ニッポンの里山プレミアム11月6日のロケ地は?利尻昆布の島と吉野葛の産地・行き方|11/6 21:30
11月6日(金)21時30分からNHK BS8Kで放送される「ニッポンの里山プレミアム『和食と和菓子 絶景を味わう』」は、利尻昆布と天然の葛粉という、和食・和菓子を支える食材のふるさとを訪ねる回です。
番組案内では、利尻昆布のふるさとで海の底に広がる光景をたどり、さらに「堀り子」と呼ばれる名人が天然の葛を採集する様子も紹介するとされています。実際に同じ地域を訪ねてみたい方に向けて、確認できる範囲で舞台となる場所と行き方を整理しました。
11月6日の放送日時と内容
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年11月6日(金)21:30〜22:00 |
| 放送局 | NHK BS8K |
| 番組名 | ニッポンの里山プレミアム「和食と和菓子 絶景を味わう」 |
| 主なテーマ | 利尻昆布、天然葛粉、くずまんじゅう、食材を育む自然 |
放送内容では、目でも舌でも楽しめる日本料理や和菓子のおいしさを、その材料が育つ自然環境までさかのぼって紹介します。特に注目したいのは、昆布が育つ海そのものと、山中から葛の根を探し出す堀り子の仕事です。
同番組の別テーマについては、ニッポンの里山プレミアム10月26日の花景色の記事でも紹介しています。今回は花ではなく、料理の味を支える食材と土地の関係に焦点が当たります。
利尻昆布のロケ地は北海道・利尻島周辺
今回の前半で大きな舞台となるのは、北海道の利尻島周辺です。番組案内では「和食だしの最高級品とされる利尻昆布のふるさと」を訪ね、海の底でその味につながる光景を見つめる内容が示されています。
北海道の公式情報によると、リシリコンブの主産地は稚内市・利尻島・礼文島です。一般に「利尻昆布」と呼ばれる昆布は、澄んだ上品なだしが取れることで知られ、吸い物などの高級料理だけでなく、京都の千枚漬けや湯豆腐にも利用されています。
番組名に「絶景を味わう」とある通り、単に昆布製品を紹介するのではなく、昆布が生育する岩礁の海や島の自然環境まで映し出すのが今回の見どころです。北海道の資料では、リシリコンブは通常、岩礁地帯の水深1〜7メートルほどに生育するとされています。
利尻島へはどう行く?
利尻島へ向かう代表的な方法はフェリーと飛行機です。利尻富士町の案内では、稚内港から利尻島の鴛泊港までフェリーで約1時間40分。札幌方面からは丘珠空港から利尻空港へ向かう航空便もあります。
島を訪ねる場合、昆布漁そのものは時期や天候に左右されます。利尻島の観光情報では、天然昆布漁は夏の限られた時期に行われるため、11月の旅行で番組と同じ漁の風景をそのまま見られるとは限りません。それでも、鴛泊港周辺から利尻山を望む景色や、島内の海岸線は、昆布を育む環境を実感しやすい場所です。
和菓子の天然葛の産地は奈良・吉野地方
後半で取り上げられるのが、和菓子に使われる天然葛粉です。番組案内では、東京の和菓子職人が作るくずまんじゅうを紹介し、その材料となる葛の産地で「堀り子」と呼ばれる名人の採集風景を追います。
この「堀り子」という呼び方と伝統的な製法から、舞台として確実に関連づけられるのが奈良県の吉野葛の産地です。文化庁の国指定文化財等データベースでは、「吉野葛の製造技術」は奈良県宇陀市・御所市に伝わる技術として登録され、葛の根の採取を担う人を「堀り子」と説明しています。
葛の根は冬にデンプンを蓄えるため、採取は12月から翌年3月ごろが中心です。堀り子は山中で自生する葛を探し、太い根を掘り起こします。その後、根を砕き、水を使ってデンプンを取り出し、さらに「吉野晒し」と呼ばれる工程で不純物を取り除いて白い葛粉に仕上げていきます。
吉野葛の地域へ行くには?
吉野方面の観光拠点として分かりやすいのは、近鉄吉野線の吉野駅周辺です。吉野ビジターズビューローでは、吉野町観光案内所が吉野駅を降りてすぐの場所にあると案内しています。
ただし、今回の番組で実際に葛を掘った山の名称や、採集後の葛を持ち込んだ工房名までは、事前に確認できる資料では特定できません。吉野葛の文化は吉野地方だけで完結するものではなく、宇陀市や御所市にも精製技術が受け継がれているため、番組の映像で地名や看板が映る場合は、その情報と照らして見るのがよさそうです。
吉野葛の製造工程を見学できる場所もある
番組と同じ撮影場所とは確認できませんが、奈良県宇陀市には吉野葛黒川本家の製造工程を見学できる案内があります。観光情報では、近鉄榛原駅から奈良交通バスで約20分、「大宇陀」下車後徒歩約3分とされています。
見学は時期や事前申し込みなどの条件があります。テレビで見た葛作りを実際に知りたい場合は、営業日や見学可否を公式情報で確かめてから訪ねるのが安心です。
利尻昆布と吉野葛に共通する見どころ
今回の2つの食材には、遠く離れた北海道と奈良という違いがある一方、自然の状態を見極める人の技術が味を左右するという共通点があります。
利尻昆布は海の岩礁地帯で育ち、採取後には天日乾燥などの作業が続きます。吉野葛は山中に自生する根を堀り子が探し出し、冬の冷たい水を使った精製を重ねて葛粉になります。完成品だけを見ていると分かりにくい、海や山の環境と手仕事の積み重ねが番組の中心です。
旅行先として見る場合も、特定の飲食店を巡るタイプの番組とは少し違います。利尻島では海岸や港、吉野では山地と葛文化に触れられる場所を組み合わせると、「食材のふるさとを訪ねる」という番組のテーマを追体験しやすくなります。
今回の撮影場所で事前に特定できないところ
今回の案内から確実に分かるのは、利尻昆布のふるさとと、堀り子が天然葛を採集する産地が登場することです。一方、昆布漁を撮影した漁港名、葛を掘った山の具体名、東京の和菓子店名は、事前に確認できた資料では公表されていません。
場所を断定せずに見ると、放送では地名テロップ、港や工房の看板、職人名などが手掛かりになります。すでに旅行を計画している方は、利尻島と奈良・吉野地方という大きなエリアを軸にすると、番組で描かれる景色と食文化を結び付けやすいでしょう。
参考にした情報
- Gガイド「ニッポンの里山プレミアム 和食と和菓子 絶景を味わう」
- 北海道「リシリコンブ」
- 文化庁 国指定文化財等データベース「吉野葛の製造技術」
- 利尻富士町「交通アクセス」
- 吉野ビジターズビューロー「アクセス」
- JAPAN 47 GO「吉野葛の精製(吉野葛黒川本家)」
よくある質問
11月6日のニッポンの里山プレミアムで紹介される場所はどこですか?
主な舞台は、利尻昆布のふるさとである北海道・利尻島周辺と、天然葛の採集・吉野葛の製造文化が受け継がれる奈良県の吉野地方、宇陀市・御所市周辺です。
利尻島へはどうやって行けますか?
稚内港から鴛泊港までフェリーで約1時間40分です。札幌方面から利尻空港へ向かう航空便もあります。
番組に出る葛の工房名は分かっていますか?
事前に確認できる資料では、番組で撮影した工房名や山の具体名までは公表されていません。奈良県宇陀市・御所市には吉野葛の伝統的な製造技術が受け継がれています。
まとめ
11月6日の「ニッポンの里山プレミアム『和食と和菓子 絶景を味わう』」は、利尻昆布の海と天然葛を採る山を通して、和食と和菓子の味が生まれる場所までたどる内容です。
ロケ地として確実に押さえておきたいのは北海道・利尻島周辺と、奈良県の吉野葛の産地です。具体的な漁港や採集地点は公表情報だけでは断定できませんが、利尻島の海岸・港、吉野地方や宇陀・御所の葛文化を訪ねると、番組の世界をより立体的に感じられます。

