ソフトボールがロス五輪で復活!LA28で2大会ぶり正式実施|日本代表の出場条件と展望
女子ソフトボールは、ロサンゼルス2028オリンピック(LA28)で正式に実施されます。東京2020では日本が金メダルを獲得しましたが、パリ2024では競技プログラムから外れていたため、LA28で2大会ぶりのオリンピック復帰です。
「復活するかもしれない」という段階ではありません。IOCは2023年10月16日の第141次IOC総会で、野球・ソフトボールを含む5競技をLA28の追加競技として正式に承認しています。
ソフトボールはLA28で2大会ぶりにオリンピック復帰
ソフトボールは1996年アトランタ大会で正式競技として導入され、2008年北京大会まで実施されました。その後、ロンドン2012とリオ2016では実施されず、開催都市提案の追加競技として東京2020で復活。日本は北京2008と東京2020で金メダルを獲得しています。
パリ2024では再び競技から外れましたが、LA28組織委員会が追加競技として野球・ソフトボール、クリケット、フラッグフットボール、ラクロス、スカッシュを提案。IOC総会で承認され、ソフトボールの実施が決まりました。
なぜロサンゼルス大会で復活した?決定までの流れ
LA28組織委員会は2023年10月9日、開催都市の追加競技案として5競技をIOCへ提案しました。評価では開催地との親和性、若者への訴求、男女平等、競技の普及度、既存施設の活用などが考慮されています。
その後、IOCプログラム委員会と理事会の支持を経て、10月16日の第141次IOC総会で承認されました。つまりソフトボールは「常設の競技に戻った」というより、LA28大会の追加競技として採用された形です。
日本代表はまだ出場決定ではない|LA28予選の仕組み
開催国の米国は女子ソフトボールの出場枠を確保しています。一方、日本は東京2020金メダル国であっても自動出場ではありません。LA28へ進むには、WBSCが定める予選を通過する必要があります。
WBSCが2026年に発表した資格システムでは、女子ソフトボールは6チームで行われ、米国以外の5枠を複数の大会で争います。
| 出場権獲得ルート | 枠 |
|---|---|
| 開催国・米国 | 1 |
| 2027年女子ソフトボールW杯ファイナル | 1 |
| 2027年 アジア/オセアニア大陸予選 | 1 |
| 2027年 欧州/アフリカ大陸予選 | 1 |
| 2027年 米州大陸予選 | 1 |
| 最終予選(2028年3月まで) | 1 |
日本にとって最初のチャンスは2027年ワールドカップ
日本にとって最初の五輪出場権獲得機会は、2027年4月に予定される女子ソフトボールワールドカップ・ファイナルです。ここで未出場国の中の最上位チームになればLA28出場権を得られます。
そこで出場権を取れなかった場合も、アジア4チームとオセアニア2チームによる大陸予選が用意されています。さらに大陸予選の2位・3位チームは最終予選へ進み、最後の1枠を争う仕組みです。
アジア大会7連覇はLA28出場権に直結する?
2026年愛知・名古屋アジア大会の優勝自体が、そのままLA28の出場権になるわけではありません。日本は2026年10月3日の決勝で中国に7-0で勝ち、アジア大会7連覇を達成しましたが、五輪出場権は別に定められたWBSCの予選で獲得する必要があります。
ただし、アジア大会は中国、チャイニーズ・タイペイ、韓国などアジアの強豪と直接戦う機会です。2027年のアジア/オセアニア予選を見据えるうえで、日本がアジアでどの位置にいるかを確認できる重要な大会でした。
上野由岐子・後藤希友ら日本代表のLA28への展望
日本ソフトボール協会はLA28特設ページを設け、北京2008、東京2020に続く金メダルを目標に強化を進める方針を示しています。2026年アジア大会では44歳の上野由岐子投手が7大会連続出場を果たし、決勝では後藤希友投手が5回2安打無失点で中国を完封しました。
LA28本番まで約2年あるため、代表メンバーがそのまま固定されるとは限りません。それでも、上野投手の経験と後藤投手ら次世代の力が同じチームで共有されている点は、日本が長期的に強さを保つうえで大きな材料です。
LA28ソフトボールを見る前に知っておきたいポイント
- ソフトボールはLA28で正式実施が決定済み
- 東京2020以来、2大会ぶりのオリンピック実施
- LA28追加競技としてIOC総会が2023年10月に承認
- 日本は自動出場ではなく予選通過が必要
- 最初の出場権獲得機会は2027年女子ソフトボールW杯ファイナル
- アジア大会優勝は五輪出場権そのものではない
アジア大会での日本代表の戦いを確認したい場合は、アジア競技大会2026 野球・ソフトボール日程まとめもあわせてご覧ください。
公式情報
LA28追加競技の承認は、IOC NewsroomとLA28公式サイトで確認できます。日本ソフトボール協会もRoad to LA28で競技復帰と日本代表の目標を案内しています。
よくある質問(FAQ)
ソフトボールはロサンゼルス2028五輪で実施されますか?
はい。IOCは2023年10月の第141次総会で、野球・ソフトボールをLA28の追加競技として正式承認しました。
ソフトボールは何大会ぶりのオリンピックですか?
東京2020で実施された後、パリ2024では実施されなかったため、LA28で2大会ぶりの実施となります。
日本はすでにLA28出場が決まっていますか?
いいえ。開催国の米国は出場枠を得ていますが、日本は予選を通じて出場権を獲得する必要があります。最初の機会は2027年女子ソフトボールワールドカップ・ファイナルです。
まとめ
ソフトボールはロサンゼルス2028で東京2020以来2大会ぶりにオリンピックへ復帰します。LA28組織委員会の提案を受け、IOCが2023年10月に正式承認しました。
日本は東京2020金メダル国ですが、LA28の出場はまだ確定していません。2027年ワールドカップ・ファイナル、大陸予選、最終予選というルートで出場権を獲得する必要があります。2026年アジア大会7連覇は、その次の戦いへ向けた現在地を示す結果です。

