月曜から夜ふかし閉店BGMは「蛍の光」じゃない?別れのワルツとの違い・由来【9/22 FBS】|9/22 10:25
2026年9月22日(火)10時25分からFBS福岡放送で再放送される『月曜から夜ふかし』では、誰もが耳にしたことのある「音」を調べる企画が登場します。そこで紹介された閉店時の定番BGMの答えは、一般に「蛍の光」と呼ばれがちな「別れのワルツ」です。
メロディーがほぼ同じなので混同されやすいのですが、両者は同じ音源ではありません。日本コロムビア公式によると、「別れのワルツ」はスコットランド民謡「オールド・ラング・サイン」をワルツに編曲し、1950年に発売された楽曲です。
この記事では番組での答えを先に示したうえで、「蛍の光」と「別れのワルツ」の違い、なぜ閉店の曲として定着したのか、映画『哀愁』や古関裕而との関係を整理します。
月曜から夜ふかしの答え|閉店BGMは「別れのワルツ」
2025年8月25日の『月曜から夜ふかし』放送内容記録では、「閉店時に流れるBGMの曲名は?」という問題に対し、「別れのワルツ」が正解として紹介されました。FBSの9月22日再放送でも同じ内容が扱われます。
店内で流れるメロディーを聞いて「蛍の光だ」と感じるのは自然です。もともとの旋律が共通しているためで、違いは主にアレンジと拍子にあります。
| よく呼ばれる名前 | 実際の位置付け |
| 蛍の光 | スコットランド民謡「Auld Lang Syne」に日本語詞を付けた唱歌として広まったもの |
| 別れのワルツ | 同じ旋律を3拍子のワルツに編曲したインストゥルメンタル曲。閉店BGMとして定着 |
「蛍の光」と「別れのワルツ」は何が違う?
大きな違いは拍子です。「蛍の光」で親しまれている旋律は4拍子で歌われるのが一般的ですが、「別れのワルツ」はその名の通り3拍子のワルツに編曲されています。
メロディー自体が同じ「Auld Lang Syne」に由来するため、冒頭だけ聞くと同じ曲に感じます。しかし伴奏を意識すると、「1・2・3、1・2・3」と揺れるワルツのリズムが聞こえ、閉店放送で使われる音源が「別れのワルツ」だと分かりやすくなります。
番組はこの「知っているつもりなのに名前を知らない音」をクイズのように見せる構成でした。スーパーの呼び込み君や手品の定番曲と並べて扱うことで、日常の音の正体を掘り下げています。
別れのワルツの由来|映画『哀愁』のワルツ・アレンジがきっかけ
日本コロムビアの古関裕而紹介ページによると、1949年に日本公開された映画『哀愁』(Waterloo Bridge)で、「Auld Lang Syne」がワルツ風に使われたことが大きなきっかけでした。
映画の反響を受け、日本コロムビアが古関裕而にアレンジを依頼し、「ユージン・コスマン」という作家名・楽団名でレコード化。1950年に「別れのワルツ」として発売されました。
昭和館デジタルアーカイブにも「FAREWELL WALTZ (Auld Lang Syne) From M.G.M Picture ‘Waterloo Bridge’」というSPレコード資料が残っており、当時のレコード文化の中で実際に流通していたことが確認できます。
なぜ閉店の曲として定着した?
日本コロムビア公式は、「別れのワルツ」がヒットした後、日本の生活の中で「終了」「閉店」「別れ」の曲として定着したと説明しています。イントロを聞くだけで「もう終わる時間」と感じるほど、用途と音のイメージが強く結びつきました。
閉店前の店内では、言葉で「まもなく閉店です」と繰り返すだけでなく、BGM自体が合図になります。歌詞のない器楽曲として流しやすく、別れを連想させる旋律とワルツの落ち着いた雰囲気が、閉店シーンに定着したと考えると理解しやすいでしょう。
ただし、すべての店舗が同じ音源を使うわけではありません。『月曜から夜ふかし』で紹介されたのは、一般に「蛍の光」と呼ばれがちな代表的な閉店BGMの正体としての「別れのワルツ」です。
「Auld Lang Syne」「蛍の光」「別れのワルツ」の関係を整理
3つの名前が出てくるため複雑に見えますが、元をたどれば共通する旋律があります。海外で知られる「Auld Lang Syne」が基盤にあり、日本では日本語詞を付けた「蛍の光」が唱歌として広まり、別にワルツ編曲された「別れのワルツ」が閉店BGMとして定着しました。
- Auld Lang Syne:スコットランドに由来する楽曲・旋律
- 蛍の光:その旋律に日本語詞を付けた唱歌として知られる
- 別れのワルツ:同じ旋律を3拍子に編曲した器楽曲で、1950年発売
つまり、「メロディーは同じに聞こえるが、呼び方と用途、アレンジが違う」というのが一番分かりやすい整理です。
放送中に聞き分けるコツは「3拍子」を意識する
テレビを見ながら聞き分けたい場合は、旋律そのものよりリズムに注目すると分かりやすくなります。「別れのワルツ」はワルツなので、3拍子で揺れる伴奏が特徴です。
一方、「蛍の光」として歌うときは、卒業式などで耳にする4拍子の進み方が印象的です。番組でクイズが出たとき、メロディーだけで「蛍の光」と即答せず、伴奏を聞くと違いをつかみやすくなります。
『月曜から夜ふかし』の企画の面白さは、こうした「誰もが聞いたことがあるのに正式名称は意外と知らない音」を日常から拾い上げる点にあります。
関連情報・参考情報
同じ『月曜から夜ふかし』を追う場合は、直近回やFBSの再放送記事も合わせて読むと、企画の違いと放送枠の傾向が分かりやすくなります。
- 月曜から夜ふかし9月21日|今若者が集まっている街はどこ?
- 月曜から夜ふかし再放送9/21|リアル孤独のグルメと一番儲かる屋台は何?
- 月曜から夜ふかし9月14日|内海海水浴場・ご当地問題・村上の靴下はいくら?
今回の事実確認には、番組表の放送情報に加えて、テーマに応じた公式サイト・公的機関の情報を参照しています。
よくある質問
閉店時に流れる曲は「蛍の光」ですか?
『月曜から夜ふかし』では、よく閉店時に流れる曲の正体として「別れのワルツ」を紹介しました。
「蛍の光」と「別れのワルツ」は同じ曲ですか?
元の旋律は共通しますが、同じ音源ではありません。「別れのワルツ」は3拍子に編曲された器楽曲です。
「別れのワルツ」は誰が編曲したのですか?
日本コロムビア公式では、古関裕而が編曲し、ユージン・コスマン名義で1950年に発売されたと紹介されています。
なぜ閉店BGMになったのですか?
日本でヒットした後、「終了」「閉店」「別れ」の場面で使われる曲として定着し、イントロ自体が閉店の合図として認識されるようになったためです。
まとめ|閉店の「あの曲」は「別れのワルツ」と覚えると分かりやすい
9月22日のFBS『月曜から夜ふかし』で紹介される閉店BGMの答えは「別れのワルツ」です。「蛍の光」と同じ旋律に聞こえますが、「別れのワルツ」は3拍子に編曲された器楽曲で、1950年に発売されました。
映画『哀愁』で使われたワルツ・アレンジをきっかけに、古関裕而が編曲したレコードが日本でヒットし、やがて閉店や終了の合図として定着しました。次に店で耳にしたら、伴奏の3拍子を意識すると「蛍の光」との違いを感じやすくなります。

