安藤昇 代表作・実録映画|10月30日放送「やくざと抗争」ほか|10/30 21:00

2015年12月16日に89歳で亡くなった安藤昇さんが出演した映画2作品が、2026年10月30日(金)に日本映画専門チャンネルで続けて放送されます。21時からは1972年の「やくざと抗争」、22時45分からは1973年の「実録安藤組 襲撃篇」です。

どちらも安藤さん自身の経験や原作と深く結びついた実録色の強い作品です。ここでは、安藤昇さんがどんな人物だったのか、俳優へ転身した経緯、代表作、今回の2作品での役どころを中心にまとめます。

安藤昇出演作の10月30日放送情報

項目内容
放送局日本映画専門チャンネル
21:00〜やくざと抗争
公開年1972年
主演・原作安藤昇
監督佐藤純彌
22:45〜実録安藤組 襲撃篇
公開年1973年
主演・原作安藤昇
監督佐藤純彌

日本映画専門チャンネル公式では、10月の特集「5ヶ月連続 東映ヤクザ映画 疵の美学」の実録編として、「やくざと抗争」と「実録安藤組 襲撃篇」が組まれています。

「やくざと抗争」は10月30日21時から、「実録安藤組 襲撃篇」はスカパー!の番組詳細で同日22時45分からと確認できます。2本を続けて見ると、安藤さんが自らの経験を映画へ持ち込み、実録路線の中でどのように自分自身を演じたのかが分かりやすい編成です。

安藤昇はどんな人物だった?

安藤昇さんは1926年5月24日生まれ、東京都出身。日刊スポーツの訃報によると、戦後に東京・渋谷を拠点とする組織を率いた後、1964年に組織を解散し、翌1965年に映画「血と掟」で俳優へ転身しました。

俳優だけでなく、作家や映画プロデューサーとしても活動しました。自分の半生を題材にした作品に出演することも多く、一般の俳優とは異なる経歴そのものが作品のリアリティにつながった人物です。

2015年12月16日に肺炎のため亡くなり、享年89でした。今回10月30日に放送されるのは、生前に出演した1970年代の映画であり、現在の新作出演ではありません。

俳優への転身は1965年「血と掟」

日刊スポーツによると、安藤さんは1965年に手記「激動」を映画化した「血と掟」に主演し、映画俳優へ転向しました。その後は任侠・やくざ映画を中心に出演を重ねています。

経歴の一部を自ら作品化し、自身が主演するというスタイルは安藤さんの大きな特徴でした。今回放送される2作品も、その延長線上にある作品として見ることができます。

安藤さんの映画歴を知るうえでは、「単にやくざ映画に多く出演した俳優」というだけでなく、原作や企画にも関わり、自分自身の過去を映画表現へ変えていった点が重要です。

「やくざと抗争」で安藤昇が演じる役は?

「やくざと抗争」は1972年の作品で、安藤昇さんが原作と主演を務めています。日本映画専門チャンネル公式では、昭和初期の盛り場を舞台に、愚連隊の半生を当時の世情とともに描く異色作と紹介されています。

安藤さんが演じるのは「爆弾マッチ」と呼ばれる男です。公式あらすじでは、過激左派党員による事件で使われた拳銃を提供した疑いで特高の拷問を受け、その後、恋人を足抜けさせるため大木戸組の縄張りに賭場を開こうとする人物として描かれます。

そこで代貸の梅津と対立しますが、梅津から男ぶりを認められ、兄弟分になる流れが描かれます。梅津役は菅原文太さんで、渡瀬恒彦さん、藤浩子さん、室田日出男さん、天津敏さん、藤竜也さん、渡辺文雄さんらが共演しています。

作品全体のあらすじや放送仕様を詳しく確認したい方は、既存記事の「やくざと抗争」10月9日放送ガイドも参考にしてください。

「実録安藤組 襲撃篇」は安藤組最大の事件を描く

22時45分から放送される「実録安藤組 襲撃篇」は1973年の作品です。日本映画専門チャンネル公式では、「実録安藤組」シリーズ三作目で、勢力を増した安藤組が起こした組最大の襲撃事件と、安藤昇の34日間の逃亡を描く作品と説明されています。

監督は「やくざと抗争」と同じ佐藤純彌さん。安藤昇さんが主演し、梅宮辰夫さん、安岡力也さん、郷鍈治さん、丹波哲郎さんらが出演しています。

スカパー!の番組詳細では、安藤さんが率いる安藤興業が借金の取り立てを請け負い、そこから襲撃事件へ進んでいく筋立てが紹介されています。実際の人物と事件を下敷きにした自伝的作品であることが、タイトルの「実録」にも表れています。

結末や逃亡の経過を含めて詳しく知りたい場合は、「実録安藤組 襲撃篇」の結末ネタバレ記事で時系列を整理しています。今回の記事では、安藤昇さん本人の経歴と作品との関係を中心にしています。

安藤昇の代表作は?

安藤さんの俳優転身作としてまず挙げられるのが「血と掟」です。日刊スポーツは、安藤さんがこの作品で映画俳優に転向し、その後やくざ映画を中心に多数の作品で主演したと伝えています。

そのほか、訃報記事では「網走番外地 吹雪の斗争」「昭和残侠伝 破れ傘」「新仁義なき戦い」などへの出演も紹介されています。また、安藤組を題材にした実録映画にも出演し、1974年には「安藤組外伝 人斬り舎弟」でプロデュースにも進出しました。

今回の「やくざと抗争」「実録安藤組 襲撃篇」は、安藤さんの代表的な実録路線を知るうえで分かりやすい2本です。原作と主演を兼ねることで、自身の過去と映画上の人物像が重なって見える点が特徴です。

最後の映画出演は「渋谷物語」

日刊スポーツは、2004年に原作と企画を担当した自伝映画「渋谷物語」に本人役で出演したのが、安藤さんの最後の映画出演になったと報じています。

1965年の「血と掟」で俳優へ転身し、2004年まで自身の人生と映画を結びつける活動を続けたことになります。10月30日の2作品は、その長い映画活動の中でも1970年代前半の実録色が強い時期にあたります。

共演者から見る2作品の違い

「やくざと抗争」では菅原文太さん、渡瀬恒彦さん、藤竜也さんらが共演し、「実録安藤組 襲撃篇」では梅宮辰夫さん、安岡力也さん、郷鍈治さん、丹波哲郎さんらが顔をそろえます。

どちらも佐藤純彌監督作品ですが、前者は昭和初期の盛り場と愚連隊の半生を描き、後者は安藤組最大の襲撃事件と逃亡を題材にしています。同じ安藤昇主演でも、描く時代と事件が異なるため、2本を続けて見ると実録映画の切り口の違いが分かります。

参考にした情報

よくある質問

安藤昇は現在も存命ですか?

いいえ。安藤昇さんは2015年12月16日に亡くなりました。今回放送されるのは1972年と1973年に公開された過去の出演作品です。

10月30日の「やくざと抗争」は何時からですか?

日本映画専門チャンネルで2026年10月30日(金)21時から放送されます。公式作品ページで10月30日21時の放送が確認できます。

「実録安藤組 襲撃篇」は何時からですか?

10月30日(金)22時45分からです。1973年の作品で、安藤組最大の襲撃事件と安藤昇の34日間の逃亡を描きます。

安藤昇の俳優デビュー作は何ですか?

1965年の「血と掟」です。自身の手記を映画化した作品に主演し、俳優へ転身しました。

まとめ

安藤昇さんは、組織を解散した後に1965年「血と掟」で俳優へ転身し、自身の経験を題材にした実録色の強い映画で独自の存在感を残した人物です。2015年12月に89歳で亡くなっています。

2026年10月30日は、21時から1972年の「やくざと抗争」、22時45分から1973年の「実録安藤組 襲撃篇」が放送されます。どちらも安藤さんが原作・主演に関わる作品で、代表作と生涯を知るうえで重要な2本です。

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