ギョギョッとサカナ★スター「トビウオ」10月16日|なぜ400mも飛べる?胸びれ・尾びれ・体の秘密|10/16 19:25
10月16日(金)19時25分からNHK Eテレで放送される「ギョギョッとサカナ★スター」は、トビウオが主役です。
気になるのは、魚なのにどうして空中を長く移動できるのかという点。番組では、最長飛行時間として世界記録に認定された映像やCT画像を手がかりに、トビウオの体に隠された仕組みに迫ります。番組表では、胸びれだけでなく尾びれや体のつくり、さらに「なぜ飛ぶ必要があるのか」まで掘り下げる内容が案内されています。
ギョギョッとサカナ★スター「トビウオ」の放送日時と出演者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月16日(金)19:25〜19:55 |
| 放送局 | NHK Eテレ1・東京 |
| テーマ | トビウオ |
| 出演 | さかなクン、虹咲カリナ |
| 語り | 横田栄司 |
今回の放送は30分。J:COMテレビ番組表に掲載された番組情報では、日本の近海だけでも30種以上のトビウオの仲間が暮らし、番組では飛行の世界記録映像、CT画像、水族館との中継、さかなクンの解説、料理まで扱うとされています。
同番組は1種類の魚を入り口に、見た目だけでは分かりにくい体の構造や生態を掘り下げるのが魅力です。今回も「飛ぶ魚」という分かりやすい特徴から、体の細部へ視点を移していく回になりそうです。
トビウオはなぜ400mも飛べる?
トビウオの移動は、鳥のように翼を羽ばたかせて飛び続けるというより、大きなひれを翼のように使って滑空する仕組みです。
東京都島しょ農林水産総合センターは、トビウオの飛行距離は種類や体の大きさ、水温などによって異なるものの、最大400mともいわれると紹介しています。胸びれを羽ばたかせるのではなく、水面を勢いよく泳いでから大きな胸びれを広げ、グライダーのように滑空するという説明です。
大きな胸びれがグライダーの翼になる
まず注目したいのが、名前からも想像しやすい大きな胸びれです。
東京動物園協会の解説では、空中でこの胸びれがグライダーの翼と同じような役割を果たすとされています。種類によっては腹びれも大きく発達し、胸びれと合わせて4枚の翼のように使われます。
番組でCT画像が登場するなら、外から見える胸びれだけでなく、ひれを支える骨や筋肉、体幹とのつながりがどのように紹介されるのかも見どころです。普段は「大きなひれの魚」として見ているトビウオが、飛ぶためにどれだけ合理的な体をしているのかが分かる回になりそうです。
尾びれの下側が長いのも飛び出すため
長く飛ぶためには、空中へ出る前の加速も欠かせません。
東京動物園協会は、トビウオの尾びれは深く切れ込み、下側が長く発達していると説明しています。この尾びれを振って推進力を得て、水中から空中へ飛び出します。
つまり、胸びれだけを見てもトビウオの飛行能力は理解しきれません。水中で速度を上げる尾びれと、空中で体を支える胸びれが役割分担していることがポイントです。
番組では「なぜそんなに長く飛べるのか?」が中心テーマなので、飛び出す瞬間の体の使い方や、尾びれが水面付近でどのように働くのかにも注目すると理解しやすいでしょう。
体を軽くする仕組みもある
トビウオの特徴はひれだけではありません。
東京動物園協会の解説では、トビウオは消化管が短く、体内の排泄物を短時間で外に出せることに加え、浮きぶくろが大きいことも軽量化に役立つとされています。
空中を滑空するなら、同じ推進力でも体が軽いほうが有利です。外見上の大きな胸びれに加えて、体内にも滑空に適した特徴があると分かると、「飛ぶ魚」が偶然できあがったものではないことが見えてきます。
番組のCT画像は、こうした外からは見えない部分を確認するうえで重要な材料になりそうです。
トビウオはなぜ飛ぶ必要がある?
トビウオが飛ぶ大きな理由のひとつは、敵から逃げるためと考えられています。
東京都島しょ農林水産総合センターは、トビウオが胸びれを広げてグライダーのように滑空することを紹介しています。東京動物園協会も、他の魚に追いかけられたり、船などに驚いたりしたとき、すばやく飛んで逃げることがあると説明しています。
海の中で追われ続けるだけではなく、水面の外へ一気に移動することで危険から距離を取る。トビウオの滑空は、見た目の珍しさだけでなく、生き残るための行動として見ると意味が変わってきます。
番組では、さかなクンがホワイトボードを使って「そもそもなぜトビウオは飛ぶ必要があるのか」を解説すると案内されています。単なる飛距離のすごさだけではなく、トビウオが暮らす海の環境や天敵との関係までつながる説明に期待したいところです。
トビウオは水族館で見られる?
番組表では、日本で唯一トビウオを常設展示している水族館と中継を結ぶとされています。ただし、今回確認できた番組表情報では、その水族館名までは明記されていません。
トビウオは水族館での飼育が簡単な魚ではありません。東京動物園協会は過去の展示について、壁への衝突や体のこすれ、餌を十分に食べられないことなどが長期飼育を難しくする要因だと説明しています。
鴨川シーワールドも2025年にトビウオの展示を始めた際、エサの消化が早く、こまめな給餌が必要なため、安定した給餌が重要だと紹介していました。採集した個体を飼育環境に慣らし、日に何度もエサを与えることで展示につなげたとしています。
こうした背景を知ると、水族館で生きたトビウオを継続的に見られること自体が貴重だと分かります。番組中継では、飛ぶためのひれを実物でどう見せるのか、飼育担当者がどんな工夫を語るのかにも注目です。
トビウオは食べてもおいしい魚
今回の番組は生態だけで終わりません。番組表では、最後につみれ汁と姿揚げでトビウオを味わう内容も案内されています。
トビウオは地域によって食文化とも深く結びついている魚です。番組では、飛ぶために発達した体のつくりを学んだあと、その魚を料理として味わう流れになります。
姿揚げでは大きなひれや体形を見た目でも確認しやすく、つみれ汁では身の味わいに焦点が移ります。「飛ぶ仕組み」と「食材としてのトビウオ」を同じ回で見られるため、魚そのものへの理解が立体的になる構成です。
さかなクンと虹咲カリナがトビウオの秘密を探る
出演はさかなクンと虹咲カリナ、語りは横田栄司さんです。
さかなクンはホワイトボードを使った解説を担当し、難しい体の構造や生態を視覚的に説明する役割が期待されます。虹咲カリナさんと一緒に、標本や映像、CT画像などから「どこが飛ぶことにつながっているのか」を確かめていく流れになりそうです。
同番組の別の魚を扱った回も気になる方は、ホンソメワケベラがどこで見られるかをまとめた記事も参考になります。今回は水族館という共通点はありつつ、トビウオでは「飛行」と「飼育の難しさ」が中心になります。
今回の見どころを3つに整理
今回の見どころは、まず400m級の滑空を可能にする体の構造です。胸びれだけでなく、尾びれや浮きぶくろなど、複数の特徴が組み合わさっている点に注目です。
次に、なぜ飛ぶ必要があるのかという生態面です。驚異的な飛距離は記録として面白い一方、生き残るための行動として見ると、海中の天敵との関係が見えてきます。
そして、水族館との中継や料理を通じて、トビウオを「映像の中だけの珍魚」ではなく、実際に観察でき、食文化にもつながる身近な魚として紹介する点です。生態・飼育・食の3方向から楽しめる回といえます。
ギョギョッとサカナ★スターは魚の「なぜ?」を深掘りする番組
番組制作を手がけるテレビマンユニオンは「ギョギョッとサカナ★スター」について、さかなクンが海や陸を駆け回り、不思議な魚の世界を深掘りし、驚く魅力を持つ魚を「サカナ★スター」と名付けて秘密を探る番組と紹介しています。
2026年6月の制作番組案内では、NHK Eテレで毎週金曜19時25分から19時55分まで放送し、さかなクン、虹咲カリナさん、ナレーターの横田栄司さんが出演することも掲載されています。
今回のトビウオ回も、この番組らしく「空を飛ぶ」という目立つ特徴だけで終わらず、体の構造、生きるための理由、実物の観察、料理までつなげて見せる構成です。最初に滑空映像の迫力を楽しみ、その後でCT画像やホワイトボード解説を見れば、見た目の驚きが「なぜそうなっているのか」という理解へ変わっていきます。
魚が好きな人はもちろん、子どもと一緒に生きものの仕組みを学びたい方にも見やすい内容です。トビウオを見るときに胸びれだけでなく、尾びれの形や体つきにも目が向くようになるのが、この回の大きな面白さでしょう。
参考にした情報
- J:COMテレビ番組表「ギョギョッとサカナ★スター トビウオ」
- 東京動物園協会「空飛ぶトビウオ」
- 東京都島しょ農林水産総合センター「もどってきた春告魚 ハマトビウオ」
- 鴨川シーワールド「トビウオの展示開始」
- テレビマンユニオン「ギョギョッとサカナ★スター 2026年6月」
よくある質問
ギョギョッとサカナ★スター「トビウオ」はいつ放送ですか?
2026年10月16日(金)19時25分から19時55分まで、NHK Eテレで放送予定です。
トビウオは本当に400m飛ぶのですか?
種類や体の大きさ、水温などで差がありますが、東京都島しょ農林水産総合センターは最大400mともいわれると紹介しています。鳥のように羽ばたくのではなく、大きな胸びれを使って滑空します。
トビウオが飛ぶのはなぜですか?
大きな理由のひとつは、海中の敵から逃げるためです。番組でも、さかなクンが「なぜ飛ぶ必要があるのか」を解説する予定です。
今回はトビウオ料理も出ますか?
番組表では、最後にトビウオのつみれ汁と姿揚げを味わう内容が案内されています。
まとめ
10月16日の「ギョギョッとサカナ★スター」は、トビウオがなぜ長距離を滑空できるのかを、世界記録映像やCT画像などから探る回です。
大きな胸びれはグライダーの翼のように働き、下側が長い尾びれは水中から飛び出すための推進力に関係します。さらに、体を軽くするつくりも含め、全身が滑空に適した特徴を持っています。
水族館との中継や、つみれ汁・姿揚げといった料理も予定されているため、トビウオの飛行能力だけでなく、飼育や食文化まで幅広く知ることができる放送です。

