TV

  • HOME
  • ブログ
  • TV
  • 開運!なんでも鑑定団10月25日|103歳叔母のモモイロサンゴ550万円の理由と伊藤若冲5000円の真相|10/25 16:19

開運!なんでも鑑定団10月25日|103歳叔母のモモイロサンゴ550万円の理由と伊藤若冲5000円の真相|10/25 16:19

10月25日(日)16時19分から広島ホームテレビで放送予定の「開運!なんでも鑑定団」は、103歳で亡くなった叔母が遺したモモイロサンゴと、亡き父が本物と信じた伊藤若冲の掛軸が大きな見どころです。

この回はテレビ東京で2026年5月19日に放送された内容で、結論はかなり対照的でした。購入額200万円だったモモイロサンゴは鑑定額550万円。一方、本人評価額300万円だった伊藤若冲の掛軸は鑑定額5000円で、番組公式データベースでは偽物と判定されています。

すでに同じ回の鑑定結果をまとめたなんでも鑑定団8月30日再放送の結果記事があります。今回は単に金額を並べるのではなく、なぜサンゴは購入額を大きく上回り、若冲は大幅に下がったのかという鑑定の根拠を中心に整理します。

10月25日の放送内容と出演者

項目内容
放送日2026年10月25日(日)
放送開始16:19
放送局広島ホームテレビ
主な宝モモイロサンゴ、藤井勉の絵3点、伊藤若冲の掛軸、古九谷の大皿など
初回放送テレビ東京 2026年5月19日

テレビ東京公式の初回放送ページでは、MCは今田耕司さん、福澤朗さん、菅井友香さん。ゲストは林家つる子さん、出張鑑定は福岡県大野城市で、原口あきまささんが出張リポーターを務めています。

番組MCの菅井友香さんについては菅井友香さんのプロフィールで、櫻坂46卒業後の活動などをまとめています。福澤朗さんは福澤朗さんのプロフィールでも詳しく紹介しています。

103歳叔母のモモイロサンゴは550万円|なぜ高かった?

希少な大型の本物で、独特の色合いと約300年という成長期間が評価されたためです。 購入時200万円だった品は、番組で550万円と鑑定されました。

41年ほど前に200万円で購入した「海の宝石」

依頼品は、3年前に103歳で亡くなった叔母が遺したモモイロサンゴです。叔母は骨董収集を趣味にしていたわけではありませんでしたが、頼まれると断れない性格で、展示会などでさまざまな品を買っていたといいます。

このサンゴもその一つで、約41年前に200万円で購入。依頼人の丹野正男さんは、叔母の世話をしていたこともあり、約20年前に骨董品をまとめて譲り受けました。

丹野さん自身も骨董にはあまり興味がなかったものの、このサンゴだけは「すごいものではないか」と感じ、本人評価額を購入時と同じ200万円に設定しました。

鑑定結果は550万円|購入額の2倍以上

放送で示された鑑定結果は550万円でした。200万円で買った品が、約41年を経て購入額の2倍を大きく超える評価になったことが、この回の大きな驚きです。

ここで重要なのは「昔買ったから値上がりした」という単純な話ではありません。テレビ東京公式の開運データベースでは、鑑定士の近藤健治さんが本物と判定し、「スカッチ」と呼ばれる種類であることを説明しています。

高評価の理由1|桃色と白が混ざる独特の色合い

公式解説では、このサンゴは桃色の部分と白い部分が混ざり合う色合いが特徴とされています。サンゴは宝飾品として加工されることも多い一方、今回の依頼品は大きな原木の姿そのものが価値につながっています。

単に「赤ければ高い」「大きければ高い」というのではなく、種類、色、状態、形、大きさなど複数の条件を見て評価される点がポイントです。

高評価の理由2|水深約250mの深海で約300年成長

さらに驚くのが成長に必要な時間です。公式データベースによると、今回のサンゴは水深約250mの深海で、約300年をかけて成長したものと説明されています。

つまり、現在同じ規模のものを簡単に育てたり手に入れたりできるものではありません。鑑定士は、今後これほど大きなものを入手することは困難だと評価しました。

550万円という数字の背景には、宝石としての見た目だけでなく、自然が長い時間をかけて作った再現しにくさと希少性があります。

伊藤若冲の掛軸は本物?鑑定結果は5000円

亡き父が本物だと信じた花鳥図

出張鑑定で登場したのが、曾我部良子さんが持参した伊藤若冲の掛軸です。本人評価額は300万円。

若冲は江戸時代を代表する画家の一人で、真筆で状態のよい作品なら高い評価が期待されます。だからこそ、亡き父が信じていた作品が本物なのかという点が、この回の大きな緊張感につながりました。

結果は5000円。テレビ東京公式データベースでははっきり「偽物」と判定されています。

偽物とされた理由1|時代が違う

鑑定士の安河内眞美さんは、本物とは時代が異なると解説しています。作品の紙や絵具、描き方などから、若冲が活動していた江戸時代の作とは考えにくいという判断です。

公式説明では、依頼品は昭和に入ってから描かれた可能性があるとされています。作者名が書かれていたり、家族の中で「若冲だ」と伝わっていたりしても、制作年代が一致しなければ真筆とは認められません。

偽物とされた理由2|絵具が違う

二つ目は絵具です。古い日本画では、時代ごとに使われる顔料や発色、経年による変化に特徴があります。

依頼品は若冲の時代の絵具とは異なると判断されました。これは、見た目が似ているかどうかだけでなく、作品を構成する素材そのものを見る鑑定の重要なポイントです。

偽物とされた理由3|若冲らしくない構図

三つ目は構図です。公式解説では、若冲は依頼品のように多くの要素を画面へ詰め込むことはないと説明されています。

これは今回の「伏線」ともいえる部分です。放送で作品を見たときに、描かれている鳥や植物の数、画面の密度、余白の使い方に注目すると、鑑定士がどこに違和感を持ったのかが分かりやすくなります。

高名な作者の作品ほど、署名や題材だけでなく、その画家が実際にどう画面を作ったかまで比較されるのです。

550万円と5000円の差はどこで生まれた?

この二つのお宝を並べると、鑑定額の差は1000倍を超えます。しかし、鑑定の考え方には共通点があります。

モモイロサンゴは、種類、色合い、サイズ、成長年数といった実物そのものの特徴が希少性を裏付けたことで高評価になりました。

若冲の掛軸は逆に、時代、絵具、構図という実物そのものの特徴が作者名と一致しなかったため、真筆という前提が崩れました。

つまり、家族がいくら大切にしてきたか、昔いくらで買ったか、有名作家の名前が付いているかだけで金額は決まりません。品物自体から読み取れる証拠が、来歴の話と合っているかどうかが決定的です。

藤井勉の絵3点は本物|160万円の鑑定結果

スタジオには、近代洋画家・藤井勉の絵3点も登場します。依頼人の母親が退職時の自分へのご褒美として展示即売会で購入したもので、少女の油彩画2点とバラの水彩画1点です。

本人評価額は3点で100万円。鑑定結果は160万円でした。

テレビ東京公式では、3点とも本物で、いずれも2005年頃、藤井勉が60歳の円熟期に描いた作品とされています。少女2点のモデルは次女の亜希子さんで、髪の質感や肌の滑らかさなど細部まで丁寧に描かれている点が評価されました。

ただし、藤井勉作品は市場に出る数が比較的多く、価格は落ち着いているとも解説されています。本物であっても、希少性や市場での流通量によって価格が決まることがよく分かる例です。

古九谷の大皿は500万円|裏が白くても本物だった

福岡県大野城市の出張鑑定では、古九谷の大皿も登場します。依頼人は10年前、なじみの骨董店で一目ぼれし230万円で購入しました。

不安材料は、古九谷の青手には裏面まで彩色されたものが多いのに、依頼品の裏が白かったことです。「半端な品をつかまされたのでは」と心配していました。

しかし鑑定結果は500万円。テレビ東京公式では17世紀に作られた古九谷の皿と判定され、絵具を厚く盛るような彩色、のびやかな線、色のコントラストが評価されています。

この結果も、先入観だけで真贋を決められないことを示しています。裏が白いという一点だけでは偽物にならず、時代、技法、線、色などを総合して判断されたわけです。

今回の鑑定を時系列で見ると面白いポイント

今回の回は、最初から「高そうな品が高かった」というだけではありません。依頼人たちはそれぞれ異なる不安を抱えています。

モモイロサンゴは「200万円も払った品は本当に価値があるのか」。藤井勉の絵は「母が高額で買った3点は本物なのか」。若冲は「亡き父が信じた作者名は正しいのか」。古九谷は「裏面が白いのは怪しくないか」という疑問です。

鑑定結果は、サンゴと古九谷が本人評価額を上回り、藤井勉も本物。一方で若冲は大きく下回ります。放送を見るときは結果の数字だけでなく、鑑定前に依頼人が何を心配していたかを覚えておくと、鑑定士の説明がより面白く感じられます。

「高額になる伏線」と「偽物の伏線」はどこにあった?

モモイロサンゴの高額評価につながる伏線は、まず大きさです。さらに、単色ではなく桃色と白が混ざる「スカッチ」という種類で、約300年かけて成長したという背景が価値を押し上げました。

若冲の掛軸の偽物判定につながる伏線は、作品の画面そのものにあります。若冲の真筆と比べたとき、時代、絵具、構図が合わず、とくに多くの要素を詰め込みすぎた画面構成が違和感として指摘されました。

古九谷では逆に、「裏が白いから偽物かもしれない」という依頼人の不安が外れます。17世紀の作品として成立する技法と表現が確認され、500万円という結果になりました。

このように、今回の回では依頼人が怪しいと思っていた点と、鑑定士が本当に見る点が必ずしも同じではないところが見どころです。

参考にした情報

よくある質問

103歳叔母のモモイロサンゴの鑑定額はいくらですか?

鑑定額は550万円です。本人評価額は購入額と同じ200万円でした。

伊藤若冲の掛軸は本物でしたか?

本物ではありませんでした。テレビ東京公式では、時代・絵具・構図が若冲の真筆と異なり、昭和に入ってから描かれた可能性があると説明されています。鑑定額は5000円でした。

藤井勉の絵3点と古九谷の大皿はいくらでしたか?

藤井勉の絵3点は160万円、古九谷の大皿は500万円という鑑定結果でした。いずれも本物と評価されています。

まとめ

10月25日放送の「開運!なんでも鑑定団」で最も対照的なのは、モモイロサンゴ550万円と伊藤若冲の掛軸5000円という結果です。

サンゴは本物の「スカッチ」で、桃色と白が混ざる色合い、大きさ、約300年という成長期間、今後同規模のものを得にくい希少性が高評価につながりました。

若冲の掛軸は、作者名ではなく実物の時代・絵具・構図を検討した結果、真筆ではないと判断されました。藤井勉の絵3点は本物で160万円、古九谷の大皿も17世紀の本物で500万円。今回の回は、品物の来歴だけでなく、素材・技法・時代・構図という実物の証拠が鑑定額を左右することがよく分かる内容です。

このテーマの関連記事はこちら