京都の大宇宙 東寺10月29日放送|後七日御修法とは?五重塔と立体曼荼羅の秘密|10/29 11:00
2026年10月29日(木)11時からNHK BS8Kで放送される「京都の大宇宙 東寺」は、京都の象徴として知られる東寺を、後七日御修法(ごしちにちみしほ)という特別な儀式を軸に見つめるドキュメンタリーです。
番組の中心になるのは、限られた僧だけが入る灌頂院の道場で執り行われる密教の修法です。NHKの番組情報では、8Kカメラによって、巨大な曼荼羅を前に祈りを重ねる僧たちの姿だけでなく、五重塔や講堂の立体曼荼羅と、この秘儀がどうつながっているのかにも迫る内容とされています。
京都の大宇宙 東寺の放送日時と出演者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月29日(木)11:00〜11:59 |
| 放送局 | NHK BS8K |
| 番組名 | 京都の大宇宙 東寺 |
| 出演 | 正木晃(宗教学者) |
| 語り | 小芝風花、黒沢保裕 |
10月29日の放送は午前11時から約59分です。Gガイドの番組情報でも、同日のNHK BS8Kで11時から11時59分までの放送が案内されています。
番組の解説役として登場するのは宗教学者の正木晃さん。語りは小芝風花さんと黒沢保裕さんが担当します。宗教儀礼そのものだけでなく、東寺の建築や仏像が表す世界観まで、映像と解説の両方からたどっていく構成です。
後七日御修法とは?番組で映される1200年続く秘儀
後七日御修法は、東寺の2026年行事案内によると、毎年1月8日から14日までの7日間、灌頂院で営まれる儀式です。もともとは弘法大師空海によって宮中の真言院で始められた正月行事で、現在は東寺で続けられています。
東寺公式では、これを真言宗最高の儀式と説明しています。真言宗各派が一堂に集まり、鎮護国家、五穀豊穰、国土豊穰などを祈るもので、秘法のため一般の参拝者が灌頂院の道場内に入ることはできません。
「京都の大宇宙 東寺」が特別なのは、その通常は目にすることができない道場内の修法を、8K映像で捉えている点です。NHKオンデマンドの番組説明では、わずかな僧だけが入ることを許された堂内で、全宇宙を表す巨大な曼荼羅が掲げられ、僧たちが祈りを捧げる様子が紹介されています。
祈りの対象は一部の人だけではありません。番組説明では、天皇の安寧や国家の安泰、五穀豊穣に加えて、生きとし生けるものすべての幸せを祈る姿が描かれるとされています。番組タイトルの「大宇宙」という言葉は、宇宙を表す曼荼羅と、そこに込められた広い祈りの世界を象徴していると受け取れます。
五重塔と立体曼荼羅は秘儀とどう関係する?
番組では後七日御修法だけでなく、東寺を代表する国宝・五重塔や、講堂に広がる立体曼荼羅にも視線を向けます。NHKの番組説明では、これらにも秘儀と深く関わる壮大な秘密があることが浮かび上がるとされています。
東寺公式によると、五重塔は高さ55メートルで、木造建造物として日本一の高さを誇ります。現在の塔は徳川家光によって再建された5代目で、初層内部は極彩色の密教空間になっています。外から見慣れた京都のランドマークとは異なる、密教寺院としての性格が塔の内部に凝縮されています。
一方、講堂では大日如来を中心に諸尊が配置され、立体的に密教の世界を表現しています。東寺公式は講堂を「立体曼荼羅世界に入る」と紹介しており、平面の絵として見る曼荼羅とは違い、仏像そのものが空間の中で世界観を形づくっています。
番組を見るときは、後七日御修法の道場に掲げられる曼荼羅と、講堂の立体曼荼羅、さらに五重塔の密教空間が、別々の見どころではなく一つの大きな世界観の中で結びついている点に注目すると理解しやすくなります。
8Kだからこそ見たい東寺の細部
この番組はNHK BS8Kで放送されます。題材となる後七日御修法は、僧の所作、道場内の荘厳、曼荼羅、仏具など、細部に意味が込められた儀式です。
NHKオンデマンドで配信されている「特別編」は53分で、字幕付きの番組として掲載されています。今回のBS8K放送では約59分の枠が組まれており、放送時には番組本編を大画面でじっくり見るのに向いた内容です。
また、東寺では2026年秋、宝物館で「東寺五重塔の美術と歴史―千二百年の興亡―」が開催されています。放送日の10月29日は宝物館の秋期特別公開期間中で、10月31日からは五重塔初層の特別公開も始まります。番組で五重塔内部の密教世界に興味を持った方にとっては、東寺そのものへの関心も深まりやすい時期です。
東寺の後七日御修法は一般参拝できる?
後七日御修法の道場内部は一般公開されません。東寺公式では、秘法のため灌頂院道場への入堂はできない一方、僧たちの上堂と退堂の列は参拝できると案内しています。
そのため、番組で映される堂内の修法は、現地を訪れても通常は見ることのできない貴重な場面です。毎年1月8日から14日に営まれる行事の外側と、テレビだからこそ見られる内側を分けて知っておくと、映像の価値がより分かりやすくなります。
参考にした情報
よくある質問
京都の大宇宙 東寺は10月29日の何時から放送ですか?
2026年10月29日(木)11時00分から11時59分まで、NHK BS8Kで放送予定です。
後七日御修法とは何ですか?
毎年1月8日から14日まで東寺の灌頂院で営まれる真言宗最高の儀式です。鎮護国家、五穀豊穰、国土豊穰などを祈り、道場内部には一般の参拝者は入れません。
京都の大宇宙 東寺の出演者は誰ですか?
宗教学者の正木晃さんが出演し、小芝風花さんと黒沢保裕さんが語りを担当します。
まとめ
10月29日放送の「京都の大宇宙 東寺」は、毎年1月に東寺で営まれる後七日御修法を中心に、五重塔や立体曼荼羅へとつながる密教の世界を8K映像でたどる番組です。
普段は入ることのできない灌頂院の道場で何が祈られているのか、そして京都の景観を象徴する五重塔や講堂の仏像群がなぜ「宇宙」と結びつくのか。東寺を建築物として見るだけでは分からない奥行きを知ることができる放送です。

