ビューティフル・アルプス「モンテローザ」ロケ地はどこ?イタリア側の絶景ルートと行き方【11月4日】|11/4 14:30
11月4日(水)14時30分からNHK BSP4Kで放送される「ビューティフル・アルプス」は、イタリア側から眺めるモンテローザ山群が舞台です。
NHKオンデマンドの作品紹介では、森を抜けて山岳民族の文化に触れるトレッキングと、クレバスを避けながら雪と氷の世界を進む上級者向けのアルピニストルートという、性格の異なる2つの旅が紹介されています。
番組で歩くルートの正式名称までは公表されていませんが、現地の観光公式情報をもとに、モンテローザの景色を楽しめるエリアや訪問方法をまとめました。
ビューティフル・アルプス「モンテローザ」の放送日時と番組内容
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年11月4日(水)14:30〜 |
| 放送局 | NHK BSP4K |
| 番組名 | ビューティフル・アルプス「モンテローザ」 |
| 主な舞台 | イタリア側のモンテローザ山群 |
| 語り | 中山果奈 |
| 番組の長さ | NHKオンデマンド掲載作品は89分 |
NHKオンデマンドの作品ページでは、標高4,000メートル級の峰を数多く抱えるモンテローザ山群を、イタリア側から2つのルートで訪ねる内容と説明されています。作品ページに記載された語りは中山果奈です。
なお、11月4日の放送日時は番組表に掲載されている情報です。NHKオンデマンドの作品ページは番組内容を確認できる公式資料ですが、今回の再放送日時までは掲載していません。
モンテローザはどこ?イタリア側の舞台となる山岳エリア
モンテローザは、イタリア北西部とスイスの国境にまたがるアルプスの山群です。
今回の番組紹介では、イタリア側から山群を楽しむ構成になっており、山の景観だけでなく、森や山岳民族の文化も取り上げられます。
山の高さや地形の変化だけでなく、谷ごとに残る集落の暮らしにも目を向けたいところです。
イタリア側で訪問拠点として名前が挙がるのが、ピエモンテ州のアラーニャ・ヴァルセージア(Alagna Valsesia)と、ヴァッレ・ダオスタ州のグレッソネイ(Gressoney)です。どちらもモンテローザの山並みや山村文化に触れられるエリアですが、谷や登山道は異なるため、同じ場所として扱わないようにしましょう。
NHKの作品紹介では、山岳民族の文化に触れる森のトレッキングと、雪と氷の世界を進む上級者向けルートが紹介されています。
作品ページには撮影した登山道や山小屋の固有名までは掲載されていません。
以下では、現地の観光案内に載っている訪問候補を、番組で撮影された場所と断定せずに紹介します。
アラーニャ側でモンテローザの南壁を望むアルペ・ピレ
モンテローザを比較的身近に感じたい人に向く場所が、アラーニャの自然公園内にあるアルペ・ピレ(Alpe Pile)です。標高1,575メートルの草地に山小屋リフージョ・パストーレがあり、晴れた日にはモンテローザ南壁を望めます。
アラーニャの観光公式サイトによると、ルート206はサン・アントニオ教会の先から始まり、川沿いの平坦な道を進んだ後、アルペ・スティーガ付近から階段を上ってリフージョ・パストーレへ向かいます。自然公園のシャトルを利用してアクア・ビアンカ広場(標高約1,497メートル)まで行けば、そこからアルペ・ピレまでは徒歩約15分です。
山小屋には客室、バー、レストラン、トイレがあり、周辺の草地で景色を眺めながら休憩できます。
観光公式サイトは子ども連れにも向く比較的やさしいトレッキングとして紹介しています。
階段の区間もあるため、歩きやすい靴を用意し、当日のシャトル運行や道の状況を確認してから出かけましょう。
森とワルザー文化に触れるグレッソネイの道
山岳民族の文化や森の景色に関心があるなら、グレッソネイ周辺のワルザー・トレイルも参考になります。ワルザーはモンテローザ周辺に集落を築いた山岳民族で、アラーニャ側とグレッソネイ側の双方に文化や建築の痕跡が残っています。
Monterosa Outdoorのルート案内では、ワルザー・トレイルはグレッソネイ・サン・ジャンからグレッソネイ・ラ・トリニテ方面へ向かう長距離コースとして紹介されています。トウヒの森を抜け、高山牧草地やアルペンツォ・グランデ、アルペンツォ・ピッコロの集落を通るルートです。
全長は約15.5キロ、所要時間の目安は約5時間40分、登りの累積標高差は約1,140メートルで、難易度はE+とされています。
途中には露出した場所や固定ロープのある区間も含まれます。森の散策という言葉だけで初心者向けと判断するのは避けたいところです。
このルートは番組で歩いた道と確認されたものではありませんが、森とワルザーの集落という番組紹介のテーマを現地で感じたい人には、地域の文化と山道の両方を知る手がかりになります。全区間を歩く場合は、体力や経験、帰路の交通手段まで考えて計画してください。
前回(初回放送時)の内容とNHKオンデマンドでの視聴
今回の「モンテローザ」は新作の旅ではなく、NHKオンデマンドに作品として掲載されている番組です。NHKオンデマンドの作品情報では、初回放送日は2022年1月8日と案内されています。
作品ページには本編89分と表示され、森のトレッキング、山岳民族の文化、氷河を進む上級者向けルート、伝統の木ぐつやフュージョン料理が紹介されています。放送日時の確認とあわせて、作品ページで視聴条件も確認できます。
同じシリーズの山歩きでは、「マッターホルン」のルートとトレッキング内容や、「イタリア 花のリビエラ」のロケ地と行き方も取り上げています。山域ごとの景色や歩き方を比べると、アルプスの旅の違いが見えてきます。
雪と氷のアルピニストルートは初心者でも行ける?
番組紹介にある、クレバスを避けながら雪と氷の世界を進むルートは、上級者向けのアルピニストルートです。一般的な観光トレッキングと同じ感覚で歩けるコースではありません。
氷河や雪面では、天候や気温、積雪の状態によって危険度が変わります。
クレバスの位置や雪の状態を見極める知識、登山用具の扱い、ルート判断が必要です。経験のない人が映像を見て同じコースに入るのは避けてください。
アラーニャの観光公式サイトには、モンテローザの登山や山岳ガイドに関する案内があります。
高所登山を検討する場合は、現地の山岳ガイドに相談し、技術・装備・体調に合った計画を立てることが大切です。
今回の番組では、気軽な山歩きと本格的なアルピニズムの違いにも注目すると、2つのルートの対比がより分かりやすくなります。
アラーニャ・ヴァルセージアへの行き方
アラーニャへ向かう場合、現地の観光公式サイトでは、ミラノやトリノ方面から車でアクセスする方法のほか、ノヴァーラ、ヴェルチェッリ、ヴァラッロを経由する鉄道・バスの利用方法が案内されています。
車の場合は、高速道路A26からロマニャーノ・ジェンメ出口へ進み、国道SS299でアラーニャを目指します。
観光公式サイトによると、ヴァラッロからアラーニャまでは約36キロ、所要時間は約40分です。
高速道路のロマニャーノ・ジェンメ出口からは約65キロ、約90分が目安とされています。
公共交通の場合、最寄りの鉄道駅はノヴァーラまたはヴェルチェッリです。
ノヴァーラからはバランゼッリ社のバス、ヴェルチェッリからはATAPの50番路線でヴァラッロ方面を経由してアラーニャへ向かう案内があります。
便数や接続は日によって異なるため、出発前に各交通機関の時刻表を確認してください。
グレッソネイ側は、ポン・サン・マルタンの高速道路出口からリス渓谷を進み、リリアーヌ、フォンタインモール、イッシメ、ガビを経由するルートがワルザー・トレイルの案内に記載されています。アラーニャとグレッソネイは同じモンテローザ山群のイタリア側でも谷が違うため、訪問したい登山口を先に決めてから移動手段を選ぶのが効率的です。
現地でトレッキングする前に確認したいこと
モンテローザ周辺の山道は、季節や天候によって歩ける区間が変わります。特に高所では、麓が晴れていても山上の風や雲、雪の状態が異なる場合があります。
Monterosa Outdoorは、ルート状況が変わることや、倒木などで難易度が上がる場合があると案内しています。
出発前に観光案内所で通行可能かを確認し、天気予報を見て、無理のないコースを選びましょう。
雪上の活動では雪崩情報も確認するよう注意喚起されています。
また、ワルザー・トレイルのように長距離で高低差のある道は、歩行時間だけでなく、出発地点への移動、下山後のバス、日没時刻も考慮する必要があります。山小屋やレストランの営業も季節によって変わるため、現地の最新案内を確認してから訪れると安心です。
参考にした情報
- NHKオンデマンド「ビューティフル・アルプス『モンテローザ』」
- WEBザテレビジョン「ビューティフル・アルプス『モンテローザ』放送情報」
- Alagna公式「Alpe Pile and Rifugio Pastore」
- Monterosa Outdoor「Walser Trail」
- Alagna公式「How to reach Alagna Valsesia」
よくある質問
モンテローザはどこの国にありますか?
イタリアとスイスの国境にまたがるアルプスの山群です。今回の番組紹介では、イタリア側から2つのルートで山群を訪ねます。
番組で紹介されるトレッキングルートの名前は?
NHKオンデマンドの作品紹介には、森と山岳民族の文化に触れるルート、雪と氷の世界を進む上級者向けルートとありますが、登山道の正式名称は掲載されていません。
初心者でもモンテローザの景色を楽しめますか?
アラーニャ側のアルペ・ピレは、観光公式サイトが家族連れにも向く比較的やさしいトレッキングとして案内しています。氷河を進むアルピニストルートとは難易度が異なります。
アラーニャへは電車で行けますか?
ノヴァーラまたはヴェルチェッリまで鉄道で移動し、そこからバスやタクシーで向かう方法が観光公式サイトに案内されています。
まとめ
11月4日放送の「ビューティフル・アルプス」は、4,000メートル級の峰が連なるモンテローザ山群をイタリア側から訪ねる回です。番組紹介では、森とワルザー文化に触れるトレッキングと、クレバスを避けて雪と氷を進む上級者向けルートの2つが取り上げられます。
現地で景色を楽しむなら、アラーニャ側のアルペ・ピレや、グレッソネイ周辺のワルザー文化に触れる道が訪問候補になります。ただし、番組で撮影された登山道と同一とは確認されていないため、現地では公式のルート情報と当日の山岳状況を確認して計画しましょう。

