グレートネイチャー スラウェシ島はなぜK字?鍾乳洞・海中断崖・火山が語る島誕生の謎【10月15日】|10/15 12:00
10月15日(木)12時からNHK BSP4Kで放送される「驚き!地球!グレートネイチャー選」は、インドネシア・スラウェシ島が舞台です。
今回の焦点は、純白に輝く鍾乳洞、サンゴやウミガメが生きる海中の断崖、火山が生んだ黒い岩塊といった景観が、なぜ一つの島に集まっているのかという点です。
制作を担当したテレビマンユニオンの番組ページでは、海底でできた石灰岩、マントル由来の岩石、海中へ落ち込む巨大なドロップオフ、火山群などをたどりながら、特徴的な「K字」型のスラウェシ島が形成された謎に迫る内容だと紹介されています。
10月15日の放送日時と番組内容
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月15日(木)12:00〜12:29 |
| 放送局 | NHK BSP4K |
| 番組 | 驚き!地球!グレートネイチャー選 |
| テーマ | 大地集積!絶景島インドネシア スラウェシ |
| 語り | 荒木さくら |
J:COMの番組表では、スラウェシ島を「世界で11番目に大きな巨大島」とし、アルファベットのKのような形をした島に、鍾乳洞、海中断崖、火山由来の黒い岩塊などが共存すると紹介しています。
29分版では、それぞれの絶景を別々に眺めるだけではなく、島の東西南北が異なる海底地形の組み合わせでできたという大きな視点から、現在の姿に至るまでを追う構成です。
スラウェシ島はなぜK字のような形なのか
スラウェシ島の輪郭は、一般的な丸みのある島とはかなり違います。細長い半島が何方向にも伸び、地図で見るとK字のように見える独特の姿です。
テレビマンユニオンの制作ページでは、この島の成り立ちを理解する鍵として、海底で形成された石灰岩、マントル由来の岩石、プレート運動、火山活動が挙げられています。
つまり、最初から一つのまとまった陸地としてできたというより、性質の異なる大地が長い時間をかけて組み合わさり、現在の複雑な島の形へつながったと見るのが今回の大きな筋道です。
まず海底で石灰岩がつくられた
番組で登場する白く輝く鍾乳洞は、石灰岩の大地と深く関わっています。制作ページでは、海底で形成された石灰岩がカルスト地形をつくり、再結晶した石灰分が洞窟内で光を反射する様子が紹介されています。
純白に見える景観は、単なる照明効果ではなく、もともと海の環境でつくられた岩石が後に陸上へ現れ、地下水などの作用を受けて洞窟へと変化してきた歴史を感じさせます。
このため鍾乳洞は、スラウェシの「今の絶景」であると同時に、かつてそこが海と強く結びついていたことを示す手がかりでもあります。
マントル由来の岩石が地表に現れる
スラウェシでは、石灰岩だけでなくマントル由来の岩石からなる大地も取り上げられます。
地球の内部に由来する岩石が地表で見られることは、島が単純な火山島ではないことを示します。違う場所で生まれた岩体が移動し、ぶつかり、持ち上げられてきた複雑な経過を読み取る材料になります。
白い石灰岩の世界と、黒く重い印象の岩石が同じ島に並ぶこと自体が、スラウェシの大地が「寄せ集め」のように形成されたことを実感できるポイントです。
海中の断崖ドロップオフは何を示す?
番組では、サンゴやウミガメなどが暮らす海中の断崖も大きな見どころです。
制作ページでは、海中へ落ち込む巨大な断崖をドロップ・オフとして紹介しています。海岸から急激に深くなる地形は、海の生き物にとって多様な環境を生み出す一方、大地がどのように切り立ち、沈降や隆起を繰り返してきたかを考える材料にもなります。
番組表で「色とりどりのサンゴやウミガメなどの生き物があふれる」と説明されているため、地質の話だけでなく、険しい地形が豊かな海の生態系を支えている様子も見どころです。
火山がもたらした黒い岩塊とプレート活動
スラウェシの景観を語るもう一つの柱が、火山活動です。
J:COM番組表では「活発な火山活動がもたらした黒い岩塊」が紹介され、制作ページでもプレート運動が生み出す激しい火山群が取り上げられています。
白い鍾乳洞と黒い岩塊は、見た目の対比も鮮烈です。片方は海底でつくられた石灰質の大地、もう片方は地球内部の活動と火山に結びつく景観で、スラウェシ島の成り立ちが一つの原因だけでは説明できないことが伝わります。
島の形成を時系列で整理すると?
今回の内容を大きな流れで整理すると、まず海底で石灰岩などが形成され、その後、プレート運動によって性質の異なる大地が移動・接近し、複雑に組み合わさったと考えられます。
その過程で陸地の隆起や海岸の急斜面が生まれ、別の場所では火山活動が続きました。現在見られる鍾乳洞、海中断崖、黒い岩塊は、それぞれ違う出来事の痕跡ですが、すべてが「K字の島がどうできたか」という一つの問いにつながっています。
ドラマのように誰か一人が真相を握る番組ではありません。今回の“主役”は、石灰岩、マントル由来の岩石、プレート、火山という地球そのものの働きです。
トラジャの巌窟墓も大地とつながっている
90分版の制作ページでは、トラジャ族が何百年も守り続けてきた、石灰岩の岩壁に刻まれた巌窟墓も紹介されています。
自然景観だけを見ると地質学の話で終わりそうですが、人々の文化や死生観も、その土地の岩石や地形と切り離せません。硬い石灰岩の壁があるからこそ、そこに墓所を築く文化が形づくられてきたという見方ができます。
29分版でどこまで扱われるかは番組表だけでは確定できませんが、スラウェシの絶景を「自然」と「人の暮らし」の両面から見ると、島の個性がより分かりやすくなります。
スラウェシ回の見どころは「絶景の答え合わせ」
今回の面白さは、最初に印象的な絶景を見せ、それがなぜそこにあるのかを地質の歴史から解き明かしていく点です。
「なぜ鍾乳洞が白く輝くのか」「なぜ海中に大断崖があるのか」「なぜ黒い岩塊や火山があるのか」という疑問が、最後にはK字型の島の形成史へ結びつきます。
同シリーズでは各地の地形とプレート活動を扱っており、台湾回をまとめたグレートネイチャー台湾の絶景とプレートの謎も、今回と見比べると地球の動き方の違いが分かります。
参考にした情報
- テレビマンユニオン「体感!グレートネイチャー 海から出現!謎の“K字”島」
- J:COMテレビ番組表「驚き!地球!グレートネイチャー選 大地集積!絶景島インドネシア スラウェシ」
- Gガイド「荒木さくらの出演番組一覧」
よくある質問
10月15日のグレートネイチャーは何時から放送ですか?
2026年10月15日(木)12:00〜12:29、NHK BSP4Kで放送予定です。
スラウェシ島はなぜK字のような形なのですか?
番組では、島の東西南北をつくる性質の異なる大地が複雑なプレート運動で組み合わさったことが、独特の形につながったと紹介されます。
今回の主な絶景は何ですか?
純白に輝く鍾乳洞、サンゴやウミガメが暮らす海中の断崖、火山活動が生んだ黒い岩塊などです。
まとめ
10月15日の「驚き!地球!グレートネイチャー選」は、インドネシア・スラウェシ島の絶景を手がかりに、K字型の巨大島がどのように形成されたかを追う回です。
鍾乳洞、マントル由来の岩石、海中ドロップオフ、火山群は別々の景観に見えますが、長い地球史の中で異なる大地が集積した結果として一本につながります。
絶景そのものを楽しむだけでなく、「この風景はなぜここにあるのか」という答え合わせをしながら見ると、スラウェシ島の複雑さがより印象に残る放送になりそうです。

