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第35回FNSドキュメンタリー大賞「つなぐ」11月9日|大和家族が受け継ぐ米と母・忍さんの10年|11/9 0:55

2026年11月9日(月)午前0時55分から、岡山放送(OHK)で「第35回FNSドキュメンタリー大賞 つなぐ」が放送されます。

今回描かれるのは、2016年の熊本地震で次男・晃さんを亡くした大和さん家族の10年間です。晃さんが生前に手伝った種もみから続く米、家族を支えてきた父・卓也さんとの別れ、そして母・忍さんが今抱く思いを見つめます。

第35回FNSドキュメンタリー大賞「つなぐ」の放送日時

項目内容
番組名第35回FNSドキュメンタリー大賞 つなぐ
放送日時2026年11月9日(月)0:55〜1:55
放送局岡山放送(OHK)
放送エリア岡山・香川
番組ジャンルドキュメンタリー

DiMORAの番組情報では、OHKで11月9日(月)0時55分から1時55分までの放送と案内されています。日付が変わった直後の深夜枠なので、11月8日(日)の夜から続けて視聴する場合は、録画予約の日付にも気をつけたい時間帯です。

今回の内容|大和家族が歩んだ熊本地震からの10年

番組の中心にいるのは、熊本地震の本震で次男・晃さんを亡くした大和卓也さん、忍さん夫妻です。TNCの番組情報では、息子を失った家族が10年間にわたって続けてきたこと、晃さんを通じて生まれた出会い、父の他界後に残された母の心境が紹介されています。

晃さんは友人に支援物資を届けた帰りに被災

2016年4月16日午前1時25分、熊本地震の本震が発生しました。阿蘇市に住んでいた大学生の大和晃さんは、前震で被災した友人に支援物資を届けた後、車で帰宅する途中だったと阿蘇市の震災記録誌に記されています。

記録誌によると、晃さんは前日の午前中、祖父母とビニールハウスの修理を手伝い、その後、熊本市内の友人のもとへ支援物資を届けに出かけました。家族は翌朝に一緒にもみまきをする予定を立てており、晃さんの帰りを待っていたといいます。

家族は地震の直後から晃さんに連絡を取りましたが、電話はつながりませんでした。夜が明けてから、友人たちが晃さんの安否を心配して訪ねてきたことで、阿蘇大橋の崩落と晃さんが帰宅していない状況が結びついていきます。

当時、家族は警察や災害対策本部に相談しました。しかし、情報が共有されず、息子の居場所につながる手掛かりも得られない時間が続いたと、両親は記録誌の中で振り返っています。

家族と友人、支援者が続けた捜索

大和さん夫妻は、晃さんの行方を自分たちで探すことを決めました。河原に入って手掛かりを探し、立ち入れない場所は川の上から双眼鏡で確認し、撮影した写真を自宅で拡大して車の部品がないか調べる日々を送ったそうです。

捜索には、晃さんのバスケットボール仲間や登山愛好家なども加わりました。危険な場所での活動には不安もありましたが、現場に足を運ぶ人や情報を寄せる人たちの支えが、家族の力になったと記録誌にはつづられています。

TNCの番組情報では、両親が自ら捜索を続け、本震から数か月に及ぶ捜索の末に晃さんの車を発見した経緯が紹介されています。阿蘇市の記録誌にも、捜索に加わった人々との出会いや、車が見つかったときの状況が残されています。

晃さんが手伝った種もみから続く米

今回の「つなぐ」を象徴するものの一つが、晃さんが生前に手伝った種もみから育ててきた米です。家族は、秋に収穫した稲から翌年の種もみを取り、田植えをする形で米づくりを続けてきました。

阿蘇市の震災記録誌によると、両親は捜索に協力してくれた人たちへのお礼として、晃さんが蒔いた種もみから収穫した米で日本酒を造れないかと考えました。高森町の山村酒造に相談し、製法上の難しさを越えて、その米を使った酒が完成したことも記録されています。

米は食べるためだけの農作物ではなく、晃さんが家族と過ごした時間や、捜索に力を貸してくれた人々とのつながりを思い起こすものになりました。毎年の種もみと収穫を重ねることが、家族にとって大切な営みとして続いています。

父・卓也さんとの別れ、その後の忍さん

家族を支えてきた父・卓也さんは、熊本地震から8年となる2024年9月に病気で亡くなりました。TNCの番組情報では、夫を失った後、忍さんの心境にも変化が表れていたことが今回の取材の背景として説明されています。

KKT熊本県民テレビの2026年4月の取材記事では、忍さんが、晃さんと卓也さんの写真を前に、夫が息子のそばに行ったことで晃さんも安心できたのではないかと感じている様子が伝えられています。息子を失った悲しみだけでなく、共に捜索し、支え合ってきた夫を見送った後の時間も、忍さんにとって大きなものです。

同じ取材では、忍さんが、息子に会えない年月を重ねても、晃さんを身近に感じている思いを語っています。10年という年月が過ぎても、家族を思う気持ちに区切りがつくわけではありません。

2026年秋の稲刈り|米を育て続ける家族の今

2026年10月15日付のFNNプライムオンラインの記事は、同年9月に南阿蘇村立野の田んぼで稲刈りが行われたことを伝えています。黄金色に実った稲を刈ったのは、阿蘇市に住む忍さんでした。

記事によると、卓也さんが亡くなった後は、忍さんの兄・本郷征実さんが米を育てています。家族の中で担い手が変わっても、晃さんが生前に手伝った種もみから続く米づくりは受け継がれています。

忍さんは稲の収穫を喜ぶ一方、2026年7月に再び熊本を襲った地震の被災者にも思いを寄せていたと報じられています。米を育てる日々は、晃さんの記憶を守るだけでなく、災害を経験した人たちのことを考える時間にもつながっています。

阿蘇市の震災記録誌には、両親が学校の子どもたちと交流し、晃さんの好きだった花を植えたことも記されています。米づくりや地域との交流を通じて、晃さんの存在を知る人が少しずつ増えていったことも、家族がつないできた10年の一部です。

番組の見どころ|米に残る記憶と人とのつながり

「つなぐ」の見どころは、熊本地震の被害や捜索の経緯だけでなく、その後の家族の暮らしを10年という時間の中で見つめる点です。晃さんが手伝った種もみから続く米づくりには、亡くなった人の記憶を日々の営みの中で受け継ぐ家族の姿が表れています。

もう一つ注目したいのは、父・卓也さんが亡くなった後の母・忍さんの思いです。息子を失った悲しみを分かち合ってきた夫がいなくなり、家族の形が変わった今、忍さんが何を支えにしているのか。

番組は、家族を取材してきた記者の視点から、その変化を追います。晃さんの友人や捜索に協力した人たちとの出会いも、作品の大切な要素です。

家族だけではたどり着けなかった場所に、多くの人の力が重なってたどり着いたこと。その後も続く人との関係が、作品名の「つなぐ」という言葉に重なります。

出演者・取材対象者

TNCの番組情報に掲載されている主な取材対象者は、大和卓也さんと大和忍さんです。今回の作品は、タレントやゲストが出演するスタジオ番組ではなく、大和さん家族の歩みを取材したドキュメンタリーです。

ナレーターや番組スタッフの詳細は、確認できる番組情報では明らかになっていません。記事では確認できた取材対象者と作品内容に絞って紹介しています。

FNSドキュメンタリー大賞では、系列各局が地域の出来事や人々の姿を取材した作品を発表しています。同じ第35回の別作品については、FNSドキュメンタリー大賞「自覚なき詐欺」の放送内容でも紹介しています。

見逃し配信・視聴方法

今回の放送は、岡山放送(OHK)の岡山・香川エリアで、2026年11月9日(月)午前0時55分から予定されています。深夜0時を過ぎてからの放送なので、録画する場合は11月9日の日付で予約するようにしてください。

TVerなどの見逃し配信については、今回の放送に対応する公式案内を確認できていません。配信を利用する予定の方は、放送局や配信サービスの番組ページで対象作品が掲載されているかを確認してください。

参考にした情報

よくある質問

「第35回FNSドキュメンタリー大賞 つなぐ」はいつ放送されますか?

2026年11月9日(月)午前0時55分から1時55分まで、岡山放送(OHK)で放送予定です。

「つなぐ」はどのような内容ですか?

熊本地震で次男・晃さんを亡くした大和さん家族の10年間を追うドキュメンタリーです。晃さんが手伝った種もみから続く米づくりや、父・卓也さんの死後の母・忍さんの思いが描かれます。

大和家族が受け継いできた米とは何ですか?

晃さんが生前に手伝った種もみから育ててきた米です。家族は収穫した米を使った日本酒を造り、捜索に協力した人たちへのお礼にもつなげてきました。

見逃し配信はありますか?

今回の放送について、TVerなどの見逃し配信を案内する公式情報は確認できていません。配信の有無は各サービスの番組ページで確認してください。

まとめ

2026年11月9日放送の「第35回FNSドキュメンタリー大賞 つなぐ」は、熊本地震で次男・晃さんを亡くした大和さん家族の10年を見つめる作品です。

晃さんが手伝った種もみから続く米づくりは、父・卓也さんが亡くなった後も、母・忍さんや親族によって受け継がれています。米に残る晃さんの記憶、捜索を支えた人たちとのつながり、そして母が今抱く思いが、今回の大きな見どころです。

家族の時間を通して、災害の記憶を風化させず、人と人とのつながりを次へ渡していく意味を考える番組になりそうです。

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