うどん屋「川安」はどんな店?よしもと新喜劇「明治の恋」の舞台と夏目漱石の恋【11月9日】|11/9 10:00
11月9日(月)10時からBSよしもとで放送される「よしもと新喜劇(1989〜) 明治の恋」は、明治中頃の大阪を舞台にした1989年制作の作品です。
物語の中心となるのは、安治川べりにあるうどん屋「川安」。看板娘のお玉が、店で働く夏目漱石に恋をしたことから、いつもの店の雰囲気が少しずつ変わっていきます。
今回は、番組のあらすじに登場する「川安」がどんな店として描かれているのか、お玉と夏目漱石の関係、店に集まる歴史上の人物たちを紹介します。
よしもと新喜劇「明治の恋」の放送日時と作品情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 番組名 | よしもと新喜劇(1989〜) 明治の恋 |
| 放送日時 | 2026年11月9日(月)10:00〜11:00 |
| 放送局 | BSよしもと |
| 制作年 | 1989年 |
| 作品番号 | #10(番組情報サイトのエピソード表記) |
| 主な出演者 | 山田スミ子、山根伸介、松田明、原哲男、浅香あき恵、山根一輝 ほか |
今回の作品は、現代の座員が出演する新作ではなく、1989年制作の「よしもと新喜劇(1989〜)」として放送される過去の舞台作品です。BSよしもと公式サイトでは、往年の新喜劇を含む新旧の劇場ライブを放送するシリーズとして紹介されています。
今回の個別ストーリーや出演者の詳細は、番組表の作品情報に掲載されています。BSよしもと公式ページで確認できるシリーズ全体の説明と、今回の番組表に記載されたあらすじを分けて見ておくと、作品の位置づけが分かりやすくなります。
うどん屋「川安」はどんな店?安治川べりの舞台設定
物語の舞台となるのは、大阪の安治川沿いに建つうどん屋「川安」です。番組表のあらすじでは、近くに船着き場があるため、有名人がよく立ち寄る店として描かれています。
店には西郷隆盛、樋口一葉、滝廉太郎など、歴史の教科書でも知られる人物たちが集まります。ただし、あらすじでは彼らが本物なのかどうか判然としない存在として紹介されており、史実をそのまま再現する物語ではありません。
「川安」は、今回の作品の舞台として説明されているうどん屋です。番組情報には実在店舗の住所や営業案内は掲載されていないため、実際に訪ねられる飲食店としてではなく、物語の中の店として捉えるのがよさそうです。
船着き場の近くにあるという設定も、店にさまざまな人物が出入りする理由になっています。店の中に歴史上の人物や、正体がはっきりしない客が集まることで、日常的なうどん屋がにぎやかな喜劇の舞台へと変わっていきます。
看板娘・お玉の大きな声が店の名物
「川安」の名物は、うどんそのものだけではありません。看板娘のお玉が注文を通すときの大きな声も、店の名物として知られています。
常連客の中には、その声を聞くことを楽しみに店へやって来る人もいるほどです。お玉の声は、店の活気を表すものとして描かれているようです。
ところが、最近のお玉は以前ほど大きな声を出せなくなっています。番組表のあらすじでは、常連客たちがその変化を心配する様子も紹介されています。
店の名物だった声に変化が起きた理由は、病気や仕事の疲れではなく、恋心でした。お玉は半年ほど前から店で働いている夏目漱石に思いを寄せており、彼を意識するようになってから、いつものように大きな声を出せなくなったのです。
店の看板娘としては元気な声を取り戻したいところですが、好きな人を前にすると調子が変わってしまう。お玉の恋心が、店の名物にまで影響してしまうところが、この作品のユーモラスな出発点です。
お玉と夏目漱石は両思い?父・安兵衛が恋を後押し
お玉の気持ちを知った父親の安兵衛は、娘に代わって夏目漱石へ思いを伝えます。そして、夏目の気持ちを確かめると、彼もお玉に好意を持っていたことが分かり、2人の気持ちは通じ合います。
恋がまとまったように見えるものの、話はそこで終わりません。夏目は作家を辞めて、うどん屋の仕事を手伝うと言い出します。
ただし、その前に東京へ戻り、身辺を整理してくる必要があると説明します。そこで夏目は、お玉から10円を借りて東京へ出発しようとします。
お玉の恋が実る展開から、夏目が作家を辞めるという意外な申し出、さらに10円を借りて東京へ向かう流れへと話が進みます。ここから夏目がどう行動するのか、安兵衛やお玉がどう受け止めるのかが気になるところです。
番組表に掲載されたあらすじは、夏目が東京へ向かおうとするところまでを説明しています。結末や10円をめぐるその後の展開までは掲載されていないため、ここでは明らかになっている筋立てに絞って紹介しています。
夏目漱石は実際にはどんな人物?作家を辞める設定との違い
作品に登場する夏目漱石は、実在した小説家と同じ名前です。国立国会図書館の「近代日本人の肖像」によると、夏目漱石は1867年生まれで、1916年に亡くなりました。
本名は夏目金之助です。
漱石は帝国大学英文科を卒業した後、松山中学や第五高校で英語を教え、1900年にはイギリスへ留学しました。帰国後は東京帝国大学の講師となり、1905年に『吾輩は猫である』を発表して文壇に登場します。
その後も『三四郎』『それから』『門』『こゝろ』などを発表し、近代日本を代表する小説家の一人として知られるようになりました。
一方、今回の作品では、夏目漱石がうどん屋で働き、お玉との恋をきっかけに作家を辞めて店を手伝おうとします。これは番組の物語として描かれる設定であり、国立国会図書館が紹介する実際の経歴とは異なります。
実在した作家の名前を使いながら、うどん屋での恋愛喜劇へ展開させるところが「明治の恋」の面白さです。史実の夏目漱石について詳しく知りたい方は、夏目漱石の生涯と明治時代の活動を扱った関連記事も参考になります。
西郷隆盛・樋口一葉・滝廉太郎も登場?店に集まる人物たち
「川安」には、夏目漱石だけでなく、西郷隆盛、樋口一葉、滝廉太郎といった歴史上の人物も登場します。番組表のあらすじでは、彼らが本物なのかどうか分からないものの、そうそうたる顔ぶれが店に集まっていると説明されています。
この3人は、それぞれ活躍した分野や生きた時代が異なります。実際の経歴を確認すると、作品の設定が史実の再現ではなく、歴史上の人物を登場させた喜劇であることが分かります。
西郷隆盛は、明治維新を主導した政治家の一人です。国立国会図書館によると、1828年に生まれ、1877年の西南戦争で亡くなりました。
明治政府で参議を務めた後、政府を離れて鹿児島へ戻り、最後は西南戦争で政府軍と戦いました。
樋口一葉は、1872年生まれの小説家です。『大つごもり』『にごりえ』『たけくらべ』などの作品で知られています。
国立国会図書館の解説では、生活を支えるために荒物や駄菓子を扱う店を開いた時期もあったと紹介されています。
滝廉太郎は、1879年生まれの作曲家です。「荒城の月」「鳩ぽっぽ」「お正月」などを作曲し、日本の近代音楽の基礎を築いた人物の一人として紹介されています。
3人の生没年を比べると、西郷隆盛が亡くなった1877年の後に滝廉太郎が生まれていることも分かります。彼らが同じ店に集まるという場面は、史実上の同時代の交流ではなく、作品ならではの演出として楽しみたいところです。
「明治の恋」の出演者は誰?山田スミ子・山根伸介ら
番組情報に掲載されている主な出演者は、山田スミ子さん、山根伸介さん、松田明さん、原哲男さん、浅香あき恵さん、山根一輝さんです。
そのほか、由利謙さん、泉ひろしさん、豊原太さん、阪上司さん、寺田優さん、池側康弘さん、辻本茂雄さん、柏田雅生さん、藤本照彦さん、藤井輝雄さん、津村欣弘さん、森本修さん、岡貴敏さん、野村多嘉子さん、橋本由可さん、池山心さんらの名前も掲載されています。
ただし、今回確認できた番組情報では、出演者と劇中の役名の対応までは示されていません。お玉や安兵衛、夏目漱石を誰が演じているのかについては、役名を断定せず、出演者一覧として紹介します。
1989年制作の作品ということもあり、現在の新喜劇で活躍する座員の出演回とは違った顔ぶれを楽しめます。往年の出演者が作り出すテンポや、当時の舞台ならではの雰囲気にも注目したいですね。
前回(11月7日放送)も同じ「明治の恋」
J:COMテレビ番組表では、11月7日(土)14時から15時にも「よしもと新喜劇(1989〜) 明治の恋」が掲載されています。11月9日(月)10時からの枠にも同じ作品名が載っているため、今回の放送は別のストーリーではなく、同じ1989年制作作品をもう一度楽しめる放送枠です。
作品の内容は、安治川べりのうどん屋「川安」と、お玉・夏目漱石の恋を描く今回のあらすじです。前の放送枠と同じタイトルなので、別エピソードと取り違えないように作品名を確認しておくと安心です。
BSよしもとの1989年シリーズとは?過去の新喜劇を楽しむ
BSよしもと公式サイトでは、「よしもと新喜劇(1989〜)」を、往年の笑いを楽しめる新旧劇場ライブのシリーズとして紹介しています。公式ページの番組概要では、昔の劇場で活躍した芸人や、現在は全国的に知られるようになった出演者の若い頃の姿も見られると説明されています。
今回の「明治の恋」も、1989年制作の作品として放送される一本です。現代の新喜劇と比べると、出演者の顔ぶれだけでなく、舞台設定やストーリーの組み立てにも時代の違いが感じられます。
同じ1989年シリーズの別作品では、11月3日に「いのってなんぼ」も放送されました。こちらは船場太郎さんや浅香あき恵さんらが出演する回として紹介されています。
「いのってなんぼ」の出演者とあらすじをまとめた記事と見比べると、同じシリーズでも作品ごとに異なる物語や出演者を楽しめます。
見逃し配信・視聴方法
「明治の恋」は、11月9日(月)10時からBSよしもとで放送されます。J:COMテレビ番組表では、BSよしもとのチャンネル265、10時から11時までの番組として掲載されています。
BSよしもと公式サイトには、番組の視聴方法や見逃し配信への案内があります。ただし、今回の「明治の恋」が放送後にどの配信サービスで視聴できるか、配信期間がいつまでかは、今回確認できた番組情報では明記されていません。
見逃し配信を利用したい場合は、BSよしもと公式サイトの見逃し配信ページや、各サービスの配信一覧で作品名を確認してください。
参考にした情報
- BSよしもと公式「よしもと新喜劇(1989〜)」
- J:COMテレビ番組表「よしもと新喜劇」
- DiMORA「よしもと新喜劇(1989〜) 明治の恋」
- 番組表Gガイド・2026年11月9日のBS番組表
- 国立国会図書館「近代日本人の肖像」夏目漱石
- 国立国会図書館「近代日本人の肖像」西郷隆盛
- 国立国会図書館「近代日本人の肖像」樋口一葉
- 国立国会図書館「近代日本人の肖像」滝廉太郎
よくある質問
うどん屋「川安」は実在する店ですか?
番組情報では、明治中頃の大阪・安治川べりにある物語の舞台として紹介されています。実在店舗の所在地や営業情報は確認できません。
夏目漱石とお玉はどんな関係ですか?
お玉は川安で働く夏目漱石に恋をしています。父の安兵衛が気持ちを伝えると、夏目もお玉を好きだと分かり、2人の思いが通じ合います。
「明治の恋」の出演者は誰ですか?
山田スミ子さん、山根伸介さん、松田明さん、原哲男さん、浅香あき恵さん、山根一輝さんほかです。1989年制作の作品として放送されます。
まとめ
11月9日(月)10時放送の「よしもと新喜劇(1989〜) 明治の恋」は、大阪・安治川べりのうどん屋「川安」を舞台に、お玉と夏目漱石の恋を描く1989年制作の作品です。
お玉の大きな声が店の名物だったのに、夏目への恋心から声に変化が生まれるという設定が物語の始まりです。父の安兵衛が2人の仲を取り持ち、夏目が作家を辞めて店を手伝おうとする展開へとつながります。
西郷隆盛、樋口一葉、滝廉太郎など実在した人物の名前も登場しますが、彼らの生きた時代は異なります。史実を再現した作品というより、歴史上の人物を取り入れた明治時代の喜劇として楽しめる一作です。

