TV

  • HOME
  • ブログ
  • TV
  • 午後ロー「陰謀のセオリー」結末ネタバレ|ジェリーの正体とジョナス博士の陰謀、ラストの生存を解説【10月21日】|10/21 13:40

午後ロー「陰謀のセオリー」結末ネタバレ|ジェリーの正体とジョナス博士の陰謀、ラストの生存を解説【10月21日】|10/21 13:40

2026年10月21日(水)の「午後のロードショー」では、メル・ギブソンとジュリア・ロバーツが共演する1997年のサスペンス映画『陰謀のセオリー』が放送されます。

記憶を失ったタクシードライバーのジェリーは、世の中のあらゆる出来事に陰謀が隠れていると信じています。しかし、彼の妄想のように見える言動には、本人さえ思い出せない過去と、司法省で働くアリスを守ろうとする強い理由が隠されていました。

ここからは結末まで触れます。ジェリーの正体、アリスの父が殺された理由、ジョナス博士が進めていた計画、そしてラストでジェリーが生きているのかを時系列で整理します。

放送日時と作品情報

項目内容
放送日時2026年10月21日(水)13:40〜15:40
放送局テレビ東京
作品名陰謀のセオリー(Conspiracy Theory)
製作年・国1997年・アメリカ
監督リチャード・ドナー
主な出演メル・ギブソン、ジュリア・ロバーツ、パトリック・スチュアート、キルク・カザート
日本語吹替ジェリー:山寺宏一、アリス:田中敦子、ジョナス博士:小林修、ラウリー捜査官:相沢まさき

テレビ東京の番組情報では、記憶を失ったタクシードライバーのジェリーが、司法省で働くアリスを守ろうとすること、そしてCIAの精神科医ジョナス博士がジェリーの過去とアリスの父の死に関する真実を告げることが紹介されています。

本作は、序盤ではジェリーの言動が奇妙な妄想に見え、中盤でその一部が現実の危険と結びつき、終盤で彼の記憶と陰謀の全体像が明らかになる構成です。単に「陰謀を信じる男が正しかった」という話ではなく、彼の記憶がなぜ欠けているのか、誰が彼を追っているのかを追うサスペンスになっています。

陰謀のセオリーのあらすじを時系列で解説

1.ジェリーはなぜ陰謀説を語り続けるのか

ジェリー・フレッチャーは、ニューヨークでタクシー運転手をしながら、政府や社会の裏側に大きな陰謀があると信じて暮らしています。紙幣に追跡装置が仕込まれている、ペット用のマイクロチップが人間にも使われるようになる、といった話を乗客に語り、独自のニュースレターでも疑わしい出来事を追っています。

彼は司法省に勤めるアリス・サットンのもとにも頻繁に現れます。アリスの父は判事でしたが、数年前に殺害されていました。

ジェリーはアリスを守るのが自分の役目だと確信しているものの、なぜそう思うのか、自分自身でも説明できません。

この段階で重要なのは、ジェリーが陰謀説を話すことと、アリスを守ることが本人の中ではひと続きになっている点です。彼の行動は不審で、アリスが警戒するのも当然ですが、彼の執着には後から明らかになる過去の記憶が関係しています。

2.ジェリーが捕まり、アリスが疑い始める

ジェリーは、自分を監視していると思った男たちを追いかけた結果、組織に捕らえられます。監禁先では薬物を使った尋問や暴力を受け、記憶を揺さぶられます。

彼は隙を見て病院から逃げ出し、アリスも彼が単なる妄想にとらわれた人物ではない可能性を考え始めます。

ジェリーの身の回りには、点滅する光に強く反応することや、同じ本を何冊も買い続けることなど、本人にも理由がわからない習慣がありました。とくにJ・D・サリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』を繰り返し購入する行動は、単なる読書好きでは説明できません。

アリスはジェリーの部屋を調べるうち、壁に描かれた自分の肖像と、特徴的な煙突の絵に気づきます。これらは、ジェリーが意識して説明できない記憶の断片を視覚的に残していたものです。

後半の救出劇でも、この絵が重要な手掛かりになります。

3.ジョナス博士が語る「MKウルトラ計画」とは

ジェリーの持ち物やニュースレターを追ったアリスは、CIAの精神科医ジョナス博士と接触します。ジョナスは、かつてMKウルトラ計画に関わり、薬物や心理的な操作によって人間の行動を変える研究をしていたと説明します。

計画は公式には終了したものの、ジョナスは秘密裏に実験を続けていました。

彼がジェリーを必要としているのは、ジェリーが単に陰謀を信じているからではありません。ジェリーは過去に暗殺者として利用されるよう訓練され、記憶を操作されていた人物でした。

ジョナスは、自分の計画から技術や情報を持ち去った人物を突き止めるため、ジェリーの記憶を取り戻そうとしていたのです。

ただし、ジョナスはアリスにすべてを正直に説明しているわけではありません。彼はアリスの父を殺したのはジェリーだと示唆し、アリスをジェリーから引き離そうとします。

ここでアリスは、守ってくれると言っていたジェリーこそ父の仇なのではないかと疑うことになります。

ジェリーの正体は?アリスの父が殺された理由

ジェリーは、ジョナスの計画によって暗殺者に仕立てられた人物でした。彼はアリスの父である判事を殺すよう仕向けられていましたが、実際に父親のもとへ行った際、アリスの姿を見て命令を実行できませんでした。

ジェリーは判事と親しくなり、判事が不正な計画を明らかにしようとしていたことを知ります。判事は、ある受刑者の上訴を退けた過去についても真実を追っており、ジェリーはその受刑者が実際には無実だったことを知ります。

二人は、ジョナスの組織が隠していることを明るみに出そうとしていました。

ところが、別の暗殺者が判事を襲い、致命傷を負わせます。ジェリーはアリスを守ると約束しますが、その後の記憶を失ってしまいました。

つまり、アリスの父の死にジェリーが関係していたのは事実でも、彼が計画の黒幕として自発的に殺したわけではありません。命令と操作に抗い、最後には判事を守ろうとした側だったのです。

この真相によって、ジェリーの「アリスを守る」という確信の意味が変わります。彼は過去の約束を完全には思い出せないまま、行動の理由だけを記憶の断片として抱え続けていました。

彼の陰謀説の中には誤解や飛躍もありますが、実際に存在する秘密の計画も混ざっていたのです。

ラウリー捜査官の正体は?誰がジェリーを追っていたのか

アリスの周囲で捜査をしていたラウリーは、単純なFBI捜査官ではありません。終盤で明かされるのは、彼が他の情報機関の動きを監視する秘密組織の一員だったということです。

ラウリーたちはジェリーを利用し、ジョナスが誰のために暗殺者を育てているのかを突き止めようとしていました。

この事実は、ジェリーが見ていたものすべてが正しかったことを意味するわけではありません。しかし、彼を追う黒いヘリコプターや、突然現れる武装要員、情報機関同士の駆け引きは、少なくとも作中では実在する脅威でした。

ジェリーが周囲の人に信じてもらえなかったのは、真実と妄想が本人の中で混ざり合っていたためです。

ラウリーの組織も正義の味方として単純に描かれてはいません。彼らはジェリーの安全を完全に守るために動いていたのではなく、ジョナスの組織をあぶり出す目的でジェリーを追跡対象として使っていました。

そのため、アリスは誰を信じるべきか自分で判断する必要に迫られます。

結末ネタバレ:ジョナス博士は死亡、ジェリーは生きている?

終盤、ジョナスはジェリーを再び捕らえ、精神病院の閉鎖病棟で薬物を使った尋問を続けます。アリスはジェリーの部屋に残された壁画を思い出し、絵に描かれた特徴的な煙突の場所を手掛かりに、彼が監禁されている施設へたどり着きます。

アリスがジェリーを発見した直後、ジョナス側とラウリー側の人間が同じ場所に集まり、銃撃戦になります。ジェリーはジョナスを水の中に押さえ込もうとしますが、ジョナスは隠し持っていた銃でジェリーを撃ちます。

アリスはジェリーを撃ったジョナスを射殺し、長年続いていた洗脳と暗殺計画の中心人物を倒します。

ジェリーは致命傷を負ったように見え、アリスは彼を抱きしめて愛していると伝えます。ところが、物語はそこで終わりません。

後日、アリスはジェリーの墓を訪れますが、ジェリーは実際には生きていました。ラウリーの組織が彼の死を偽装し、残った暗殺者や関係者を追うため、表向きは死者として身を隠していたのです。

ラストで大切なのは、ジェリーがアリスを忘れたわけでも、二人の関係が終わったわけでもないことです。ジェリーは、残された危険が片づくまでアリスと会わない約束を守っています。

アリスは墓前に置いたピンが自分の馬の鞍に戻されていることに気づき、ジェリーが生きていると悟ります。二人はすぐに一緒に暮らせる状態ではありませんが、互いの思いが途切れていないことを示す結末です。

前回(10月20日放送)の作品との違い

テレビ東京のラインナップでは、前日の10月20日にクリント・イーストウッド主演の『タイトロープ』、10月21日に『陰謀のセオリー』が組まれています。どちらも犯罪や危険に巻き込まれる人物を描くサスペンスですが、今回の作品は銃撃戦だけでなく、主人公の記憶が誰によって操作されたのかを追う心理的な謎が中心です。

『タイトロープ』が捜査官を取り巻く連続殺人の脅威を前面に出すのに対し、『陰謀のセオリー』はジェリー自身が何者なのか、彼が信じる陰謀のうち何が事実なのかが物語を動かします。同じ午後ローのサスペンスでも、事件を追う視点と最後に明かされる秘密は大きく異なります。

伏線の意味:本、点滅する光、壁画、ピン

『ライ麦畑でつかまえて』を何冊も買う行動は、ジェリー自身も説明できない記憶の欠落を示すものです。特定の本に固執する理由が本人にもわからないため、視聴者には奇妙な癖に見えますが、彼の過去にアクセスする鍵として繰り返し登場します。

点滅する光に対するパニック反応も、単なる神経質な性格ではありません。ジェリーの身体には、本人が忘れてしまった実験や訓練の影響が残っていることを示しています。

記憶は消えたように見えても、刺激に対する反応や習慣という形で痕跡が残るのです。

壁画は、ジェリーが意識的に語れないアリスとのつながりを残していました。絵の中に描かれた煙突が監禁場所の発見につながるため、序盤の部屋の描写が終盤で別の意味を持ちます。

何気ない背景が、最後の救出に必要な道しるべになっている点が本作の構成の面白さです。

そして最後のピンは、二人の関係が続いていることを示す合図です。ジェリーは自分の生存を直接知らせることができないため、アリスだけが意味を理解できる形で思いを伝えます。

大きな陰謀を暴く物語でありながら、結末を締めくくるのは小さな個人的な約束なのです。

同じ午後ローのサスペンス作品で、組織の裏切りや黒幕の正体が焦点になる映画としては、『バーティカル・ターゲット』の黒幕と結末や、『スネーク・アイズ』の陰謀と結末も関連記事です。本作では政府機関の陰謀だけでなく、記憶を奪われたジェリーの人間性が最後まで大きなテーマになっています。

参考にした情報

よくある質問

陰謀のセオリーの黒幕は誰ですか?

ジェリーを暗殺者として利用し、秘密の実験を続けていた中心人物はジョナス博士です。彼はアリスの父の死にもつながる計画を進めていました。

ジェリーは最後に死んだのですか?

いいえ。終盤では撃たれて命を落としたように見えますが、死は偽装されており、ジェリーは生きています。

ラウリーの組織の協力下で身を隠していました。

アリスの父を殺したのはジェリーですか?

ジェリーは父親を狙うよう仕向けられましたが、命令を実行せず、判事と親しくなりました。父親は別の暗殺者に襲われ、ジェリーはアリスを守る約束を残していました。

まとめ

『陰謀のセオリー』の真相は、陰謀説を語るジェリーが単なる妄想家ではなく、ジョナス博士の洗脳計画に利用され、記憶を失った暗殺者だったという点にあります。アリスの父はその計画を暴こうとして命を落とし、ジェリーは彼女を守るという約束だけを記憶の奥に残していました。

ジョナスは最後にアリスに倒され、ジェリーも死んだように見えますが、実際には生存しています。墓前のピンは、二人の関係が終わっていないことをアリスに伝える小さな合図として、物語を希望の残る結末へ導きます。

このテーマの関連記事はこちら