映画「来し方 行く末」11月6日WOWOW放送|あらすじ・キャスト・字幕版の見どころ|11/6 7:15
2026年11月6日(金)午前7時15分からWOWOWシネマで放送予定の中国映画「来し方 行く末」は、弔辞の代筆業で生計を立てる男性ウェン・シャンを主人公にしたヒューマンドラマです。
主人公を演じるのは、中国で高い人気を持つ俳優フー・ゴー。他人の人生を聞き取り、故人への言葉を整える仕事を続ける中で、自分自身の人生が止まっていることにも向き合っていきます。
WOWOW公式では字幕版の内容時間は120分。第25回上海国際映画祭では、リウ・ジアイン監督が最優秀監督賞、フー・ゴーが最優秀男優賞を受賞しました。ここでは放送前に知っておきたいあらすじ、キャスト、字幕版かどうか、作品の見どころを整理します。
「来し方 行く末」11月6日の放送時間と字幕・作品データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年11月6日(金)7:15〜 |
| 放送局 | WOWOWシネマ |
| 放送形式 | 字幕版 |
| 内容時間 | 120分 |
| 制作年 | 2023年 |
| 制作国 | 中国 |
| 原題 | 不虚此行 |
| ジャンル | ドラマ |
| 監督・脚本 | リウ・ジアイン |
| 主演 | フー・ゴー |
WOWOW公式作品ページでは、作品データとして2023年・中国・字幕版120分と案内されています。吹き替え版ではなく、俳優の声をそのまま聞ける字幕版での放送です。
原題は「不虚此行」で、英題は「ALL EARS」。中国で2023年に制作された作品であることもWOWOW公式の作品データで確認できます。
なお、WOWOW公式作品ページを開いて確認した時点では「現在、放送予定はありません」と表示されていました。一方で、今回の放送情報として11月6日7時15分のWOWOWシネマ枠が提示されているため、本記事の放送日時はその番組情報に合わせています。
【映画・スポーツ・海外ドラマみるなら】WOWOWオンデマンド映画「来し方 行く末」のあらすじ
主人公のウェン・シャンは、本来は脚本家を目指していた男性です。しかし商業デビューには至らず、現在は葬儀場で読み上げる弔辞を遺族に代わって書く仕事で生計を立てています。
彼は依頼人の話を急いで文章にするのではなく、時間をかけて故人について聞き取ります。その丁寧な仕事ぶりは評判になり、弔辞の依頼は途切れません。
ところがウェン自身は、この仕事をいつまで続けるのか迷っています。脚本家になる夢を諦めきれない一方、弔辞を書くことで人の人生に深く触れる日々も続いています。
さらに彼には、シャオインというどこか謎めいた同居人がいます。物語が進むにつれて、シャオインが何者なのかも少しずつ明らかになっていきます。
日本の映画公式サイトでは、ウェンがさまざまな依頼人と出会うことも紹介されています。同居していた父親との交流が少なかった男性、仲間の突然死に戸惑う経営者、余命宣告を受けて自分自身の弔辞を依頼する女性、ネットで知り合った声優仲間を探す女性など、背景の異なる人々の話を聞くことになります。
他人の人生を言葉にする仕事を続けるうちに、止まっていたウェン自身の時間もゆっくり動き始める、というのが本作の大きな流れです。
弔辞の代筆業という設定が物語の中心
「来し方 行く末」の特徴は、主人公の職業が弔辞の代筆業であることです。亡くなった人を直接知らないウェンは、遺族や関係者への取材を通して、その人がどんな人生を送り、周囲に何を残したのかを知っていきます。
弔辞は、出来事を並べるだけでは成立しません。故人と残された人の関係を理解し、どの記憶をどの言葉で残すかを考える必要があります。
ウェンは他人の人生を言葉にする一方で、自分自身については迷い続けています。脚本家になる夢、現在の仕事、年齢、生活、同居人との関係など、自分の人生をうまく物語にできていない人物でもあります。
その対比によって、本作は「死」を扱いながらも、むしろ今をどう生きるかを考えさせる作品になっています。
「来し方 行く末」の主要キャストと役名
フー・ゴー/ウェン・シャン役
主演のフー・ゴーが演じるウェン・シャンは、脚本家を目指しながら弔辞の代筆で生計を立てる主人公です。
WOWOW公式は、フー・ゴーを中国の国民的人気俳優として紹介し、「鵞鳥湖の夜」や岩井俊二監督の「チィファの手紙」への出演にも触れています。
日本公式サイトによると、フー・ゴーは本作で第25回上海国際映画祭の金爵賞・最優秀男優賞を受賞しています。派手な出来事よりも、人の話を聞くときの表情や、言葉にする前の間が重要になる役だけに、静かな演技が作品の中心です。
ウー・レイ/シャオイン役
ウー・レイが演じるシャオインは、ウェンと暮らす謎めいた同居人です。WOWOW公式では、物語が進むにつれてその正体が明らかになる人物として紹介されています。
シャオインがいることで、ウェンの日常には現実だけでは説明しきれない余白が生まれます。正体を知らずに見る場合は、ウェンとの距離感や会話の置かれ方に注目すると楽しみやすいでしょう。
チー・シー/シャオ・ジンスイ役
WOWOW公式のキャスト欄では、チー・シーがシャオ・ジンスイ役として掲載されています。
ウェンが依頼人たちと接する中で、周囲の人物がどのように彼自身の人生を映し返すのかも本作の見どころです。
ナーレンホア/ファン役、ガン・ユンチェン/ルー役
ナーレンホアがファン役、ガン・ユンチェンがルー役で出演します。作品は主人公一人の内面だけで進むのではなく、さまざまな人生を抱えた人との出会いを通してウェンが変化していく群像的な側面があります。
見どころ1|他人の人生を書くことで自分の人生が動き出す
ウェンは弔辞を書くために、多くの人の過去を聞きます。そこでは、故人の成功だけでなく、家族とのすれ違い、言えなかった思い、突然の別れなども語られます。
その話を聞くたびに、ウェンは他人の人生の断片を受け取ります。やがてその積み重ねが、彼自身の停滞した時間にも作用していきます。
タイトルの「来し方 行く末」は、過去と未来の両方を示す言葉です。他人の「来し方」を聞く仕事をしている主人公が、自分の「行く末」を考える構造になっている点が、この映画の大きな魅力です。
見どころ2|静かな物語を支えるフー・ゴーの演技
第25回上海国際映画祭の公式受賞一覧では、リウ・ジアインが「ALL EARS」で最優秀監督賞、フー・ゴーが同作で最優秀男優賞を受賞したことが確認できます。
本作は、大きな事件が連続するタイプの映画ではありません。人の話を聞く、文章を考える、動物園に行く、誰かと同じ空間にいる、といった日常の場面が積み重なります。
そのため主演には、説明台詞ではなく表情や沈黙で感情を見せる力が求められます。フー・ゴーが、夢を諦め切れず、しかし今の仕事にも意味を感じ始めるウェンの揺れをどう表現するのかが見どころです。
見どころ3|リウ・ジアイン監督14年ぶりの新作
日本公式サイトでは、本作をリウ・ジアイン監督が14年ぶりに発表した新作として紹介しています。
リウ・ジアインは監督だけでなく脚本も担当しています。主人公の仕事そのものが「他人の人生を聞き、言葉にする」行為であるため、会話や言葉の選び方が映画の中心にあります。
派手な展開を期待するより、依頼人の言葉がウェンの中にどう残り、その後の行動にどう影響するのかを丁寧に追うと、作品の味わいが伝わりやすくなります。
第25回上海国際映画祭で監督賞と男優賞を受賞
「来し方 行く末」は、2023年の第25回上海国際映画祭で高く評価されました。
上海国際映画祭の公式受賞一覧では、リウ・ジアインが「不虚此行(ALL EARS)」で最優秀監督賞、フー・ゴーが同作で最優秀男優賞を受賞したことが掲載されています。
WOWOWの作品紹介でも、この2つの受賞歴が作品の大きなポイントとして挙げられています。映画祭での評価を知ってから見ると、主演の演技だけでなく、静かな場面を積み重ねる演出にも注目しやすくなります。
字幕版で見るときに注目したいポイント
今回の放送は字幕版です。WOWOW公式では内容時間を120分としています。
会話の多い作品では、字幕を追うだけでなく、話していない人物の表情にも注目すると印象が変わります。とくにウェンは、人の話を聞く時間が長い人物です。
相手の言葉を聞いた直後にどんな表情をするのか、すぐ返事をするのか沈黙するのか、といった細かな反応が、彼自身の変化を伝えます。字幕版では俳優本人の声の強弱や間もそのまま聞けるため、静かな演技を味わいやすいでしょう。
参考にした情報
よくある質問
「来し方 行く末」はいつWOWOWで放送されますか?
2026年11月6日(金)午前7時15分からWOWOWシネマで放送予定です。
「来し方 行く末」は吹き替え版ですか?字幕版ですか?
今回の放送は字幕版です。WOWOW公式の作品データでは字幕版の内容時間は120分です。
主演のフー・ゴーは何役ですか?
フー・ゴーは、脚本家を目指しながら弔辞の代筆業で生計を立てる主人公ウェン・シャンを演じます。
「来し方 行く末」は映画祭で受賞していますか?
第25回上海国際映画祭で、リウ・ジアインが最優秀監督賞、フー・ゴーが最優秀男優賞を受賞しています。
まとめ
11月6日放送予定の「来し方 行く末」は、弔辞の代筆をするウェン・シャンが、さまざまな人の人生に触れながら、自分自身の生き方を見つめ直していく中国映画です。
主演はフー・ゴー。ウー・レイ、チー・シー、ナーレンホア、ガン・ユンチェンらが共演し、リウ・ジアインが監督・脚本を担当しています。字幕版の内容時間は120分です。
弔辞という「誰かの人生を振り返る文章」を書く主人公を通して、過去と未来、仕事と夢、生きることと死を静かに見つめる作品です。第25回上海国際映画祭で評価されたフー・ゴーの演技とリウ・ジアイン監督の演出にも注目してご覧ください。

