空から見たヨーロッパの絶景「地中海の島々の古代遺跡」はどこ?クノッソス・デロス・シチリアへの行き方|10/9 18:30
2026年10月9日(金)18時30分からNHK BS8Kで放送される「空から見たヨーロッパの絶景『地中海の島々の古代遺跡』」は、ギリシャの島々からイタリア・シチリア島まで、古代都市と神殿をドローン映像でつなぐ30分です。
番組データで確認できる主な場所は、クレタ島のクノッソス宮殿、ナクソス島、デロス島、ロードス島のカミロス遺跡、シチリア島のセリヌンテ、モツィア島、セジェスタです。
当サイトではすでにロケ地一覧と遺跡の比較記事を公開しているため、今回は「映像を見て行きたくなったら、どこを拠点にどう向かうか」という旅行の組み立て方に絞ります。
10月9日の放送内容と登場する古代遺跡
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月9日(金)18:30〜19:00 |
| 放送局 | NHK BS8K |
| 番組名 | 空から見たヨーロッパの絶景「地中海の島々の古代遺跡」 |
| 映像 | 全編ドローン映像 |
| 主な地域 | ギリシャ・エーゲ海の島々/イタリア・シチリア島 |
公式番組データでは、最初にクレタ島のクノッソス宮殿を訪れ、大理石で知られるナクソス島、世界遺産のデロス島、ロードス島のカミロス遺跡へ進みます。
後半はシチリア島へ移り、セリヌンテの都市遺跡と石切り場、モツィア島のフェニキア人の遺跡、最後にセジェスタの神殿を紹介する構成です。
クノッソス宮殿はどこ?イラクリオンを拠点に行きやすい
クノッソス宮殿はギリシャ・クレタ島のイラクリオン近郊にあります。ミノア文明を代表する遺跡で、番組では「迷宮」で知られる場所として最初に登場します。
Hellenic Heritageの公式案内では、イラクリオン市内からクノッソスへは市バスで約20分、車で約15分が目安です。クレタ島に宿泊するなら、空港や港があるイラクリオンを拠点にすると遺跡へ向かいやすいでしょう。
現地では宮殿の広がりを意識して歩く
空撮では宮殿の区画が一度に見えますが、現地では壁や柱の間を歩きながら少しずつ全体像をつかむことになります。
番組を先に見ておくと、複雑な建物配置が「なぜ迷宮のイメージにつながったのか」を地上でも想像しやすくなります。高い位置からの映像と、自分の目線の高さで見る遺構との差が大きい場所です。
ナクソス島はどう行く?港を中心に動く島
番組はクノッソスの次にナクソス島へ向かいます。ナクソスはキクラデス諸島の中でも大きな島で、大理石で知られる土地です。
実際の旅行では、アテネ周辺から船で入る方法や、ギリシャ国内線を使う方法があります。島内は港町を拠点にしながら、古代遺跡や大理石文化に関係する場所へ足を延ばす形が分かりやすいでしょう。
今回の番組データではナクソス島の特定施設名までは示されていないため、番組に映った場所を個別の神殿名として断定せず、「島そのものと大理石の景観」が紹介対象と考えるのが安全です。
デロス島はどこ?ミコノス島から船で渡る世界遺産
デロス島はキクラデス諸島にある小島で、島全体が大規模な考古学遺跡として残ります。番組データでも「島全体に遺跡が残る」と紹介されています。
ギリシャ政府観光局のVisit Greeceでは、アテネからミコノス空港へ飛び、そこから船で約30分でデロス島へ渡るルートが案内されています。
デロスは宿泊地ではなく日帰り見学を組む
デロスは一般的なリゾート島のようにホテル街で滞在する場所ではなく、遺跡見学を目的に船で渡る島です。ミコノス島を拠点にして日帰りで訪れる組み方が分かりやすくなります。
ギリシャ文化省の案内でも、デロス遺跡の入場料とフェリー料金は別扱いです。船の時間と遺跡の開場時間をセットで確認しておくのが重要です。
ロードス島のカミロス遺跡はどこ?ロードス・タウンから南西へ
番組で次に登場するのが、ロードス島の古代カミロス遺跡です。宮殿や巨大な単独神殿だけでなく、住居や道路、水道など古代都市の生活空間が残る場所として見られます。
ロードス市の公式観光案内では、カミロスはロードス・タウンから南西へ約30kmの位置にあります。島の中心街から日帰りで向かえる距離ですが、クノッソスのような市街地近郊の遺跡より移動時間を見込んでおく必要があります。
空撮では都市の構造が分かりやすい
カミロスの魅力は、住居跡や中央道路、アゴラ、神殿、水道施設などがひとつの斜面都市として残っている点です。
地上では個々の石積みに目が行きますが、番組のドローン映像なら「町がどう並んでいたか」を一度に把握できます。訪問前に空撮を見る意味が大きい遺跡のひとつです。
シチリア島のセリヌンテはどこ?広大な遺跡公園を歩く
イタリアに移ると、まずセリヌンテの広大な都市国家の跡が登場します。シチリア州の公式サイトでは、セリヌンテ考古学公園は公園と関連地区を合わせて約377ヘクタールに及ぶ大規模な遺跡として紹介されています。
所在地はシチリア島西部のカステルヴェトラーノ市域、マリネッラ・ディ・セリヌンテ地区です。神殿群、アクロポリス、アゴラなどが広い範囲に分かれているため、短時間の立ち寄りより半日以上の余裕を見ておきたい場所です。
番組に出る石切り場は都市建設の背景を見る場所
公式番組データでは、セリヌンテの都市遺跡だけでなく石切り場も紹介されます。巨大な神殿を見たあとに石材がどこから来たのかまで追うと、古代都市を「完成した建物」だけでなく建設の工程から理解できます。
シチリア州の公園名称にも「Selinunte, Cave di Cusa e Pantelleria」とあり、セリヌンテと石切り場を一体の文化資産として扱っています。
モツィア島はどこ?西シチリアから船で渡るフェニキアの島
モツィア島はシチリア島西部、マルサラ近郊の海に浮かぶ小島です。番組ではフェニキア人の遺跡が紹介されます。
この地域は海と塩田の景観でも知られ、島へは本島側から船で渡ります。シチリア西部を旅するなら、マルサラやトラーパニ周辺を拠点にするとセジェスタやセリヌンテと組み合わせやすくなります。
クレタやロードスのギリシャ系遺跡から、フェニキア文化の痕跡へ切り替わることで、地中海が複数の文化圏を結ぶ海だったことが分かる場所です。
セジェスタはどこ?神殿と劇場を一緒に見たい
旅の最後に登場するのが、シチリア島西部のセジェスタ考古学公園です。丘の斜面に立つドーリア式神殿の姿が有名ですが、園内には古代劇場やアゴラなども残っています。
シチリア州の公式案内では、所在地はカラタフィーミ・セジェスタのContrada Barbaroです。パレルモ方面からもトラーパニ方面からもA29高速道路を利用してセジェスタ出口へ向かう車ルートが案内されています。
10月は開場時間を確認してから向かう
セジェスタ公式では、10月1日から24日までの入場時間が9時から17時、園の閉園が18時30分と案内されています。季節で時間が変わるため、夕方に神殿を見たい場合は当日の最新情報を確認しておくと安心です。
番組では空から神殿と周囲の丘陵を同時に眺められます。現地では神殿だけで終わらず、高い場所にある劇場まで含めて歩くと、都市と地形の関係が見えやすくなります。
番組の遺跡を実際に巡るなら何日必要?
今回の放送は30分ですが、実際の場所はクレタ島、キクラデス諸島、ロードス島、シチリア島に大きく分かれています。全部を一度の旅行で回るなら、飛行機と船の移動が何度も必要です。
現実的には「ギリシャ編」と「シチリア編」に分けると組みやすくなります。ギリシャではイラクリオン、ミコノス、ロードスをそれぞれ拠点にし、シチリアでは西部を中心にセリヌンテ、モツィア、セジェスタを車で結ぶイメージです。
ギリシャだけなら島ごとに拠点を変える
クノッソスはクレタ島、デロスはミコノスから船、カミロスはロードス島です。同じ国でも海を挟んで離れているため、鉄道で連続して回る旅行ではありません。
フェリーを使う場合も季節や曜日で運航が変わります。遺跡の開場時間だけでなく、島間移動の便を先に決めてから宿泊地を置くのが安全です。
シチリア西部は3遺跡をまとめやすい
セリヌンテ、モツィア、セジェスタはいずれもシチリア島西側に位置します。レンタカーなど陸上移動を使えるなら、ギリシャ側よりひとつの旅程にまとめやすい組み合わせです。
ただし、モツィアだけは島へ船で渡るため、海況と船の運航時間を含めて考える必要があります。
前回の同テーマ記事とあわせて見る
当サイトには、9月2日放送分をもとに「地中海の島々の古代遺跡」のロケ地を一覧で整理した記事があります。
また、10月2日放送分ではクノッソス・デロス・セリヌンテを文明や都市の特徴から比較した記事を公開しています。
今回の記事は、その2本と重ならないよう「現地へ行くならどこを拠点にするか」「船か車か」「どの遺跡が同じ地域にまとまっているか」に重点を置きました。
参考にした情報
- Gガイド「空から見たヨーロッパの絶景 地中海の島々の古代遺跡」
- Hellenic Heritage「Knossos」
- Visit Greece「Delos」
- Rhodes.gr「Monuments / Ancient Kamiros」
- シチリア州「Parco archeologico di Selinunte, Cave di Cusa e Pantelleria」
- シチリア州「Parco archeologico di Segesta」
よくある質問
番組に登場する主な古代遺跡はどこですか?
クノッソス宮殿、デロス島、ロードス島のカミロス遺跡、シチリア島のセリヌンテ、モツィア島、セジェスタなどです。
デロス島へはどうやって行きますか?
ギリシャ政府観光局では、ミコノス島から船で約30分のルートが案内されています。
シチリア島の遺跡は一緒に回れますか?
セリヌンテ、モツィア、セジェスタはシチリア島西部にまとまっているため、車を使えば同じ旅行の中で組み合わせやすい場所です。
まとめ
10月9日の「空から見たヨーロッパの絶景『地中海の島々の古代遺跡』」は、クレタ島からエーゲ海の島々、ロードス島、シチリア島西部へと古代遺跡をつなぐ空の旅です。
実際に訪れるなら、クノッソスはイラクリオン、デロスはミコノス、カミロスはロードスを拠点にするのが分かりやすく、シチリア側のセリヌンテ・モツィア・セジェスタは西部でまとめると旅程を組みやすくなります。30分の番組で見える距離を現地でたどるには時間が必要ですが、空撮で全体像を知ってから歩くと、古代都市と地形の関係をより立体的に楽しめます。

