ちば見聞録10月31日「小櫃川」はどこを巡る?二五穴・亀山湖・亀岩の洞窟を紹介|10/31 7:30
2026年10月31日(土)7時30分からチバテレ1で放送される「ちば見聞録」は、「千葉の川 小櫃川」を取り上げます。
チバテレ公式では、小櫃川周辺の「人と水とのかかわりや歴史」を探訪する回と紹介しています。番組のポイントには二五穴、亀山湖、上総掘り、亀岩の洞窟、七里川渓谷などが並び、単なる川沿いの観光紹介ではなく、房総の人々が水をどう使い、暮らしを築いてきたかを見る内容です。
ちば見聞録「千葉の川 小櫃川」の放送日時
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日 | 2026年10月31日(土) |
| 放送時間 | 7:30〜7:55 |
| 放送局 | チバテレ1 |
| 番組 | ちば見聞録 |
| 今回のテーマ | 千葉の川 小櫃川 |
| エリア | 君津、他 |
チバテレ公式の番組ページでは、この回を#70として掲載しています。番組が挙げる主なポイントは、清澄山系、二五穴、千葉県立中央博物館、亀山湖、上総掘り、亀岩の洞窟、久留里道、七里川渓谷、君津市です。
同じ「ちば見聞録」の地域探訪が好きな方は、君津・富津を歩いた回の記事もあわせて読むと、今回の小櫃川流域が房総南部の歴史の中でどうつながるのか見やすくなります。
小櫃川はどこ?番組は「人と水」の歴史を見る
小櫃川は房総半島の山間部から君津方面を流れる川で、今回の番組では川そのものだけではなく、周辺で生活してきた人々の水利用が大きなテーマです。
山が多い房総では、川が近くにあっても地形の高低差によって水田へ簡単に水を引けない場所がありました。そのため、川の流れを変えたり、トンネル状の用水路を掘ったり、地下水をくみ上げたりと、地域ごとに工夫が積み重ねられてきました。
番組公式が二五穴や上総掘りをポイントに入れているのは、小櫃川を「景色のいい川」として見るだけでなく、水を得るための技術と暮らしの歴史までたどるためと考えると分かりやすいです。
二五穴とは?小櫃川流域に残る珍しい用水路
番組公式が最初の重要ポイントとして挙げる一つが二五穴(にごあな)です。
君津市公式によると、二五穴は導水路のトンネル部分を幅二尺、高さ五尺ほどで構成する用水路です。トンネルは断続的に続き、長いものでは10キロメートルに及ぶものもあります。小櫃川上流域など房総丘陵に集中しており、その数や長さ、耐久性からも特徴的な水利施設です。
平山用水は二五穴の初期例で、1833年に工事が始まりました。現在も使われている二五穴が多く、単なる昔の遺構ではなく、農業と結びついた「生きた水のインフラ」である点が興味深いところです。
番組を見るときは、トンネルの形だけでなく「なぜそこまでして水を運ぶ必要があったのか」に注目すると、小櫃川と地域の暮らしの結びつきが見えてきます。
亀山湖は小櫃川の上流にある多目的ダム湖
亀山湖も番組公式が挙げる代表的なポイントです。
君津市公式によると、亀山ダムは小櫃川の上流に位置し、昭和46年から10年かけて建設され、昭和56年3月に完成しました。千葉県で最初で最大の多目的ダムで、高さ34.5メートル、総貯水量は1,475万トンです。
役割は景観や観光だけではありません。治水と広域的な飲料水の確保を担い、地域の生活を支える重要な施設です。小櫃川の歴史をたどる番組の中で亀山湖が登場するのは、昔からの水利用だけでなく、近代以降の治水・水資源管理まで視野に入るためでしょう。
現在の亀山湖は、サイクリングやハイキング、ボート、釣りなどを楽しめる場所としても知られています。歴史番組として見たあと、実際の観光地として気になった方にも分かりやすいスポットです。
亀岩の洞窟は「川廻し」で生まれた場所
SNSなどで写真を見たことがある人も多い亀岩の洞窟も、番組公式のポイントに含まれています。
君津市公式では、清水渓流広場は房総半島内陸部の笹川、小櫃川水系の上流に位置する自然公園と説明されています。洞窟から差し込む光が水面に反射してハート形に見えることで有名になりました。
この場所を歴史の視点で見るうえで重要なのが「川廻し」です。川廻しは、蛇行する川のくびれた部分を切り割ったりトンネルで短絡させたりして、流路を変える新田開発の工事です。
観光写真として有名な亀岩の洞窟ですが、背景には水と土地を利用するための人の工夫があります。「きれいな景色」と「地域の水利技術」が同じ場所に重なっていることが、今回の番組テーマにぴったりです。
七里川渓谷や久留里道にも注目
チバテレ公式は、七里川渓谷や久留里道も今回のポイントとして挙げています。
小櫃川上流域は山間の自然と集落の歴史が近い距離で重なっています。川は水を運ぶだけでなく、人の移動、農業、集落の形成にも影響を与えてきました。
番組内で各場所がどの順番で登場するかは公式には明記されていませんが、二五穴や亀山湖、亀岩の洞窟と一緒に見ることで、「山から下流へ続く一つの水系の中で、人の暮らしがどう形づくられたか」という流れを意識しやすくなります。
「ちば見聞録」の川シリーズをあわせて見ると面白い
「ちば見聞録」では、小櫃川以外にも千葉県内の川をテーマにした回があります。
たとえば黒部川の回では、城下町の面影や水運の歴史が取り上げられました。「千葉の川 黒部川」の紹介スポットをまとめた記事と比べると、同じ「川」でも地域によって役割が違うことが分かります。
黒部川では水運や町の発展、小櫃川では用水・治水・水源と、川と人の関係は一つではありません。シリーズで見ると、千葉の歴史を川から読み解く番組の面白さがより伝わります。
前回までの「ちば見聞録」との違い
10月24日のチバテレでは「房総の鉄文化」が放送され、鋸山や鉄に関する遺跡など、房総の産業・技術の歴史がテーマでした。
10月31日の小櫃川回は、同じ地域史でも焦点が水に移ります。自然そのものを見るのではなく、二五穴やダム、川廻しといった人の手が入った場所を通して、生活を支える技術をたどる点が特徴です。
前回の「房総の鉄文化」記事と続けて読むと、房総では地形や自然条件に合わせて独自の技術が育ってきたことが見えてきます。
参考にした情報
よくある質問
10月31日の「ちば見聞録」は何を紹介しますか?
「千葉の川 小櫃川」をテーマに、小櫃川周辺の人と水とのかかわりや歴史を探訪します。二五穴、亀山湖、上総掘り、亀岩の洞窟、七里川渓谷などが番組公式のポイントとして挙げられています。
二五穴とは何ですか?
房総丘陵に多く見られる、トンネル部分を中心とした用水路です。小櫃川上流域にも多く、農業用水を運ぶために造られ、現在も利用されているものがあります。
亀岩の洞窟は小櫃川と関係がありますか?
あります。亀岩の洞窟がある清水渓流広場は、小櫃川水系の笹川上流に位置します。洞窟は川廻しによる水路変更の歴史とも関係する場所です。
まとめ
10月31日(土)7時30分からの「ちば見聞録」は、小櫃川を通して君津周辺の人と水の歴史を見る回です。
二五穴の用水、亀山ダムと亀山湖、川廻しによる亀岩の洞窟など、見慣れた景色の背景にある水利用の工夫が大きな見どころです。観光地として知っていた場所も、地域の暮らしと水の歴史という視点で見ると違った魅力が見えてきます。

