ジオ・ジャパン北上山地|早池峰山・猊鼻渓はなぜできた?5億年の地質旅【9/29】|9/29 18:00
2026年9月29日(火)18:00からNHK BSP4Kで放送される「ジオ・ジャパン 絶景100の旅 岩手 北上山地」は、日本最古級の大地とされる南部北上帯をたどる1時間です。
早池峰山の岩石から約5億年前の古生代・カンブリア紀へさかのぼり、赤道付近にあった大地が日本列島の一部になるまでを紹介。猊鼻渓の石灰岩景観や、金・鉄などの鉱物資源が生まれた理由にも迫ります。
ジオ・ジャパン北上山地の放送情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 番組名 | ジオ・ジャパン 絶景100の旅 岩手 北上山地 |
| 放送局 | NHK BSP4K |
| 放送日時 | 2026年9月29日(火)18:00~19:00 |
| 主な舞台 | 岩手県南部を中心とする北上山地 |
| 出演 | 小林千穂、永広昌之 |
| 語り | 石丸謙二郎 |
NHKオンデマンドの番組ページでは、青森県から宮城県へ連なる北上山地のうち、岩手県南部の「南部北上帯」を日本最古の大地として紹介しています。
北上山地はなぜ「日本最古の大地」なのか
ポイントは、早池峰山などで見つかる非常に古い岩石です。番組では約5億年前の古生代・カンブリア紀へさかのぼる岩石を手がかりに、この地域の起源をたどります。
現在の東北地方にある大地が、最初から今の場所で生まれたわけではありません。化石や岩石の記録から、かつて赤道付近に位置していた大陸の一部が長い地球活動を経て移動し、日本列島の一部になったと考えられています。
早池峰山|5億年前の岩石が残る山
早池峰山は北上山地の最高峰で、地質の古さを体感できる象徴的な場所として登場します。番組では岩石を調べることで、山の成り立ちだけでなく、その大地がどこから来たのかまで読み解きます。
早池峰山は高山植物でも知られますが、この回の中心は地質です。植物や景観の美しさの背景に、数億年単位の大地の履歴があると分かると、山を見る視点が変わります。
猊鼻渓はどうできた?石灰岩がつくる絶景
猊鼻渓の切り立った岩壁には、南部北上帯で発達した膨大な石灰岩が関係しています。石灰岩は、かつて暖かい海で生物の殻や骨格などが積み重なってできた岩石です。
番組ではアンモナイトやリンボクなどの化石も手がかりに、北上山地が長く赤道付近にあった時代を読み解きます。現在の渓谷美は、海で生まれた石灰岩と、その後の隆起・侵食が重なってできた“地球史の断面”と見ることができます。
金・鉄などの鉱物資源も大地の歴史から生まれた
北上山地の地質は景観だけでなく、人の暮らしにも大きく関わってきました。番組では、日本の文化や近代化に欠かせなかった金や鉄などの鉱物資源も取り上げます。
岩石がつくられ、地下で熱水が動き、地殻変動が繰り返される過程で資源が集まります。絶景・化石・鉱山を別々に見るのではなく、同じ大地の歴史から生まれたものとしてつなげて見るのが、この回の面白さです。
岩手の山とジオ・ジャパン関連記事
「ジオ・ジャパン」の別地域も比較したい場合は、上高地の大正池・河童橋・焼岳や、木曽川と濃尾平野の日本ライン・輪中の記事も参考になります。地形が観光地の景観や暮らしへどうつながるかを見比べられます。
早池峰山そのものを知りたい人には、「さわやか自然百景映像集 岩手の山々」もおすすめです。早池峰山・八幡平・岩手山の違いを整理しています。
よくある質問
北上山地はなぜ日本最古の大地と呼ばれる?
南部北上帯には約5億年前の古生代・カンブリア紀までさかのぼる古い岩石があり、大地の起源を示す重要な地質が残っているためです。
猊鼻渓の絶景は何でできた?
北上山地で発達した石灰岩と、その後の地殻変動・侵食が関係しています。
番組の語りは誰?
石丸謙二郎さんです。
まとめ
「ジオ・ジャパン 絶景100の旅 岩手 北上山地」は、早池峰山や猊鼻渓を単なる観光名所ではなく、5億年規模の地球史がつくった景観として読み解く回です。
赤道付近にあった大地、古い岩石と化石、石灰岩の渓谷、金や鉄の鉱物資源までを一本の物語として見ることで、北上山地の絶景がなぜここにあるのかが分かりやすくなります。

