曲目・セットリストは?クラシック倶楽部 オリヴィエ・ラトリー11月9日|クープランとワーグナー|11/9 5:00
2026年11月9日(月)午前5時からNHK BSで放送される「クラシック倶楽部 オリヴィエ・ラトリー オルガン・リサイタル」。番組表に掲載されている曲目は、クープランの「教区のためのミサ曲」からの作品と、ワーグナーの歌劇「リエンツィ」から祈り「全能の神よ」などです。
演奏は、パリのノートルダム大聖堂のオルガニストとして知られるオリヴィエ・ラトリーさんです。収録は2023年6月27日、東京のすみだトリフォニーホールで行われました。
放送時間、確認できる曲目、演奏家のプロフィールと大聖堂との関わりを紹介します。
クラシック倶楽部の放送日時・出演者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 番組名 | クラシック倶楽部 オリヴィエ・ラトリー オルガン・リサイタル |
| 放送日時 | 2026年11月9日(月)午前5:00〜5:55 |
| 放送局 | NHK BS |
| 出演・演奏 | オリヴィエ・ラトリー(オルガン) |
| 収録日 | 2023年6月27日 |
| 収録会場 | すみだトリフォニーホール 大ホール(東京都) |
番組では、ノートルダム大聖堂のオルガニストであるオリヴィエ・ラトリーさんがパイプオルガンを演奏します。大聖堂の再建への道のりや、歴史ある場所への思いを語るインタビューも紹介されます。
オリヴィエ・ラトリーの曲目・セットリスト
番組表に掲載されている曲目は、次の2つの作品です。「ほか」と案内されているため、以下が演奏曲のすべてとは限りません。
未掲載の曲名や曲順は、確認できる番組情報だけでは特定できません。
| 作曲者 | 曲目 | 番組表の表記 |
|---|---|---|
| フランソワ・クープラン | 教区のためのミサ曲から | クープラン作曲 |
| リヒャルト・ワーグナー | 歌劇「リエンツィ」から祈り「全能の神よ」 | ワーグナー作曲/ラトリー編曲 |
クープラン「教区のためのミサ曲」から
フランソワ・クープランは、17世紀後半から18世紀前半に活躍したフランスの作曲家・オルガニストです。番組で取り上げられる「教区のためのミサ曲」は、フランスの教会音楽とオルガン作品を知るうえで重要な作品のひとつです。
TOWER RECORDS ONLINEの作品解説では、クープランが1690年に発表した2つのミサ曲によるオルガン作品集に「教区のためのミサ曲」が含まれると紹介されています。ミサの進行に沿った複数の小品で構成され、キリエ、グローリア、オフェルトリウム、サンクトゥス、アニュス・デイなどの楽章が並びます。
今回の番組表は「教区のためのミサ曲から」と記載しており、全曲を演奏するのか、どの楽章を取り上げるのかまでは明らかにしていません。したがって、作品全体の楽章名と、今回の放送で実際に演奏される曲目は分けて受け取る必要があります。
ワーグナー「リエンツィ」から祈り「全能の神よ」
もうひとつの注目曲は、リヒャルト・ワーグナーの歌劇「リエンツィ」に登場する祈り「全能の神よ」です。番組表では、ワーグナー作曲、オリヴィエ・ラトリー編曲と案内されています。
この祈りは、原題を「Allmächt’ger Vater, blick herab!」といい、歌劇「リエンツィ」第5幕に置かれた主人公の祈りです。Project Gutenbergで公開されているワーグナーの作品解説でも、第5幕の祈りとして紹介されています。
オーケストラや声楽で知られるオペラの一節を、オルガン独奏の響きで聴ける点がこの演奏の面白さです。ラトリーさん自身が編曲を手がけているため、原曲の祈りの性格を保ちながら、パイプオルガンの音色や響きに置き換えた演奏として楽しめます。
パリ・フィルハーモニーの公演記録にも、ラトリーさんがワーグナーの「リエンツィ」から同じ祈りをオルガン用に編曲して演奏した記録があります。オルガンでワーグナー作品を取り上げることは、彼のレパートリーの一端としても確認できます。
オリヴィエ・ラトリーはどんなオルガニスト?
オリヴィエ・ラトリーさんはフランス出身のオルガニストです。本人の公式プロフィールによると、23歳のときにパリのノートルダム大聖堂の大オルガンの正オルガニストに任命され、2012年からはモントリオール交響楽団の名誉オルガニストも務めています。
世界各地の主要なコンサートホールやオーケストラと共演し、フランスのオルガン音楽をはじめ、幅広い作品を演奏してきました。即興演奏にも優れ、オルガンという楽器の可能性を探る音楽家として紹介されています。
録音では、オリヴィエ・メシアンのオルガン作品全集やセザール・フランクの作品、バッハの編曲作品などを手がけています。フランスのオルガン音楽への深い関わりがあり、今回のクープラン作品ともつながる経歴です。
本人の経歴や録音歴は、オリヴィエ・ラトリー公式プロフィールで確認できます。今回の放送では、演奏だけでなく、ノートルダム大聖堂との関係や再建への思いを語るインタビューにも注目です。
ノートルダム大聖堂のオルガンと再建への思い
ラトリーさんが正オルガニストを務めるノートルダム大聖堂の大オルガンは、世界的に知られる歴史的な楽器です。大聖堂公式の発表によると、約8,000本のパイプ、5段の鍵盤、109のストップを備えています。
2019年4月の火災では大聖堂が大きな被害を受けましたが、大オルガン自体は火災を免れました。その後、2020年8月にいったん解体され、清掃などを経て2023年末までに再組み立てが行われたと、大聖堂の公式発表に記されています。
大聖堂公式サイトは、2024年の再開に向けた大オルガンの正オルガニストとして、オリヴィエ・ラトリーさん、ヴァンサン・デュボワさん、ティエリー・エスケシュさんの3人を発表しています。ラトリーさんは、火災以前から大オルガンを担当してきた奏者のひとりです。
今回の番組詳細には、再建への道を歩む大聖堂への思いをインタビューで語るとあります。大聖堂の歴史や楽器の再整備を知ったうえで演奏を聴くと、単なる名曲紹介とは違う背景も感じられそうです。
なお、今回のリサイタルの収録会場はノートルダム大聖堂ではなく、東京都のすみだトリフォニーホールです。大聖堂のオルガニストが東京のホールで演奏した公演と、大聖堂の再建について語るインタビューが組み合わされた番組です。
収録会場はすみだトリフォニーホール
番組表に記載された収録日は2023年6月27日で、会場はすみだトリフォニーホールの大ホールです。東京都墨田区にあるコンサートホールで、今回の番組はこの会場で収録されたオルガン・リサイタルを届けます。
ノートルダム大聖堂の大オルガンそのものを使った収録ではありません。ラトリーさんが東京のホールで演奏した音楽と、大聖堂のオルガニストとしての思いを語るインタビューを分けて見ると、番組の構成が分かりやすくなります。
見逃し配信・再放送について
今回のNHK BSの放送時間は、11月9日(月)午前5時から5時55分までです。見逃し配信の有無や、同じ演奏会の再放送日程については、今回確認できる番組情報に記載がありません。
放送を見たい場合は、NHK BSの番組表で録画予約を確認しておくと安心です。クラシック倶楽部は平日朝に放送される音楽番組で、同じ週にも別のオルガニストや演奏家の回が予定されています。
関連するクラシック倶楽部の記事
クラシック倶楽部では、演奏家ごとに曲目や収録公演を紹介しています。直近の放送回では、エストニア国立男声合唱団やスウェーデン放送合唱団の演奏も取り上げられました。
参考にした情報
- 番組表.Gガイド「クラシック倶楽部 オリヴィエ・ラトリー オルガン・リサイタル」
- ぶらあぼONLINE「11月のTV&FMクラシック音楽番組情報一覧」
- オリヴィエ・ラトリー公式プロフィール
- ノートルダム大聖堂公式「Appointment of Four Organists at Notre-Dame of Paris」
- ノートルダム大聖堂公式「Music in The Contemporary Era」
- パリ・フィルハーモニー公式「Olivier Latry」公演情報
- TOWER RECORDS ONLINE「オリヴィエ・ラトリーが満を持して全曲録音!クープラン:教区のためのミサ」
- Project Gutenberg「Richard Wagner His Life and His Dramas」
よくある質問
11月9日のクラシック倶楽部は何時からですか?
2026年11月9日(月)午前5時から5時55分まで、NHK BSで放送予定です。
オリヴィエ・ラトリーの演奏曲目は何ですか?
番組表には、クープランの「教区のためのミサ曲」からの作品と、ワーグナーの歌劇「リエンツィ」から祈り「全能の神よ」などが掲載されています。
収録会場はノートルダム大聖堂ですか?
いいえ。今回のリサイタルは2023年6月27日に東京都のすみだトリフォニーホール大ホールで収録されました。
まとめ
11月9日(月)午前5時からNHK BSで放送される「クラシック倶楽部 オリヴィエ・ラトリー オルガン・リサイタル」は、クープランの「教区のためのミサ曲」からの作品と、ワーグナー「リエンツィ」の祈り「全能の神よ」などを楽しめる番組です。
演奏はノートルダム大聖堂のオルガニスト、オリヴィエ・ラトリーさんです。2023年6月27日にすみだトリフォニーホールで収録された公演に加え、大聖堂の再建への思いを語るインタビューも見どころです。
番組表で確認できる曲目と未掲載の曲目を混同せずに、パイプオルガンの響きを味わいたい回です。

