名曲アルバム「モルダウ」9月29日|川の場面を音楽でどう描く?聴きどころを解説|9/29 12:40
2026年9月29日(火)12:40からNHK BS8Kで放送される「名曲アルバム『交響詩“モルダウ”』スメタナ作曲」は、チェコの川と首都プラハの風景を名曲に重ねる音楽紀行です。
キニナルでは9月17日放送時に、すでに「ロケ地はどこ?」「スメタナの曲・演奏者・CD/DVD」をまとめた記事を公開しています。そこで今回は重複を避け、「モルダウ」の音楽が川のどの場面を描いているのかを中心に、放送をより楽しむための聴きどころを整理します。
名曲アルバム「モルダウ」9月29日の放送内容
| 放送 | 2026年9月29日(火)12:40~(NHK BS8K) |
| 曲 | 交響詩「モルダウ」 |
| 作曲 | ベドルジフ・スメタナ |
| テーマ | 秋のモルダウ川流域とプラハの歴史的建造物を巡る音楽紀行 |
| 既存関連記事 | ロケ地・演奏者・CD/DVDは9月17日記事で詳しく紹介 |
番組説明では、チェコの民族独立運動に大きな影響を与えた作曲家スメタナの代表曲にのせ、秋のモルダウ川流域とプラハを紹介します。風景と音楽の対応を意識すると、5分前後の短い番組でも曲の物語が見えやすくなります。
「モルダウ」はどんな曲?連作交響詩「わが祖国」の第2曲
「モルダウ」は、スメタナがチェコの自然・歴史・伝説を題材に書いた全6曲の連作交響詩「わが祖国」の第2曲です。現在チェコ語では川を「ヴルタヴァ(Vltava)」と呼びますが、日本ではドイツ語名の「モルダウ」が長く親しまれています。
東京フィルハーモニー交響楽団のプログラムノートでも、曲は小さな二つの源流から始まり、大きな川へ合流し、森や村、急流などを経て雄大な流れへ進む描写的な作品として解説されています。
冒頭は「二つの源流」|フルートとクラリネットから川が生まれる
曲の始まりは、大河とは思えないほど細い動きです。フルートが第一の源流、続いてクラリネットが第二の源流を思わせる動きを重ね、やがて弦楽器が加わって川幅が広がるように音の厚みが増していきます。
映像で川の上流や森が映る場面では、「まだ川が小さい」「音が少しずつ増えている」と意識すると、作曲家が水の流れを音へ置き換えた工夫を感じやすくなります。
有名な主題は大河の流れ|なぜ一度聴くと覚えやすい?
「モルダウ」と聞いて多くの人が思い浮かべる旋律は、二つの源流が合わさったあとに現れる大きな流れの主題です。長い弧を描くような旋律が何度も戻ってくるため、初めて聴いても「川のテーマ」として記憶しやすくなっています。
この主題だけを独立したメロディーとして聴くのではなく、源流→合流→大河という前後関係で聴くと、音楽が風景を運んでいく構造がより明確になります。
森・村の婚礼・月夜・急流|川沿いの場面が次々に変わる
曲の途中では、川が森の中を進み、村の婚礼のようなにぎやかな場面、幻想的な夜、急流へと表情を変えていきます。テンポや楽器の組み合わせも変わるため、同じ「川」でも場所ごとに景色が切り替わるように聴こえます。
NHK「名曲アルバム」は映像と音楽を一緒に楽しむ番組なので、プラハの建築や川沿いの景色がどの音楽場面と組み合わされるかにも注目です。ロケ地そのものを知りたい人は、既存の名曲アルバム「モルダウ」ロケ地・演奏者・CD/DVD記事で詳しく確認できます。
モルダウをCD・DVDで聴きたい人は?NHK公式商品もある
NHKグループ公式通販では「NHK 名曲アルバム100選 東欧・スイス DVD」が販売されており、「交響詩モルダウ」を収録。公式商品説明では取材地としてプラハが案内されています。放送の短い映像紀行を気に入った人が、名曲アルバムをまとめて楽しむ選択肢になります。
ただし、同じ「モルダウ」でも録音によって指揮者・オーケストラ・テンポは異なります。番組と同じ演奏を探す場合は、商品ページの演奏者表記を確認してから購入してください。
FAQ|モルダウの曲名・川・放送の見どころ
モルダウはスメタナの何という作品の一部ですか?
連作交響詩「わが祖国」全6曲の第2曲です。川の源流からプラハを通り大きな流れへ進む様子を音楽で描きます。
モルダウ川は現在何と呼ばれますか?
チェコ語ではヴルタヴァ川(Vltava)です。「モルダウ」はドイツ語名として日本で広く定着しています。
今回の番組では何が映りますか?
秋のモルダウ川流域と、首都プラハの歴史的建造物を、スメタナの音楽に合わせて紹介する音楽紀行です。
まとめ|「川の物語」を知ると映像と音楽がつながる
9月29日の「名曲アルバム モルダウ」は、秋の川とプラハの映像を眺めるだけでも楽しめますが、二つの源流、大河の主題、森や婚礼、夜、急流という曲の流れを知っておくと映像との対応がより分かりやすくなります。
ロケ地、演奏者、CD/DVDの基本情報は既存記事へ分け、今回の記事では「音楽が何を描写しているか」に焦点を当てました。再放送や別チャンネルで同じ曲を見たときにも使える聴き方です。

