TV

  • HOME
  • ブログ
  • TV
  • ネタバレ考察|犯人は誰?「北海道警事件ファイル 警部補 五条聖子2 函館殺人迷宮」死斑と水芭蕉の謎|11/4 12:53

ネタバレ考察|犯人は誰?「北海道警事件ファイル 警部補 五条聖子2 函館殺人迷宮」死斑と水芭蕉の謎|11/4 12:53

2026年11月4日(水)12時53分からBSテレ東で放送される「ザ・ミステリー『北海道警事件ファイル 警部補 五条聖子2 函館殺人迷宮』」は、若村麻由美さん演じる警部補・五条聖子が、大沼公園で起きたフリーライター殺害事件を追う2時間ドラマです。

事件の糸口は、被害者のパソコンに残されていた女性の写真と、北海道新幹線に関係する新規事業の資料。捜査は函館から木古内へ広がり、過去に殺人罪で服役した女性や、開発事業を進める実業家など、複数の人物が浮かび上がります。

11月4日放送「函館殺人迷宮」の放送日時と基本情報

項目内容
放送日時2026年11月4日(水)12:53〜14:56
放送局BSテレ東
番組枠ザ・ミステリー
作品名北海道警事件ファイル 警部補 五条聖子2 函館殺人迷宮
主演若村麻由美
初回放送2014年5月21日
脚本松井信幸、村川康敏
監督児玉宜久

今回の放送は、北海道警の警部補・五条聖子が主人公のシリーズ第2作です。BSテレ東の番組情報では、事件が大沼公園から函館、さらに小さな漁港の木古内へ及ぶと紹介されています。

物語の舞台は、北海道新幹線の新函館開業を翌年に控えた時期です。現在の再放送を見る際は、劇中で語られる「開業目前」という状況が、2014年に制作・初放送された作品の時代背景である点を押さえておくと、事業をめぐる会話が理解しやすくなります。

森下亮司殺害事件のあらすじを時系列で整理

物語は、五条聖子が恋人で獣医の芳村大地と函館山の展望台にいる場面から始まります。大地は仕事の話に夢中で、聖子が大切な話を切り出せないまま、事件の一報が届きます。

聖子は所轄の刑事・八田公平とともに大沼公園へ向かいます。

湖畔で発見されたのは、フリーライターの森下亮司の遺体でした。

現場には水芭蕉が咲いており、この花は作品の題名にもある「函館殺人迷宮」の印象的な情景として登場します。

森下が宿泊していたホテルからは、パソコンなどの所持品が見つかります。パソコンには、盗撮したようにも見える女性の写真と、実業家の小日向冬美に関する情報が残されていました。

さらに、北海道新幹線に関係する新規事業のパンフレットも見つかります。冬美はその事業を進める会社の社長であり、森下が彼女の事業や周辺人物を調べていた可能性が浮かびます。

翌日、聖子と八田は冬美のもとを訪ねます。冬美は道議会議員の唐沢健次とともに新規事業の説明を行っていましたが、森下のことはよく覚えていませんでした。

ただし、パソコンに残されていた女性の写真を見て、冬美は自分の部下・下島泰輔の知り合いではないかと思い出します。

泰輔に確認すると、写真の女性は幼なじみの佐々村理子でした。

理子は木古内にある実家の食堂で働き、新規事業の説明会を手伝ったことがあったといいます。

聖子たちは木古内へ向かい、理子と、彼女や泰輔の幼なじみである田原真也から話を聞きます。

泰輔の母・勝江は、家を飛び出した息子への怒りを隠そうとしません。

幼なじみ同士の関係だけでなく、泰輔と母親の間にも事情があることがうかがえます。

その夜、捜査本部に戻った聖子は、理子の過去を知ります。

理子は以前、東京で看護師をしていた時期に殺人の罪で服役していました。

しかも、森下はその事件について記事を書いていた人物でした。

森下が理子を追っていた理由が見えたことで、捜査関係者の疑いは理子へ向かいます。

しかし、聖子は理子を犯人と決めつけることに違和感を覚えます。

そんな中、第二の殺人事件が発生し、捜査はさらに複雑になります。

容疑者は誰?冬美・理子・泰輔をめぐる関係

事件の序盤で重要な人物として浮かぶのは、小日向冬美、佐々村理子、下島泰輔の3人です。それぞれ森下の取材と接点があり、北海道新幹線関連の事業や、理子の過去をめぐって事件に関わる可能性が示されています。

冬美は新規事業を進める会社の社長です。

森下のパソコンには冬美に関する情報と事業パンフレットが残されていたため、事業の裏側に何か問題があるのではないかという疑いが生まれます。

ただし、公式あらすじの段階では、冬美が事件に関与したと断定できる情報はありません。

理子は森下が追っていた女性であり、過去に殺人罪で服役した経歴があります。

森下がその事件の記事を書いていたことから、理子には過去を掘り返されたくない事情があったと考えられます。

一方で、前科があることだけを理由に、今回の殺人まで理子の犯行だと決めつけることはできません。

泰輔は冬美の部下で、理子の幼なじみです。

写真の人物を理子だと特定したのも泰輔でした。

森下が理子を追っていたこと、理子が新規事業の説明会を手伝っていたこと、泰輔が冬美の会社で働いていることが重なり、3人の関係は捜査の中心に置かれます。

さらに、木古内での聞き込みでは、泰輔の母・勝江が息子の家出に強い不満を示します。家族関係のもつれが事件の動機に直結するかどうかは、公開されたあらすじだけでは分かりませんが、泰輔の過去や行動を知るうえで見逃せない場面です。

死斑と水芭蕉が示すものは?遺体の移動を見抜く手掛かり

この作品のネタバレレビューでは、「奇妙な死斑」と「水芭蕉」が巧妙なトリックを暴く要素として題名に掲げられています。実際の事件メモでは、森下の遺体に付着した水芭蕉の花粉が、大沼公園のものではないことが重要な手掛かりになっています。

森下は大沼公園で殺されたのではありません。

別の場所で殺害された後、遺体が車で大沼公園へ運ばれたため、発見現場と本当の殺害現場が食い違っていました。

花粉の由来を調べることで、現場を偽装するために遺体が移されたことが見えてきます。

遺体の腕に残っていた痣は、漁具の網針によるものと判断されます。

さらに、頭部の傷は浮玉で殴られた痕と一致し、倉庫にあった浮玉の繊維も証拠につながります。

現場の水芭蕉だけを見ていると自然な発見場所に思えますが、花粉、痣、頭部の傷を合わせると、森下が漁具のある場所で殺されたことが浮かび上がります。

水芭蕉は大沼公園の美しい景色を演出するだけの花ではありません。どこで殺害されたのかを見極めるための物証であり、発見現場をそのまま殺害現場だと思い込ませる偽装を崩す鍵でした。

真犯人は下島泰輔|森下亮司を殺した動機と浮玉のトリック

森下亮司を殺害したのは、下島泰輔です。理子の過去を知る人物として疑われていましたが、事件の実行者は泰輔でした。

泰輔は東京で北海道新幹線の計画を知り、故郷の木古内へ戻って地域開発に関わろうとします。KHFプロジェクトでフードパーク計画を担当していましたが、事業は資金面で苦しくなっていました。

森下は理子の過去を記事にしたフリーライターでした。

理子が看護師として働いていたころ、末期がん患者への安楽死をめぐる事件で服役したことを知り、出所後も彼女を追い回していました。

森下はその情報を利用して理子だけでなく、泰輔にも接近し、1000万円を要求して脅迫します。

泰輔は森下との口封じを図り、事務所で漁具の浮玉を使って頭部を殴り、殺害しました。森下の頭部の傷が浮玉と一致したこと、腕に網針による痣があったこと、浮玉の繊維が残っていたことが、犯行を裏付ける証拠になります。

殺害後、泰輔は遺体を大沼公園へ運びました。

水芭蕉の花粉が付着していたため、最初は大沼公園で殺されたように見えますが、花粉は現場のものではありませんでした。

花粉の違いが、遺体を別の場所から移動させた事実を示していたのです。

下島勝江の自供はなぜ?息子をかばった母の行動

捜査の途中で、下島勝江が冬美殺害と森下殺害を自分の犯行だと認めます。

しかし、勝江の自供は真相そのものではありません。

彼女は息子の泰輔を守るため、自分が罪をかぶろうとしていました。

森下の遺体の近くにあった石は、イルカの耳石で、勝江が嫁ぐときに父親から贈られた「布袋石」でした。

この石が現場にあったことで、勝江に疑いが向かいます。

勝江は森下殺害も認め、冬美の死についても自分が関与したと話します。

しかし、勝江の車には遺体を運んだ痕跡が見つかりませんでした。

一方、冬美の遺体を運ぶのに使われたレンタカーからは、勝江の指紋だけでなく泰輔の毛髪も見つかります。

勝江がすべてを単独で実行したという説明には無理がありました。

さらに、森下の頭部の傷は浮玉と一致し、現場に残った繊維も倉庫の浮玉とつながります。勝江の自供だけでは説明できない物証が積み重なり、聖子たちは泰輔が関与したことを見抜きます。

勝江が船からマキリを運び出したことも、息子を守るための行動でした。母親が自分の犯行だと主張したのは、泰輔が過去に町を離れ、父親の葬儀にも戻らなかったことを含め、母子の間に複雑な思いがあったからこそ、最後は息子をかばおうとしたと受け取れます。

小日向冬美の死の真相|船上の出来事とホタテの卵

第二の事件の被害者は、KHFプロジェクトの社長・小日向冬美です。冬美の遺体は函館港で発見されますが、体内の状況から、港で溺れたのではなく、別の海域で水に沈んだ可能性が浮かび上がります。

冬美の肺に残った水からはホタテ貝の卵が確認されました。

函館港で見つかった遺体であっても、実際に溺れた場所はホタテ漁が行われる木古内沖だったことを示す手掛かりです。

これによって、遺体が港へ運ばれた経緯と、泰輔の船が使われた可能性がつながります。

泰輔は冬美と母・勝江が口論している場面に遭遇します。

その後、冬美に謝罪するため船で沖へ出ますが、船上で冬美がマキリを持ち出し、争いの末に冬美は命を落とします。

泰輔はこの死を事故だったと説明しますが、遺体を函館港へ運び、現場を隠そうとした行動が事件をさらに複雑にしました。

冬美のレンタカーから泰輔の毛髪が見つかり、勝江の指紋も残っていました。

店の厨房にあったマキリには血痕があり、勝江が船からマキリを持ち出したことも分かります。

冬美の死をめぐっても、泰輔と勝江がそれぞれ異なる形で関わっていたのです。

理子は犯人ではない?服役の理由と森下が追っていた過去

理子は過去に殺人罪で服役していましたが、森下殺害の犯人ではありません。東京で看護師をしていた8年前、末期の肺がん患者とその家族から安楽死を何度も頼まれ、苦しむ患者を見かねて注射をしたことが事件になりました。

患者の妻は後になって安楽死への同意を否定し、病院側も問題を告発します。

理子は殺人の罪で5年間服役し、結婚生活も失いました。

森下はこの事件の記事を書いていたため、理子が出所した後も彼女を追い回し、脅迫の材料にしていました。

理子の前科は、物語の序盤で最も強い疑いを集める要素です。

しかし、過去に罪を犯したことと、今回の森下殺害は別の問題です。

聖子が理子を疑いながらも違和感を捨てなかったのは、森下の取材対象が冬美の事業や泰輔の周辺にも広がっていたからでした。

幼なじみの泰輔と田原真也は、幼いころから理子を知る人物です。

三人の過去や、泰輔が故郷を離れてから戻ってくるまでの時間も、事件の背景にあります。

森下が理子の過去を脅迫に使ったことが、結果として泰輔の犯行動機にもつながりました。

若村麻由美ら出演者とスタッフ

五条聖子を演じるのは若村麻由美さんです。

北海道警函館方面本部の警部補として、複雑な人間関係の中から違和感を拾い、事件の真相へ迫ります。

若村さんの出演作やプロフィールは、若村麻由美のプロフィール記事でも紹介しています。

聖子の恋人で獣医の芳村大地を石黒賢さん、所轄の刑事・八田公平を川野直輝さんが演じます。事件の関係者には、高橋和也さん演じる下島泰輔、高橋由美子さん演じる佐々村理子、川島なお美さん演じる小日向冬美が名を連ねています。

そのほか、片桐陽一郎役の益岡徹さん、下島勝江役の浅茅陽子さん、仏田康雄役の本田博太郎さん、田原真也役の小林正寛さん、唐沢健次役の五代高之さんらが出演します。脚本は松井信幸さんと村川康敏さん、監督は児玉宜久さんです。

エンディング曲は、植村花菜さんの「輝く時間(とき)の中で」です。テレビ東京の公式バックナンバーには、植村さんがドラマのために歌詞を書き下ろしたことや、楽曲に込めた思いも掲載されています。

シリーズの次の作品と視聴前に押さえたい点

「函館殺人迷宮」は、五条聖子シリーズの第2作として制作された単発の2時間ドラマです。連続ドラマのように次回へ事件が持ち越される構成ではなく、今回の殺人事件そのものがひとつの物語として描かれます。

シリーズには第3作「登別室蘭殺人事件」など、北海道各地を舞台にした別の事件もあります。今回の函館・木古内の事件を見たあとに、別の土地で聖子がどのような捜査をするのかを追うのも楽しみ方のひとつです。

視聴する際は、森下のパソコンに残された女性の写真、北海道新幹線関連のパンフレット、理子の服役歴、そして大沼公園の水芭蕉と遺体の状態に注目すると、捜査の流れを整理しやすくなります。疑わしい人物が次々に浮かぶ一方で、聖子が違和感を抱く理由を考えながら見ると、事件の見え方が変わってきます。

参考にした情報

よくある質問

「函館殺人迷宮」はいつ放送されますか?

2026年11月4日(水)12時53分から14時56分まで、BSテレ東で放送されます。

佐々村理子はなぜ疑われるのですか?

森下のパソコンに理子の写真が残されていたうえ、理子には東京で看護師をしていたころに殺人罪で服役した過去があり、森下はその事件の記事を書いていたためです。

森下亮司を殺した犯人は誰ですか?

森下を殺害したのは下島泰輔です。1000万円を要求されたことから口封じを図り、浮玉で殴って殺害した後、大沼公園へ遺体を運びました。

下島勝江はなぜ自分が犯人だと認めたのですか?

息子の泰輔を守るためです。勝江は森下と冬美の事件について自分が罪をかぶろうとしましたが、浮玉や車の痕跡などの証拠から泰輔の関与が明らかになります。

まとめ

「北海道警事件ファイル 警部補 五条聖子2 函館殺人迷宮」の真犯人は、下島泰輔です。森下を浮玉で殴って殺害し、事務所の水芭蕉の花粉が付いた遺体を大沼公園へ運んで、殺害現場を偽装しました。

第二の事件では、冬美が船上で命を落とし、泰輔と母・勝江がそれぞれ遺体や凶器を隠そうとします。勝江の自供は息子をかばうためのもので、浮玉の繊維、網針の痣、ホタテ貝の卵、車に残った毛髪や指紋などが真相を明らかにします。

理子の過去は森下の脅迫につながり、泰輔が犯行に及ぶ背景にもなりました。前科だけで理子を犯人と決めつけず、現場の物証と幼なじみたちの関係を重ねて見ることが、事件の結末を理解するポイントです。

このテーマの関連記事はこちら