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南極大冒険11月7日の撮影地は?ラングホブデ氷河・沿岸露岩域と第59次隊の活動地|11/7 20:00

11月7日(土)20時からNHK BS8Kで放送される「南極大冒険~空から迫る 氷の絶景~」は、南極大陸をヘリコプターから8Kで空撮し、氷河、氷山、露出した岩肌、氷に閉ざされた湖などを映し出す番組です。

番組表で確認できる内容では、日本の約37倍もの広さがある南極大陸を、高性能の防振装置を搭載したヘリコプターで撮影しています。ただし、今回の放送情報には映像ごとの細かな地名までは記載されていません。

そこでこの記事では、番組制作につながった第59次南極地域観測隊の公的な活動記録をもとに、昭和基地周辺だけではなく、ラングホブデ氷河や沿岸露岩域など、8K映像を見る際に押さえておきたい具体的な場所を整理します。

南極大冒険11月7日の放送日時と内容

項目内容
放送日時2026年11月7日(土)20:00〜
放送局NHK BS8K
番組名南極大冒険~空から迫る 氷の絶景~
主な内容南極大陸の8K空撮、氷河、氷山、岩肌、氷に閉ざされた湖
撮影方法高性能防振装置を搭載したヘリコプターによる空撮

番組は、南極の「白」を一色としてではなく、雪と氷の細かな陰影や割れ目、流動する氷河の表情まで高精細映像で見せる構成です。地上からでは全体像をつかみにくい氷河や露岩域を、上空から眺められることが大きな特徴です。

2019年のBS8K「南極大冒険」は全4回シリーズとして紹介され、その第4回が「空から迫る 氷の絶景」でした。第59次南極地域観測隊では、企画提案取材枠がNHKの4K・8K特番につながったことも文部科学省の評価資料で確認できます。

ラングホブデ氷河はどこ?

ラングホブデ氷河は、昭和基地がある東南極・リュツォ・ホルム湾沿岸で、第59次隊が実際に掘削観測を行った氷河です。

文部科学省の第59次南極地域観測隊夏隊活動報告には、野外観測として「ラングホブデ氷河の掘削観測」を実施したことが明記されています。同じ第59次隊の取材枠からNHKの4K・8K特番が制作されているため、番組を見る際の具体的な地理的手がかりになる場所です。

ただし、番組表の説明は個々の空撮地点を特定していません。そのため、「11月7日の映像に映るこの氷河が必ずラングホブデ氷河である」とまでは断定できません。ここでは、撮影隊が同行した第59次隊の活動地域の一つとして紹介します。

ラングホブデ周辺の見どころ

ラングホブデは、氷だけが続く内陸とは違い、岩盤が露出する場所と氷河が隣り合う沿岸域です。空から見ると、白い氷と暗い岩肌の境界がはっきりし、番組が紹介する「氷河で削り取られた岩肌」を理解しやすい地形です。

氷河は止まって見えても、重力によってゆっくり流れ続けています。番組表の説明にも、大陸を覆う分厚い氷が自らの重みで流れ出し、氷河の力強い流れや氷の割れ目を映すとあります。ラングホブデ氷河の観測記録と重ねて見ると、8K映像の「動く氷」という見方がしやすくなります。

沿岸露岩域はどんな場所?

沿岸露岩域は、厚い氷に覆われた南極の中で、地面の岩石が露出しているエリアです。第59次隊は、この沿岸露岩域で絶対重力測定やGNSS観測を行っています。

「南極は一面の雪原」という印象がありますが、実際には沿岸部を中心に、風や氷河の作用によって岩盤が表面に出ている場所があります。番組の説明にある「氷河で削り取られた岩肌」は、こうした氷と岩の境界に注目すると見え方が変わります。

上空からは、氷河が岩盤の谷筋に沿って流れる様子、雪が残る場所と露岩の色の違い、海岸線に近づくにつれて変わる地形などを一度に捉えられます。8Kの解像度は、大きな地形だけでなく、岩肌の筋や氷の陰影を見分けるうえでも相性のよい撮影方法です。

沿岸露岩域には一般旅行で行ける?

昭和基地周辺や日本の観測隊が活動する東南極の沿岸露岩域は、一般的な観光地ではありません。南極クルーズで多く使われるのは南米側からアクセスしやすい南極半島周辺で、日本の昭和基地がある東南極とは大きく離れています。

そのため、番組で見た場所をそのまま個人旅行の行程に組み込むのは現実的ではありません。南極旅行を検討する場合は、「同じ南極でも観測隊の活動地域と観光船の寄港地は別」と考えておくと分かりやすいです。

南極への行き方全体は、既存の南極大冒険~空から迫る 氷の絶景~のロケ地と昭和基地周辺・南極への行き方で整理しています。

氷に閉ざされた湖はどのあたり?

第59次隊は、南極の湖沼で堆積物の掘削採取も行っています。番組表でも「氷に閉ざされた湖の中の神秘的な光景」を交えて紹介するとされており、氷河や氷山だけでなく湖も重要な見どころです。

ただし、11月7日放送回の番組説明には湖の固有名詞がありません。別番組「南極 氷の下のタイムカプセル」で知られるアンターセー湖など、他の南極番組の湖名を今回の映像の場所として結びつけるのは避けたほうがよいでしょう。

第59次隊の活動報告から確実に言えるのは、夏期活動で湖沼堆積物の掘削採取が行われたことです。湖の水面や氷の下の映像が登場したときは、「この回で公式に地名が明示されているか」を見ながら楽しむのが安全です。

昭和基地と今回の撮影地の関係

昭和基地は第59次隊の活動拠点で、今回の8K特番の背景を理解するうえで中心になる場所です。観測隊は昭和基地で大気レーダーや宇宙線などの観測、基本観測棟の建設・整備を行い、そこから野外観測へ展開しました。

国立極地研究所によると、日本の南極観測には昭和基地のほか、みずほ基地やドームふじ基地などがあります。みずほ基地は昭和基地の南東約270kmに位置し、現在は無人観測地点および内陸への中継点として使われています。

今回の記事は、すでにある昭和基地中心の記事と重ならないよう、野外観測地に焦点を当てています。第59次隊同行ロケと昭和基地周辺については、南極大冒険11月3日の撮影地と第59次南極観測隊同行ロケもあわせて見ると位置関係をつかみやすくなります。

前回11月5日放送の記事との違い

前回11月5日の記事では、番組で印象的な氷河が削った岩肌を中心に、氷河地形そのものを掘り下げています。

今回はそこから一歩進めて、「そのような地形を第59次隊がどの地域で観測していたのか」という場所の側から整理しました。岩肌ができる仕組みを詳しく知りたい方は、南極大冒険11月5日|氷河が削った岩肌とは?が参考になります。

日本で南極の観測地を身近に感じるには

実際の昭和基地やラングホブデへ観光目的で訪れるのは難しい一方、日本国内では国立極地研究所の南極・北極科学館で南極観測を学べます。

館内では昭和基地の模型やライブ映像、南極観測で使われた雪上車、南極の氷、隕石、観測船「しらせ」に関する展示などがあり、番組で見た氷の世界を観測活動の視点から理解できます。南極の映像を見て「実物の観測機材や氷を見たい」と思った場合の、現実的な訪問先です。

参考にした情報

よくある質問

11月7日の「南極大冒険」の撮影地はラングホブデ氷河ですか?

番組表では個別の空撮地点名まで発表されていません。ラングホブデ氷河は、番組制作につながった第59次南極地域観測隊が実際に掘削観測を行った場所として確認できます。

ラングホブデ氷河や昭和基地へ一般旅行で行けますか?

一般的な南極観光の主要ルートとは異なり、昭和基地周辺やラングホブデは観光地として自由に訪問できる場所ではありません。南極クルーズの多くは南極半島周辺を訪れます。

番組に出る氷に閉ざされた湖の名前は分かりますか?

11月7日放送回の番組説明では湖の固有名詞は示されていません。第59次隊が湖沼堆積物の掘削採取を行ったことは公的資料で確認できますが、特定の湖名を今回の映像と断定することはできません。

まとめ

11月7日放送の「南極大冒険~空から迫る 氷の絶景~」は、ヘリコプターによる8K空撮で、氷河、氷山、露岩、湖など南極の地形を立体的に味わえる番組です。

第59次南極地域観測隊の活動記録では、ラングホブデ氷河、沿岸露岩域、湖沼調査地、昭和基地などが具体的な活動地域として確認できます。今回放送の全映像を個々の地名まで特定することはできませんが、こうした場所を知っておくと、空撮で映る氷と岩の地形をより具体的に読み取れます。

既存の昭和基地・南極への行き方の記事や氷河地形の記事とあわせて見ると、11月7日の8K映像を「どこで、どのような地形が生まれているのか」という視点で楽しめます。

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