ミス・マープル「魔術の殺人1」ロケ地はどこ?ヒース・ハウスとビュードリー駅を紹介|10/14 21:00
10月14日(水)21時からNHK BSP4Kで放送される「ジョーン・ヒクソンのアガサ・クリスティー ミス・マープル 魔術の殺人1」は、ジョーン・ヒクソン主演のBBC版です。旧友ルースに妹キャリールイーズのことを頼まれたミス・マープルが、非行少年の更生施設を訪れるところから物語が始まります。
画面に登場する重厚な屋敷や鉄道駅は、イギリスの実在する建物や保存鉄道で撮影されています。ここでは物語の結末には触れず、1991年版「They Do It with Mirrors」で確認できる主なロケ地と、現在訪問できる場所を中心にまとめます。
10月14日放送「魔術の殺人1」の放送情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月14日(水)21:00〜21:57 |
| 放送局 | NHK BSP4K |
| 作品 | ミス・マープル 魔術の殺人1 |
| 主演 | ジョーン・ヒクソン |
| 原作 | アガサ・クリスティー「They Do It with Mirrors」 |
| 制作 | BBC |
| 字幕 | 字幕版 |
番組表では、娘時代からの友人ルースに呼び出されたマープルが、妹キャリールイーズを心配する相談を受けると紹介されています。キャリールイーズは夫ルイスとともに非行少年の更生施設に力を注いでおり、マープルは静養を名目にその施設へ向かいます。
今回の前編は、屋敷に集まる人物の関係と「何かがおかしい」という空気が積み上がっていく序盤です。ロケ地を知っておくと、荘厳な屋敷や駅の場面が単なるセットではなく、実在する英国の景観を使っていることが分かります。
更生施設ストーニーゲイツのロケ地は「The Heath House」
1991年版の主要ロケ地として確認できるのが、イングランド中部スタッフォードシャー州ティーン近郊のThe Heath House(ヒース・ハウス)です。IMDbの撮影地情報では、ロッジ、厩舎、屋敷、庭園、芝生、オランジェリーの場面に使われたとされています。
作品内でキャリールイーズが暮らし、更生施設が置かれている「ストーニーゲイツ」は物語の中心となる場所です。そのため、屋敷の外観だけでなく周囲の庭や付属建物まで同じ邸宅を活用したことが、画面全体の統一感につながっています。
The Heath Houseはどこ?
撮影地情報では所在地はHollington Road, Tean, Stoke-on-Trent, Staffordshire, Englandとされています。一般的な観光施設のように毎日自由見学できる場所とは限らないため、訪問を考える場合は私有地であることを前提に、公開イベントなど正式な機会を確認する必要があります。
ドラマを見ながら確認したいポイントは、マープルが屋敷へ到着した後の建物の配置です。正面の館だけでなく、ロッジや庭、厩舎周辺まで同じ場所が使われているとされているため、場面が切り替わっても敷地の雰囲気が自然につながります。
マープルが降り立つ駅はビュードリー駅
ミス・マープルが列車で到着する場面に使われたとされるのが、Bewdley Station(ビュードリー駅)です。ウスターシャー州を走る保存鉄道Severn Valley Railwayの駅で、現在も列車が運行する現役の観光スポットです。
IMDbではビュードリー駅と信号所が撮影地として挙げられています。1991年版のロケ地を訪ねたい人にとって、私有邸宅よりも実際に訪問しやすい場所です。
現在のビュードリー駅の基本情報
Severn Valley Railway公式によると、駅の郵便番号はDY12 1DP。1862年に建てられた歴史ある駅で、木造の屋根付き歩道橋などが残っています。駅には駐車場があり、ビュードリーの町中心部へも徒歩でアクセスできます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ロケ地 | Bewdley Station |
| 所在地 | Worcestershire, England |
| 郵便番号 | DY12 1DP |
| 現在 | Severn Valley Railwayの保存鉄道駅 |
| 駐車場 | あり |
| 見学 | 運行日・イベント日に鉄道利用と合わせて訪問可能 |
駅の公式案内では、ビュードリーの町へは駅から歩いて約10分。川沿いの散策や博物館、ショップもあるため、「魔術の殺人」の駅だけを見るより、保存鉄道と町並みを合わせて楽しむ場所として考えやすいです。
街中の場面はリークのSt. Edward Street
1991年版では、St. Edward Street, Leek, Staffordshireも撮影地として記録されています。街路の場面に使われたほか、同じ通りにある建物が法律事務所の外観として利用されたとされています。
さらにリークでは、Leonard Streetにあった旧警察署の外観も撮影に使われたとされます。ドラマでは屋敷の閉鎖的な雰囲気だけでなく、町の場面を挟むことで物語の世界が広がります。英国ミステリーらしい石造りの街並みが好きな人には、屋敷と並んで気になるロケ地です。
ロケ地資料では法律事務所の外観としてBowcock & Pursaill Solicitors, 54 St. Edward Street, Leekが挙げられています。ただし現在の営業状況や建物の利用方法は変わる可能性があるため、現地訪問時は業務中の施設に配慮が必要です。
「魔術の殺人」はどんな原作?
アガサ・クリスティー公式サイトによると、原作They Do It with Mirrorsは1952年のミス・マープル長編です。マープルが旧友の住むヴィクトリア朝の邸宅を訪れ、その場所が非行少年の更生施設も兼ねているという設定が物語の核になっています。
日本語題の「魔術の殺人」は、原題にある「mirrors」と、手品で使われる鏡の仕掛けを思わせる発想につながります。見えているものがそのまま真実とは限らない、という作品の雰囲気を示すタイトルです。
アガサ・クリスティー公式では、ジョーン・ヒクソン版についてBBCによる映像化として紹介されています。現在の番組表でも主演はジョーン・ヒクソン、制作は英国BBCと明記されています。
1991年版と別の「魔術の殺人」を混同しないよう注意
「They Do It with Mirrors」は複数回映像化されています。1985年にはヘレン・ヘイズ主演版、2009年にはジュリア・マッケンジー主演版もあります。
ロケ地を調べると、2009年版で使われたFawley Courtなど別作品の場所も出てきます。しかし、10月14日にNHK BSP4Kで放送されるのはジョーン・ヒクソン主演版です。今回の記事で紹介しているヒース・ハウス、ビュードリー駅、リークの街並みは1991年版の撮影地情報に基づいています。
この区別は現地巡りでは特に重要です。「ストーニーゲイツの屋敷」という同じ役割でも、映像化の年代によって使われた建物が違います。
前編だけに登場するロケ地はどこまで?
10月14日の放送は57分枠で「魔術の殺人1」となっているため、長編映像を前後編に分けた前編です。外部の撮影地資料は作品全体についての情報であり、紹介したすべてのロケ地が前編だけに登場するかは確認できません。
一方で、番組表のあらすじにはマープルが施設へ向かい、駅に迎えに来た青年エドガーと出会うところまでが記載されています。そのため、到着に関わる鉄道駅やストーニーゲイツ周辺の景観は、前編を見る際に特に注目したい場所です。
これまでのジョーン・ヒクソン版の記事では、「カリブ海の秘密1」のあらすじと謎も紹介しています。シリーズを続けて見ている方は、ヒクソン版ならではの静かな推理劇の雰囲気を比べてみるのも楽しみ方の一つです。
参考にした情報
- J:COMテレビ番組表「ジョーン・ヒクソンのアガサ・クリスティー ミス・マープル魔術の殺人1」
- Agatha Christie公式「They Do It with Mirrors」
- IMDb「Miss Marple: They Do It with Mirrors」Filming locations
- Severn Valley Railway公式「Bewdley Station」
よくある質問
ミス・マープル「魔術の殺人」の屋敷ロケ地はどこですか?
ジョーン・ヒクソン主演の1991年版では、ストーニーゲイツの屋敷や庭、厩舎などにスタッフォードシャー州のThe Heath Houseが使われたとされています。
マープルが到着する駅のロケ地はどこですか?
ウスターシャー州のBewdley Stationです。現在もSevern Valley Railwayの保存鉄道駅として利用されています。
10月14日放送は2009年版ですか?
いいえ。番組表ではジョーン・ヒクソン主演、BBC制作と案内されており、1991年のジョーン・ヒクソン版です。
まとめ
「ミス・マープル 魔術の殺人1」の1991年版で中心となる屋敷ロケ地はThe Heath House、列車到着の場面にはBewdley Station、街中の場面にはLeekのSt. Edward Street周辺が使われたとされています。
前編では、マープルが旧友の依頼を受けてストーニーゲイツへ入り、屋敷に漂う違和感を感じ取っていく流れが中心です。ロケ地を知ってから見ると、重厚な英国邸宅や保存鉄道の風景も物語の一部として楽しめます。

