TV

  • HOME
  • ブログ
  • TV
  • アルタイのトゥバ族の村はどこ?禾木村・伝統スキー・行き方【中国・天涯の地10月10日】|10/10 20:00

アルタイのトゥバ族の村はどこ?禾木村・伝統スキー・行き方【中国・天涯の地10月10日】|10/10 20:00

10月10日(土)20時からNHK BS8Kで放送される「シリーズ 中国・天涯の地『アルタイの麓 自然の詩』」は、中国北西部のアルタイ山脈を舞台に、原生林や草原、雪原とともに生きる人々の暮らしを8Kで見せるドキュメンタリーです。

番組情報では、羊の遊牧を営むトゥバ族、丸太小屋、ラクダの乳しぼり、そして「世界最古ともいわれる」伝統的なスキーが大きな見どころとして紹介されています。一方で、今回の撮影地点についてNHK側が村名や施設名まで公表していることは確認できませんでした。

そこでこの記事では、番組に出てくるトゥバ族の生活文化と伝統スキーを現地で知る手がかりとして、アルタイ地区を代表するトゥバ族の集住地禾木村(ホム/Hemu Village)を中心に、場所、見どころ、アクセスを整理します。新疆アルタイ全体のロケ地については、「アルタイの麓 自然の詩」ロケ地はどこ?新疆アルタイの絶景と行き方もあわせてご覧ください。

10月10日の放送日時と内容

項目内容
放送日時2026年10月10日(土)20:00〜20:59
放送局NHK BS8K
番組名シリーズ 中国・天涯の地「アルタイの麓 自然の詩」
語り丹羽麻衣子
主な内容アルタイ山脈の自然、トゥバ族の暮らし、ラクダの乳しぼり、伝統スキー

Gガイドの公式番組情報データによると、舞台は中国、ロシア、カザフスタン、モンゴルにまたがるアルタイ山脈の中国側です。山麓に広がる原生林と草原、幻想的な雪原の霧を映しながら、森とともに生きる人々の暮らしを追います。

紹介文には、羊を風から守るために丸太小屋の隙間へ森で集めたコケを詰める工夫や、ラクダの乳しぼり、草原の墓、伝統スキーなどが挙げられています。北京テレビとNHKの共同制作で、普段は海外テレビが入りにくい国境地帯を撮影したことも、この回ならではのポイントです。

番組に出てくるトゥバ族の村は禾木村?

番組の公式情報だけでは、撮影した村が禾木村だと断定することはできません。 ただし、番組で描かれる「アルタイ山麓のトゥバ族」「丸太小屋」「雪原」「古い毛皮スキー」という要素を実際に知る場所として、禾木村は非常に重要です。

中国国家発展改革委員会の紹介では、禾木村は新疆ウイグル自治区アルタイ地区ブルチン県にあり、蒙古族トゥバ人の集住地とされています。寒温帯のタイガ林が広がり、木造家屋と山林、牧畜文化が一体となった景観が残る地域です。

禾木村はカナス観光エリアの中にあり、カナス湖や白哈巴村などとあわせて巡られることが多い場所です。番組を見て「この木の家が並ぶ雪の村はどこだろう」「トゥバ族の暮らしを見られる場所へ行きたい」と思った方にとって、まず調べたい目的地の一つといえます。

禾木村の見どころは木造家屋と朝霧

禾木村で印象的なのは、山と森林に囲まれた谷に木造家屋が並ぶ景観です。中国政府系の紹介では、トゥバ族の住居は太い原木を組み上げた造りで、長い積雪期に耐えるための工夫があるとされています。

冬の禾木村では、家々の屋根に雪が積もり、煙突から煙が上がる光景が見られます。番組に登場する「雪原の霧」や森と暮らす生活に興味を持った人なら、こうした生活景観がアルタイらしさを実感しやすいポイントです。

禾木村で景色を見るならハーデン展望台

禾木村の全景を見たい場合に知られているのが、村を見下ろすハーデン展望台(哈登平台)です。新疆の政府系紹介では、雪原、白樺林、木造家屋、炊煙をまとめて眺められる場所として紹介されています。

村から展望台までは徒歩で上る案内もあり、朝の時間帯は山あいに霧が残ることがあります。番組で映る雪原や森林のスケール感に惹かれた人には、単に村の中を歩くだけでなく、高い位置から集落と周囲の山林を眺める時間を取るのがおすすめです。

ただし、標高の高い寒冷地なので、秋から春は気温が大きく下がります。積雪や凍結によって道路状況が変わるため、現地へ向かう際は当日の交通規制や景区の営業状況を確認する必要があります。

世界最古といわれるスキーはどこで受け継がれている?

番組の大きな見どころの一つが、アルタイに残る伝統的な毛皮スキーです。中国国家体育総局によると、アルタイ地区では松の木と馬の毛皮を使った古い形式のスキー板が受け継がれ、トゥバ人やカザフ族など地域の人々が伝統を伝えています。

毛皮は向きによって滑りやすさと滑りにくさが変わるため、山を下るだけでなく、雪の斜面を上がる際にも役立つ仕組みです。現在も古式スキーの競技が行われ、カナス・禾木周辺ではスキーと弓を組み合わせる競技も紹介されています。

近代的なスキー場で滑る感覚とは違い、ここでのスキーはもともと狩猟や移動と結びついた生活の道具です。番組を見る際も、単なる「珍しいスポーツ」としてではなく、深雪の山間部で暮らすための知恵として見ると、アルタイの生活文化が分かりやすくなります。

ラクダの乳しぼりはアルタイの遊牧文化を知る手がかり

番組紹介にはラクダの乳しぼりも明記されています。アルタイの草原では、家畜を季節に合わせて移動させる牧畜文化が暮らしの基盤になってきました。

トゥバ族というと木造家屋や馬の文化が注目されやすいですが、番組では羊やラクダなど複数の家畜と生活する姿も映されます。森、草原、雪原を分けて見るのではなく、それぞれの環境を移動しながら家畜と暮らす地域だと考えると、映像のつながりが見えやすくなります。

日本から禾木村へ行くには?

禾木村へは、まず中国・新疆ウイグル自治区のアルタイ地区へ向かい、そこから陸路でカナス観光エリア方面へ進むのが基本です。旅行時には航空便や道路事情が変わるため、ウルムチやアルタイ市を経由する具体的な交通手段は最新情報を確認してください。

2025年にはアルタイ市と禾木村方面を結ぶ阿禾公路が開通し、新疆生産建設兵団の紹介では、アルタイ市から禾木村への移動時間が短縮されたとされています。この道路は禾木村、カナス景区、白哈巴村などをつなぐ観光ルートの一部になっています。

一方、カナス景区では季節や区間によって一般車両の進入が制限され、区間車への乗り換えが必要になることがあります。降雪時には道路の交通規制が行われることもあるため、個人旅行では「地図上で近いからそのまま車で行ける」と考えず、景区の最新案内を確認するのが安全です。

禾木村とカナス湖を一緒に回る

禾木村は単独で往復するより、カナス湖や白哈巴村などアルタイ北部の景勝地と組み合わせる旅程が組まれています。移動距離が長く、山岳道路を通るため、日帰りで詰め込むより複数日で考えたほうが現実的です。

特に冬は雪景色が魅力ですが、道路条件や気温は厳しくなります。伝統スキーや雪原の景色を目的にする場合でも、観光客向けに体験できる内容と、地域住民の生活・文化として行われているものは分けて考え、現地の案内に従って見学するのがよいでしょう。

既存記事とあわせて見ると分かりやすいポイント

今回の記事は禾木村とトゥバ族の生活文化に絞りましたが、番組の舞台は一つの村だけではなく、アルタイ山脈の広大な国境地帯です。山脈の位置関係や新疆側の代表的な景観を先に知りたい場合は、10月6日版のロケ地・行き方ガイドが参考になります。

また、食文化や旅先としての見どころをまとめた「アルタイの麓 自然の詩」旅するならどこ?絶景・トゥバ族・食文化もあります。今回の放送を見てから現地旅行を考えたい方は、テーマごとに読み分けると整理しやすいです。

参考にした情報

よくある質問

「アルタイの麓 自然の詩」の撮影地は禾木村ですか?

NHK側が今回の撮影地点を禾木村と村名まで公表していることは確認できません。禾木村はアルタイ地区の代表的なトゥバ族の集住地で、番組に出てくる木造家屋、雪原、伝統スキーなどを知る手がかりになる場所です。

禾木村はどこにありますか?

中国・新疆ウイグル自治区アルタイ地区ブルチン県のカナス観光エリアにあります。トゥバ族の集住地として知られ、森林と木造家屋が広がる景観が特徴です。

番組に出る伝統スキーは今も残っていますか?

はい。アルタイ地区では木材と馬の毛皮で作る伝統的な毛皮スキーが受け継がれています。古式スキーの競技も行われています。

まとめ

10月10日の「シリーズ 中国・天涯の地『アルタイの麓 自然の詩』」では、アルタイ山麓の雪原と森林、トゥバ族の暮らし、ラクダの乳しぼり、伝統スキーなどが8K映像で紹介されます。

今回の撮影地点は村名まで公式公表を確認できませんが、禾木村はトゥバ族の木造家屋や雪の生活景観、毛皮スキー文化を知る代表的な場所です。番組を見て現地に興味を持った方は、禾木村とカナス周辺を一体のエリアとして調べると、映像の背景がより分かりやすくなります。

このテーマの関連記事はこちら