ドラマ「会社員」に原作はある?吉田羊主演作の脚本・WDRプロジェクトと「3000万」との関係|10/13 22:00
吉田羊さん主演のNHKドラマ10「会社員」について、「原作は小説?」「漫画がある?」「脚本は誰?」と気になる人は多いでしょう。
結論からいうと、現在公表されている制作情報では既存の小説や漫画を原作とする作品ではなく、NHKの脚本開発チームWDRプロジェクトから生まれたオリジナル企画として案内されています。脚本は名嘉友美さん、松井周さん、あさか友恵さん、縦谷宗さんの4人が担当します。
「会社員」に原作小説・漫画はある?
公式発表では「WDR(Writers’ Development Room)プロジェクト」から生まれた作品と説明されており、原作小説・原作漫画のクレジットはありません。つまり、放送前の時点で確認できる範囲では、既存作品の映像化ではなくオリジナルドラマとして見るのが適切です。
原作があるドラマでは、放送前から結末や人物関係を原作で確認できる場合があります。しかし「会社員」はオリジナル企画のため、未放送の展開を原作から先読みする形はできません。匿名の脅迫文の送り主や物語の結末も、公式に明かされていない部分は推測と事実を分けて考える必要があります。
脚本は4人のチームライティング
| 担当 | 名前 |
|---|---|
| 作 | 名嘉友美 |
| 作 | 松井周 |
| 作 | あさか友恵 |
| 作 | 縦谷宗 |
| 音楽 | yuma yamaguchi |
| 演出 | 保坂慶太、大嶋慧介、西尾友希 |
| 制作統括 | 上田明子、石村将太 |
「会社員」は一人の脚本家が全話を単独で書く一般的な体制とは異なり、WDRの考え方をもとに複数人で企画と脚本を作り上げています。制作発表では、脚本家だけでなくディレクターやプロデューサーも話し合いを重ねながら物語を構築したことが紹介されています。
WDRプロジェクトとは?
WDRはWriters’ Development Roomの略で、NHKが2022年に立ち上げた脚本開発の取り組みです。公募で選ばれたメンバーがチームとなり、オリジナルのシリーズドラマを開発します。
海外ドラマでは複数のライターが企画や人物設定を共有しながらシリーズを作る「ライターズルーム」の方式が知られています。WDRは、日本のドラマ制作の中でその考え方を取り入れ、チームでオリジナル作品を育てる試みとして位置づけられています。
「会社員」はWDR第2弾|第1弾は「3000万」
WDRプロジェクトから生まれた第1弾作品は、2024年にNHKで放送された土曜ドラマ「3000万」です。「会社員」はその流れを受けた第2弾にあたります。
ただし、「会社員」が「3000万」の続編という意味ではありません。ストーリーや登場人物がつながるシリーズ作品ではなく、同じ脚本開発の仕組みから生まれた別のオリジナルドラマです。
共通点として注目できるのは、事件やサスペンスの面白さだけでなく、登場人物の選択や日常の感情をチームで掘り下げる制作姿勢です。今回の「会社員」では、企業組織の中で働く人々の価値観や良心が中心テーマになります。
なぜ複数脚本家で「会社員」を描くのか
会社という組織には、経営側、管理職、若手、専門職、派遣社員、コンプライアンス部門など、多様な立場の人がいます。「会社員」も主人公・宮木英理子だけでなく、斉藤るり、寺田一輝、山岸光、桜井浩介、東海林正則、安西善之と、立場の異なる人物が配置されています。
複数の作り手が人物の価値観や行動を検討するチームライティングは、誰か一人を単純な善悪へ寄せず、組織の中でそれぞれが違う事情を抱える物語と相性が良いと考えられます。制作陣も、登場人物の内面の変化を丁寧に扱うことを今回の脚本づくりのテーマとして語っています。
原作がないからこそ注目したいポイント
- 匿名の脅迫文の送り主や目的は、未発表部分を先回りせず本編で確認する。
- 英理子が「会社員としての正義」と「人としての正義」の間でどう選択するかを見る。
- 管理職、派遣社員、若手社員、役員など立場ごとの価値観の違いに注目する。
- 第1弾「3000万」と同じ話ではなく、WDRの制作手法の共通点として比較する。
原作ネタバレを探すタイプの作品ではないため、「原作ではどうなる?」よりも、放送で提示される事実と各人物の選択を追う楽しみが大きいドラマです。
よくある質問(FAQ)
ドラマ「会社員」に原作はありますか?
公表されている制作情報では原作小説・漫画のクレジットはなく、WDRプロジェクトから生まれたオリジナル企画です。
「会社員」の脚本家は誰ですか?
名嘉友美さん、松井周さん、あさか友恵さん、縦谷宗さんの4人です。
WDRとは何ですか?
Writers’ Development Roomの略で、NHKが立ち上げたチーム型の脚本開発プロジェクトです。
「会社員」は「3000万」の続編ですか?
続編ではありません。「3000万」はWDR第1弾、「会社員」は第2弾で、同じ開発プロジェクトから生まれた別作品です。
まとめ
ドラマ「会社員」は、既存の小説や漫画の映像化ではなく、WDRプロジェクト第2弾として開発されたオリジナルドラマです。脚本は名嘉友美さん、松井周さん、あさか友恵さん、縦谷宗さんの4人。第1弾「3000万」と物語がつながるわけではありませんが、チームで人物と物語を作る制作手法を受け継いでいます。

