ヒューマニエンス「すい臓」11月6日再放送|インスリンと脳の進化をどう結びつける?|11/6 12:00
11月6日(金)12時からNHK BSP4Kで放送される「ヒューマニエンス」は、「すい臓」寡黙なるヒト進化の同伴者がテーマです。
すい臓は名前を知っていても、どこにあり、何をしている臓器なのか説明しにくい存在です。今回の回では、胃の後ろに隠れるようにある臓器が、消化だけでなくインスリンを通じて体のエネルギー利用に関わり、さらにヒトの脳を維持する仕組みへ話を広げていきます。
ヒューマニエンス「すい臓」の放送日時と出演者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年11月6日(金)12:00〜12:59 |
| 放送局 | NHK BSP4K |
| テーマ | 「すい臓」寡黙なるヒト進化の同伴者 |
| 司会 | 織田裕二、藤井彩子 |
| 出演 | 高橋源一郎、竹山宜典、安藤忠 |
| 語り | 藤井千夏 |
NHKオンデマンドの当該回では、司会として織田裕二さんと藤井彩子さん、出演として高橋源一郎さん、竹山宜典さん、安藤忠さん、語りとして藤井千夏さんが掲載されています。11月6日12時の放送枠は番組表でも確認できます。
司会の藤井彩子さんについては、キニナルの藤井彩子さんのプロフィール・出演番組記事でも紹介しています。
すい臓はどこにある?番組が「寡黙」と表現する理由
すい臓は胃の後ろ側に位置する細長い臓器です。日本膵臓学会は、上腹部の背中側、胃の裏側あたりに位置し、長さはおよそ15cmと説明しています。
体の正面から意識しやすい胃や腸と比べると、すい臓は奥深い場所にあります。NHKオンデマンドの番組説明でも、内臓の中でも見えにくく、胃の後ろに隠れるようにあることが今回の入り口になっています。
番組タイトルの「寡黙なる」という言葉は、すい臓が目立つ臓器ではない一方で、体の中では複数の重要な仕事を続けていることを印象づけます。今回の放送では、普段は意識しにくい臓器を主役に据え、その働きからヒトらしさへ視野を広げていく構成が見どころです。
すい臓には消化と血糖調整という二つの大きな仕事がある
すい臓の働きを理解すると、今回の番組内容がかなり見やすくなります。日本消化器外科学会は、すい臓には外分泌機能と内分泌機能という二つの機能があると説明しています。
外分泌では、食べ物を消化するための膵液を作り、十二指腸へ送り出します。膵液には複数の消化酵素が含まれ、食べ物から栄養を取り込む過程を支えています。
もう一つの内分泌では、インスリンやグルカゴンなどのホルモンを作り、血液中へ分泌します。こちらは食べ物を直接消化する働きではなく、血糖値を調整する役割につながります。
一つの臓器が、消化液を腸へ送る仕事と、ホルモンを血液へ送り出す仕事を兼ねている点が、すい臓の特徴です。番組を見る前にこの二面性を押さえておくと、「なぜインスリンがすい臓回の中心になるのか」が分かりやすくなります。
インスリンと脳の進化はどう結びつく?
今回もっとも気になるのが、番組公式説明にある「ヒトの進化に欠かせない脳を維持するための機能」という視点です。
インスリンは血糖値を調整するホルモンとして知られていますが、「ヒューマニエンス」は単に生活習慣や血糖の話で終わらせず、エネルギーを大量に使う脳と体全体のエネルギー管理を結びつけて考えていきます。
NHKオンデマンドでは、すい臓が作るホルモンの中でもインスリンを重要な働きとして取り上げ、その機能が脳を維持することと関係するという問いを提示しています。つまり今回の焦点は、「すい臓は血糖を下げる臓器」という一言ではありません。
人間の体が食べ物から得たエネルギーをどう配分し、巨大な脳を働かせ続けてきたのか。その背後にある仕組みを、すい臓という控えめな臓器から見直すところに、この回ならではの面白さがあります。
「解体新書」が出るまで存在が知られていなかったという導入にも注目
NHKオンデマンドの説明では、約250年前に『解体新書』が発行されるまで、日本ではすい臓の存在が知られていなかったという歴史的な話も示されています。
今では健康診断や医療情報で「すい臓」という言葉を目にしますが、体の奥にあるため、かつては存在そのものを理解することが難しかった臓器です。番組はこの「見えにくさ」を入り口に、現代科学で分かってきた多面的な働きへ進んでいきます。
出演者と専門家は誰?
NHKオンデマンドの当該回では、司会が織田裕二さんと藤井彩子さん、出演が高橋源一郎さん、竹山宜典さん、安藤忠さん、語りが藤井千夏さんと案内されています。
「ヒューマニエンス」は、専門的な生命科学の話題を、司会やゲストが抱く素朴な疑問と専門家の解説を往復しながら掘り下げる番組です。今回も「すい臓はどこにあるのか」「なぜインスリンが重要なのか」という基本から、進化という大きなテーマへ進む流れがポイントになります。
同番組ではこれまでにも、アレルギー、自律神経、親と子、排出など、人間の体や行動を一つのテーマから深掘りしてきました。最近の別テーマはヒューマニエンス「排出」回の記事でもまとめています。
11月6日放送で押さえておきたい見どころ
一つ目は、すい臓の位置と二つの機能です。胃の後ろ側にある見えにくい臓器が、消化と血糖調整という異なる仕事を担っている点は、番組全体を理解する基本になります。
二つ目は、インスリンを脳の維持という視点から見ることです。血糖を調整するホルモンという一般的な説明から一歩進み、人類の進化や脳のエネルギー利用にまで話が広がるところが「ヒューマニエンス」らしい部分です。
三つ目は、歴史と科学を行き来する構成です。『解体新書』の時代には存在すら広く知られていなかった臓器が、現在では生命活動の重要な調整役として理解されている。そのギャップを知ると、すい臓を見る目が変わりそうです。
参考にした情報
- NHKオンデマンド「ヒューマニエンス 40億年のたくらみ 『すい臓』 寡黙なるヒト進化の同伴者」
- 番組表.Gガイド「ヒューマニエンス 選」
- 日本膵臓学会「膵臓の位置・機能」
- 日本消化器外科学会「膵臓について」
よくある質問
ヒューマニエンス「すい臓」は11月6日の何時からですか?
2026年11月6日(金)12:00から12:59まで、NHK BSP4Kで放送予定です。
すい臓は体のどこにありますか?
胃の後ろ側、上腹部の背中側にある細長い臓器です。体の奥に位置するため、番組でも「見えにくい」臓器として紹介されています。
すい臓の主な働きは何ですか?
食べ物の消化を助ける膵液を分泌する外分泌機能と、インスリンなどのホルモンを分泌して血糖を調整する内分泌機能があります。
今回の注目ポイントは何ですか?
インスリンの働きを、血糖調整だけでなく、ヒトの脳を維持する仕組みや進化との関係から掘り下げる点です。
まとめ
11月6日12時からの「ヒューマニエンス」は、すい臓という目立ちにくい臓器が、人の生命活動をどのように支えているのかを見つめる回です。
胃の後ろにあるすい臓には、膵液を送り出す外分泌と、インスリンなどを血液へ送り出す内分泌という二つの大きな仕事があります。今回の番組では、その中でもインスリンに焦点を当て、脳の維持やヒトの進化へと話を広げていきます。
「すい臓は何をしているの?」という基本的な疑問から、人間の進化という大きなテーマまでつながるのが、この回の見どころです。

