北海道道WILDサッポロ2|ヒグマ・タンチョウ・豊平川のサケに何が起きている?10月17日再放送|10/17 11:00
10月17日(土)11時からNHK総合・札幌で放送される「北海道道 WILDサッポロ2 ―あなたとNEXT―」は、札幌周辺で起きている野生動物の大きな変化を追う回です。
中心になるのは、市街地に現れるヒグマ、およそ100年ぶりに繁殖が戻ったタンチョウ、豊平川で減少するサケという三つのテーマです。同じ札幌圏で起きている出来事を並べて見ることで、都市と野生動物の距離がどう変化しているのかが見えてきます。
北海道道WILDサッポロ2の放送日時と出演者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月17日(土)11:00〜11:27 |
| 放送局 | NHK総合1・札幌 |
| 番組名 | 北海道道 WILDサッポロ2 ―あなたとNEXT― |
| 司会 | 鈴井貴之、多田萌加 |
| 解説 | 向井徹 |
| 主なテーマ | ヒグマ、タンチョウ、豊平川のサケ |
| 放送形態 | 再放送 |
Gガイドの番組情報では、都市の間近で多くの野生動物が暮らす札幌で、ここ数年に起きた変化を長期記録の映像などから報告する内容と案内されています。
出演は鈴井貴之さん、多田萌加さん、向井徹さん。単に動物の姿を紹介するだけではなく、なぜ状況が変わったのか、そして北海道で暮らす人が自然とどう向き合うのかまで考える構成です。
WILDサッポロ2で扱う三つの変化
今回の見どころは、ヒグマ・タンチョウ・サケという性質の異なる三つの生き物を、札幌周辺の環境変化という一つの視点で見ていく点です。
市街地に近づくヒグマ
札幌市は現在も公式サイトでヒグマの出没情報を継続して公開し、地域別の情報や地図、注意事項を案内しています。2026年の情報でも、豊平区羊ケ丘周辺などでカメラによる確認や目撃が記録されています。
番組では、札幌近郊に設置した定点カメラの映像などを使いながら、ヒグマが人の生活圏に近い場所まで現れる背景を追います。山の奥にいる動物というイメージだけでは捉えきれない状況が、札幌では現実の課題になっています。
ヒグマ対策そのものを詳しく知りたい方は、北海道道「クマ対策最前線」の記事もあわせて読むと、今回のテーマを別の角度から理解できます。
約100年ぶりに戻ってきたタンチョウ
もう一つの大きな変化が、札幌近郊の長沼町にある舞鶴遊水地などで見られるタンチョウの繁殖です。
環境省北海道地方環境事務所は2026年3月、舞鶴遊水地で繁殖の兆しが見られたことを受け、一部への立ち入りを制限すると発表しました。長沼町や北海道開発局などと連携し、タンチョウと共存できる流域づくりを進めていることも説明しています。
過去の「WILDサッポロ2」では、かつて千歳川周辺がタンチョウの営巣地・繁殖地だったことや、2020年に舞鶴遊水地でタンチョウが確認された経緯が取り上げられています。番組でいう「およそ100年ぶりの復活」は、単なる珍しい目撃ではなく、地域の環境づくりと結びついた動きとして見ると分かりやすいです。
豊平川で減っているサケ
札幌を象徴する自然の一つが豊平川のサケです。札幌市豊平川さけ科学館によると、豊平川ではカムバックサーモン運動による遡上復活以降、毎年およそ1000尾のサケが遡上し、自然産卵してきました。
一方で番組は、自然保護運動の手本ともされてきた豊平川でサケが減っていることを重要な変化として扱います。
さけ科学館では、野生のサケを増やす「札幌ワイルドサーモンプロジェクト」が続けられており、稚魚放流数や親魚遡上数、産卵床などの調査結果も公開されています。番組を見る際は、単純に「サケがいなくなった」という話ではなく、長年の回復の歴史がある川で今どのような変化が起きているのかに注目したいところです。
なぜ三つの生き物を同じ回で取り上げるのか
ヒグマは人の生活圏への接近、タンチョウは繁殖地の回復、サケは遡上数の変化と、それぞれ現象は異なります。
ただし共通しているのは、人がつくった都市・河川・農地と野生動物の暮らしが切り離せなくなっていることです。札幌は人口規模の大きな都市でありながら、山地や河川、農地、遊水地など多様な環境が近い距離にあります。
番組は、野生動物を「増えた」「減った」だけで評価せず、その変化がどのような歴史や環境の積み重ねで起きたのかを見せる内容です。
ヒグマでは安全対策、タンチョウでは繁殖環境の保全、サケでは河川環境と野生魚の回復が関係します。三つを続けて見ることで、人間側の便利さや土地利用と、生き物が必要とする環境の両方を考えるきっかけになります。
前回放送で分かっているWILDサッポロ2の内容
「WILDサッポロ2」は過去にもNHK総合で放送されており、2026年5月31日の放送記録では、今回案内されている三つのテーマがより具体的に紹介されています。
サケの章では、豊平川でいったんサケが見られなくなった時期からカムバックサーモン運動で戻ってきた歴史、琴似発寒川での産卵、野生魚を増やす取り組みなどが扱われました。
タンチョウの章では、千歳川周辺の歴史と舞鶴遊水地での繁殖が紹介され、ヒグマの章では札幌近郊のカメラ映像を通して、市街地近くまで行動域が広がる様子が取り上げられています。
10月17日の放送は再放送のため、初めて見る方はこの三つの章を軸に見ていくと流れをつかみやすいでしょう。
今回の見どころは「動物の数」だけではない
この回で注目したいのは、動物の数や目撃情報だけではありません。
たとえばヒグマは、出没件数だけを見ても、個体がなぜその場所に現れたのかまでは分かりません。タンチョウも繁殖が戻ったこと自体は明るい話題ですが、人が近づきすぎれば繁殖を妨げるおそれがあります。サケも遡上数だけでなく、自然産卵を続けられる川の環境が重要です。
つまり、生き物の変化を人間側の暮らしとセットで見ることが今回のポイントです。
番組タイトルにある「あなたとNEXT」という言葉からも、過去の自然を振り返るだけでなく、これから札幌周辺で人と野生動物がどう共存するかに焦点が置かれていることが分かります。
参考にした情報
- Gガイド「北海道道 WILDサッポロ2 ―あなたとNEXT―」
- 札幌市「ヒグマ出没情報」
- 札幌市豊平川さけ科学館「サケ情報」
- 環境省北海道地方環境事務所「長沼町舞鶴遊水地の一部立ち入り制限について」
- TVでた蔵「北海道道 2026年5月31日放送内容」
よくある質問
北海道道WILDサッポロ2は何時から放送されますか?
2026年10月17日(土)11:00から11:27まで、NHK総合1・札幌で放送予定です。
WILDサッポロ2では何を取り上げますか?
札幌周辺のヒグマの市街地出没、タンチョウの繁殖再開、豊平川のサケ減少を中心に、野生動物の世界で起きている変化とその背景を取り上げます。
出演者は誰ですか?
司会は鈴井貴之さんと多田萌加さん、解説は向井徹さんです。
10月17日の放送は再放送ですか?
Gガイドでは再放送として案内されています。過去放送で扱われた三つのテーマを、札幌周辺の自然と人との関係を考える視点で見直せる回です。
まとめ
10月17日の「北海道道 WILDサッポロ2 ―あなたとNEXT―」は、ヒグマ、タンチョウ、豊平川のサケという三つの生き物を通して、札幌周辺の自然が大きく変化していることを伝える回です。
ヒグマは市街地への接近、タンチョウは繁殖地の回復、サケは長年の回復の歴史の中での減少と、それぞれ違う方向の変化が起きています。
動物の姿だけでなく、その背景にある都市化、河川環境、保全活動、人との距離に注目すると、番組が問いかける「これから自然とどう関わるか」がより具体的に見えてきます。

