美の壺「戦国の美」出演者は誰?草刈正雄・駒喜多学重吉とFile596の見どころ【10月13日】|10/13 19:30
10月13日(火)19時30分からNHK BSで放送される「美の壺 選『戦国の美 華麗なる戦い』」は、戦国武将が身につけ、手にした武具の「美」に注目するFile596です。
出演は草刈正雄さん、宝蔵院流高田派槍術の駒喜多学重吉さん、語りは木村多江さん。変わり兜、豊臣秀吉所用とされる陣羽織、本多忠勝の名槍「蜻蛉切」、宝蔵院流槍術まで、戦うための道具に込められた造形と技をたどります。
美の壺「戦国の美 華麗なる戦い」の放送日時と出演者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月13日(火)19:30〜20:00 |
| 放送局 | NHK BS |
| File | 596 |
| 出演 | 草刈正雄、駒喜多学重吉 |
| 語り | 木村多江 |
| 主なテーマ | 変わり兜、甲冑、豊臣秀吉の陣羽織、南蛮胴具足、蜻蛉切、宝蔵院流槍術 |
制作会社テレビマンユニオンの担当回ページでは、この回が「戦国の美 華麗なる戦い」として紹介され、草刈正雄さん、駒喜多学重吉さん、木村多江さんの名前が掲載されています。初回は2024年1月に放送された回で、2026年10月13日はNHK BSでの「選」として再び楽しめる放送です。
同じ回の武具や作品そのものを先に知りたい方は、美の壺「戦国の美 華麗なる戦い」10月12日の見どころもあわせてどうぞ。ここでは出演者と、番組をどう見ると面白いのかを中心に整理します。
出演者の草刈正雄はどんな役割?
「美の壺」でおなじみの草刈正雄さんは、番組の案内役として登場します。「美の壺」は、美術品や工芸品を専門家の解説だけで並べるのではなく、暮らしや歴史の中でどんな意味を持ってきたのかを、映像と語りで味わう番組です。
今回のテーマは戦国時代。戦いの道具という硬い題材ですが、変わり兜の大胆な造形、陣羽織の鮮やかな色彩、槍の研ぎ澄まされた形と所作など、鑑賞するポイントは多彩です。
草刈正雄さんの場面は、専門家の解説へ入る前に視聴者の目線をつくる役割として見ると分かりやすいでしょう。戦国史の知識がなくても「なぜこんな形にしたのか」「戦場でここまで飾る必要があったのか」といった素朴な疑問から入れる構成になっています。
駒喜多学重吉は誰?宝蔵院流槍術の見どころ
今回の出演者で気になるのが駒喜多学重吉さんです。制作会社の番組情報では、宝蔵院流高田派槍術第22代流派代表として紹介されています。
宝蔵院流槍術の公式サイトによると、この槍術は奈良を発祥とし、約460年前に興福寺の僧・宝蔵院覚禅房胤栄が十文字鎌槍を創始したと伝えられています。突くだけではなく、薙ぐ、引くといった動きも活用する槍術として発展しました。
番組では「強さ」だけでなく技の美しさを見る
槍術というと、まず実戦での強さを想像しがちです。しかし「美の壺」が注目するのは、技が無駄なく整えられていくことで生まれる姿の美しさです。
番組案内には、当時最強とされた槍の技や、宝蔵院流槍術に伝わる美しい技の極意が登場するとあります。武器そのものだけでなく、それを扱う人の身体の動きまで「美」として見るのがこの回の大きな特徴です。
本多忠勝の「蜻蛉切」は何がすごい?
徳川四天王の一人として知られる本多忠勝。その愛槍として有名なのが蜻蛉切(とんぼぎり)です。
佐野美術館の公式情報では、蜻蛉切は「大笹穂槍 銘 藤原正真作」として紹介されています。また、穂先に止まったトンボが真っ二つになったという伝承にも触れられています。
この逸話から「切れ味」に目が向きますが、番組では天下三名槍と称される名槍の姿そのものにも注目します。長く鋭い穂、槍としての機能を追求した形、そこに重なる本多忠勝の物語が、単なる武器以上の存在感を生んでいます。
蜻蛉切は佐野美術館の所蔵品ではない
佐野美術館の展覧会情報では、蜻蛉切は個人蔵と明記されています。佐野美術館で展示された実績があるため「佐野美術館の槍」と思われがちですが、所蔵先と展示場所は分けて理解しておくとよいでしょう。
番組を見て実物を見たくなった場合も、常設展示されているとは限りません。展覧会の出品情報を確認してから訪れるのが確実です。
豊臣秀吉の陣羽織はどこが華麗?
番組では、豊臣秀吉所用とされる富士御神火文黒黄羅紗陣羽織が登場します。制作会社の紹介では、この陣羽織の魅力とともに、南蛮文化の影響を受けた武具・装いへ話が広がります。
戦国時代の装備には、防御や動きやすさだけでなく、自分が何者かを示す視覚的な役割もありました。陣羽織は甲冑の上から羽織るため、色や文様の印象が強く、武将の個性や権威を伝える装いにもなります。
秀吉ゆかりの陣羽織では、黒と黄の強い対比や富士山を思わせる意匠など、遠目にも印象に残るデザインが見どころです。戦場の装いに「見せる」意識があったことを実感できる題材です。
変わり兜はなぜあんなに個性的?
番組では高知・土佐山内家に伝わる変わり兜も取り上げます。番組案内には、柏や貝、高齢男性の頭を思わせるものまで登場するとあり、現在の感覚で見ても大胆な造形です。
高知城歴史博物館の公式情報では、土佐山内家が山内一豊を祖とする土佐藩主家として続いた歴史が紹介されています。こうした大名家に伝来した武具は、戦場の実用品であると同時に、家の歴史を伝える資料でもあります。
変わり兜を見るときは「本当にこれをかぶって戦ったのか」という驚きだけでなく、武将が自分の存在をどう見せようとしたのかに注目すると面白くなります。機能と自己表現が一つの道具に重なる点が、戦国武具ならではの魅力です。
南蛮胴具足に見る戦国時代の新しさ
番組は日本伝統の武具だけでなく、南蛮胴具足にも目を向けます。南蛮胴はヨーロッパ系の甲冑の影響を受けた造形で、戦国時代に入ってきた新しい文化や技術への関心を映す存在です。
文化庁の文化遺産情報でも、南蛮胴具足はヨーロッパの甲冑形式にならった胴を持つ具足として説明されています。堅牢さだけでなく、従来の日本の甲冑とは異なる外観も武将たちを引きつけました。
変わり兜、陣羽織、南蛮胴具足を続けて見ると、戦国武将が「昔からの型を守るだけ」の存在ではなかったことが伝わってきます。新しい素材や異文化の意匠を取り込みながら、自分の姿をつくっていた時代でもありました。
木村多江の語りで楽しむFile596
語りを担当するのは木村多江さんです。「美の壺」は映像そのものの美しさに加えて、静かな語りによって一つひとつの品をじっくり見る時間が作られています。
今回のように兜、甲冑、陣羽織、槍術と題材が次々に変わる回では、語りが全体をつなぐ役割も大きくなります。武将名や武具名を覚えることに集中するより、「何を美しいと感じてきたのか」という番組の問いを追うと、File596全体がつながって見えてきます。
参考にした情報
- テレビマンユニオン「美の壺 戦国の美 華麗なる戦い」
- J:COMテレビ番組表「美の壺 選 戦国の美 華麗なる戦い」
- 佐野美術館「乱世を駆け抜けた名刀」
- 宝蔵院流槍術 公式サイト
- 高知城歴史博物館「山内家の由来」
よくある質問
美の壺「戦国の美 華麗なる戦い」の出演者は誰ですか?
草刈正雄さん、宝蔵院流高田派槍術の駒喜多学重吉さんが出演し、木村多江さんが語りを担当します。
美の壺「戦国の美」は何のFileですか?
「戦国の美 華麗なる戦い」はFile596です。変わり兜、豊臣秀吉の陣羽織、本多忠勝の蜻蛉切、宝蔵院流槍術などを取り上げます。
蜻蛉切は佐野美術館の所蔵ですか?
佐野美術館の公式展覧会情報では蜻蛉切は個人蔵とされています。佐野美術館で展示された実績はありますが、同館所蔵品とは記載されていません。
まとめ
10月13日放送の「美の壺 選『戦国の美 華麗なる戦い』」は、草刈正雄さん、駒喜多学重吉さん、木村多江さんの案内で、戦国武具に宿る美を味わうFile596です。
変わり兜や秀吉の陣羽織の大胆な造形、蜻蛉切の研ぎ澄まされた姿、宝蔵院流槍術の身体の動きまで見ると、「戦う道具」と「美しいもの」が戦国時代には分かれていなかったことが伝わってきます。出演者の役割を押さえてから見ると、専門的な内容にも入りやすい回です。

