知られざるガリバー10月17日住友林業|木造高層ビル・SAF・無花粉スギの技術とは?|10/17 18:00
10月17日(土)18時からの「知られざるガリバー〜エクセレントカンパニーファイル〜」は、住宅や木材事業で知られる住友林業を特集します。
今回の見どころは、住宅メーカーという枠だけでは見えにくい「木の技術」です。木造の高層化を支える耐震・耐火技術、建築廃材を燃料へつなげる開発、さらに花粉症対策にも関わる無花粉スギの研究まで、住友林業が木をどう育て、使い、循環させようとしているのかが紹介されます。
知られざるガリバー10月17日の放送日時と出演者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月17日(土)18:00〜18:30 |
| 放送局 | テレ東 |
| 特集企業 | 住友林業株式会社 |
| ナレーター | 渡辺真理 |
| リポーター | 野田さつき |
テレ東公式の今回放送ページでは、住友林業が持つ広大な社有林や、苗木の育成から建築までをつなぐ一貫した取り組みに触れながら、木造化、資源循環、育種研究の最前線を追う回だと案内されています。
毎回、一見すると一般消費者には見えにくい企業の強みを掘り下げる番組ですが、今回は「木」という身近な素材が、建築・エネルギー・環境問題まで広がっていく点が特徴です。直近の企業特集の雰囲気を知りたい方は、10月10日放送のジェコス回もあわせて読むと、番組が技術をどう見せるのかイメージしやすいでしょう。
住友林業の木造高層ビル技術は何がすごい?
今回の予告でまず注目したいのが、ビルの木造化です。番組公式では、震度7クラスの揺れに耐え抜く「ポストテンション構造技術」や、スギを炭化させて内部のカラマツを守る耐火技術が紹介されるとしています。
木造というと戸建て住宅を思い浮かべやすいものの、住友林業は非住宅や中高層建築にも木を広げています。大きな建物では地震時の変形や火災時の安全性が大きな課題になるため、単純に木材を増やすだけでは成立しません。構造としての強さと、一定時間火災に耐える性能をどう実現するかが重要になります。
耐震技術は「木だから弱い」をどう乗り越える?
番組予告に出てくるポストテンション構造は、地震時に建物へかかる力を制御し、復元性を高める考え方がポイントです。10月17日の放送では、実際にどのような部材や接合方法で震度7クラスの揺れに耐えるのかが見どころになりそうです。
住友林業は近年の非住宅木造でも、木と鉄骨などを組み合わせた技術を実装しています。2026年7月に竣工した「KiGi AKIHABARA」では、木質の座屈拘束材を使ったブレースや、木質耐火部材などを採用したと同社が発表しています。
つまり今回の放送は、実験室の研究だけではなく、木造・木質化を都市の建物へ広げるために必要な「構造技術の実装」という視点でも楽しめます。
耐火技術は木を燃えない素材にするの?
木材そのものが燃える性質を持つことは変わりません。そのため木質耐火では、火災時に表面がどう炭化し、内部の構造材をどのくらい守れるか、必要な耐火時間をどう確保するかが重要です。
今回の予告には、スギを炭化させて内部のカラマツを守る技術が登場します。木の表面を犠牲層として働かせ、内部の主要部分を守るという考え方がどのように建築部材へ落とし込まれているのかは、放送中に注目したいポイントです。
建築廃材が航空機燃料につながる仕組みとは?
もう一つ大きなテーマが、建築廃材の燃料利用です。番組公式は「建築廃材から航空機燃料を製造する試み」を取り上げるとしています。
住友林業は2026年4月、レンゴーと共同出資でRSウッドリファイナリーを設立し、住宅の建設・リフォーム・解体などで出る建築廃材を使って、持続可能な航空燃料(SAF)の原料となるバイオエタノールを製造する事業を始めると発表しました。
ここで大切なのは、建築廃材をそのまま航空機へ入れる燃料にするわけではないことです。木質廃材を原料としてバイオエタノールをつくり、それがSAFにつながる原料になります。番組を見ながら「廃材→バイオエタノール→SAF」という流れを意識すると、技術の位置づけが分かりやすくなります。
なぜ住友林業が燃料開発まで手がけるの?
住友林業は森林育成、木材調達、住宅・建築、木質バイオマスなどを幅広く手がけています。木材を建物に使った後も、端材や解体材を別の用途へ回すことで、木を一度使って終わりにしない循環をつくろうとしています。
同社は持続可能な森林資源の活用に関する公式情報でも、建築廃材を木質バイオエタノールへ転換し、木材成分を燃料や化学品へ広げる取り組みを紹介しています。今回のガリバーでは、この「木を余すところなく使う」発想が、住宅会社の事業領域をどこまで広げているのかにも注目です。
無花粉スギの研究は花粉症対策にどうつながる?
10月17日の放送では、無花粉スギのクローン増殖も紹介されます。花粉症に悩む人にとっては、木造技術以上に身近に感じるテーマかもしれません。
スギは日本の森林や林業にとって重要な樹種ですが、花粉の飛散は社会的な課題になっています。そこで、花粉をほとんど出さない、あるいは出さない性質を持つスギを増やせれば、林業と花粉対策を両立する選択肢になります。
番組予告では「花粉症問題を根本から絶つ『無花粉スギ』のクローン増殖」と紹介されています。どの研究施設で、どのような方法によって増殖を進めているかなどの細部は放送前の公式情報では明らかになっていませんが、住友林業が苗木の育成から関わる企業だからこそ扱えるテーマだといえます。
木を植えるところから建物の先まで見る回
今回の3つの技術は、別々に見えて一本につながっています。無花粉スギは「育てる」、木造高層ビルは「使う」、建築廃材の燃料化は「使い終えた後も生かす」という流れです。
番組公式が、住友林業について「苗木の育成から建築まで一貫体制を構築」と紹介しているのも、このつながりを示すためでしょう。単に住宅の商品を紹介するのではなく、森林資源を長い時間軸で扱う会社としての姿が今回の中心になりそうです。
住友林業とはどんな会社?
住友林業は、森林・木材、住宅、建築、不動産、再生可能エネルギーなど、木を起点に幅広い事業を展開する企業です。番組では住宅メーカー大手として紹介されていますが、今回の内容を見ると、研究開発や森林経営の比重も大きいことが分かります。
特に「木を使うこと」と「森林を守ること」を対立させず、適切に育て、使い、再利用する循環を事業として成立させようとしている点が特徴です。都市の木造化が進めば木材需要は増えますが、それと同時に持続可能な調達や森林育成も必要になります。
10月17日の放送は、家づくりの会社として知っていた住友林業を、森林資源・構造技術・燃料開発の会社として見直すきっかけにもなりそうです。
見逃し配信はある?
「知られざるガリバー」の番組公式ページでは、過去の放送回を配信している案内があります。配信対象や公開期間は回によって変わる可能性があるため、放送後に視聴する場合はテレ東公式の番組ページから最新の配信状況を確認するのが確実です。
今回の住友林業回は技術用語が複数登場するため、見逃し配信が利用できる場合は、木造化・SAF・無花粉スギの3テーマを分けて見直すと理解しやすいでしょう。
参考にした情報
- テレ東「知られざるガリバー」10月17日放送情報
- テレ東「知られざるガリバー」番組公式サイト
- 住友林業「レンゴーと共同出資会社設立、バイオエタノール事業を開始」
- 住友林業「持続可能な森林資源の活用」
- 住友林業「KiGi AKIHABARAが竣工・開業」
よくある質問
知られざるガリバー10月17日の特集企業はどこですか?
住友林業株式会社です。木造高層ビルにつながる耐震・耐火技術、建築廃材からSAF原料をつくる開発、無花粉スギの研究などが紹介されます。
10月17日の放送時間は何時からですか?
テレ東で2026年10月17日(土)18:00〜18:30の放送予定です。
建築廃材からそのまま航空機燃料を作るのですか?
住友林業の公式発表では、建築廃材などからSAFの原料となるバイオエタノールを製造する事業です。廃材が直接航空機へ使われるわけではありません。
まとめ
10月17日の「知られざるガリバー」は、住友林業が追求する木の可能性を、建築・燃料・森林育成の3方向から見る回です。
震度7クラスを想定した耐震技術や木質耐火、建築廃材からSAF原料へつなぐ資源循環、無花粉スギの増殖研究を並べて見ることで、「木を育てる→建物に使う→使い終えた木も再利用する」という住友林業の事業全体がつかみやすくなります。住宅メーカーのイメージだけでは見えない技術開発の広がりが、今回の最大の見どころです。

