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ワールド・オブ・フリースポーツ「5 Peaks in a day」11月5日|ドムとタシュホルンの岩稜・氷河を解説|11/5 6:30

2026年11月5日(木)6:30からJ SPORTS 2で放送される「ワールド・オブ・フリースポーツ<Evergreens>」は、トレイルランニング編の#3「5 Peaks in a day」です。スイスのツェルマットからザースフェーまで、4000m級の山を5座越えて30.66kmを走るアンドレアス・シュタインドルの挑戦を追います。

今回の映像で注目したいのは、距離やタイムだけではありません。氷河、雪面、崩れやすい岩稜、急な稜線が連続するため、一般的なトレイルランニングとは異なるアルピニズムの技術が求められるルートです。

11月5日「5 Peaks in a day」の放送時間と番組内容

項目内容
放送日時2026年11月5日(木)6:30〜7:00
放送局J SPORTS 2
番組ワールド・オブ・フリースポーツ<Evergreens>
企画トレイルランニング #3「5 Peaks in a day」
制作年2015年
主役アルピニスト アンドレアス・シュタインドル
ルートスイス・ツェルマット〜ザースフェー

J SPORTSの番組案内では、この作品は2015年制作とされ、ツェルマットからザースフェーまで4000m級の山を5つ越え、30.66kmを走る挑戦として紹介されています。11月5日は朝6:30から7:00までの30分枠です。

これは大会のライブ中継ではなく、アルピニストの挑戦を追ったドキュメンタリーです。対戦相手やチーム順位を確認する番組ではないため、誰が勝つかではなく、どのような山岳地形をどう越えていくのかに注目すると内容をつかみやすくなります。

5 Peaks in a dayで越える5座と標高

アンドレアス・シュタインドルが横断した山は、アルプフーベル、テーシュホルン、ドム、レンツシュピッツェ、ナーデルホルンの5座です。Adrexが紹介した記録では、ツェルマットを出発し、ザースフェーをゴールとする30.66kmの行程に5つの4000m峰が並びます。

順番山名標高
1アルプフーベル(Alphubel)4,206m
2テーシュホルン(Täschhorn)4,491m
3ドム(Dom)4,545m
4レンツシュピッツェ(Lenzspitze)4,294m
5ナーデルホルン(Nadelhorn)4,327m

5座の中で最も標高が高いのは、4,545mのドムです。スイス山岳会(SAC)は、ドムを「スイス国内に完全に位置する山として最も高い山」と説明しています。

このルートは、単に山頂を5つ数えるだけのコースではありません。登り下りを繰り返し、氷河や岩稜を越えながら谷をまたぐため、標高差と地形の変化が連続します。

30.66kmという距離だけを見ると長距離ランニングに近く感じられますが、走る場所は整備されたトレイルだけではありません。

最大の難所はテーシュホルンからドムへの岩稜

挑戦の中でシュタインドルが最も警戒していた区間の一つが、テーシュホルンからドムへ向かう岩稜です。Climbing.deの記事では、彼自身がこの区間の岩は非常にもろく、最も危険で集中力を要する場所だと説明しています。

実際にこの岩稜の横断には1時間5分を要しました。速く走る能力だけでは突破できず、足場を選び、岩の状態を見極め、露出した稜線でバランスを保つ判断が必要になる場面です。

ALPINの登山ルート解説でも、テーシュホルンとドムの間は氷河を進んだあと、露出した稜線を登る区間として説明されています。一般的な登山ルートの所要時間は全体で約20時間、難易度は「重い」とされており、通常の登山でも簡単なコースではありません。

ここで注意したいのは、ALPINが紹介する一般登山ルートの所要時間と、シュタインドルが行った5峰横断の記録は同じ条件ではないことです。一般登山ルートの数字は地形の難しさを知る参考であり、彼の30.66kmの挑戦をそのまま同じコースタイムで比較するものではありません。

ドムはスイス国内で最も高い山

5座の中心的な存在が、標高4,545mのドムです。SACによると、ドムは四つの斜面と四つの稜線を持つ大きな山体で、北側やフェスティグラートには氷河地形が見られます。

ザースフェー側から眺めると周囲の山々の中でもひときわ高く、山の大きさがよく分かると紹介されています。

SACの登山ルート情報では、ドムの一般ルートはPD+の難易度で、ドムヒュッテから北側の通常ルートを登る場合でも6〜7時間が目安です。別の稜線ルートも5〜6時間とされ、いずれも本格的な高山登山にあたります。

シュタインドルの挑戦では、ドムを登頂したあとも終わりではありません。さらに氷河を下り、レンツシュピッツェやナーデルホルンへと進む必要があります。

山頂に着いた時点で力を使い切るのではなく、次の山へ向かうための体力と集中力を残しておくことが重要になります。

レンツシュピッツェの氷壁と氷河の通過

レンツシュピッツェは標高4,294mで、ドムやテーシュホルンと同じミシャベル山群に属しています。スイス政府観光局は、この山の北側に傾斜50〜55度の氷壁があると紹介しています。

氷壁を含む高山の地形では、足元の状態や雪・氷の硬さを読み違えないことが大切です。

SACのルート案内によると、レンツシュピッツェは三つの壁と三つの稜線を持つ細い山で、北北東側には急な氷河の名残があります。登山ルートの一つであるレンツシュピッツェからナーデルホルンへ向かう稜線は、難易度ADと評価されています。

シュタインドルは、アルプフーベルヨッホ付近で氷河に到達したあと、アイゼンを装着して氷の上を進みました。Climbing.deの記録では、彼の装備にはアイゼンと軽量ピッケルも含まれていました。

ランニングシューズだけで走り切るコースではなく、氷河上での登山技術を使い分ける場面があることが分かります。

30.66kmを7時間45分44秒で走破した記録

AdrexとClimbing.deが紹介した記録では、シュタインドルは30.66km、累積登高約4,015mの5峰横断を7時間45分44秒で完了しました。Adrexは累積登高を4,014m、Climbing.deは4,015mと記載しているため、ここでは約4,015mとして紹介します。

彼は2013年にも同じ5峰の横断に挑み、そのときの所要時間は9時間3分でした。2015年の挑戦では、山のコンディションや天候、岩稜に雪が残っていないこと、雪面が凍っていることなど、複数の条件がそろった日に再挑戦しています。

Climbing.deによると、シュタインドルは夜明け前にツェルマットを出発し、最初のアルプフーベルでは予定より22分早く、テーシュホルンでは41分早く到着しました。4座目のレンツシュピッツェには開始から6時間7分、5座目のナーデルホルンには6時間37分で到達し、最後はザースフェーの教会前まで下っています。

このタイムは単なる走力の記録ではありません。氷河や露出した岩稜を進むための技術、天候と雪面の見極め、山頂間の移動を続ける体力がそろって初めて成立した挑戦です。

映像では、速さだけでなく、山の状況に応じて進み方を切り替える場面にも注目したいところです。

前回(11月3日)の放送予定も同じ作品

J SPORTS公式番組ガイドの放送予定欄には、11月3日(火)にも「5 Peaks in a day」の放送枠が掲載されています。11月5日(木)はJ SPORTS 2の6:30〜7:00で、同じ2015年制作の映像を別の時間帯に視聴できます。

作品そのものは新しいレースではなく、アンドレアス・シュタインドルが2015年に挑んだ山岳横断の記録です。放送日が変わっても、5峰の地形や挑戦の内容は同じです。

既存の5 Peaks記事とあわせて確認

5峰の全体像やシュタインドルの記録を先に整理したい方は、5 Peaks in a dayの30.66km・7時間45分44秒の挑戦をまとめた記事も参考になります。今回の記事では、記録の数字を繰り返すのではなく、タシュホルンとドムの岩稜、氷河、レンツシュピッツェの氷壁といった技術的な部分を詳しく取り上げました。

挑戦者の経歴や、5峰を選んだ背景を知りたい場合は、アンドレアス・シュタインドルのプロフィールと5峰ルートを紹介した記事もあわせてご覧ください。今回の映像を地形の視点から見ると、人物紹介や記録のまとめとは違った角度で挑戦を楽しめます。

参考にした情報

よくある質問

5 Peaks in a dayはいつ放送されますか?

2026年11月5日(木)6:30〜7:00にJ SPORTS 2で放送されます。番組は「ワールド・オブ・フリースポーツ<Evergreens>」のトレイルランニング編#3です。

5 Peaks in a dayで越える山はどこですか?

アルプフーベル、テーシュホルン、ドム、レンツシュピッツェ、ナーデルホルンの5座です。いずれも標高4000mを超えるスイスの山です。

これはライブのトレイルランニング大会ですか?

いいえ。2015年制作のドキュメンタリーで、アルピニストのアンドレアス・シュタインドルが5つの4000m峰を横断する挑戦を追った映像です。

対戦形式の競技中継ではありません。

まとめ

11月5日(木)6:30からJ SPORTS 2で放送される「5 Peaks in a day」は、ツェルマットからザースフェーまで30.66kmを走り、4000m級の山を5座越えるアンドレアス・シュタインドルの挑戦を追った2015年制作のドキュメンタリーです。

見どころは、7時間45分44秒という記録だけではありません。テーシュホルンからドムへ続く崩れやすい岩稜、ドム周辺の氷河、レンツシュピッツェの急な氷壁など、登山技術を必要とする地形をどう越えていくかにも注目してください。

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