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西村京太郎トラベルミステリー72|札沼線廃線を撤回せよ!新十津川駅の実話と事件の見どころ【11月5日】|11/5 13:55

2026年11月5日(木)13時55分から、NCC長崎文化放送で「西村京太郎トラベルミステリー72」が放送されます。副題は「十津川警部のラストラン」。

北海道のJR札沼線と新十津川駅を舞台に、東京で起きた殺人事件が、幼なじみ3人の過去とローカル線の廃止問題へつながっていきます。

この作品の大きな見どころは、ドラマの中で描かれる「札沼線の廃線を撤回せよ」という要求と、実際に2020年に廃止された札沼線の歴史が重なることです。現実の最終運行は新型コロナウイルスの影響で予定より早まり、2020年4月17日に新十津川駅を出発した列車が最後となりました。

西村京太郎トラベルミステリー72の放送日時と出演者

項目内容
放送日時2026年11月5日(木)13:55〜
放送局NCC長崎文化放送
番組名西村京太郎トラベルミステリー72
作品副題十津川警部のラストラン/北海道・JR札沼線の廃線を撤回せよ!
主演高橋英樹
主な出演高橋英樹、高田純次、黒谷友香、松尾諭、中村俊介、伊藤麻実子、山村紅葉、葛山信吾
ゲスト螢雪次朗 ほか

本作は、十津川警部と亀井刑事が鉄道や時刻表にまつわる謎を追うシリーズ第72弾です。テレビ朝日系では2020年7月26日に放送され、北海道・新十津川町で撮影された風景も作品の大きな見どころになりました。

十津川警部を演じるのは高橋英樹、亀井刑事を演じるのは高田純次です。物語の中心となる幼なじみ3人には、早瀬由美役の黒谷友香、赤池庄五郎役の松尾諭、中園宏司役の中村俊介が出演します。

ほかに伊藤麻実子、山村紅葉、葛山信吾らが出演します。町役場で人質となる資産家・浦野典史役は螢雪次朗です。

公式紹介では、東京で起きた事件と新十津川町での立てこもりがつながる構成が示されています。

第72作「十津川警部のラストラン」のあらすじ

大学教授の大島健蔵(久松信美)が、東京都内の路地で何者かに刺殺されます。現場に駆けつけた十津川警部(高橋英樹)と亀井刑事(高田純次)は、第一発見者から、被害者が息を引き取る直前に「十津川」と言い残したことを聞きます。

大島はミトコンドリア学の第一人者として知られていましたが、十津川には面識がありません。自分の名前がなぜ最後の言葉として残されたのか、十津川は疑問を抱きながら捜査を始めます。

現場付近の防犯カメラには、不審な男の姿が映っていました。十津川たちは、大島の研究に関わっていた准教授・早瀬由美(黒谷友香)と、研究を支援するバイオ関連会社社長・中園宏司(中村俊介)に話を聞きます。

そこで判明したのは、防犯カメラの男が2人の幼なじみである赤池庄五郎(松尾諭)だということでした。早瀬、中園、赤池の3人は北海道の新十津川町で育ち、学生時代に強い友情を誓い合った仲です。

早瀬と中園は大学進学を機に上京しましたが、赤池だけは故郷に残って農業を継ぎました。赤池は農作物の品種改良に熱心に取り組んでおり、早瀬から農作物に詳しい大島教授を紹介されていました。

ところが、大島は赤池の研究を「小学生の自由研究レベル」と見下していたといいます。大島が最期に残した「十津川」という言葉は、警部の十津川を指すのか、それとも新十津川町に暮らす赤池を指すのか。

事件の最初の謎がここにあります。

その後、赤池は故郷へ逃亡します。十津川と亀井も北海道・新十津川町へ向かいますが、赤池は猟銃を手に町役場へ侵入し、町の資産家・浦野典史(螢雪次朗)らを人質に取って立てこもります。

赤池が十津川に突きつけた要求は、「札沼線の廃線を撤回しろ」というものです。廃線問題をめぐる町の事情と、赤池が追い詰められた理由はどのようにつながっているのでしょうか。

早瀬が親友の暴走を止めようとする中、十津川は事件の裏にある人間関係を追います。

前回の第71作「ニセ十津川とニセ亀井」はどんな事件?

第72作の前に放送された第71作は、長野県松本市で起きたモデル刺殺事件をめぐる物語です。事件の発端では、十津川警部と亀井刑事を名乗る偽者が現れ、モデルの田所美雪が2人組に追われていると助けを求めます。

十津川と亀井は、特急あずさ22号で移動するという美雪と合流しようとしますが、車内に彼女の姿はありませんでした。翌朝、美雪は松本市内の公園で遺体となって発見され、現場には十津川の名刺が残されていたため、十津川たち自身にも疑いが向けられます。

テレ朝POSTの第71作紹介では、サンドウィッチマンの伊達みきおと富澤たけしが、十津川と亀井になりすます人物を演じると説明されています。第72作では偽者事件から一転し、北海道の幼なじみ3人と廃線をめぐる事件が描かれます。

札沼線の廃線は実際いつ?新十津川駅のラストラン

ドラマの舞台となる札沼線は、北海道医療大学駅と新十津川駅を結んでいた区間が2020年5月7日に廃止されました。JR北海道は、現在の線区別利用状況の案内でも、北海道医療大学〜新十津川間が2020年5月7日に廃止されたことを明記しています。

ただし、実際に最後の列車が走った日は2020年4月17日です。JR北海道は当初、4月24日を定期列車の最終運行日として案内していましたが、北海道が新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言の対象地域になったことを受け、最終運行日を前倒ししました。

JR北海道が2020年4月16日に発表した最終運行の案内では、4月17日(金)に新十津川駅を10時に出発する列車が最後になるとされています。4月18日以降の列車は運休となり、予定されていた沿線4町によるラストラン運行も中止されました。

つまり、鉄道事業としての廃止日は5月7日ですが、列車が新十津川駅から出発した最後の日は4月17日です。この2つの日付を分けて覚えておくと、ドラマに登場する「ラストラン」の背景が分かりやすくなります。

新十津川駅は、最終列車の出発時刻が午前10時という早さでも知られていました。テレ朝POSTは「日本一最終列車が早い駅」として親しまれてきた駅と紹介し、十津川警部が名前の由来にも関係する新十津川町を訪ねることを、作品の大きな見どころに挙げています。

新十津川町の公式観光情報にも、札沼線が2020年5月7日に廃線となったことが記されています。現在の新十津川駅周辺を訪ねる場合、かつての列車が運行していた時代と、廃止後の風景を分けて考える必要があります。

なぜ赤池は「札沼線の廃線撤回」を要求したのか

赤池が町役場に立てこもる場面では、表向きの要求と本当の目的が重なっているように見えます。廃線撤回という言葉は強烈ですが、物語の中心には、赤池・早瀬・中園の3人が故郷で過ごした時間と、東京で起きた殺人事件があります。

赤池は町に残り、農業を続けてきた人物です。札沼線は通勤や通学だけでなく、町の人々の移動や思い出にも結び付いていました。

列車がなくなることは、単に交通手段が一つ減るというだけでなく、町の風景や暮らしの記憶が変わることでもあります。

一方、東京に出た早瀬と中園は、それぞれ研究や仕事を通じて大島教授と関係を持っていました。赤池の故郷への思い、早瀬と中園が抱える過去、大島の研究をめぐる対立が、事件の背景に絡み合っていきます。

作品の副題「十津川警部のラストラン」は、鉄道の終着駅を訪ねる旅情だけを意味していません。十津川警部自身が、事件の真相を追いながら、廃線を迎えた土地とそこで暮らす人々の思いに向き合うという意味でも受け取れます。

実際の札沼線の廃止は、沿線自治体とJR北海道の協議を経て決まりました。ドラマ内の立てこもりや殺人事件はフィクションですが、廃線をめぐる町の空気や、鉄道が地域にとって持つ意味は、現実の歴史と重ねて見ることができます。

東京から北海道1200キロ、時刻表トリックの見どころ

番組紹介では、東京から北海道新十津川町まで約1200キロを舞台にした「究極ダイヤトリック」が見どころとして掲げられています。西村京太郎トラベルミステリーらしく、列車の運行時刻や移動距離が事件の謎に関係してきます。

今回の物語では、東京で起きた殺人事件を追ううちに、十津川たちが北海道へ向かう展開になります。東京と新十津川町の間をどのように移動したのか、登場人物の証言と時間の流れが一致するのかが、鉄道ミステリーとして注目したい部分です。

公式の紹介文では、時刻表トリックの具体的な仕組みまでは明かされていません。先に答えを決めつけず、移動の順番や登場人物が現れた時間、東京と北海道の距離を意識しながら見ると、十津川の推理を追いやすくなります。

また、作品は新十津川町で撮影されました。TVガイドWebによると、第72作はシリーズ40年以上の歴史の中で初めて北海道・新十津川町で撮影された作品です。

駅や町の風景が、単なる背景ではなく物語の中心に置かれている点も特徴です。

鉄道ファンにとっては、実際に廃止された札沼線の風景が映像に残されていることも見どころです。ドラマの中で列車が走る姿と、現在は列車が走っていない新十津川駅の姿を比べると、作品に込められた「ラストラン」の意味がより伝わります。

高橋英樹・高田純次ら出演者と役どころ

十津川警部を演じるのは高橋英樹です。事件の現場で得た手掛かりを追い、東京から北海道へと捜査を広げていきます。

第72作では、長年続くシリーズの主人公として、鉄道と土地の記憶をつなぐ役割も担います。

亀井刑事役は高田純次です。十津川とともに捜査を進め、幼なじみ3人の関係や証言の違和感に目を向けます。

高田純次の出演番組や経歴は高田純次のプロフィールでも紹介しています。

早瀬由美を演じるのは黒谷友香、赤池庄五郎を演じるのは松尾諭、中園宏司を演じるのは中村俊介です。3人は同じ新十津川町で育った幼なじみですが、進学や仕事をきっかけに異なる道を歩んできました。

松尾諭が演じる赤池は、地元に残って農業を継いだ人物です。品種改良に取り組む一方で、東京で起きた殺人事件の容疑者として追われ、故郷の町役場で立てこもることになります。

松尾諭の経歴や出演作は松尾諭のプロフィールで確認できます。

中村俊介はバイオ関連会社社長の中園宏司、黒谷友香は准教授の早瀬由美を演じます。研究をめぐる大島教授との関係が、3人の友情に影を落としていきます。

ほかに伊藤麻実子、山村紅葉、葛山信吾らが出演します。十津川班のメンバーと新十津川町の人々が関わることで、東京の事件が北海道の土地に根を張った人間関係へつながっていきます。

原作『札沼線の愛と死 新十津川町を行く』との関係

本作の原作として紹介されているのは、西村京太郎の小説『札沼線の愛と死 新十津川町を行く』です。実業之日本社の書籍情報によると、文庫版は2020年4月7日発売、304ページ、ISBNは978-4-408-55587-4です。

出版社の紹介文では、十津川警部が暮らす東京・三鷹で銃殺事件が起き、現場に残された血の十字や、北海道新十津川町とのつながりを追う物語として紹介されています。廃線が取りざたされる町を十津川が訪れるという点は、テレビドラマの舞台設定とも共通しています。

ただし、出版社が紹介する小説のあらすじと、テレビ朝日が紹介するドラマ版の事件の導入は同じ文章ではありません。小説とドラマを比べる際は、登場人物や事件の展開を混同せず、それぞれの作品として楽しむのがおすすめです。

小説では札沼線や新十津川町が物語の舞台として描かれ、ドラマでは実際の町で撮影された風景も見られます。鉄道の歴史を先に知ってから原作を読むと、同じ地名が登場する場面にも違った印象を受けるかもしれません。

11月5日の放送を見逃した場合の視聴方法

11月5日の放送は、NCC長崎文化放送で13時55分から予定されています。放送時間や番組編成は変更される場合があるため、録画予約をする際はNCCの番組表も確認してください。

今回の再放送に連動したTVerなどの無料見逃し配信については、実施を確認できていません。過去の第72作は動画配信サービスでレンタル対象として掲載された時期がありますが、配信サービスや視聴可能期間は変わるため、利用前に各サービスの作品ページで確認してください。

作品の基本情報やあらすじを確認する場合は、テレビ朝日の番組紹介やBS朝日の過去放送ページも参考になります。原作を読みたい場合は、実業之日本社の書籍ページで文庫版の情報を確認できます。

参考にした情報

よくある質問

西村京太郎トラベルミステリー72はいつ放送されますか?

2026年11月5日(木)13時55分から、NCC長崎文化放送で放送予定です。

札沼線の廃線日はいつですか?

北海道医療大学〜新十津川間の鉄道事業は、2020年5月7日に廃止されました。JR北海道が発表した実際の最終運行日は、それより前の2020年4月17日です。

新十津川駅の最後の列車は何時に出発しましたか?

JR北海道の2020年4月16日の発表では、最終列車は2020年4月17日(金)に新十津川駅を10時に出発すると案内されました。

第72作の主な出演者は誰ですか?

高橋英樹、高田純次、黒谷友香、松尾諭、中村俊介、伊藤麻実子、山村紅葉、葛山信吾らです。

まとめ

「西村京太郎トラベルミステリー72」は、東京で起きた大学教授殺害事件が、北海道・新十津川町の幼なじみ3人と札沼線の廃線問題へつながる作品です。高橋英樹演じる十津川警部と高田純次演じる亀井刑事が、東京から北海道へ捜査を広げていきます。

実際の札沼線は2020年5月7日に廃止され、列車の最終運行は同年4月17日に前倒しされました。ドラマの事件だけでなく、新十津川駅の実際のラストランと町の風景にも注目すると、「十津川警部のラストラン」をより深く楽しめます。

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