クラシック音楽館 N響 第2070回定期公演出演・アウグスティン・ハーデリヒのプロフィール|経歴と代表的な演奏|10/11 21:00

10月11日(日)21時からNHK Eテレで放送される「クラシック音楽館 N響 第2070回定期公演」では、バイオリニストのアウグスティン・ハーデリヒがブラームスのヴァイオリン協奏曲でソリストを務めます。

ハーデリヒは、国際コンクール優勝やグラミー賞受賞歴を持ち、世界の主要オーケストラと共演してきたバイオリニストです。番組を見て「どこの国の人?」「何歳?」「どんな経歴?」と気になった方に向けて、本人公式サイト、N響公式、イェール音楽院などの情報をもとにプロフィールを整理します。

アウグスティン・ハーデリヒのプロフィール

項目内容
名前Augustin Hadelich(アウグスティン・ハーデリヒ)
生年月日1984年4月4日
年齢42歳(2026年10月11日時点)
出生地イタリア・トスカーナ州チェーチナ
国籍アメリカ・ドイツの二重国籍
職業バイオリニスト、教育者
主な学歴マスカーニ音楽院、ジュリアード音楽院
現職イェール音楽院 Professor in the Practice of Violin

生年月日は複数の音楽資料で1984年4月4日と紹介されており、2026年10月11日時点では42歳です。本人公式プロフィールは、ドイツ人の両親のもとイタリアで生まれたこと、現在はアメリカとドイツの二重国籍であることを明記しています。

身長については、今回確認した本人公式サイト、N響公式、イェール音楽院のプロフィールに記載がありませんでした。そのため、この記事では推測値や出典の弱い数字は掲載していません。

5歳でバイオリンを始め、欧米で研鑽

N響公式の第2070回定期公演ページによると、ハーデリヒはドイツ人の両親のもとイタリアで生まれ、5歳でバイオリンを始めました。クリストフ・ポッペンやウート・ウーギらに学び、イタリアのマスカーニ音楽院を卒業しています。

その後20歳でアメリカへ渡り、ジュリアード音楽院でジョエル・スミルノフに師事しました。本人公式サイトでも、ジュリアード音楽院でArtist Diplomaを取得した経歴が紹介されています。

イェール音楽院のプロフィールでは、現在ハーデリヒは同校でProfessor in the Practice of Violinを務め、2021年から教員として在籍していることが確認できます。世界各地で演奏を続ける一方、若い演奏家を指導する教育者でもあります。

2006年国際コンクール優勝が大きな転機

ハーデリヒの国際的なキャリアを語るうえで大きな節目となったのが、2006年インディアナポリス国際ヴァイオリン・コンクールです。本人公式サイトとイェール音楽院はいずれも、同コンクールで金メダルを獲得したことを紹介しています。

N響公式も、この優勝を「キャリアの突破口」と位置づけています。その後はアメリカの主要オーケストラだけでなく、ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、バイエルン放送響、ロンドン・フィルなど世界的な楽団と共演してきました。

本人公式プロフィールでは、バッハからブラームス、さらに現代作品まで幅広いレパートリーを持つ演奏家として紹介されています。特定の時代や作曲家だけに偏らず、古典から現代まで演奏する幅の広さが特徴です。

グラミー賞など受賞歴も豊富

ハーデリヒは2016年、シアトル交響楽団、指揮ルドヴィク・モルローとのデュティユー「夢の樹」の録音でグラミー賞を受賞しています。本人公式サイトでは、この受賞を主要な経歴の一つとして掲載しています。

ほかにも2009年のAvery Fisher Career Grant、2011年のBorletti-Buitoni Trust Fellowship、2018年のMusical America「Instrumentalist of the Year」など、多くの評価を受けてきました。

録音活動も盛んで、ワーナー・クラシックスからパガニーニ「24のカプリース」、ブラームスとリゲティのヴァイオリン協奏曲、バッハの無伴奏ソナタとパルティータ全集などを発表しています。2024年のアルバム「American Road Trip」は、2025年のOPUS KLASSIKで室内楽録音部門の賞を受けたと本人公式サイトに記載されています。

使用しているバイオリンは1744年製グァルネリ・デル・ジェス

N響公式によると、ハーデリヒが現在使用している楽器は、1744年製グァルネリ・デル・ジェス「ルデュック(Leduc, ex Szeryng)」です。本人公式サイトでも、Tarisio Trustから貸与されている楽器として紹介されています。

歴史的な名器を使っていることだけでなく、N響公式が「豊かな響き、多彩な音色、熱い歌」と評している点にも注目です。番組ではブラームスの協奏曲を通して、音色の変化や旋律の歌わせ方をじっくり聴くことができます。

クラシック音楽館 N響第2070回でブラームスを演奏

今回放送される第2070回定期公演Bプログラムは、2026年9月17日にサントリーホールで行われた公演です。N響公式が掲載する曲目は、ウェーバーの歌劇「オベロン」序曲、ブラームスのヴァイオリン協奏曲ニ長調作品77、シューマンの交響曲第4番ニ短調作品120(改訂版)です。

ハーデリヒが登場するのはブラームスのヴァイオリン協奏曲。指揮はN響首席指揮者のファビオ・ルイージです。番組表の公式番組情報でも、ハーデリヒがヴァイオリン独奏、ルイージが指揮を務めることが案内されています。

第2070回全体の曲目や放送情報は、クラシック音楽館 N響 第2070回定期公演の記事で整理しています。出演者をまとめて見たい方は出演者・指揮者の記事も参考になります。

ブラームスの協奏曲そのものを知りたい方には、ブラームス「ヴァイオリン協奏曲」の聴きどころを用意しています。今回のハーデリヒの演奏に絞った情報は、ハーデリヒ出演記事で確認できます。

N響とは2024年以来の共演

N響公式プロフィールでは、ハーデリヒとN響は直近では2024年に共演したと紹介されています。今回の第2070回定期公演は、すでに関係を築いているオーケストラとの再共演になります。

国際的なソリストがオーケストラと共演する場合、独奏者の技巧だけでなく、指揮者や各セクションとの対話も聴きどころです。ブラームスの協奏曲は独奏バイオリンが華やかに前へ出る場面と、オーケストラと厚い響きを作る場面の両方があり、ハーデリヒの多彩な音色を味わいやすい作品です。

代表的な演奏・録音は?

ハーデリヒの録音歴を見ると、幅広い音楽性が分かります。パガニーニの技巧的な作品からバッハの無伴奏、ブラームス、リゲティ、ドヴォルザーク、さらに現代作品まで録音してきました。

今回の放送とつながりが深いのは、2019年に発表したブラームスとリゲティのヴァイオリン協奏曲のアルバムです。ブラームスはコンサートでもたびたび取り上げている重要なレパートリーで、今回のN響との共演を聴く際にも、ハーデリヒの代表的な演奏領域の一つとして押さえておきたい作品です。

一方で、2021年のバッハ無伴奏作品の録音や、2024年「American Road Trip」のような企画性のあるアルバムもあり、一つの様式に固定されない演奏家であることが分かります。

参考にした情報

よくある質問

アウグスティン・ハーデリヒは何歳ですか?

1984年4月4日生まれで、2026年10月11日時点では42歳です。

ハーデリヒの身長は公表されていますか?

今回確認した本人公式サイト、N響公式、イェール音楽院のプロフィールには身長の記載がなく、信頼できる一次情報では確認できませんでした。

クラシック音楽館 N響第2070回では何を演奏しますか?

ブラームスの「ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77」で独奏を務めます。指揮はファビオ・ルイージ、管弦楽はNHK交響楽団です。

まとめ

「クラシック音楽館 N響 第2070回定期公演」に登場するアウグスティン・ハーデリヒは、1984年生まれの42歳。イタリアに生まれ、ジュリアード音楽院で学び、2006年インディアナポリス国際ヴァイオリン・コンクール優勝を機に世界的な活動を広げました。

2016年のグラミー賞受賞をはじめ実績は豊富で、現在は演奏活動と並行してイェール音楽院でも後進を指導しています。第2070回では、1744年製グァルネリ・デル・ジェスを手にブラームスの協奏曲を演奏します。プロフィールを知ってから聴くと、今回の一曲がハーデリヒの長い演奏歴の中でどんな位置にあるのかも見えやすくなります。

このテーマの関連記事はこちら