巡査 今泉慎太郎全12話のあらすじ・キャスト|古畑任三郎の事件後を今泉目線で描くスピンオフ|10/11 19:25
10月11日(日)19時25分から日本映画専門チャンネルで、「巡査 今泉慎太郎<デジタルリマスター版>」全12話がまとめて放送されます。
「古畑任三郎」の事件が解決した“その後”を、古畑に振り回され続ける今泉慎太郎の側から描く短編シリーズです。本編では脇役として笑いを生む今泉が、科研室で桑原に不満や事件の顛末を語ることで、同じ出来事がまったく違う表情に見えてきます。
今回は全12話一挙放送に合わせ、公式情報と映像商品の収録情報をもとに、各話の並び、元になった「古畑任三郎」第2シリーズとのつながり、主要キャスト、見どころを時系列で整理します。
10月11日の放送日時と出演者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月11日(日)19:25〜21:00 |
| 放送局 | 日本映画専門チャンネル |
| 放送内容 | 「巡査 今泉慎太郎」#1〜#12 全12話 |
| 放送時間 | 87分 |
| 脚本 | 三谷幸喜 |
| 演出 | 河野圭太/松田秀知/平野眞 |
| 主な出演 | 西村まさ彦(公式ページ表記は西村雅彦)/伊藤俊人/白井晃/小林隆/石井正則/八嶋智人 |
日本映画専門チャンネル公式では、科研室を舞台に今泉と桑原の掛け合いを基本にしたシチュエーション・コメディと紹介されています。字幕放送の表示もあり、デジタルリマスター版として全話をまとめて楽しめる編成です。
脚本を手がけた三谷幸喜さんのプロフィールや代表作も、作品の会話劇をより深く味わいたい方にはあわせて参考になります。
巡査 今泉慎太郎はどんなドラマ?
「古畑任三郎」第2シリーズのアフター・ストーリーとして作られた短編です。公式説明では、第2シリーズの各話が放送された日の深夜に10分枠で放送され、事件解決後の今泉が科研室へ駆け込み、鑑識課の桑原を相手に古畑への鬱憤をぶちまける構成とされています。
本編の「古畑任三郎」は、犯人が先に示される倒叙形式で、古畑が言葉と観察力で追い詰めるのが大きな魅力です。一方「巡査 今泉慎太郎」は、その名推理の陰でさんざんな目に遭った今泉の感情を前面に出します。同じ事件を“名探偵の勝利”ではなく“部下の受難”として見るところに、このスピンオフならではのおかしさがあります。
舞台が科研室にほぼ固定されるため、派手な事件再現よりも西村まさ彦さんと伊藤俊人さんの会話のテンポが中心です。今泉が勢いよく語り、桑原が受け止めたり冷静に返したりすることで、その日の事件を思い返せる作りになっています。
全12話のあらすじを時系列で紹介
日本映画専門チャンネル公式は各短編の詳細な筋書きを個別には掲載していません。そこでここでは、ポニーキャニオンのDVD収録情報で確認できる各話タイトルと、対応する「古畑任三郎」本編を軸に、全12話がどのような順番で続くのかを整理します。
第1話「帰って来た慎太郎の巻」
第2シリーズ第1話「しゃべりすぎた男」の後に位置する短編です。本編では今泉自身が殺人事件の容疑者として逮捕される展開があり、古畑は弁護士の小清水潔を真犯人と見抜いていきます。
いきなり当事者として事件に巻き込まれた今泉から始まるため、このスピンオフの「事件後に今泉が何を言いたいのか」という型が最も分かりやすい入口です。
第2話「慎太郎怒るの巻」
「笑わない女」の後日談にあたります。映像商品情報では、厳格な女子学院で起きた殺人事件と、寮長の宇佐美ヨリエを古畑が追う本編に対応しています。
短編側では今泉と桑原の科研室でのやり取りが中心となり、事件そのものとは別に、古畑との上下関係から生まれる今泉の不満が笑いへ変わっていくのがシリーズの基本線です。
第3話「慎太郎名推理の巻」
対応する本編は「ゲームの達人」。推理作家夫妻の死をめぐり、医師・乾研一郎の証言や遺書に古畑が疑問を持つ事件です。
“名推理”というタイトルが付くことで、いつも古畑の後ろを走る今泉がどこまで自分の推理を主張できるのかが気になる回です。古畑本編の推理回としての味わいを確認したい方は、別シリーズですが古畑任三郎第3話「笑える死体」の解説も関連記事として読めます。
第4話「ライバル登場の巻」
「赤か、青か」の後に続きます。本編は遊園地に爆弾が仕掛けられ、今泉が観覧車に乗っているという緊迫した設定で、爆弾処理の専門家・林功夫が登場します。
今泉が事件の外側にいるだけでなく、危険のただ中に置かれるため、第1話とは違う意味で“今泉の受難”が強く印象に残る流れです。
第5話「慎太郎危機一髪の巻」
対応する「偽善の報酬」では、脚本家・佐々木高代を古畑が早い段階から疑いながら、凶器が見つからないという壁にぶつかります。
短編タイトルも「危機一髪」。シリーズを続けて見ると、今泉が毎回の事件で何を見て、何に怒り、どんな形で桑原に持ち込むのかという反復が、少しずつ変化していく面白さがあります。
第6話「まいったぜ慎太郎の巻」
「VSクイズ王」とセットになる回です。本編では人気クイズ番組の収録を控えたテレビ局でスタッフの遺体が見つかり、古畑が7週連続チャンピオンの千堂謙吉を疑います。
舞台や事件の性格が大きく変わっても、今泉側では“古畑の事件の後始末”が続きます。ここまで連続で見ると、短時間の会話劇なのに本編の余韻を毎回別角度で締め直していることが分かります。
第7話「負けるな慎太郎の巻」
第2シリーズ「動機の鑑定」に対応する短編としてDVDに収録されています。タイトルからも、今泉が簡単にはめげずに自分なりの立場を守ろうとするシリーズのキャラクター性が伝わります。
このあたりからは事件説明だけでなく、今泉と桑原の関係そのものを追うのがおすすめです。桑原は単なる聞き役ではなく、今泉の感情を引き出す相手として重要な存在になっています。
第8話「フニャフニャ慎太郎の巻」
「魔術師の選択」の後日談として収録された短編です。全話を一気に見る今回の放送では、タイトルの言葉だけでも今泉の感情の振れ幅が大きいことが分かります。
怒ったり、落ち込んだり、張り切ったりする今泉の変化は、本編での“頼りない部下”という一面をより立体的に見せる要素です。
第9話「箱入り慎太郎の巻」
対応するのは「間違われた男」。短編は引き続き科研室での会話を基調としつつ、その日の本編を今泉の目線で受け直します。
全12話をまとめて視聴すると、古畑が画面にいなくても存在感を放ち続けるところもポイントです。今泉が古畑について話せば話すほど、上司の癖や二人の距離感が浮かびます。
第10話「慎太郎逆襲の巻」
「ニューヨークでの出来事」と組み合わされた短編です。第1話から積み上がった今泉の鬱憤が、“逆襲”というタイトルにどう表れるのかが見どころになります。
本編の事件解決だけを追っていた視聴者にとっては、事件後に今泉の生活が続いていると想像させる短編が、シリーズ世界を広げる役目も果たしています。
第11話「さらば慎太郎の巻」
第2シリーズの締めにあたる「しばしのお別れ」と対応する一編です。1996年の連続放送分としては、この回がひとつの区切りになります。
「帰って来た慎太郎」で始まり「さらば慎太郎」に至る題名の流れも、今回の一挙放送なら気づきやすい部分です。短編を単独で見るより、順番に追うことで連作としての遊びが伝わります。
第12話「大空の怪事件」
第12話は2004年放送の「古畑任三郎 すべて閣下の仕業」の映像商品に特典として収録されたエピソードです。ポニーキャニオンのCOMPLETE Blu-ray BOX案内でも「今泉慎太郎『大空の怪事件』」の収録が確認できます。
1996年の短編群とは時期が離れており、今回の全12話放送ではシリーズの後年の追加編まで一緒に見られることが大きなポイントです。
主要キャストと役名
今泉慎太郎:西村まさ彦
古畑任三郎の部下。古畑の捜査に同行しながら振り回されることが多く、本編ではコミカルな存在として欠かせません。この短編では主役となり、上司に対して抱えていた不満や、その日の事件への思いを思う存分語ります。
番組公式では旧芸名の西村雅彦表記も使われていますが、番組表では現在の「西村まさ彦」表記が見られます。
桑原万太郎:伊藤俊人
科研室で今泉を迎える鑑識課の技官。今泉の長い愚痴や興奮を受け止める相手で、二人の掛け合いが番組の基本フォーマットです。
事件現場で古畑と犯人が駆け引きする本編に対し、こちらは科研室という限られた空間で会話の間と反応を楽しむ作品になっています。
芳賀啓二など:白井晃ほか
日本映画専門チャンネル公式では白井晃、小林隆、石井正則、八嶋智人の出演も案内されています。今泉と桑原だけで完結する回ばかりではなく、「古畑任三郎」世界の人物が顔を出すことで、本編とのつながりが強まります。
見どころは古畑がいない場所で古畑を語ること
一番の面白さは、古畑本人が中心にいないのに、古畑の存在感がずっと続くことです。今泉は事件が終わるたびに科研室へ駆け込み、古畑の言動を振り返ります。名探偵の行動を近くで見ている部下だからこその不満や誤解が、短編コメディとして成立しています。
また、第2シリーズ本編と短編の題名を並べて見ると、「しゃべりすぎた男」の後に「帰って来た慎太郎」、「赤か、青か」の後に「ライバル登場の巻」といった形で、本編の事件から今泉の感情へ視点を切り替える作りが分かります。
87分で12話という短さも一挙放送向きです。1話ごとに大きな事件を最初から説明する作品ではなく、本編を知る人ほど“事件後の余白”を楽しめます。逆に初めて見る場合でも、今泉と桑原の会話劇として人物関係をつかみやすい作品です。
デジタルリマスター版で見るポイント
今回の日本映画専門チャンネル放送はデジタルリマスター版です。公式ページではステレオ、アップコンバート、カラー、字幕放送の表示があります。
1996年の第2シリーズ放送当時に短い深夜枠で見ていた方にとっては、全話をまとめて見直せる機会です。さらに2004年の「大空の怪事件」まで含むため、映像商品で追ってきたファンにも全体像を確認しやすい編成になっています。
参考にした情報
- 日本映画専門チャンネル「巡査 今泉慎太郎<デジタルリマスター版>#1-12(全12話)」
- スカパー!「巡査 今泉慎太郎<デジタルリマスター版>#1-12」
- ポニーキャニオン「古畑任三郎 2nd season DVD-BOX」
- ポニーキャニオン「古畑任三郎 COMPLETE Blu-ray BOX」
よくある質問
巡査 今泉慎太郎は古畑任三郎のスピンオフですか?
はい。「古畑任三郎」第2シリーズの各事件の後を、今泉慎太郎の視点から描く短編スピンオフです。
10月11日の放送は何話までありますか?
第1話から第12話までの全12話です。19時25分から21時まで、87分枠でまとめて放送されます。
主演は誰ですか?
今泉慎太郎役の西村まさ彦さんです。科研室の桑原役を伊藤俊人さんが演じ、二人の掛け合いが中心です。
第12話「大空の怪事件」は1996年の放送ですか?
第12話は1996年の連続短編とは別で、2004年の「古畑任三郎 すべて閣下の仕業」の映像商品にも特典として収録された後年のエピソードです。
まとめ
10月11日放送の「巡査 今泉慎太郎」は、古畑任三郎第2シリーズの事件後を今泉の側から描く全12話の短編コメディです。
第1話「帰って来た慎太郎の巻」から第11話「さらば慎太郎の巻」まで1996年の流れを追い、さらに2004年の「大空の怪事件」まで一度に楽しめます。古畑の名推理そのものではなく、そのすぐそばで振り回された今泉と桑原の会話に注目すると、本編とは違う「古畑任三郎」の世界が見えてきます。

