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道との遭遇11月4日IBC|立入禁止の廃トンネルはどこ?沼津・多比の石切場跡を解説|11/4 0:58

11月4日(水)0時58分からIBCテレビで放送される「道との遭遇」は、立入禁止の石切場跡にある廃トンネルへ特別な許可を得て入る回です。

番組で向かう場所は、静岡県沼津市の多比(たび)地区に残る石切場跡。地図上ではトンネルのように記されている場所ですが、実際には石を切り出すために掘り進められた巨大な地下空間があり、時代によって役割を変えてきました。

CBC公式の放送記事では、石切場として使われた後、戦時中の軍関連施設、さらに戦後のきのこ栽培などに転用された痕跡が紹介されています。単なる「古いトンネル」ではなく、地域の産業と戦争、戦後の暮らしが重なった場所であることが今回の大きな見どころです。

道との遭遇11月4日IBCの放送日時と出演者

項目内容
放送日時2026年11月4日(水)0:58〜
放送局IBCテレビ1
番組名道との遭遇
今回のテーマ立入禁止の石切場内にある廃トンネル
MCミキ(昴生・亜生)
道マニア石井あつこ
旅のお供浦田一夫
元のCBC放送2025年12月2日(火)23:56〜

CBC公式サイトでは、「道との遭遇」は全国のユニークな道を掘り下げる番組として紹介され、IBCでは毎週火曜24時58分から放送するネット局として掲載されています。

今回と同内容の番組表には、「石切り場内にある廃トンネル」「どこにつながる?」「立入禁止の先へ特別許可を得て向かうと…」という3つのポイントが示されています。

立入禁止の廃トンネルはどこ?静岡県沼津市・多比の石切場跡

今回の場所は、静岡県沼津市の多比地区です。

伊豆半島の玄関口にあたる沼津市は、駿河湾に面した漁業の盛んな地域です。一方で、かつては「伊豆石」と呼ばれる石材の産地でもあり、漁の閑散期に石を切り出す仕事が行われていました。

CBC公式記事によると、多比の石切場では切り出しやすく加工しやすい凝灰岩を求め、内部へ向かって掘り進められていったといいます。現地には石を切った跡が残り、その規模の大きさから、一般的な道路トンネルとはまったく違う成り立ちが見えてきます。

現在は立入禁止のため、一般の人が自由に入れる場所ではありません。番組では管理側の許可を得たうえで調査しており、CBC公式動画でも「立入禁止の石切場内に眠る廃道…許可を得て調査」と明記されています。

そのため、放送を見て場所が分かっても、同じように入れるわけではありません。番組だからこそ見られる内部の状態と、そこで見つかる痕跡が今回の価値になっています。

このトンネルは何のために造られた?石切場から軍関連施設へ

多比の地下空間は、最初から道路用トンネルとして造られたわけではありません。

CBC公式記事では、石切場として使われていたのは大正時代ごろまでで、その後、戦争が始まると沼津周辺にあった軍の設備を地下へ移す計画の中で、この石切場が利用されたと紹介されています。

もともと石を掘り出したことで多数の穴がある場所だったため、背中合わせにある2つの石切場を掘りつなぎ、ひとつの空間として使えるようにしたと道マニアの石井あつこさんが説明しています。

内部には、電気が通っていたことを示す碍子や、水を使った痕跡とみられる蛇口などが残っています。単に岩を採掘しただけなら必要のない設備が見つかることが、後から別の目的で使われたことを示す重要な手掛かりです。

石切場の鍵を管理する桂林寺の住職の話として、CBC公式記事には、石を切り出すのをやめた後に軍需工場として利用しようとしたことや、掘削で出た土砂を周辺の土地造成に使ったことも紹介されています。

このため今回の廃トンネルは、石材産業の跡と戦時中の軍関連施設の痕跡が同じ場所に残るという、かなり珍しい地点です。

なぜ地図にトンネルとして載っている?石切場全体の形がポイント

今回の放送で気になるのが、石切場の跡なのになぜ地図ではトンネルのように記されているのかという点です。

CBC公式記事によると、道マニアの石井あつこさんは、石切場全体が地下へ広がっているため、地上と地中の境界を地図上で明確にする必要があり、入口と出口がトンネルとして表現されたのではないかと考察しています。

つまり、一般的な道路トンネルのように「山のこちら側から反対側へ抜けるために造られた一本道」とは性格が違います。採石のために掘り進められた複雑な空間が、結果として複数方向につながり、地図上ではトンネルのように見える状態になったというわけです。

番組表にある「どこにつながる?」という言葉は、単に出口を探すだけの話ではありません。なぜこの地下空間が今の形になったのかをたどることが、今回の調査の核心です。

内部には廃車・階段・祠・水場まで残る

CBC公式記事では、内部を約1時間かけて探索した中で、さまざまなものが見つかったことが紹介されています。

電気設備の痕跡や蛇口だけではなく、古びた廃車、階段、祠、分岐する道、水場、手漕ぎボートまで確認されています。ひとつの用途だけで短期間使われた場所ではなく、長い時間の中で人が出入りし、使い方が変化してきたことが分かります。

特に興味深いのが、きのこ栽培の痕跡です。内部ではきのこ用のポットが見つかり、石井さんは、使われなくなったトンネルや地下空間は一定の温度を保ちやすく、日光が当たりにくいため、きのこ栽培に転用されることがあると説明しています。

桂林寺の住職も、昭和50年ごろにこの場所でしめじを栽培していた人がいたと話しており、残された車もその時代に使われたものではないかとされています。

石を切る場所から軍関連施設へ、さらに戦後はきのこを育てる空間へ。今回の廃トンネルは、同じ地下空間が時代ごとに全く違う役割を与えられた場所として見ると、より面白くなります。

多比の石切場は生活道路だった?公式では否定

「道との遭遇」という番組名から、かつて住民が日常的に通っていた道路だったのかと気になる方もいるかもしれません。

CBC公式記事では、桂林寺の住職の話として、この石切場が生活道路として使われていたわけではないと紹介されています。

一方で、石切場は地元の子どもたちの遊び場になったり、大人たちの憩いの場として親しまれたりしていた時期があったそうです。道路ではなくても、人が集まり、地域の記憶に残る場所だったことが分かります。

現在は立入禁止になっているため、当時と同じ感覚で近づくことはできません。番組では、過去の利用実態を知る地元関係者の話と、内部に残る物証を組み合わせて歴史をたどっています。

石井あつこはどんな道マニア?廃道を800か所以上巡る

今回の調査を担当するのは、道マニアの石井あつこさんです。

CBC公式記事では、全国800か所以上の道を巡ってきた道マニアとして紹介されています。特に廃道や廃隧道の探索で番組にたびたび登場し、現地に残る地形や構造物、古い資料、地元の証言などから「なぜこの道がここにあるのか」を読み解いていきます。

過去には新潟・旧山古志村の廃隧道や、佐渡島の旧道・隧道なども巡っています。単に珍しい場所へ入るだけではなく、道が生まれた理由や使われなくなった経緯までたどるのが石井さんの探索の特徴です。

キニナルでは、同じ「道との遭遇」で隧道を扱った旧山古志村の中山隧道・東隧道の回も紹介しています。今回の多比とは成り立ちが異なりますが、昔の暮らしとトンネルの関係を知るうえで比較しやすい内容です。

また、軍事利用された道の背景が気になる方は、群馬・沼田の軍用道路と火薬製造所跡の回も参考になります。

今回の見どころは「廃トンネルの正体が一つではない」こと

今回の放送を一言でまとめるなら、立入禁止のトンネルの正体を調べたら、石切場・軍関連施設・きのこ栽培という複数の歴史が重なっていたという回です。

最初に見えるのは、地図に記された謎のトンネルです。しかし内部へ入ると、石を切った跡だけでなく、電気設備、水場、廃車、きのこ栽培の道具など、異なる時代の痕跡が次々に現れます。

「何のために造られたのか」という問いに、ひとつだけの答えがないのが面白いところです。石材を採るために生まれた空間が、戦争の時代には軍の目的に使われ、戦後には地域の別の産業へ転用されていきました。

番組表の短い説明だけでは「立入禁止のトンネルを探検する回」に見えますが、実際には沼津・多比の地域史を地下空間から読み解く回として見ることができます。

見逃し配信はある?

CBC公式の「道との遭遇」動画ページでは、TVerとLocipoの見逃し配信が案内されています。番組公式サイトでも見逃し配信ありと紹介されています。

ただし、IBCで11月4日に放送される遅れ放送が、同じタイミングで配信対象になるとは限りません。配信で探す場合は、番組名だけでなく「静岡」「石切場」「立入禁止」「廃道」など今回のテーマもあわせて確認すると見つけやすいです。

参考にした情報

よくある質問

道との遭遇11月4日の立入禁止トンネルはどこですか?

静岡県沼津市の多比地区にある石切場跡です。現在は立入禁止で、番組は特別な許可を得て内部を調査しています。

廃トンネルは何のために使われていたのですか?

もともとは伊豆石を切り出す石切場でした。その後、戦時中は軍関連施設として利用するために地下空間がつながれ、戦後にはしめじなどのきのこ栽培にも使われた痕跡が残っています。

今回の道マニアは誰ですか?

石井あつこさんです。CBC公式記事では全国800か所以上の道を巡ってきた道マニアとして紹介されています。

まとめ

11月4日0時58分からIBCテレビで放送される「道との遭遇」は、静岡県沼津市・多比の立入禁止になっている石切場跡の廃トンネルを調査する回です。

この場所は、伊豆石を切り出す石切場として始まり、戦時中には軍関連施設として使うため地下空間がつながれ、戦後にはきのこ栽培にも利用されました。内部に残る碍子、蛇口、廃車、きのこポットなどが、それぞれ異なる時代の使われ方を物語っています。

単なる廃トンネル探検ではなく、ひとつの地下空間が地域産業・戦争・戦後の暮らしを通じてどう変化したのかを追うのが今回の見どころです。立入禁止の先に残る多比の歴史を、石井あつこさんの調査とともに確認できる放送です。

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