さらば鬼平犯科帳「鬼平死す」あらすじ・キャスト|平蔵失踪と白子屋菊右衛門の狙い【10月10日】|10/10 15:00
10月10日(土)15時からBSフジで放送される「さらば鬼平犯科帳 ~鬼平死す~」は、長谷川平蔵が京都への墓参りから江戸へ戻る途中で姿を消すところから始まるスペシャル版です。
題名だけを見ると「本当に鬼平が死ぬのか」が最大の気になる点ですが、BSフジ公式の紹介では、遺体そのものは見つかっていない一方、鈴鹿山中で足跡と愛用の銀のキセルが発見され、周囲が平蔵の死を受け入れざるを得ない状況へ追い込まれていきます。
ここでは放送前に公式で確認できる範囲をもとに、物語の流れ、主要キャスト、見どころを整理します。
さらば鬼平犯科帳「鬼平死す」の放送日時
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日 | 2026年10月10日(土) |
| 放送時間 | 15:00~17:00 |
| 放送局 | BSフジ4K/BSフジ・181 |
| 作品 | さらば鬼平犯科帳 ~鬼平死す~ |
| 原作 | 池波正太郎 |
| 脚本 | 古田求 |
| 監督 | 酒井信行 |
BSフジ公式の時代劇一覧では、10月10日15時から17時までの2時間枠で放送されます。通常の1時間枠の「鬼平犯科帳」とは違い、平蔵の失踪を軸にしたスペシャル作品としてまとまった時間で描かれるのが特徴です。
「鬼平死す」のあらすじを時系列で整理
1. 平蔵は父の墓参りのため京都へ向かう
火付盗賊改メ長官の長谷川平蔵は、父の墓参りのため公儀へ届けを出し、江戸を離れて京都へ向かいます。同行するのは同心の木村忠吾ただ一人です。
日頃は盗賊の探索や捕縛に追われる平蔵ですが、この旅では激務から離れ、久しぶりに気持ちを緩めながら道中を進みます。墓参りそのものは無事に終わり、二人は江戸への帰路につきます。
物語が大きく動くのは、この帰り道です。任務の最中ではなく、父を弔う私的な旅の帰途で平蔵に異変が起きるため、いつもの捕物とは違う不穏さがあります。
2. 鈴鹿峠で平蔵が姿を消す
江戸へ戻る途中、平蔵は鈴鹿峠で忠吾とはぐれます。BSフジ公式によると、忠吾は「平蔵が谷底へ足を滑らせ、命を落とした」と説明します。
しかし、長年平蔵を知る者たちにとって、その言葉だけで死を受け入れることはできません。平蔵ほどの人物が突然いなくなり、しかも遺体が見つからないという状況は、単なる事故として片づけにくいものがあります。
ここで忠吾の証言が物語の重要な軸になります。忠吾は平蔵と最後まで行動をともにしていた人物であり、江戸に残る仲間たちは彼の話を頼りに状況を理解するしかありません。
3. 足跡と銀のキセルが見つかる
妻の久栄や同心の小林金弥たちは、すぐには平蔵の死を信じません。ところが、忠吾に同行した鈴鹿の関所役人から山中での捜索状況が語られます。
険しい山中で平蔵の足跡が確認され、さらに平蔵が愛用していた銀のキセルまで発見されます。遺体は見つからなくても、本人の持ち物が現場に残されていたことで、事故死の可能性は一気に現実味を帯びていきます。
この「遺体はないが、死を示す証拠はある」という状態が本作の緊張感を生みます。平蔵が本当に命を落としたのか、それとも別の事情が隠れているのかを考えながら見ることになります。
4. 密偵たちは五鉄で平蔵をしのぶ
本所の軍鶏鍋屋五鉄には、相模の彦十、おまさ、小房の粂八、大滝の五郎蔵ら平蔵の密偵が集まります。
彼らは表立った立場の人間ではないため、平蔵の葬儀へ堂々と顔を出すことができません。それでも平蔵から受けた恩は大きく、五鉄という馴染みの場所に集まって静かに主をしのびます。
「鬼平犯科帳」は捕物だけでなく、平蔵と密偵たちの信頼関係も大きな魅力です。本作では平蔵本人がその場にいないことで、かえって彼が周囲にとってどれほど大きな存在だったかが際立ちます。
5. 白子屋菊右衛門が江戸を狙う
その頃、大坂では凶悪な盗賊白子屋菊右衛門が平蔵の死を知ります。火付盗賊改の中心人物が消えたと考えた菊右衛門は、これを好機として江戸へ乗り込み、荒らし回ろうと企みます。
つまり本作では、平蔵の生死だけでなく、「鬼平がいなくなった江戸はどうなるのか」という危機も同時に進みます。平蔵の不在が仲間の悲しみにとどまらず、盗賊側の行動まで変えてしまうのです。
6. 霧の中に深編笠の男が現れる
彦十、おまさ、粂八、五郎蔵が五鉄を出ると、霧の中に深編笠の男が立っています。BSフジ公式のあらすじは、この印象的な場面までを紹介しています。
ここから先は、放送を見るうえで大きなポイントです。平蔵の失踪、忠吾の証言、残された銀のキセル、動き始める白子屋菊右衛門、そして謎の深編笠の男という複数の要素が一つにつながっていきます。
主要キャストと役名
| 役名 | 出演者 | 役どころ |
|---|---|---|
| 長谷川平蔵 | 中村吉右衛門 | 火付盗賊改メ長官。京都からの帰途で失踪する |
| 久栄 | 多岐川裕美 | 平蔵の妻。夫の死を簡単には受け入れられない |
| 小林金弥 | 中村歌昇 | 火付盗賊改の同心 |
| 酒井祐助 | 勝野洋 | 平蔵を支える同心 |
| 木村忠吾 | 尾美としのり | 平蔵の京都行きに同行し、失踪時の状況を語る |
| おまさ | 梶芽衣子 | 平蔵の密偵 |
| 相模の彦十 | 江戸家猫八 | 平蔵を慕う密偵 |
| 小房の粂八 | 蟹江敬三 | 平蔵の密偵 |
| 白子屋菊右衛門 | 金田竜之介 | 平蔵の死を好機とみて江戸を狙う盗賊 |
| 松平定信 | 市村羽左衛門 | 幕府の要人 |
中村吉右衛門版「鬼平犯科帳」を見てきた人にはおなじみの面々がそろいます。とくに今回は、平蔵が画面の中心から一時的に消えることで、久栄や忠吾、密偵たちが平蔵をどう見ていたのかが強く伝わる構成です。
見どころは「平蔵不在」で見える人間関係
最大の見どころは、題名どおり「鬼平が死んだ」と周囲が考える状況になったとき、残された人々がどう動くかです。
忠吾は最後に同行した者として重い証言を抱え、久栄や同心たちは受け入れがたい知らせに直面します。彦十、おまさ、粂八、五郎蔵は、表の葬儀には出られない密偵という立場だからこそ、五鉄で平蔵をしのびます。
一方で白子屋菊右衛門は、平蔵の不在を「江戸を荒らす好機」と受け取ります。平蔵という一人の存在が、味方には安心を、盗賊には恐れを与えていたことが、彼が姿を消したことで逆にはっきり見えてきます。
シリーズの別エピソードを続けて楽しみたい場合は、鬼平犯科帳 第9シリーズ「闇の果て」のあらすじ・キャストや、鬼平犯科帳スペシャル「鬼火」のあらすじ・キャストもあわせて読むと、中村吉右衛門版の人物関係を追いやすくなります。
原作・スタッフも中村吉右衛門版の魅力を支える
原作は池波正太郎。脚本は古田求、監督は酒井信行、音楽は津島利章です。制作はフジテレビと松竹が担当しています。
「鬼平犯科帳」は、事件の解決だけでなく、盗賊と密偵、同心、家族の情を丁寧に描く作品です。「鬼平死す」ではその持ち味を、主人公の不在という強い設定で見せます。
平蔵の生死だけを追うよりも、忠吾の表情や久栄の受け止め方、五鉄に集まる密偵たち、菊右衛門の反応まで見ると、本作の厚みが分かりやすくなります。
参考にした情報
よくある質問
「さらば鬼平犯科帳 ~鬼平死す~」はいつ放送されますか?
2026年10月10日(土)15:00~17:00にBSフジ4K/BSフジ・181で放送予定です。
長谷川平蔵は本当に死んだのですか?
放送前にBSフジ公式で確認できるあらすじでは、鈴鹿峠で失踪し、足跡と愛用の銀のキセルが見つかりますが、遺体は見つかっていません。そこから先の展開が本作の大きな見どころです。
木村忠吾役は誰ですか?
木村忠吾を演じるのは尾美としのりです。平蔵の京都行きに同行し、失踪時の状況を江戸の仲間たちへ伝える重要な役どころです。
まとめ
「さらば鬼平犯科帳 ~鬼平死す~」は、京都への墓参りを終えた長谷川平蔵が鈴鹿峠で姿を消し、江戸の仲間たちがその死を受け入れざるを得ない状況へ追い込まれるところから動き出します。
忠吾の証言、銀のキセル、五鉄に集まる密偵たち、平蔵の不在を好機とみる白子屋菊右衛門、霧の中の深編笠の男が重要なチェックポイントです。平蔵本人だけでなく、彼を取り巻く人々の反応に注目すると、スペシャル版ならではの見応えを感じやすい作品です。

