ちば見聞録「萬祝染」の工房はどこ?銚子・鴨川の染元と見学・体験情報【10月12日】|10/12 15:00
10月12日(月)15時からチバテレ1で放送される「ちば見聞録」は、「受け継がれる伝統 ~萬祝染~」と題し、銚子・鴨川に伝わる萬祝染を取り上げます。
番組公式の過去放送一覧では、この回のエリアを銚子・鴨川、ポイントを「萬祝」「萬祝式大漁旗」「鴨川萬祝染」などと案内しています。色鮮やかな染め物を見て、「実際に工房へ行けるの?」「体験できる場所はどこ?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
番組公式には登場する工房名までは書かれていません。そこで、番組で扱われるテーマと深く関わる銚子・鴨川の染元について、工房や店舗の公式情報、千葉県の伝統的工芸品情報をもとに、住所・営業時間・見学や体験の可否をまとめました。
ちば見聞録「受け継がれる伝統~萬祝染~」の放送情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月12日(月)15:00~ |
| 放送局 | チバテレ1 |
| 番組 | ちば見聞録 |
| 今回の題名 | 受け継がれる伝統 ~萬祝染~(銚子・鴨川) |
| 公式で示されたエリア | 銚子、鴨川 |
| 主なポイント | 萬祝、萬祝式大漁旗、鴨川萬祝染、地曳網、八手網、銚子正調大漁節、〆粕 |
「ちば見聞録」は、千葉県内の歴史や文化、地域に残る暮らしの記憶をたどる番組です。今回の回では、県内の伝統的工芸品と職人を紹介するシリーズとして萬祝染に焦点を当てます。
個別の公式ページでも、#054の題名として「受け継がれる伝統~萬祝染・萬祝式大漁旗」が掲げられています。銚子側の大漁旗と、鴨川側の萬祝染の両方を知ることで、漁師町で育った染色文化の広がりが見えやすくなる回です。
番組で扱う萬祝染とは?
萬祝は、大漁の際に船主や網元から漁師へ贈られた祝いの晴れ着に由来する房総の文化です。千葉県は「万祝染(大漁旗、半天、長着)」を房総の特産として紹介し、江戸時代から続く豊漁祝いの染色技術を受け継ぐものと説明しています。
特徴は、綿布にもち米の糊で文字や絵の輪郭を作り、色鮮やかな意匠を染め上げることです。鶴や亀、松竹梅、宝船、魚など、祝いの気持ちが一目で伝わる大胆な図柄が使われてきました。
千葉県の指定伝統的工芸品製作者一覧には、銚子の萬祝式大漁旗、鴨川の鴨川萬祝染に関わる製作者が記録されています。番組公式のポイントにも、この2つが並んでいるため、土地ごとの違いと受け継がれる技が見どころになりそうです。
銚子では大漁旗の文化に注目
銚子は全国有数の漁港として知られ、大漁を知らせ、祝いを表現する大漁旗の文化とも深く結びついてきました。番組公式には「萬祝式大漁旗」に加え、銚子正調大漁節や漁の道具である八手網などもポイントとして挙げられています。
大漁旗は単なる飾りではなく、船の進水や大漁の祝い、祭りなどに使われるものです。銚子の染元では現在も手描き・手染めで製作されており、漁業の町の祝いの文化が現代の贈答品や記念品にもつながっています。
鴨川では晴れ着から現代の小物まで広がる
鴨川萬祝染は、伝統的な長着や半纏だけでなく、バッグやサコッシュ、暖簾、テーブルセンターなど、現代の暮らしに取り入れやすい形にも展開されています。
千葉県の資料によると、萬祝はもともと豊漁に際して船主が漁師へ贈った晴れ着で、豊漁祈願などの場で着物の上から羽織られていました。縁起の良い図柄を極彩色で染め抜く華やかさが大きな特徴です。
銚子の萬祝式大漁旗の染元はどこ?
銚子で萬祝式大漁旗に関わる染元として現在公式サイトを公開しているのが、銚子大漁旗染元 小澤染工場です。ただし、チバテレ公式には今回の映像に小澤染工場が登場すると明記されていないため、番組出演先としてではなく、テーマに関連する現存の染元としてご紹介します。
| 項目 | 小澤染工場 |
|---|---|
| 店名 | 銚子大漁旗染元 小澤染工場 |
| 住所 | 千葉県銚子市外川町2-11061-1 |
| 電話 | 0479-22-2783 |
| 営業時間 | 8:00~17:00 |
| 営業日 | 月曜~金曜 |
| 休業日 | 土曜・日曜・祝日 |
| 工場見学 | 不可 |
| 主な品 | 大漁旗、祝旗、テーブルセンター、壁掛けなど |
小澤染工場の公式サイトでは、大漁旗や祝旗を一枚ずつ手描き・手染めで製作していると案内しています。新造船の進水祝いや正月、祭りに使う大漁旗のほか、誕生・結婚・還暦・退職など人生の節目に贈る祝旗も扱っています。
注意したいのは、公式サイトで工場見学は不可と明記されている点です。「番組を見て工房の仕事を間近で見たい」と思っても、直接見学できる施設ではありません。商品や注文について知りたい場合は、営業時間内に電話で問い合わせるのが確実です。
外川町は銚子電鉄の外川駅がある漁師町です。番組で銚子の漁業文化や大漁旗の背景に興味を持った方は、周辺の町並みと合わせて訪れると、海と染め物のつながりを感じやすいでしょう。
鴨川萬祝染「鈴染」はどこ?体験できる?
鴨川で萬祝染の技を受け継ぐ染元のひとつが、鴨川萬祝染 鈴染(すずせん)です。こちらもチバテレ公式では今回の映像に登場すると明記されていないため、番組テーマに関わる工房として紹介します。
鈴染の公式サイトでは、店舗とワークショップを行う工房の住所を分けて案内しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 店舗 | 千葉県鴨川市横渚620-1 |
| 工房・体験場所 | 千葉県鴨川市前原211 |
| 電話 | 04-7092-1531 |
| 最寄り駅 | JR外房線・内房線 安房鴨川駅 |
| 店舗への目安 | 安房鴨川駅から徒歩約10分 |
| 営業時間 | 9:00~17:00 |
| 定休日 | 不定休の案内あり |
| 体験 | 予約が必要 |
千葉県公式観光サイト「ちば観光ナビ」では、鈴染で萬祝染の色さし体験ができると案内しています。鶴や亀などの図柄を選び、伝統的な色さしの工程に触れられる内容です。
体験料金は掲載時点で1,980円、3,850円、4,950円のコースが案内され、所要時間は約1時間半~2時間半。体験には予約が必要で、顔料が服に付くと落ちにくいため、汚れてもよい服装が勧められています。
なお、鈴染の店舗公式情報では横渚620-1、ワークショップは前原211と案内されています。訪問目的が買い物なのか体験なのかで向かう場所が異なるので、予約時に場所を確認しておくと安心です。
鈴染ではどんな萬祝染を買える?
鈴染の公式オンラインショップでは、伝統的な萬祝半纏のほか、トートバッグ、サコッシュ、巾着、クラッチバッグなどが販売されています。伝統工芸と聞くと鑑賞用の作品を思い浮かべがちですが、普段使いできる小物まで選べるのが魅力です。
公式オンラインショップに掲載されている例では、萬祝染のサコッシュやトートバッグ、藍染の巾着などがあります。手染めのため、同じ図柄でも色合いに個体差が生まれる点も、手仕事ならではの面白さです。
千葉県公式観光サイトでは、鈴染を「県指定の伝統工芸品『萬祝染』の色さしを体験できる場所」として紹介しています。番組で鮮やかな柄や職人の手仕事に惹かれた方にとっては、実物に触れたり、自分で色を入れたりできる貴重なスポットです。
銚子と鴨川、訪れるなら何が違う?
今回の番組テーマに沿って見ると、銚子では萬祝式大漁旗、鴨川では萬祝染の晴れ着や製品、体験という違いがあります。
銚子の小澤染工場は大漁旗・祝旗の製作販売を中心としており、工場見学はできません。一方、鴨川の鈴染は体験プログラムが用意され、予約すれば色さしの工程に挑戦できます。
「職人の製品を注文したい」「大漁旗の文化を知りたい」なら銚子、「自分でも萬祝染を体験したい」「小物を見たい」なら鴨川、と目的で選ぶと分かりやすいでしょう。
どちらも漁業と祝いの文化から育った染色技術という共通点があります。番組で歴史を知ったあとに現地を訪れると、単に華やかな染め物を見るだけでなく、なぜこの土地でこの意匠が受け継がれたのかを想像しやすくなります。
番組を見るときに注目したいポイント
チバテレ公式は、この回のポイントに「地曳網」「八手網」「銚子正調大漁節」「〆粕」も挙げています。つまり萬祝染だけを単独で紹介するのではなく、房総の漁業と暮らしの中で染め物がどのように生まれたかをたどる内容と考えると見やすいでしょう。
萬祝の華やかな図柄は、大漁そのものを祝うと同時に、船主から漁師への労いや誇りを形にしたものでもあります。大漁旗や晴れ着の色、魚や縁起物の図柄に注目すると、職人技だけでなく漁師町の文化も見えてきます。
番組公式には職人の発言内容や今回の具体的な訪問先は掲載されていません。そのため、放送前に確認できる範囲では、公式が示す「銚子・鴨川」「萬祝式大漁旗」「鴨川萬祝染」を軸に見るのがポイントです。
参考にした情報
- チバテレ「ちば見聞録」公式・過去の放送
- チバテレ「ちば見聞録 #054」公式
- 銚子大漁旗染元 小澤染工場 公式
- 鴨川萬祝染 鈴染 公式
- 千葉県「千葉県指定伝統的工芸品製作者一覧」
- 千葉県公式観光サイト「鴨川萬祝染 鈴染」
よくある質問
ちば見聞録の萬祝染の回はどこを紹介しますか?
チバテレ公式では、エリアを銚子・鴨川とし、萬祝、萬祝式大漁旗、鴨川萬祝染などをポイントに挙げています。
銚子の小澤染工場は見学できますか?
小澤染工場の公式サイトでは工場見学は不可と案内されています。大漁旗や祝旗の注文・商品については営業時間内に問い合わせる形です。
鴨川で萬祝染を体験できますか?
鴨川萬祝染 鈴染では色さし体験が案内されています。予約が必要で、体験場所は店舗とは別の鴨川市前原211の工房です。
萬祝染は何のために作られたものですか?
もともとは大漁を祝う際に、船主や網元から漁師へ贈られた晴れ着です。縁起物や魚を色鮮やかに染めた意匠が特徴です。
まとめ
10月12日放送の「ちば見聞録」は、銚子・鴨川の萬祝染がテーマです。番組公式では、萬祝式大漁旗と鴨川萬祝染を中心に、漁業文化に関わる複数のポイントが示されています。
銚子では小澤染工場が大漁旗・祝旗を手描き・手染めで製作し、鴨川では鈴染が伝統を受け継ぎながら商品販売や色さし体験を行っています。番組公式には登場工房名の記載がないため出演先としては断定できませんが、実際に萬祝染の文化へ触れたい方には、それぞれ目的の異なる訪問先になります。
華やかな色柄だけでなく、大漁を祝い、働く人をねぎらう房総の暮らしから生まれた文化として見ると、今回の放送をより深く楽しめそうです。

