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美の壺「小泉八雲」10月19日再放送|ちりめん本とは?出演者と見どころ|10/19 5:55

2026年10月19日(月)朝5時55分から、NHK Eテレで「美の壺 選『日本の心をつづる 小泉八雲』」が放送されます。今回のテーマは、小泉八雲が心を寄せた日本の風景や虫の音、そして日本の職人技が生んだちりめん本です。

番組は、明治時代の松江城や狐のいる神社、八雲が暮らした旧居の庭、アメリカで出版された『怪談』の初版本などを取り上げます。今回は、番組で紹介されるちりめん本とはどのような本なのか、八雲が日本の昔話を伝えるうえでどんな役割を果たしたのかに注目します。

美の壺「日本の心をつづる 小泉八雲」の放送日時と出演者

項目内容
放送日時2026年10月19日(月)5:55〜6:25
放送局NHK Eテレ1・東京
番組名美の壺 選「日本の心をつづる 小泉八雲」
出演草刈正雄、小泉凡、小泉祥子、ダスティン・キッド、エバレット・ケネディ・ブラウン
語り木村多江
番組の長さ約30分(NHKオンデマンドの本編表記は29分)

NHKオンデマンドの公式作品ページでも、この回の内容と出演者が紹介されています。放送日時は番組表情報で確認でき、10月19日は朝の再放送枠です。

ちりめん本とは?明治時代に生まれた独特の絵本

ちりめん本は、明治時代に出版者の長谷川武次郎が考案した、外国語の文章と挿絵を組み合わせた本です。千代田区立図書館の解説によると、挿絵は木版印刷、本文は活版印刷で作られ、和綴じの和装本に仕立てられていました。

特徴は、紙に細かな縮みやしわがあり、布のちりめんのような見た目と手触りを持つことです。普通の洋装本とは違う質感があり、絵と物語だけでなく、紙そのものの感触も楽しめる出版物でした。

ちりめん本は、当初は日本の子どもが外国語を学ぶための本として作られました。その後、外国人向けの土産物としても人気が高まり、海外へ輸出されるようになります。

日本の物語を外国語で読めるようにしながら、日本の印刷や製本の技も伝える役割を持っていました。

番組では、小泉八雲の物語がちりめん本で出版されたことも紹介されます。物語の内容に加え、どのような挿絵や表紙で読者に届けられたのかを見ると、八雲の作品が海外へ伝わった背景をより立体的に感じられそうです。

小泉八雲はどんな昔話をちりめん本にした?

小泉八雲は、日本の昔話を英語で紹介し、再話文学として伝えた作家です。千代田区立図書館の解説では、長谷川武次郎が八雲による日本昔話の再話を5つ、ちりめん本のシリーズに加えたと説明されています。

紹介されている作品には、『猫を描いた少年』『化け蜘蛛』『ちんちん小袴』などがあります。日本で親しまれてきた物語を、異なる言語で読める形に整えた点が大きな特徴です。

八雲の著作として知られる『怪談』や『知られぬ日本の面影』などは、主に大人向けの作品として英語圏で出版されました。それに対して、ちりめん本のシリーズは日本で出版され、子どもや家族も楽しめるように作られた点が異なります。

図書館の解説によると、八雲は超自然的な場面を含む昔話でも、子どもを必要以上に怖がらせないような話を選ぶなど、読者を意識していたと考えられています。怪異や不思議な出来事を描く作品で知られる八雲ですが、物語を誰に届けるかによって選び方や伝え方を工夫していたことがうかがえます。

木版の挿絵と活版印刷、ちりめん本の美しさはどこにある?

ちりめん本の魅力は、単に紙が珍しいことだけではありません。木版による挿絵と活版印刷の本文が組み合わさり、日本の物語を外国語で読む本として仕上げられている点にあります。

挿絵は物語の場面を視覚的に伝え、本文は外国語の読者が内容をたどる手がかりになります。和綴じの本としてまとめられた形や、縮緬のような紙の表情まで含めて、複数の職人技がひとつの作品を形作っているのです。

今回の「美の壺」は、工芸品や道具の形だけでなく、八雲の物語がどのような本の姿で残されたかにも目を向ける回です。物語の筋を知っている人も、表紙や挿絵、紙の質感に注目すると、これまでとは違う楽しみ方ができます。

ちりめん本は、明治時代の日本文化を海外へ紹介する出版物でもありました。日本の昔話を翻訳して伝えることと、日本の印刷技術を本の形で見せることが同時に行われていた点に、この本ならではの面白さがあります。

ちりめん本を実際に見たいときは?

ちりめん本の画像や関連資料を見てみたい場合は、千代田区立図書館が案内する「千代田Web図書館」も手がかりになります。同館の解説ページでは、ログインせずに読めるコンテンツの中に、ちりめん本も含まれると紹介されています。

利用する際は、千代田Web図書館にアクセスし、ページ上部の「資料を探す」欄に「ちりめん本 小泉八雲」と入力する方法が案内されています。スマートフォンやタブレット、パソコンから読めるため、番組に登場する本の形や挿絵を、放送後に資料と見比べたいときにも便利です。

千代田区立図書館の紹介には、『桃太郎』『文福茶釜』などの英語版「日本昔噺」シリーズも掲載されています。番組の内容を入り口に、八雲が関わった物語と、外国語で日本の昔話を届けた出版文化をさらにたどれます。

なお、同ページで案内されている日比谷図書文化館の展示会期は2026年3月31日までで、現在開催中の展示として紹介しているわけではありません。

番組で紹介される小泉八雲の日本の風景と虫の音

ちりめん本以外にも、番組は八雲が心を寄せた日本の風景や、暮らしの中で愛した音に注目します。NHKオンデマンドの作品紹介では、八雲が驚いた明治時代の松江城、千体もの狐がある神社、アメリカ人写真家が19世紀の写真技術で追い求める「日本の面影」が挙げられています。

また、八雲旧居の庭で虫の音を聞く場面や、執筆時にそばに置いていたという虫かごも登場します。八雲は日本の風景や伝承を文章に残した作家ですが、番組では視覚的な美しさだけでなく、耳で感じる自然の音にも光を当てます。

『怪談』などの初版本については、表紙デザインにも注目します。作品の内容だけでなく、どのような装丁で出版されたかを見ることで、八雲の文章が読者に届けられた時代の空気も感じられます。

草刈正雄が小泉八雲に?出演者にも注目

番組では、草刈正雄さんが小泉八雲に扮する演出も見どころのひとつです。出演者として、小泉凡さん、小泉祥子さん、ダスティン・キッドさん、エバレット・ケネディ・ブラウンさんが名を連ね、木村多江さんが語りを担当します。

小泉八雲記念館の年譜によると、八雲は1890年に来日し、同年に松江で英語教師として赴任しました。1896年には小泉セツと結婚して日本に帰化し、「小泉八雲」と改名しています。

異なる文化の中で日本の暮らしや物語に向き合った人物だからこそ、番組で紹介される風景や昔話、出版物がひとつのテーマとしてつながります。

草刈正雄さんの経歴や出演作については、草刈正雄のプロフィールでも紹介しています。今回の番組では、俳優として八雲を演じる場面と、実際に残された資料や本を見比べながら楽しめます。

前回(10月11日放送)の内容と今回の再放送

この回は、10月11日(日)夜にもNHK Eテレで放送された「美の壺 File652」の再放送です。10月19日(月)は朝5時55分から6時25分までの枠で放送される予定です。

前回と今回で別のテーマに切り替わるのではなく、「日本の心をつづる 小泉八雲」という同じ内容を再び見られる放送です。前回の放送を見逃した方はもちろん、ちりめん本や『怪談』の初版本など、細部に注目して見直したい方にも向いています。

10月11日放送回の全体的な見どころは、美の壺「小泉八雲」10月11日の記事でも紹介しています。今回はその内容と重複しすぎないよう、ちりめん本の技法と昔話の出版背景に焦点を置きました。

見逃し配信・NHKオンデマンドでの視聴

NHKオンデマンドには「美の壺 日本の心をつづる 小泉八雲」の公式作品ページがあり、本編は29分と案内されています。放送後の配信については、NHK ONE(NHKプラス)の対象期間やNHKオンデマンドでの提供状況を、各サービスの作品ページで確認してください。

NHKオンデマンドの作品ページには、出演者や番組内容の概要も掲載されています。放送を見てから、登場した本の種類や出演者を確認したいときにも役立ちます。

参考にした情報

よくある質問

美の壺「日本の心をつづる 小泉八雲」は10月19日何時から?

2026年10月19日(月)朝5時55分から6時25分まで、NHK Eテレ1・東京で放送予定です。

ちりめん本とはどんな本ですか?

明治時代に作られた、木版の挿絵と活版印刷の本文を組み合わせた欧文挿絵本です。縮緬のような紙の質感が特徴で、日本の昔話を外国語で伝える役割もありました。

番組の出演者は誰ですか?

草刈正雄さん、小泉凡さん、小泉祥子さん、ダスティン・キッドさん、エバレット・ケネディ・ブラウンさんが出演し、木村多江さんが語りを担当します。

この回は新作ですか?

10月19日の放送は、10月11日にも放送された「日本の心をつづる 小泉八雲」の再放送です。ちりめん本や八雲の日本文化への関心を、改めて楽しめる内容です。

まとめ

10月19日(月)朝5時55分からの「美の壺 選『日本の心をつづる 小泉八雲』」では、小泉八雲が愛した日本の風景や虫の音、そして明治時代のちりめん本が取り上げられます。

ちりめん本は、木版の挿絵、活版印刷、和綴じ、縮緬のような紙の質感が合わさった出版物です。八雲が日本の昔話を再話し、子どもや家族にも楽しめる本として届けられた背景を知ると、番組に登場する本や表紙、挿絵の見方も深まります。

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