最後の明治人・賀川滋子さんは誰?114歳が語る五つの時代と戦争の記憶【ドキュメント20min.】|9/28 00:00
2026年9月28日(月)午前0時からNHK総合で放送される「ドキュメント20min. 選 最後の明治人」は、明治44年(1911年)生まれの賀川滋子さんが百年以上の暮らしの変化を語る20分のドキュメンタリーです。2025年10月19日に放送された回の再放送にあたります。
戦争や女性の社会進出、西洋文化との出会いを、教科書の年表ではなく一人の生活者の記憶からたどるのがこの回の特徴です。『最後の明治人は誰?』『賀川滋子さんはどんな人?』『どんな昔の話をするの?』という疑問に沿って内容を整理します。
「最後の明治人」の放送時間と基本情報
| 番組 | ドキュメント20min. 選 最後の明治人 |
| 放送 | 2026年9月28日(月)0:00~0:20 |
| 放送局 | NHK総合 |
| 主人公 | 賀川滋子さん(明治44年生まれ) |
| 音楽 | SHOW-GO |
NHKオンデマンドの公式ページでは、本編20分の作品として掲載され、2025年10月19日放送と明記されています。今回の地上波放送は「選」と付く再放送です。
同じ「ドキュメント20min.」の過去記事としては、福居良「Slow Boat to the World」回の記事があります。短い尺で一人の人生や文化を深く見せる番組の特徴を比較できます。
賀川滋子さんは誰?1911年生まれの114歳
賀川滋子さんは明治44年(1911年)生まれ。番組紹介では、徳川慶喜や夏目漱石がまだ存命だった時代に生まれたことが示され、現代との距離の大きさが分かりやすく表現されています。
2025年の初回放送時点で114歳と紹介され、日本で最も長い時間を見てきた女性の一人として、その生活史に焦点が当てられました。人物を有名人として紹介するのではなく、日常の記憶を通して社会の変化を見せる構成です。
また、虫眼鏡を使って大谷翔平選手の記事を読むのが日課だというエピソードも紹介されています。明治生まれという歴史的な側面と、現代のニュースに接する日常が同居している点が印象的です。
明治・大正・昭和・平成・令和の「五つの時代」をどう生きた?
番組が扱うのは、単に長寿の秘訣ではありません。明治、大正、昭和、平成、令和という五つの時代をまたいで、暮らしの道具、服装、食事、交通、価値観がどのように変わったのかを、賀川さん自身の言葉でたどります。
公式紹介では、初めて洋食を食べたときの違和感、靴を履いたときの驚き、人間が空を飛ぶ飛行機への感動などが挙げられています。いま当たり前にあるものが、登場した当時はどれほど新鮮だったのかを具体的に想像できる内容です。
『昔は大変だった』という一言で括らず、驚きや戸惑い、楽しさまで含めて語られることで、百年の変化が生活感のあるものとして伝わってきます。
戦争の記憶は何を伝える?
番組では、太平洋戦争末期の恐怖の体験も語られます。長い人生の中には技術の進歩や文化の広がりだけでなく、戦争によって日常が大きく壊された時期も含まれています。
ここで重要なのは、歴史的出来事の解説を中心にするのではなく、生活者が何を見て、何を怖いと感じたのかという記憶に耳を傾ける点です。統計や年表だけでは捉えにくい実感が、個人の証言から立ち上がります。
明治から令和までを一人の記憶で結ぶことで、戦争が『遠い時代の出来事』ではなく、現在につながる家族や生活の歴史だったことを考えさせる構成になっています。
女性の社会進出と暮らしの変化を見る
番組紹介には「女性の社会進出」というテーマも掲げられています。賀川さんが生まれた1911年と現在では、教育、仕事、家庭で期待される役割など、女性を取り巻く環境は大きく変化しました。
番組は制度史を網羅するものではありませんが、服装や学校、働き方といった日常の話を通して、社会の変化を体感できるのが強みです。大きな言葉である「社会進出」が、一人の人生の中でどのように見えていたのかに注目すると理解しやすいでしょう。
「虎に翼」「あんぱん」より年上という紹介の意味
NHKの紹介では、賀川さんが連続テレビ小説「虎に翼」の主人公モデルとして知られる三淵嘉子さんや、「あんぱん」と関係の深いやなせたかしさんより年上であることにも触れています。
この比較は、歴史上の人物と賀川さんを競わせるためではなく、明治44年という生年を現在の視聴者が実感しやすくする工夫です。朝ドラで描かれた時代よりさらに前から生きてきた人の証言だと分かると、番組の重みが伝わります。
見逃し配信はある?NHKオンデマンドで作品ページを確認
「最後の明治人」はNHKオンデマンドに公式作品ページがあり、本編20分として案内されています。地上波再放送を見逃した場合は、配信条件や購入期限が変更される可能性があるため、視聴時点でNHKオンデマンドの表示を確認するのが確実です。
配信サービスの条件は時期によって変わります。記事では固定的な無料視聴可否を断定せず、公式ページの最新表示を基準にしています。
よくある質問
「最後の明治人」の賀川滋子さんは何歳?
NHKの初回放送時の紹介では114歳。明治44年(1911年)生まれです。
2026年9月28日の放送は再放送?
はい。番組名に「選」とあり、NHKオンデマンドでは2025年10月19日放送の作品として掲載されています。
どんな内容?
洋食や靴、飛行機との出会い、戦争体験、女性の社会進出など、百年以上の暮らしの記憶を賀川滋子さんの言葉からたどります。
まとめ
「最後の明治人」は、114歳の賀川滋子さんの長寿そのものを珍しさとして見るのではなく、五つの時代を生きた一人の生活史から日本の変化を考える20分です。
洋食や靴への驚き、飛行機への感動、戦争の恐怖、女性を取り巻く社会の変化。大きな歴史が日常の記憶として語られることで、明治から令和までの百年以上が、現在の私たちにつながる時間として見えてきます。

