世界まる見え11月9日ツタンカーメンの呪いは本当?連続死の真相とヴィヴィアン・マイヤーを整理|11/9 20:00
11月9日(月)20時から日本テレビ系で放送される「世界まる見え!テレビ特捜部」は、「ありえない奇跡連発!ウソみたいな偶然SP」です。
今回とくに気になるのが、ツタンカーメンの墓に関わった人々が相次いで亡くなったという“呪い”の真相です。番組では新たな検証から驚きの事実に迫ると予告されています。
もう一つの大きな柱は、死後に作品が発見され世界的な評価を受けた写真家ヴィヴィアン・マイヤー。放送前に確認できる資料をもとに、何が事実として分かっているのかを整理します。
世界まる見え11月9日の放送日時と出演者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年11月9日(月)20:00〜21:00 |
| 放送局 | 日本テレビ系 |
| MC | 所ジョージ、岩田絵里奈 |
| スペシャルパネリスト | ビートたけし |
| ゲスト | 岸井ゆきの、塩川莉世(SWEET STEADY)、羽鳥慎一、マユリカ |
| エージェント | アハメド モハメド、マシュー・チョジック |
| ゲストナレーター | ドンデコルテ |
日テレTOPICSの11月9日回案内では、ツタンカーメンの呪い、偶然見つかったお宝、ヴィヴィアン・マイヤーの写真、そしてAIの特別ゲストが大きな見どころとして紹介されています。
MCの所ジョージさんに加え、スペシャルパネリストのビートたけしさん、ゲストの羽鳥慎一さんらが、世界の不思議な出来事を見届けます。
ツタンカーメンの呪いとは何が起きたのか
ツタンカーメンの墓が発見されたのは1922年で、発掘を指揮した人物として広く知られているのが英国の考古学者ハワード・カーターです。黄金のマスクをはじめとする副葬品は世界的なニュースとなり、古代エジプトへの関心を一気に高めました。
ところが、その後「墓に入った関係者が次々に死亡した」という物語が広まり、いつしか“ファラオの呪い”と呼ばれるようになります。11月9日の番組も、この連続死が単なる偶然だったのか、それとも墓に何らかの危険があったのかを取り上げます。
呪いを有名にしたカーナーヴォン卿の死
この伝説を決定的に広めたのは、発掘の資金援助者だった第5代カーナーヴォン伯爵の死でした。墓の発見からほどなくして亡くなったため、当時の新聞は「王の墓を暴いた報い」と結び付けてセンセーショナルに報じました。
ただし、関係者全員が短期間に死亡したわけではありません。発掘責任者のハワード・カーター自身は墓の発見後も長く生きており、「墓に入った者は次々に早死にした」という単純な図式では説明できません。
科学的な統計では“呪い”は支持されていない
医学誌BMJには、ツタンカーメンの墓の公開や発掘に関係した欧米人を対象に、生存期間を比較した研究があります。研究では、呪いに“さらされた”とみなされた25人と、それ以外の人々との間に、死亡時年齢や生存期間の有意な差は認められませんでした。
つまり、少なくとも統計上は「墓に関わったため寿命が縮んだ」という証拠は確認されていません。連続死という印象は、著名人の死が強く報じられたことや、後から出来事を一つの物語として結び付けたことで膨らんだ可能性があります。
カビや胞子が原因という説はどうなのか
古い墓の内部には微生物やカビが存在する可能性があるため、「有害な胞子が関係者を病気にしたのではないか」という説も長く語られてきました。
一方、マンチェスター大学が紹介したエジプト学者ジョイス・ティルズリー博士の解説では、毒性胞子説を含むさまざまな説について、カーナーヴォン卿らの死をまとめて説明する確かな証拠はないとされています。放送では、こうした伝説と科学の距離がどのように描かれるのかが注目点です。
11月9日回で考えたい「呪いの真相」
番組予告は「新たな検証によって驚きの事実が浮かび上がる」としていますが、放送前の時点では、そのVTRが最後にどの原因を示すのかまでは公表されていません。
ただ、既存研究から見えてくる大きな結論は、“呪い”という超自然的な力を裏付ける統計的証拠はないということです。個別の死因はそれぞれ異なり、墓への関与だけを共通原因とするには無理があります。
ここで面白いのは、事実そのものよりも「なぜ人々が呪いを信じたのか」という点です。世紀の大発見、古代王の墓、発掘直後の著名な支援者の死という要素がそろい、新聞にとって非常に物語性の高い題材になりました。
番組を見るときは、誰がいつ亡くなったのかだけでなく、“連続死”という印象がどのように作られたのかにも注目すると、より立体的に楽しめそうです。
偶然見つかったヴィヴィアン・マイヤーは誰?
11月9日回では、偶然見つかった大量のネガから世界中を魅了することになった写真家ヴィヴィアン・マイヤーの物語も紹介されます。
マイヤーは1926年生まれ。ニューヨークやシカゴなどでストリート写真を撮り続けましたが、本業は乳母や介護の仕事で、生前に写真家として広く知られる存在ではありませんでした。
作品はなぜ死後に知られることになった?
マイヤーの作品が世に出る大きなきっかけは、2007年にシカゴのオークションで保管品が売却されたことでした。ジョン・マルーフが大量のネガを入手し、その後、散逸していた資料を集めながら写真を整理していきます。
Vivian Maier Photographerの公式資料によると、マルーフが再構成したアーカイブには10万〜15万点のネガ、3000点を超えるプリント、未現像フィルム、映像、音声記録などが含まれます。
写真をオンラインで公開すると大きな反響が起き、それまでほぼ無名だった女性が20世紀を代表するストリート写真家の一人として評価されていきました。
なぜ生前に発表しなかったのか
番組予告でも「なぜ生前一枚も世に発表しなかったのか」が謎として示されています。しかし、本人が作品を公開しなかった理由を決定的に説明する資料は残されていません。
分かっているのは、マイヤーが長い年月にわたって日常の人々や街の風景を撮影し、大量のネガを保管し続けていたことです。本人の死後に第三者がその価値を見いだしたという点で、今回のテーマ「偶然の発見」を象徴するエピソードといえます。
数億円級の古い毛布とは?
番組表では、ひいおばあちゃんの古い毛布が驚くほどの価値を持っていたというエピソードも予告されています。具体的な品の特定は放送前には公表されていませんが、米PBSの「ANTIQUES ROADSHOW」には、ナバホのFirst Phase Chief’s Blanketが高額鑑定された有名な事例があります。
2001年の鑑定では35万〜50万ドル、その後の再評価では2021年時点で150万〜200万ドルの小売評価が示されています。古い織物でも、希少性や来歴、保存状態によって美術品として非常に高い価値を持つことが分かります。
11月9日回のお宝VTRがこの事例と同一かどうかは放送前には断定できませんが、「家に眠る古い品が人生を変えるほどのお宝だった」という今回の偶然SPらしい題材です。
AIゲスト“アイ”は何を答える?
スタジオには特別ゲストとしてAIの“アイ”が初登場します。ビートたけしさんが難しい問いを投げかけ、その答えを所ジョージさんが評価する場面も予告されています。
ただし、AIが実際に何を答えたのかは放送前には明かされていません。ここは結果を先回りせず、ゲスト陣の反応とあわせて本編で確かめたいポイントです。
前回11月2日は世界のおいしいグルメSP
前回の11月2日放送は「食欲の秋!世界のおいしいグルメSP」で、料理やレストラン、巨大グルメなど食を中心にした内容でした。対して11月9日は、偶然の発見が人の人生や歴史の見え方を変えた出来事が中心です。
同じ海外VTR中心の「世界まる見え!」でも、今回はツタンカーメンの呪いの検証、偶然見つかった古い持ち物の価値、死後に評価されたヴィヴィアン・マイヤー、AIゲストという構成です。前回のグルメ企画とはテーマがはっきり異なり、「本当に偶然なのか」「なぜ長く知られなかったのか」という謎を追う回になっています。
参考にした情報
- 世界まる見え!テレビ特捜部 公式サイト
- 日テレTOPICS配信「次回(2026年11月9日)のまる見えは・・ありえない奇跡連発!ウソみたいな偶然SP」
- Gガイド「世界まる見え!テレビ特捜部」11月9日放送
- BMJ「The mummy’s curse: historical cohort study」
- Vivian Maier Photographer「About Vivian Maier」
- PBS ANTIQUES ROADSHOW「Navajo Ute First Phase Blanket」
よくある質問
ツタンカーメンの呪いは本当にあったのですか?
超自然的な呪いを裏付ける科学的証拠は確認されていません。BMJの歴史的コホート研究でも、墓に関係した人々の生存期間が有意に短いという結果は出ていません。
ヴィヴィアン・マイヤーは何者ですか?
乳母や介護の仕事をしながら街の写真を撮り続けた米国の写真家です。死後、大量のネガが整理・公開され、ストリート写真家として世界的に知られるようになりました。
11月9日のゲストは誰ですか?
岸井ゆきのさん、塩川莉世さん、羽鳥慎一さん、マユリカがゲストで、スペシャルパネリストはビートたけしさんです。ゲストナレーターはドンデコルテです。
まとめ
11月9日の「世界まる見え!」は、偶然が人生や歴史の見え方を変えるエピソードを集めた1時間です。中でもツタンカーメンの呪いは、関係者の死が伝説として語られてきた一方、統計的には呪いを支持する証拠が見つかっていません。
ヴィヴィアン・マイヤーの物語もまた、本人が生前ほとんど世に出さなかった大量の写真が偶然発見され、死後に評価されたという劇的な出来事です。「偶然の発見」がどこまで事実を変え、どこから物語を生むのかを意識して見ると、今回の各VTRが一本のテーマでつながって見えてきます。

