TV

  • HOME
  • ブログ
  • TV
  • 8Kニッポン「ぬくもりKAGUに誘われて」10月14日|KAGUとは?君の椅子・隈研吾コンペも解説|10/14 11:00

8Kニッポン「ぬくもりKAGUに誘われて」10月14日|KAGUとは?君の椅子・隈研吾コンペも解説|10/14 11:00

10月14日(水)11時からNHK BS8Kで、8Kニッポン「ぬくもりKAGUに誘われて~北海道 木と森と人と~」が放送されます。舞台は北海道東川町。家具職人の手で木が形を変え、人の暮らしを支える存在になるまでを描く1時間のドキュメンタリーです。

タイトルにある「KAGU」は、単にテーブルや椅子などの家具だけを指す言葉ではありません。東川町が建築家・隈研吾さんと進めてきたデザインコンペでは、「人間と世界の間をつなぐものの総称」として、従来の家具より広い意味を持たせています。今回はこの「KAGUとは何か」を軸に、番組に関係する東川町の取り組みを整理します。

8Kニッポン「ぬくもりKAGUに誘われて」10月14日の放送情報

項目内容
放送日2026年10月14日(水)
放送時間11:00〜12:00
放送局NHK BS8K
番組名8Kニッポン「ぬくもりKAGUに誘われて~北海道 木と森と人と~」
舞台北海道東川町
出演笹川美和

Gガイドに掲載された10月2日放送分では、北海道東川町に約40軒の家具工房が集まり、従来の家具の概念を超える「KAGU」づくりへの挑戦が始まっていると紹介されています。

番組では、建築家・隈研吾さんに関わる取り組み、デザインコンペ、白樺プロジェクトなどを通して、木と森と人がつながっていく様子を描きます。一本の木が職人の手を経て、人の暮らしを支えるKAGUになるまでの時間が大きなテーマです。

番組タイトルの「KAGU」とは何?

東川町の公式情報では、「KAGU」を人間と世界の間をつなぐものの総称と説明しています。2020年に始まった「隈研吾&東川町」KAGUデザインコンペでは、従来の家具の概念を拡張したものとして、この言葉を使っています。

ただの家具ではなく「暮らしをつなぐもの」

一般的な家具は、椅子、机、棚、収納など、具体的な製品を思い浮かべやすい言葉です。一方、東川町が掲げるKAGUは、それよりも広く、人と空間、人と自然、人と暮らしの関係まで含めて考える考え方です。

番組紹介にある「木と森と人と」という副題は、この考え方とよく重なります。森で育った木が切り出され、職人の手で形を変え、最後は誰かの生活の中で長く使われる。その過程全体を見つめることで、完成した家具だけでは見えない背景が見えてきます。

KAGUデザインコンペは若い世代にも開かれている

東川町は隈研吾さんとともに、若い世代を対象にKAGUデザインコンペを実施しています。第1回は世界41の国・地域から1,876件のエントリーがあり、36の国・地域から834作品が提出されたと町公式サイトに記録されています。

この数字からも、東川町の家具文化が町の中だけで完結していないことが分かります。地域の職人技を土台にしながら、世界の若いデザイナーの発想を受け入れ、次の時代の暮らしへつなげようとしている点が特徴です。

東川町の「君の椅子」と番組の世界

東川町を象徴する取り組みのひとつが「君の椅子」です。町公式サイトによると、2006年に始まり、東川町で生まれてくる子どもたちに手作りの椅子を贈っています。

椅子には子どもの名前と生年月日が刻まれ、生後100日ごろに贈呈されます。毎年選ばれるデザインをもとに、東川町内の工房が製作する仕組みです。

椅子が「居場所」を表す

「君の椅子」には「ようこそ。君の居場所はここにあるよ」という思いが込められています。家具を単なる道具として扱うのではなく、家族や地域とのつながりを形にするものとして考えている点が、番組のKAGUというテーマとつながります。

番組を見る前にこの取り組みを知っておくと、家具職人が木を削り、組み、仕上げていく場面も違って見えてきます。出来上がった椅子は商品であると同時に、誰かの人生の時間に寄り添う存在でもあるからです。

東川町の「君の椅子」については、ドキュメントJ「君に寄りそって」9月6日|君の椅子プロジェクト20年と東川町でも詳しく紹介しています。

隈研吾と東川町が進めるKAGUの挑戦

東川町は隈研吾さんとKAGUデザインコンペを進めるだけでなく、サテライトオフィスやデザイン家具の製品化など、複数の連携事業を展開してきました。

町公式の2021年の情報では、KAGUデザインコンペ、隈研吾北海道事務所とシェアオフィス等の整備、デザイン家具の製品化、デザインミュージアム構想などが連携事業として挙げられています。

番組紹介にも隈研吾さんによるサテライトオフィスやデザインコンペが登場します。職人の工房だけでなく、建築やデザイン、地域づくりまで視野が広がっていくところが、この作品の大きな見どころです。

笹川美和の「僕は椅子」がテーマ曲

番組出演者として名前が出ているのがシンガーソングライターの笹川美和さんです。東川町の広報2022年8月号では、笹川さんが東川町の家具工房を訪れたことをきっかけに、オリジナル曲「僕は椅子」が生まれたと紹介されています。

さらに、この曲はNHKの8K番組「ぬくもりKAGUに誘われて」のテーマ曲として放送されたことも町の広報に記録されています。

家具の番組に歌が加わる意味

木材が椅子になるまでの工程は、映像だけでも十分に見応えがあります。そこに笹川さんの歌が重なることで、椅子を使う人の気持ちや、暮らしの中で家具が果たす役割がより感覚的に伝わってきます。

町の広報では「僕は椅子」について、椅子が人を優しく支えるような温かい内容として紹介されています。番組を見るときは、映像だけでなく音楽にも耳を傾けたいところです。

制作面でも確認できる「ぬくもりKAGU」

映像制作会社HiCROSS Cinematographyの制作実績には、「ぬくもりKAGUに誘われて~木と森と人と~(NHK 8Kニッポン)」が掲載され、技術協力・撮影として記録されています。また同社トップページでは、2022年3月にNHK BS8Kで放送された作品として紹介されています。

このため、今回の放送は新作というより、これまで放送されてきた8K作品の再放送として見るのが自然です。東川町では2022年3月27日に、この番組の上映会も行われていました。

これまでの8Kニッポン関連記事との違い

10月2日放送時の記事では、8Kニッポン「ぬくもりKAGUに誘われて」の舞台・北海道東川町|木と森と家具職人がつなぐ暮らしとして、舞台となる東川町や家具職人の営みに重点を置きました。

10月5日放送時の記事では、8Kニッポン「ぬくもりKAGUに誘われて」|東川町の家具職人・森・笹川美和の見どころとして、森から家具までの流れや笹川美和さんに注目しています。

10月14日放送の記事では、同じ内容を繰り返すのではなく、「KAGU」という言葉そのものの意味、君の椅子、隈研吾さんとのデザインコンペ、テーマ曲「僕は椅子」という4つの背景から番組を読み解きました。

前回までの放送で確認できる内容

Gガイドの過去放送情報では、東川町に約40軒の家具工房が集まること、生まれた子どもに小さな椅子を贈る町であること、建築家・隈研吾さんのサテライトオフィス、デザインコンペ、白樺プロジェクトなどが番組内で扱われると紹介されています。

また、出演者欄には笹川美和さんの名前があります。今回10月14日のNHK公式番組ページ本文は取得できませんでしたが、ユーザー提供の番組詳細はこれまでの放送内容と一致しています。

番組内に登場するすべての家具工房名や職人名までは確認できていません。そのため、個別の工房については番組のテロップや紹介を確認しながら見るのが確実です。

参考にした情報

よくある質問

「ぬくもりKAGUに誘われて」は10月14日の何時から放送されますか?

2026年10月14日(水)11時から12時まで、NHK BS8Kで放送予定です。

番組タイトルの「KAGU」とは何ですか?

東川町の公式情報では、人間と世界の間をつなぐものの総称として、従来の家具より広い概念で「KAGU」という言葉を使っています。

笹川美和さんは番組にどう関わっていますか?

番組情報では出演者として掲載され、東川町広報によるとオリジナル曲「僕は椅子」が番組のテーマ曲として使われました。

まとめ

10月14日放送の8Kニッポン「ぬくもりKAGUに誘われて~北海道 木と森と人と~」は、東川町の家具づくりを通して、森の木が人の暮らしを支える存在へ変わるまでを描くドキュメンタリーです。

番組タイトルの「KAGU」は、単なる家具ではなく、人と世界の間をつなぐものという広い意味を持っています。君の椅子、隈研吾さんとのデザインコンペ、笹川美和さんの「僕は椅子」という背景を知ってから見ると、職人が作る一脚の椅子にも、東川町が長く育ててきた文化や人とのつながりが重なって見えてきます。

このテーマの関連記事はこちら