大岡越前「殺しを見ていた千両富」あらすじ・キャスト|万吉の消えた富札と千両富の罠【11月3日】|11/3 15:04
2026年11月3日(火)15時04分からTOKYO MX1で放送される「大岡越前」は、第8部第23話「殺しを見ていた千両富」です。
今回の中心になるのは、富くじ好きの指物職人・万吉が殺人事件の下手人に仕立てられる事件です。無実を訴える万吉と、現場から消えた富札。その札が千両富を引き当てたことで、忠相は思いがけない形から真犯人へ近づいていきます。
大岡越前「殺しを見ていた千両富」の放送日時と基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年11月3日(火)15:04〜16:00 |
| 放送局 | TOKYO MX1 |
| シリーズ | 大岡越前 第8部 |
| 話数 | 第23話 |
| サブタイトル | 殺しを見ていた千両富 |
| 初回放送 | 1984年12月24日・TBS |
| 脚本 | 芦沢俊郎 |
| 監督 | 居川靖彦 |
TOKYO MX公式では第8部の放送枠と主要出演者が案内されています。今回の第23話は、脚本資料でも「殺しを見ていた千両富」の題名、1984年12月24日の初回放送、脚本・芦沢俊郎、監督・居川靖彦と確認できます。
シリーズ全体の流れや別エピソードも知りたい方は、大岡越前の歴代キャストとシリーズ一覧もあわせて見ると、加藤剛版の位置づけが分かりやすいです。
「殺しを見ていた千両富」のあらすじを時系列で紹介
江戸で富くじが流行し、万吉も夢中になる
江戸では富くじが大流行しており、奉行所周辺でも千両を当てたいという話題で持ちきりになります。そんな中、指物職人の万吉も富くじに熱を上げ、酒や博打にのめり込む生活を送っていました。
万吉は腕のある職人ですが、富くじへの執着は女房のおときとの夫婦関係にも影を落とします。この「富くじ好き」という弱点が、のちに殺人事件の疑いを向けられる大きな材料になってしまいます。
万吉の富札が、からくり手箱と一緒に大和屋へ
万吉は自分が買った富札を、仕事で作ったからくり手箱の中に隠していました。ところが、その手箱は注文主である大和屋のもとへ渡ってしまいます。
富札を取り戻したい万吉は大和屋を訪ねますが、そこで最悪の事態に巻き込まれます。大和屋の主人が何者かに殺され、その場にいた万吉が疑われることになるのです。
大和屋が殺され、万吉が下手人として捕まる
大店の主人が殺害された現場で、万吉は主人の弟・仙造に取り押さえられます。富くじ好きで金にも困っていた万吉が現場にいたとなれば、状況だけを見ると疑いは強くなります。
しかし万吉は一貫して無実を訴えます。そして、自分が大和屋へ来た理由として、手箱の中に入れていた富札を取り戻すためだったと申し立てます。
手箱はあるのに富札だけが消えている
忠相たちが調べると、万吉が話したからくり手箱そのものは見つかります。ところが、肝心の富札は中から消えていました。
もし万吉が嘘をついているなら、存在しない富札の話を持ち出す意味は薄くなります。反対に、本当に富札があったのなら、殺人現場にいた別の人物が札を持ち去った可能性が出てきます。
この「手箱は残っているのに、札だけがない」という一点が、事件を解く重要な手掛かりになっていきます。
消えた富札がまさかの千両当たりに
やがて富突きの日を迎え、万吉が申し立てていた番号の富札が、なんと千両の当たり札だったことが分かります。
一見すると万吉にとって幸運な知らせですが、本人は捕らえられたままです。そして札そのものは行方不明。つまり千両を受け取るために現れる人物がいれば、その人物が消えた富札の行方を知っている可能性が高くなります。
忠相は千両富を餌に真犯人をおびき出す
忠相は、当たり札が千両を生むという状況を逆手に取ります。殺人現場から富札を持ち去った者にとって、その札は突然とてつもない価値を持つことになりました。
悪党側が大金を諦めきれず動き出せば、富札の所持者と大和屋殺害事件を結びつける糸口になります。こうして富くじの当選そのものが、真犯人を誘い出すための仕掛けへ変わっていきます。
事件の面白さは、忠相が最初から完全な証拠を握っているのではなく、消えた富札と千両当選という偶然を捜査に利用するところにあります。富くじに人生を振り回された万吉を救うため、同じ富くじが最後には真相を明らかにする鍵になります。
主要キャストと役名
今回のゲストを含む主要人物は次の通りです。
| キャスト | 役名 | 今回の役どころ |
|---|---|---|
| 加藤剛 | 大岡越前守忠相 | 万吉の訴えと消えた富札の謎を追う南町奉行 |
| 酒井和歌子 | 雪絵 | 忠相の妻 |
| 大坂志郎 | 村上源次郎 | 忠相を支える古参の同心 |
| 森田健作 | 蕪木兵助 | 南町奉行所の同心 |
| 高橋元太郎 | すっとびの辰三 | 富くじ騒ぎにも関わるおなじみの人物 |
| 叶和貴子 | おけい | 岡っ引きとして探索に関わる |
| 松山英太郎 | 猿の三次 | 忠相側を支える人物 |
| 工藤堅太郎 | 万吉 | 富くじ好きの指物職人。殺人の疑いをかけられる |
| 榊原るみ | おとき | 万吉の女房 |
| 御木本伸介 | 大和屋 | 殺害される大店の主人 |
| 中村孝雄 | 仙造 | 大和屋の弟 |
| 黒部進 | 文治 | 事件の真相に関わる人物 |
| 三角八郎 | 伍助 | 文治側の人物 |
脚本資料では、加藤剛、酒井和歌子、大坂志郎、森田健作ら第8部の主要メンバーに加え、工藤堅太郎、榊原るみ、御木本伸介など今回のゲスト出演も確認できます。
見どころは「富くじ」が証拠へ変わる逆転
今回の大きな見どころは、庶民の夢を乗せた富くじが、殺人事件の重要証拠へ変化していく構成です。
序盤では富くじは、万吉を酒や博打に走らせる原因であり、周囲から見れば「金に困った男」という疑いを強める要素です。ところが後半になると、消えた札の番号と千両当選が、万吉の供述を裏付け、真犯人を動かす力になります。
特に注目したいのは、万吉の言葉をどこまで信用できるのかという点です。現場で捕まった、金に困っていた、富くじに夢中だったという不利な条件が並ぶ中で、忠相は表面的な印象だけで決めつけず、消えた札の存在を追います。
また、当たり札を手にした悪党が大金を前にどう動くのかも、時代劇らしい痛快さにつながります。事件そのものは殺人という重い題材ですが、富くじをめぐる庶民の浮き立つ空気が混ざることで、捕物劇に独特のテンポが生まれています。
第23話は第8部の後半に位置する一話
「殺しを見ていた千両富」は第8部第23話です。第8部は全26話で構成されており、今回の放送は終盤にあたります。
第8部では、忠相の裁きだけでなく、奉行所の同心や岡っ引き、町人たちの生活が事件に絡む回が多くあります。今回も、万吉という一人の職人の弱さや夫婦関係が事件の入口となり、そこから大店の殺人と富札の行方へ話が広がります。
単に「犯人は誰か」を追うだけでなく、万吉がなぜ疑われたのか、なぜ富札が重要なのかを順番に見ると、忠相の判断の意味がより分かりやすくなります。
参考にした情報
よくある質問
「殺しを見ていた千両富」は大岡越前の何話ですか?
第8部第23話です。初回は1984年12月24日にTBSで放送され、2026年11月3日はTOKYO MX1で15時04分から放送予定です。
万吉はなぜ殺人の犯人に疑われるのですか?
大和屋が殺された現場に万吉がおり、金に困って富くじに熱中していた事情もあったためです。ただし万吉は、手箱に隠していた富札を取り戻しに来ただけだと無実を訴えます。
消えた富札は事件とどう関係しますか?
万吉が話した富札が現場から消えており、その札が千両の当たり札になります。忠相は大金を受け取りに現れる人物を手掛かりに、事件の真相へ迫ります。
まとめ
11月3日放送の「大岡越前」第8部第23話「殺しを見ていた千両富」は、殺人の疑いをかけられた指物職人・万吉と、現場から消えた富札をめぐる一話です。
手箱に入っていたはずの札が消え、その番号が千両富を引き当てたことで事件は大きく動きます。万吉の供述を手掛かりに、忠相が当たり札を利用して真犯人へ迫る流れが見どころです。
工藤堅太郎演じる万吉、榊原るみ演じるおとき、御木本伸介演じる大和屋らゲストと、加藤剛を中心とした第8部のレギュラー陣が織りなす、富くじを使った逆転の大岡裁きを楽しめる回です。

