TV

  • HOME
  • ブログ
  • TV
  • ドクター小石の事件カルテ 血痕の犯人は誰?真相と血液型トリックをネタバレ解説【11月4日BSフジ】|11/4 11:58

ドクター小石の事件カルテ 血痕の犯人は誰?真相と血液型トリックをネタバレ解説【11月4日BSフジ】|11/4 11:58

2026年11月4日(水)11時58分からBSフジで放送される「<お昼のサスペンス>ドクター小石の事件カルテ 血痕」は、橋爪功さん演じる医師・小石三郎が、13年前の殺人事件に残された血痕の謎を追う本格ミステリーです。

今回の中心になるのは、殺人罪で13年間服役した鴨下治郎の冤罪です。DNA鑑定で鴨下の無実が明らかになったあと、血痕の正体だけでなく、教授を殺害した人物と鴨下を橋から突き落とした人物という、複数の謎が浮かび上がります。

ドクター小石の事件カルテ「血痕」の放送日時・出演者

項目内容
放送日時2026年11月4日(水)11:58~14:00
放送局BSフジ・181/BSフジ4K
番組名<お昼のサスペンス>ドクター小石の事件カルテ 血痕
主演橋爪功(小石三郎)
主な出演西尾まり、蟹江一平、尾美としのり、筒井真理子、長谷川真弓、渋谷琴乃、吉見一豊、緒形幹太、山本耕一 ほか
原作由良三郎「血痕」
脚本田辺満
監督長尾啓司

BSフジの番組紹介では、小石三郎が山梨県の町立赤石温泉診療所に身を置き、看護師の新山さゆりと研修医の黒川淳史とともに事件に関わる流れが紹介されています。東京の大学病院に勤務する医師が、診療所で出会った人物の過去をきっかけに、13年前の事件を調べ直す物語です。

鴨下治郎はなぜ13年間も服役したのか

鴨下治郎は、大学生だった15年前に恩師の高品教授を殺害したとして逮捕され、13年間服役していました。しかし、鴨下は一貫して犯行を否認しており、出所後も自分の無実を訴え続けています。

当時の捜査で重要視されたのは、教授の自宅に残されていた血痕でした。現場の血液型がO型と判断され、事件当夜に教授宅にいた学生の中でO型だったのが鴨下だけだったため、鴨下に疑いが向けられたのです。

鴨下は小石に、13年前の血痕でも個人を識別できるのかと尋ねます。古い血痕を改めて調べることができれば、当時の鑑定結果を覆せるかもしれないと考えていたのでしょう。

小石は最初、事件に深く関わることを避けるような態度を見せます。しかし、鴨下が橋から突き落とされて意識不明になったと知り、考えを変えます。

新聞記者の水島貴美子から鴨下の手記を見せられたことも、小石が再調査へ向かうきっかけになります。

DNA鑑定で何が分かった?鴨下の冤罪を示した証拠

小石が最初に行ったのは、教授宅に残されていた血液のDNA鑑定です。その結果、現場の血液は鴨下のものではないと判明します。

この結果によって、鴨下をO型と判断した当時の血液型鑑定だけでは、犯人を特定できなかったことが明らかになります。鴨下が犯人ではないと分かった一方で、現場に残された血痕は誰のものだったのか、そして教授を殺害したのは誰なのかという疑問が残りました。

小石たちは、事件当夜に教授宅にいた鴨下以外の5人を調べ始めます。旅館を営む山野辺晴夫と幸代夫妻、高校教師の藤木敏也、精密機器会社で働く徳永輝一、小説家の三田千尋です。

5人にはそれぞれ事件当夜の事情があり、鴨下との関係も同じではありません。小石たちは単に血液型を照合するのではなく、誰が教授と接触し、どのような理由で事件に関わった可能性があるのかを探っていきます。

血液型トリックの仕組みは?A型とB型がO型に見えた理由

「血痕」の大きな仕掛けは、異なる血液型の血液が混ざることで、当時の検査ではO型と誤認される可能性があったことです。

劇中で鍵になるのは、血液型を調べるために使われた吸収試験です。A型とB型にはそれぞれ異なる凝集素があり、O型では両方が確認されます。

ところが、A型とB型の血液が混ざっていれば、両方の凝集素が検出され、O型と同じような判定につながるという盲点がありました。

つまり、現場の血液がO型と判定されたからといって、必ずしも一人のO型の人物が血を残したとは限りません。複数人の血液が混ざっていた可能性を考えなければ、鑑定結果を読み違えることになります。

小石はこの可能性に気づき、血痕を改めて調べます。再鑑定で複数人のDNAが検出されたことが、当時の事件を解き直す重要な手掛かりになります。

このトリックが巧妙なのは、血液型の結果そのものが完全な嘘ではなく、混ざった血液を一人分の血液として扱ったことで誤った結論に至った点です。鴨下だけがO型だったという状況は、犯人を絞り込む決定的な証拠に見えましたが、鑑定の前提が崩れれば意味が変わります。

真犯人は誰?教授殺害と血痕を残した人物の関係

ここから先は結末に触れます。公式の番組紹介は真犯人の名前までは明かしていませんが、視聴後のあらすじ記録では、教授の殺害に至るまでに複数の人物が異なる形で関与したと整理されています。

記録によると、山野辺幸代は受賞パーティーの夜に高品教授から暴力を受け、パターで教授を殴ったとされています。その場に居合わせた夫の晴夫は、妻をかばうため、自分の血液を幸代の血痕に混ぜたと説明されています。

これがA型とB型の血液が混ざり、O型と判断された血痕の正体につながります。

ただし、血痕を残した人物と教授の命を奪った人物は、同じとは限りません。視聴記録では、教授を恨んでいた三田千尋も現場に関わり、倒れていた教授の首を絞めたとされています。

教授が千尋の母親を見捨て、援助を打ち切ったことが、千尋の動機として挙げられています。

このため、事件の真相は「O型の血を残した人物が犯人」という単純なものではありません。幸代が教授に抵抗したこと、晴夫が血痕を隠そうとしたこと、千尋が教授の首を絞めたことを分けて考える必要があります。

また、鴨下が橋から突き落とされた事件も別に整理しなければなりません。視聴記録では、鴨下を突き落としたのは幸代の父・宮本幸造とされています。

娘が過去の出来事を再び暴かれることを恐れ、鴨下を止めようとした行動として描かれています。

したがって、教授殺害、血痕の偽装、鴨下への襲撃は、ひとりの犯人による一連の行動ではありません。事件の各段階で別の人物が関わっていたことが、真相を複雑に見せているポイントです。

なお、この結末の細部は公式ページでは確認できず、視聴記録を補助資料として整理しています。

小石三郎と周囲の人物が事件を解く鍵

小石三郎は警察官ではなく医師ですが、医学的な知識を使って事件の前提を問い直します。最初から犯人を決めつけるのではなく、血痕の鑑定結果が本当に正しいのかを確かめたことが、鴨下の冤罪を明らかにする出発点になりました。

看護師の新山さゆりと研修医の黒川淳史は、小石の身近で事件の調査を支える存在です。新聞記者の水島貴美子も、鴨下の手記を小石に見せることで、事件を見直すきっかけを作ります。

鴨下の手記「ぎりぎり水」は、単なる証言資料ではありません。服役中も無実を訴え続けた鴨下の思いを小石に伝え、事件をもう一度調べる意味を考えさせるものです。

血痕の科学的な再鑑定と、本人が残した言葉の両方が、小石の判断を後押しします。

出演者は、橋爪功、西尾まり、蟹江一平、尾美としのり、筒井真理子、長谷川真弓、渋谷琴乃、吉見一豊、緒形幹太、山本耕一ほか。原作は由良三郎「血痕」、脚本は田辺満、監督は長尾啓司です。

前回(10月21日放送)のシリーズ作品「毒炎」

BSフジでは10月21日にも「ドクター小石の事件カルテ」シリーズの第5作「毒炎」が放送されました。こちらは栃木県湯西川の山小屋で見つかった遺体と、旅館の仲居が急死した事件を小石が結びつけて調べる物語です。

「毒炎」では、外傷が見当たらず自然死と判断されそうな出来事に小石が疑問を持ち、別々に見える死を追い直します。一方、今回の「血痕」は、過去の殺人事件で採用された血液型鑑定そのものを再検証する展開です。

どちらも、最初に示された捜査上の結論をそのまま受け入れず、医学的な視点から見直すところにシリーズらしさがあります。

シリーズ作品「ドクター小石の事件カルテ」もチェック

「ドクター小石の事件カルテ」は、小石三郎が医師としての知識を生かし、警察の捜査だけでは見抜けない事件の仕掛けに迫るシリーズです。今回の「血痕」では血液型鑑定が物語の中心ですが、別の作品でも医学的な知識や死因の見直しが事件解決の鍵になります。

シリーズ第5作「毒炎」では、山小屋で見つかった遺体と旅館の仲居の急死を結びつけ、小石が不審な死の裏側を探ります。別作品の事件構造も知りたい方は、ドクター小石の事件カルテ5「毒炎」のあらすじ・キャストもあわせてご覧ください。

参考にした情報

よくある質問

ドクター小石の事件カルテ「血痕」はいつ放送されますか?

2026年11月4日(水)11時58分から14時まで、BSフジ・181とBSフジ4Kで放送予定です。

鴨下治郎は本当に教授を殺したのですか?

鴨下の血液ではないことがDNA鑑定で判明し、当時の血液型鑑定に誤りがあったことが事件を解き直すきっかけになります。

血痕がO型と判定されたのはなぜですか?

劇中ではA型とB型の血液が混ざったことで、吸収試験でO型と同じような反応が出たことがトリックの鍵になります。

まとめ

「ドクター小石の事件カルテ 血痕」は、13年間服役した鴨下の冤罪をきっかけに、古い血痕の鑑定をやり直す物語です。A型とB型の血液が混ざることでO型と誤認されたという仕掛けが、当時の捜査の前提を覆します。

教授殺害、血痕の偽装、鴨下を橋から突き落とした事件は、それぞれ関わった人物と動機を分けて見ることが大切です。血液型だけで犯人を決めつけず、残された証拠を一つずつ検証する小石の推理が、この作品の見どころです。

このテーマの関連記事はこちら