やまぐち発掘!お宝伝説〜“金の鶏”の謎を追え〜|金の鶏はどこ?厚東氏・大内氏の埋蔵金と17億円の謎【11月4日】|11/4 19:00
2026年11月4日(水)19時から、yab山口朝日放送で「やまぐち発掘!お宝伝説〜“金の鶏”の謎を追え〜」が放送されます。今回のテーマは、山口県に伝わる金の鶏と、かつて地域を治めた豪族たちが残したとされる埋蔵金です。
番組紹介では、厚東氏や大内氏にまつわる宝探しが取り上げられ、金の鶏の価値は現代の金額にして17億円とも紹介されています。ただし、17億円という数字の算定方法や、宝が実際に見つかったかどうかは、放送前の段階では確認できません。
この伝説を理解するうえで重要なのが、宇部市の霜降山に残る霜降城と、厚東氏が大内氏に敗れた南北朝時代の歴史です。伝承と確認できる史実を分けながら、金の鶏の謎を整理します。
11月4日放送「やまぐち発掘!お宝伝説」の日時と出演者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年11月4日(水)19:00〜 |
| 放送局 | yab山口朝日放送 |
| 番組名 | やまぐち発掘!お宝伝説〜“金の鶏”の謎を追え〜 |
| 出演者 | カンニング竹山、安藤なつ(メイプル超合金)、波田陽区、中村萌音(yabアナウンサー) |
| 主なテーマ | 金の鶏伝説、厚東氏・大内氏の宝探し |
番組名と放送日時、出演者は、yab山口朝日放送の公式告知で案内されています。番組の紹介文では、かつて山口県内で勢力を持った豪族が、滅亡の直前に再興のための宝を隠したという伝承を手掛かりに、厚東氏や大内氏の宝を追う内容とされています。
金の鶏はどこに埋められた?宇部市・霜降山に残る伝説
金の鶏の伝説と結び付けられている場所のひとつが、宇部市の霜降山です。宇部市の資料では、霜降山に厚東氏の居城だった霜降城が築かれたこと、そして厚東氏が大内氏との戦いに敗れたことが説明されています。
宇部市に伝わる話では、厚東氏の城が落ちる際、家宝の「時告げる金の鶏」を含む宝物を山に埋め、後に家を再興するための軍資金として残したとされています。城が失われても宝は山中に眠ったまま、という筋書きが伝説の中心です。
ただし、これは埋蔵金の存在が歴史資料によって証明されたという意味ではありません。霜降城が実在したことや落城したことと、金の鶏が埋められたことは、同じ確度の情報として扱えない点に注意が必要です。
「朝日さし、夕日かがやく木の下に」という手掛かり
金の鶏の伝承には、「朝日さし 夕日かがやく木の下に 黄金千枚 からお千枚」という歌が伝わっています。埋蔵場所を示す言葉のように読めるため、宝探しの物語では印象的な手掛かりです。
一方で、この歌だけから特定の木や地点を割り出すことはできません。朝日と夕日が当たる場所、木の下、黄金千枚という表現が、実際の地形や埋蔵量をそのまま示すのか、それとも伝説を語り継ぐための象徴的な言葉なのかは別に考える必要があります。
伝承を調べる際には、歌の表現だけでなく、地元に残る地名、城跡の位置、古い記録、地域で語り継がれてきた話がどのように結び付いているかが重要になります。番組がどの手掛かりを取り上げるのかも見どころです。
「金の鶏」は本物の黄金製なのか
「金の鶏」は、黄金で作られた鶏の像や置物を指す伝承上の宝です。宇部市に関する資料では、厚東氏の殿様が「時告げる金の鶏」を持っていたという話が紹介されています。
ただし、伝承の中には金の鶏そのものだけでなく、金銀やほかの宝物をまとめて隠したという話もあります。現代の鑑定で価値が確定した品が存在するという情報は確認できていません。
番組紹介にある「現代の価値で17億円」という数字は、番組が掲げる見どころとして受け止めるのが適切です。金の鶏の重量、純度、付属する宝物、評価時点などの条件が示されていないため、現時点で実物の市場価値と断定することはできません。
厚東氏はなぜ宝を隠したと伝えられるのか
厚東氏は、現在の宇部市周辺を本拠地として勢力を広げた中世の武士です。宇部市の歴史解説によると、平安時代後期に厚狭郡東部に拠点を置き、鎌倉時代には長門国で有力な武士となりました。
その後、厚東氏は長門国守護職を務めるなど勢力を強めます。しかし、17代当主の義武の時代に周防国守護の大内弘世が攻め入り、霜降城は1358年正月に落城しました。
宇部市は、この出来事を厚東氏約400年の歴史の終わりとして説明しています。
霜降城の落城までを時系列で整理
| 時期 | 確認できる歴史・伝承 |
|---|---|
| 平安時代後期 | 厚東氏が厚狭郡東部を本拠として勢力を広げる |
| 1185年 | 厚東武光が壇ノ浦の戦いで源義経を援護したと宇部市が紹介 |
| 1334年 | 厚東武実が長門国守護職に任じられたとされる |
| 14世紀 | 厚東氏が長門国守護を務め、霜降城を拠点とする |
| 1358年 | 大内弘世の攻撃を受け、霜降城が落城 |
| 落城にまつわる伝承 | 再興の軍資金として宝物を隠したという話が残る |
ここで押さえておきたいのは、厚東氏が大内氏との争いに敗れたことは自治体の歴史資料で確認できる一方、宝を隠したという部分は伝承として語られていることです。番組では、この歴史的な敗北と金の鶏の物語がどのようにつながるのかが焦点になりそうです。
霜降城跡には今も城の構造が残る
宇部市の説明では、霜降城は標高約250メートルの霜降山の三つの峰に築かれた山城です。南から前城・本城・後城と呼ばれ、本城には空堀や土塁の遺構が残っています。
当時の山城は、現在の城郭のような石垣や天守を備えたものではありません。地形を利用して砦を築き、戦いが起きた際に立てこもる構造でした。
霜降城跡に残る空堀や土塁は、厚東氏がどのような場所を拠点にしていたのかを考える手掛かりになります。
大内氏にも埋蔵金の伝説がある?厚東氏との違い
番組では厚東氏だけでなく、大内氏の宝も捜索対象として紹介されています。大内氏は周防国を拠点に勢力を広げた一族で、山口県の文化財解説では、多々良氏の本流が大内氏であり、大内弘世が南北朝時代に勢力を伸ばしたことが説明されています。
山口県の歴史資料によると、大内弘世は厚東義武を攻め、霜降城を落とした後、長門国で勢力を確立しました。つまり、厚東氏と大内氏は単に同じ時代の豪族というだけではなく、長門国の支配をめぐって直接争った関係です。
一方、埋蔵金研究の資料では、大内氏の当主が敗れた際に軍資金を隠したという複数の伝承が紹介されています。山口市の鴻ノ峰城跡や寺院に結び付く話もありますが、伝承の内容や場所は一つに定まっていません。
厚東氏の金の鶏伝説と、大内氏の埋蔵金伝説は、いずれも一族の勢力が失われる局面で宝を隠したという筋書きを持ちます。ただし、同じ宝を指すのか、別々の伝承なのか、実際に埋蔵された品があるのかは確認されていません。
番組で注目したいのは「伝説の場所」と「史実の境界」
今回の見どころは、金の鶏が本当に見つかるかという一点だけではありません。霜降城の歴史、厚東氏と大内氏の勢力争い、土地に残る言い伝えをどう結び付けるのかにも注目です。
宝探しの手掛かりとして伝えられる歌や地名が、実際の地形と一致するのか。古文書や地域資料に、宝物の所在を示す記録が残っているのか。
こうした点を分けて見ることで、単なる埋蔵金探しではなく、山口県の中世史をたどる内容として楽しめます。
また、17億円という金額がどのような計算で示されるのかも気になるところです。金の鶏一体の評価なのか、伝説に登場する複数の宝物を含めた金額なのか、番組内で説明があるかどうかが注目点になります。
出演者はカンニング竹山・安藤なつ・波田陽区
今回の特別番組には、カンニング竹山、安藤なつ、波田陽区、yabアナウンサーの中村萌音が出演します。山口県に伝わる歴史や宝探しを、出演者がどのような視点で追っていくのかも見どころです。
カンニング竹山さんのプロフィールや出演番組については、カンニング竹山のプロフィールで紹介しています。
安藤なつさんはお笑いコンビ・メイプル超合金のメンバー、波田陽区さんは山口県出身のお笑い芸人です。今回の番組では、地元に残る伝説をたどる企画に参加します。
中村萌音アナウンサーも出演者として公式告知に名前が掲載されています。
参考にした情報
- yab山口朝日放送 公式サイト
- yab山口朝日放送 公式X
- 宇部市公式「平安~室町時代(1)厚東氏の時代」
- 山口県文化財「大内氏/内容」
- 宇部市の金の鶏伝説に関する資料(共同通信PRワイヤー掲載)
- 日本の埋蔵金研究所「中国・四国地方の埋蔵金」
よくある質問
金の鶏はどこに埋められていると伝えられていますか?
宇部市の霜降山周辺に、厚東氏が落城の際に宝物を隠したという伝説が残っています。ただし、正確な埋蔵地点や発見の事実は確認されていません。
厚東氏はいつ大内氏に敗れましたか?
宇部市の歴史資料では、厚東義武の時代に大内弘世の攻撃を受け、霜降城が1358年正月に落城したと説明されています。
金の鶏の価値は本当に17億円ですか?
17億円は番組紹介で示されている金額です。算定の根拠や実物の存在、鑑定結果は放送前の時点では確認できていません。
大内氏も宝を隠したという伝説がありますか?
大内氏にまつわる埋蔵金伝説も複数紹介されています。ただし、伝承ごとに場所や内容が異なり、実際に宝が発見されたことを示す確かな情報は確認できていません。
まとめ
「やまぐち発掘!お宝伝説〜“金の鶏”の謎を追え〜」は、2026年11月4日(水)19時からyab山口朝日放送で放送されます。番組の中心となるのは、厚東氏や大内氏にまつわる宝と、山口県に残る金の鶏の伝説です。
歴史資料で確認できるのは、厚東氏が長門国で勢力を持ち、1358年に大内弘世の攻撃で霜降城を失ったことです。宝を隠したという話や17億円という評価は、現時点では伝承・番組紹介として区別して受け止める必要があります。
霜降山に残る城跡と、土地に語り継がれてきた金の鶏の物語がどのように結び付くのか。歴史と伝説の境界をたどる特別番組です。

