑定大会」が行われ、特別企画として鑑定団MCによる目利き企画も登場します。
瀬川瑛子のマイセンは「アジア」?作品の背景と鑑定額
瀬川瑛子さんが持参したのは、40年ほど前に応援してくれていたファンから贈られたマイセンのフィギュアです。長年、自宅のガラスケースに入れて大切に眺めてきた品で、テレビ東京の公式紹介記事では作品名が「アジア」と説明されています。
公式紹介によると、このフィギュアは1880年ごろに制作されたものです。原型は18世紀のマイセンの造形師ヨハン・フリードリヒ・エバーラインが手がけた「四大陸」を表す作品の一つとされ、ヨーロッパ、アフリカ、アジア、アメリカをそれぞれの人物像などで表現する美術的な流れにつながっています。
瀬川さんの本人評価額は25万円でしたが、鑑定結果は150万円でした。40年大切にしてきた思い出の品が、本人の予想を大きく上回る評価となった点も印象的です。
一方で、作品には細かな傷みも確認されています。テレビ東京の紹介記事によると、磁器でできた細い鎖が折れていたほか、女性の指にも修復された跡が見られました。
鑑定士は作品そのものの価値を認めたうえで、きちんと修復することを勧めています。
マイセン磁器はなぜ評価される?
マイセンは、ドイツのザクセン州にある古都マイセンで1710年に誕生した磁器製作所です。日本公式サイトでは、ヨーロッパで初めて硬質磁器を生み出した窯として、その歴史と伝統が紹介されています。
当時のヨーロッパでは中国や日本の磁器が高く評価されていました。ザクセン選帝侯アウグスト強王は東洋磁器を熱心に収集し、磁器づくりの研究を進めた結果、マイセンの誕生につながりました。
マイセンの作品は、製作年代や造形、絵付け、保存状態など、複数の要素を見ていく必要があります。日本公式サイトによれば、製作所では人形の頭部や胴体、手足などを複数のパーツから組み立てる造形技術が受け継がれ、膨大な石膏型も保管されています。
そのため、マイセンというブランド名だけで価値が決まるわけではありません。どの時代の作品なのか、どの造形師の原型に基づくのか、欠けや修復があるのかといった情報が、個々の作品を理解する手がかりになります。
今回の「アジア」は、18世紀の造形をもとに19世紀後半に作られた作品として紹介されました。古い原型と後年の制作が結びついた点も、鑑定の見どころです。
アマティのバイオリンとサルトリーの弓は本物?鑑定額は合計1050万円
もう一つの注目品は、依頼人の父親が生前に入手したバイオリンと弓です。父親は海外のオーケストラでヴァイオリニストとして働いていた時期があり、知人の紹介でこの品を手に入れたといいます。
父親は亡くなる前に「価値があるから忘れないで」と伝えていました。家族には演奏する人がいないため、価値のある品ならば弾いてくれる人に譲りたいという思いも語られています。
番組公式データベースによると、本人評価額は700万円でした。鑑定士の評価は、バイオリンが700万円、弓が350万円で、合計すると1050万円です。
アマティはバイオリン製作の名門
アマティは、イタリアのクレモナで活躍したバイオリン製作家の一族です。メトロポリタン美術館のコレクション解説では、ニコロ・アマティはアマティ一族の中でも重要な製作者として紹介され、優美な形や反応のよさ、甘く豊かな音色が特徴として挙げられています。
ニコロ・アマティの弟子には、グァルネリ家につながる製作者などもいました。後世の名工へと続くクレモナの製作伝統を考えるうえでも、アマティの名は重要です。
ただし、今回の鑑定品はニコロ・アマティ本人がすべてを製作したバイオリンではありません。鑑定士の説明では、アマティ工房に関わった弟子の誰かが製作に携わった品とされています。
さらに、表板と裏板は1700年前後のものと推定される一方、渦巻き部分と横板は1800年前後のものと判断されました。異なる時代の部材を組み合わせた楽器で、古いバイオリンではそのような修理・再構成が見られることもあると説明されています。
つまり、ラベルや呼び名に「アマティ」とあることだけで、名工本人の完全な作品と判断することはできません。木材の年代、各部の作り、修理の履歴、音色などを総合して鑑定する必要があります。
サルトリーの弓が注目される理由
弓の製作者として登場するサルトリーは、フランスの弓製作家ウジェーヌ・ニコラ・サルトリーです。SARTORY TOKYOの紹介では、1871年にフランスのミルクールで生まれ、父親から弓づくりを学び、若くして自身の工房を構えた人物とされています。
同サイトによると、サルトリーは複数の工房で経験を積み、ジョゼフ・アルフレッド・ラミーの工房でも学びました。18歳で自身のアトリエを持ち、各地のコンクールで賞を受けた経歴があります。
今回の弓について、番組の鑑定士はサルトリー本人の本物と判断しました。さらに、エミール・ジェルマンのために製作された弓と説明され、珍しい品として評価されています。
バイオリン本体と弓は一緒に使う楽器ですが、製作者や来歴は別々に確認されます。今回も、バイオリンは工房作品としての評価、弓はサルトリー本人の作品としての評価が分けられた点が重要です。
10カラットのルビーは天然?合成ルビーとの違い
番組では、10カラットのルビーの指輪も鑑定されます。この石は、もともと依頼人の母親が嫁入りの際に実家から贈られたもので、長い年月を経て受け継がれてきた品です。
依頼人は40年ほど前に宝飾店で指輪に仕立て直した際、店主から「いい石で500万円はする」と言われたそうです。石の内部に天然ルビーに見られるインクルージョンがあると考え、本物だと信じていたことも紹介されました。
しかし、番組の鑑定結果は天然ルビーではなく合成ルビーでした。鑑定士によると、石の内部にあるように見えた「シルク」と呼ばれる特徴は、実際にはカットされた石の表面に付いた研磨痕だったと説明されています。
合成ルビーは天然ルビーと同じ鉱物の性質を持つ人工的に作られた石です。色が赤く、見た目が似ていても、天然石か合成石かは外観だけでは判断できません。
10カラットでも天然とは限らない
カラットは宝石の重さを示す単位で、1カラットは0.2グラムです。10カラットは重さとして大きな石ですが、サイズが大きいことだけで天然・合成の区別や価格が決まるわけではありません。
GIA(米国宝石学会)は、ルビーについて、重量や寸法、形、カット、色などを評価するほか、天然石かラボで作られた石か、検出できる処理があるかを報告書で示すと説明しています。GIAはルビーをダイヤモンドのように等級づけするのではなく、石の特徴を識別する役割を担っています。
天然ルビーにも加熱などの処理が施される場合があり、天然かどうかだけでなく、どのような処理が確認されるかも大切です。見た目や内包物の印象だけで判断せず、専門機関の鑑別結果を確認することが重要になります。
今回の鑑定士は、もし天然かつ非加熱で、10カラットでありながら依頼品ほど内部がきれいなルビーなら、1億円以上の価値になる可能性があると説明しました。これは今回の石の評価額ではなく、条件がそろった天然石についての仮定の話です。
平成世代のお宝鑑定大会にも注目
今回の出張鑑定は「第4回 平成世代のお宝鑑定大会」です。テレビ東京の公式放送記録には、裏千家の茶入・棗・中次、明治通宝札1円、縄文土器、幕末三舟の掛軸、1815年発行の20フラン金貨などが並んでいます。
茶入や棗、中次は茶道具として使われる器物です。形や用途、伝来、作者や時代などが鑑定の手がかりになりますが、今回の個々の品について、確認できない作者や鑑定額を先回りして断定することはできません。
明治通宝札は明治初期に発行された紙幣で、紙幣の保存状態や発行時期、希少性などが評価のポイントになります。縄文土器は、時代や出土状況、形状、保存状態など、資料としての背景が重要です。
幕末三舟は、幕末から明治にかけて活躍した勝海舟・山岡鉄舟・高橋泥舟を指す呼び名です。掛軸の場合は、誰の書か、真筆かどうか、紙や表装の状態などが見どころになります。
1815年発行の20フラン金貨も登場します。金貨は額面だけでなく、発行国や年代、金の品位、保存状態、現存数などによって評価が変わるため、コレクターの関心を集める分野です。
このように、今回の鑑定大会は磁器や楽器、宝石だけでなく、茶道具、古紙幣、考古資料、書画、金貨まで幅広いジャンルが並びます。どの品にも、持ち主が大切にしてきた理由と、専門家が見る価値の基準がある点に注目です。
瀬川瑛子のプロフィールと今回の見どころ
瀬川瑛子さんは、歌手として長く活動してきた人物です。代表曲「命くれない」は大きなヒットとなり、幅広い世代に知られています。
今回のお宝は、ファンから贈られて40年ほど大切にしてきたマイセンのフィギュアです。作品の価値だけでなく、長い年月をともに過ごした思い出が重なっていることも、鑑定の場面を印象深くしています。
瀬川瑛子さんの歌手としての歩みや「命くれない」については、瀬川瑛子「命くれない」はなぜヒット?でも紹介しています。
今回の放送は、同じ9月22日放送回を扱ったアマティ・バイオリンや10カラットルビー、瀬川瑛子のマイセンを紹介した記事や、10月31日の山形テレビ放送回の記事とも関連します。こちらでは放送回の情報を確認しながら、今回の記事では作品の背景や鑑定の見方を中心に取り上げました。
参考にした情報
- BSSテレビ 番組表
- テレビ東京「開運!なんでも鑑定団」公式サイト
- テレビ東京 2026年9月22日放送分の番組情報
- テレビ東京「開運データベース」2026年9月22日放送分
- テレビ東京プラス「瀬川瑛子、40年前にファンからもらったマイセンのフィギュア」
- テレビ東京「アマティのバイオリンとサルトリーの弓」
- テレビ東京「ルビーの指輪」
- マイセン日本公式サイト「歴史」
- マイセン日本公式サイト「国立マイセン磁器製作所」
- SARTORY TOKYO「About」
- The Metropolitan Museum of Art「Violin, Nicolò Amati」
- GIA「Does GIA grade ruby?」
よくある質問
11月7日の「開運!なんでも鑑定団」は何時からですか?
BSSテレビでは、2026年11月7日(土)15時30分から放送予定です。
アマティのバイオリンとサルトリーの弓はいくらと鑑定されましたか?
番組公式データベースでは、バイオリンが700万円、サルトリーの弓が350万円で、合計1050万円と記録されています。
10カラットのルビーは天然石でしたか?
番組の鑑定結果では天然ルビーではなく合成ルビーでした。10カラットという大きさだけでは天然か合成かは判断できません。
瀬川瑛子のマイセンのフィギュアはいくらでしたか?
作品名は「アジア」で、番組紹介記事に記載された鑑定結果は150万円でした。
まとめ
11月7日放送の「開運!なんでも鑑定団」では、瀬川瑛子さんが40年ほど大切にしてきたマイセンのフィギュア「アジア」、アマティのバイオリンとサルトリーの弓、10カラットのルビーの指輪が見どころです。
公式記録では、マイセンのフィギュアは150万円、バイオリンは700万円、サルトリーの弓は350万円と評価されました。一方、10カラットのルビーは天然石ではなく合成ルビーという結果でした。
作品名やブランド名だけでは分からない制作年代、工房との関係、修復歴、宝石の天然・合成の違いまで知ると、鑑定の見方がより深まります。今回の放送では、それぞれのお宝に込められた持ち主の思いと、専門家による判断の違いにも注目です。

