冨永愛の伝統to未来11月4日|玉川堂はどこ?燕本店の住所・工場見学と豆皿の着色技法|11/4 22:00
2026年11月4日(水)22時からBS日テレで放送される「冨永愛の伝統to未来 第二章」は、新潟県燕市の伝統工芸「鎚起銅器(ついきどうき)」を取り上げる後編です。
舞台となるのは、1816年創業の老舗・玉川堂(ぎょくせんどう)。冨永愛さんが前回から取り組んできた豆皿が完成し、玉川堂独自の着色技法や、職人たちのものづくりを支える燕三条の取り組みにも迫ります。
玉川堂を訪ねてみたい方に向けて、燕本店の住所・営業時間・工場見学の申し込み方法もまとめました。
11月4日放送の日時・内容と出演者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年11月4日(水)22:00〜22:30 |
| 放送局 | BS日テレ/BS日テレ4K |
| 番組名 | 冨永愛の伝統to未来 第二章 |
| 出演 | 冨永愛 |
| 今回のテーマ | 新潟県燕市の鎚起銅器・玉川堂 |
| 主な内容 | 豆皿の完成、紫金色の着色技法、職人の取り組み、燕三条 工場の祭典2026 |
BS日テレの番組案内では、10月28日と11月4日の2週にわたって鎚起銅器を特集すると紹介されています。11月4日は後編にあたり、前回から制作していた冨永愛さんの豆皿がいよいよ完成する回です。
今回の見どころは、器を形にする鎚起の技だけではありません。玉川堂ならではの色を生み出す工程や、若手職人の技術を育てる工場の使い方、地域全体で工場を開くイベントにも話題が広がります。
玉川堂はどこ?燕本店の住所・営業時間・アクセス
玉川堂の燕本店は、新潟県燕市中央通2丁目2番21号にあります。店舗には鎚起銅器の製品が並び、併設工場では職人が銅器を作る工程を見学できます。
| 項目 | 玉川堂 燕本店 |
|---|---|
| 住所 | 〒959-1244 新潟県燕市中央通2丁目2番21号 |
| 電話 | 0256-62-2015 |
| 営業時間 | 8:30〜17:30 |
| 定休日 | 日曜日・祝日 |
| 店舗 | 鎚起銅器の製品を販売 |
| 工場見学 | 併設工場で実施。事前問い合わせ・予約優先 |
最寄り駅はJR燕駅です。燕市のものづくり紹介ページでは、燕駅から徒歩約5分、JR燕三条駅や三条燕インターチェンジから車で約5分と案内されています。
燕三条駅を利用する場合は、駅から徒歩で移動するよりも、タクシーやレンタカーなど車で向かうと訪問しやすい場所です。車で訪れる場合は、玉川堂公式の工場見学ページに掲載された駐車場マップも確認しておくと安心です。
店舗では製品を手に取って見ることができます。銅器は写真だけでは色の深さや表面の質感が伝わりにくいため、実物を見比べたい方にとって燕本店は貴重な場所です。
玉川堂は燕市の中心部にあり、燕三条の金属加工やものづくりを巡る際の立ち寄り先にもなります。工場の祭典の期間外でも、通常の工場見学を受け付けているため、訪問前に営業日と見学枠を問い合わせておくと予定を立てやすくなります。
玉川堂の工場見学は予約できる?料金・時間・注意点
玉川堂の燕本店では、職人が鎚起銅器を製作する様子を見学できます。予約優先で案内されるため、希望日が決まったら問い合わせフォームまたは電話で事前に連絡するのがおすすめです。
工場見学の案内時間は、午前が10時と11時、午後が13時、14時、15時10分です。所要時間は約15〜20分で、1名から5名までの見学は無料と案内されています。
| 見学枠 | 開始時間 |
|---|---|
| 午前 | 10:00/11:00 |
| 午後 | 13:00/14:00/15:10 |
| 所要時間 | 約15〜20分 |
| 料金 | 1〜5名は無料 |
| 予約 | 予約優先。電話または問い合わせフォーム |
6名以上のグループ、旅行会社を通じた見学、企業・団体の視察は有料になる場合があります。料金や受け入れ条件は人数や内容によって異なるため、申し込み時に確認してください。
工場見学の休業日は日曜日・祝日、年末年始、その他工場休業日です。土曜日は平日より作業する職人の人数が少ないと公式ページに記載されているため、職人の仕事をじっくり見たい方は平日の枠も検討するとよいでしょう。
見学中はスタッフの案内に従い、機械や工具に触れないことが大切です。酒気を帯びた方やペット同伴の入場はできず、歩行が難しい方や車いすを利用する方は事前相談が必要です。
見学後は併設店舗で製品を見ることができます。ただし、番組で冨永愛さんが体験する豆皿作りと、通常の工場見学は別の内容です。
公式の通常見学案内に、豆皿の製作体験が常設メニューとして掲載されているわけではありません。
冨永愛の豆皿はどう完成する?玉川堂の紫金色と着色技法
11月4日放送では、冨永愛さんが前回から挑戦していた豆皿が完成します。注目したいのは、銅板を器へと成形する工程に加え、玉川堂独自の着色によってどのような表情に仕上がるかという点です。
玉川堂の着色技法のひとつが紫金色(しきんしょく)です。銅の表面に錫を焼き付けた後、硫化カリウムなどを含む液に漬け込むことで生まれる色で、玉川堂が開発した技法として紹介されています。
この技法は、大正時代に作業中の偶然から発見されたといいます。銅器に錫が付着したことをきっかけに、現在につながる独自の色彩表現が生まれました。
玉川堂の銅器は、金属の表面を単純に塗装するのではなく、素材と薬液の反応、熱の加え方、職人の手加減によって色を表現します。焼き加減は時間だけで決められるものではなく、経験に裏打ちされた判断が必要です。
公式サイトでは、紫金色のほかに宣徳色、配合金、銀色、素銅色なども紹介されています。宣徳色は緑青と硫酸銅の合液で煮込む技法、銀色は銅の表面に錫を低温で焼き付ける技法など、色ごとに異なる工程があります。
同じ鎚起銅器でも、着色が変わると印象は大きく変わります。豆皿のように小さな器では、色の濃淡や模様の出方が全体の雰囲気を左右するため、完成した作品の表情にも注目です。
鎚起銅器はどう作る?一枚の銅板が器になるまで
鎚起銅器は、一枚の銅板を金鎚や木槌で叩き、縮めながら立体的な器に仕上げる技法です。金属をただ伸ばすのではなく、叩く位置や力を調整して少しずつ形を変えていきます。
玉川堂の製作工程では、銅板を切り抜いて木槌で縁を起こす「打ち起こし」から始まり、鳥口と呼ばれる鉄製の台に銅板を当てて口径を縮める「打ち絞り」へ進みます。鳥口は形状や大きさが異なる道具を使い分け、職人が作る器の形に合わせて選びます。
銅は叩くと硬くなるため、途中で火炉に入れて熱を加え、柔らかさを取り戻す「焼きなまし」も必要です。玉川堂の公式工程紹介では、継ぎ目のない注ぎ口を持つ湯沸を作る場合、叩いては焼きなます作業を15回ほど繰り返す例が紹介されています。
最後には表面を整え、彫金や着色などの仕上げを施します。工程ごとに異なる金鎚や木槌、鳥口を使い分けるため、道具の種類や扱い方にも職人の経験が表れます。
番組で紹介される豆皿は、湯沸のような大きな器とは形も工程も異なります。それでも、一枚の銅板から立体を生み出すという鎚起銅器の基本は共通しており、冨永愛さんの体験を通じて、手仕事の難しさと面白さが伝わってきそうです。
燕三条 工場の祭典2026とは?玉川堂と職人の取り組み
番組では、玉川堂の番頭を務める山田立さんにも注目します。山田さんは「燕三条 工場の祭典」の立ち上げから関わり、実行委員長も務めてきた人物として紹介されています。
燕三条 工場の祭典は、普段は一般公開されていない工場を地域一帯で開放し、ものづくりの現場を見学したり、体験したりできるオープンファクトリーイベントです。金属加工を中心とする燕市・三条市と周辺地域の企業が参加し、職人と来場者が直接交流できる機会になっています。
2026年は10月1日(木)から4日(日)まで開催され、燕三条地域と周辺の158の工場・企業・施設などが参加しました。入場無料のイベントですが、工場ごとに開放日時や見学・体験の条件が異なり、事前予約が必要なプログラムもありました。
玉川堂も2026年の工場の祭典に参加し、通常の工場見学に加えて、予約制のプレミアム見学や製作体験などを用意していました。祭典期間中の特別プログラムは予約受付を終了したと公式のお知らせに記載されています。
番組では、工場の祭典をきっかけに地域の工房や工場がどのように活気づいたのか、立ち上げから携わる山田さんや参加工房の取り組みを紹介します。単に製品を見せるだけではなく、作る人の仕事場を開くことで、燕三条のものづくりを地域の魅力として伝えている点が見どころです。
また、玉川堂では終業後の工場を職人に開放し、若手の技術訓練やベテラン職人の作品制作に活用していると番組案内にあります。日々の仕事とは別に、技術を磨いたり自分の作品に挑戦したりする時間が、次の世代へ技をつなぐ土台になっています。
前回10月28日放送では何を紹介した?
前回の10月28日放送「鎚起銅器①」では、冨永愛さんが新潟県燕市の玉川堂を訪れ、鎚起銅器の製作現場を見学しました。玉川堂の七代目・玉川基行さんの案内で、熟練職人の技や、銅板から器を作り上げる工程に迫りました。
番組案内によると、鎚起銅器は完成までに1か月以上かかることもある繊細な手仕事です。職人が金鎚を使い分け、銅板を少しずつ打ち縮めることで、滑らかな立体の器に仕上げていきます。
前編では、冨永愛さん自身も豆皿作りに挑戦しました。11月4日の後編では、その豆皿が完成し、玉川堂の着色技術によってどのような色と表情をまとったのかが明らかになります。
これまでの番組で紹介された新潟の伝統工芸も振り返りたい方は、冨永愛の伝統to未来10月21日・小千谷縮の記事や、10月14日・船箪笥の記事もあわせてご覧ください。
参考にした情報
- BS日テレ「冨永愛の伝統to未来 第二章」公式サイト
- BS日テレ「鎚起銅器」公式番組紹介
- 玉川堂「玉川堂 燕本店」
- 玉川堂「燕本店 工場見学のご案内」
- 玉川堂「銅器の色彩」
- 玉川堂「製作工程」
- 玉川堂「燕三条 工場の祭典2026への参加について」
- 燕市公式サイト「燕三条 工場の祭典2026」
- 燕市観光協会「燕三条 工場の祭典2026」
- 燕市公式「燕市のものづくり」玉川堂の紹介
よくある質問
玉川堂の燕本店はどこにありますか?
新潟県燕市中央通2丁目2番21号です。JR燕駅から徒歩約5分、燕三条駅や三条燕ICから車で約5分と案内されています。
玉川堂の工場見学は予約が必要ですか?
予約優先です。電話0256-62-2015または公式サイトの問い合わせフォームから事前に連絡してください。
工場見学の料金はいくらですか?
1〜5名の通常見学は無料で、所要時間は約15〜20分です。6名以上のグループや団体視察などは有料となる場合があります。
冨永愛が作った豆皿と同じものを体験できますか?
番組では豆皿作りに挑戦しますが、通常の工場見学案内に同じ製作体験が常設されているとは記載されていません。体験を希望する場合は、玉川堂へ直接問い合わせてください。
まとめ
11月4日放送の「冨永愛の伝統to未来 第二章」は、燕市の玉川堂で鎚起銅器の豆皿が完成する後編です。玉川堂独自の紫金色をはじめとする着色技法や、職人の育成、燕三条 工場の祭典を通じた地域のものづくりにも焦点が当たります。
玉川堂の燕本店は新潟県燕市中央通2丁目2番21号にあり、店舗営業時間は8時30分から17時30分まで、日曜・祝日が定休日です。工場見学は予約優先で、1〜5名なら無料で案内を受けられます。
訪問前に見学枠と営業日を確認し、鎚起銅器の職人技を間近で感じてみてはいかがでしょうか。

