京都浪漫11月1日「伏見城の面影」はどこ?御香宮神社・源光庵・金地院・観音寺を紹介|11/1 21:00
11月1日(日)21時からKBS京都で放送される「京都浪漫 悠久の物語」第205回は、「消えた城の記憶~伏見城の面影をたどる~」です。
豊臣秀吉と徳川家康、二人の天下人が居城にした伏見城は、現在は城そのものが残っていません。しかし京都市内には、城から移されたと伝わる門や建物、伏見城の戦いの記憶を伝える血天井などが点在しています。番組では御香宮神社、源光庵、金地院、観音寺を巡り、失われた城の姿をたどります。
京都浪漫11月1日の放送日時と出演者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日 | 2026年11月1日(日) |
| 放送時間 | 21:00~21:55 |
| 放送局 | KBS京都 |
| 第何回 | 第205回 |
| サブタイトル | 消えた城の記憶~伏見城の面影をたどる~ |
| 語り | 島本須美 |
| ナレーター | 鹿瀬ハジメ |
KBS京都公式の日別番組表では、11月1日21時から21時55分までの放送と案内されています。番組公式ページでは第205回として掲載され、取材先4か所も具体的に公表されています。
「京都浪漫 悠久の物語」は、京都の国宝や重要文化財、歳時、伝統工芸などを訪ね、文化遺産に眠る物語を伝える番組です。今回のテーマは、建物としての城を見せるのではなく、京都に散らばった伏見城の痕跡をつなぎ直すことにあります。
11月1日の京都浪漫は伏見城の何を紹介する?
今回の主人公は、姿を消した伏見城です。KBS京都公式によると、番組は地震や戦火をくぐり抜けながら歴史の表舞台から姿を消した伏見城の痕跡をたどります。
最初の注目点は、伏見城が一つの場所だけに残っているわけではないことです。御香宮神社には城の大手門と伝わる表門、源光庵には伏見城の戦いを伝える血天井、金地院には伏見城の一部と伝わる方丈、観音寺には牢獄の門を移したとされる表門があります。
つまり今回の放送は、4か所を巡ることで「消えた城」を立体的に見る構成です。秀吉の築城、家康の時代、関ケ原の前哨戦という歴史が、それぞれ別の寺社の建築に重なって見えてくるのが大きな見どころです。
御香宮神社の伏見城遺構はどこ?大手門と伝わる表門
御香宮神社で紹介されるのは、伏見城の大手門と伝わる表門です。御香宮神社公式によると、元和8年(1622年)に徳川頼房が伏見城の大手門を拝領して寄進したと伝えられています。
表門は重厚な構えだけでなく、中国の「二十四孝」を題材にした蟇股の彫刻も見どころです。桃山時代の建築装飾を伝えるものとして重要文化財に指定されています。
御香宮神社は京都市伏見区御香宮門前町174にあります。番組公式も取材先として同住所を掲載しています。伏見城跡そのものを探すだけでは分かりにくい「城の一部が別の場所へ移され、今も残る」という今回のテーマを最も分かりやすく感じられる場所の一つです。
源光庵の血天井はなぜ伏見城と関係する?
源光庵では、伏見城の戦いの悲劇を伝える血天井が紹介されます。京都市公式の京都観光Naviでも、本堂の天井は伏見城の遺構で、落城の悲劇を伝える血天井と説明されています。
伏見城の戦いは関ケ原の戦いの前哨戦として知られます。番組公式では、この戦いの悲劇を今に伝える場所として源光庵を取り上げるとしています。城そのものの華やかさではなく、戦いによって刻まれた記憶をたどる場面になりそうです。
源光庵は京都市北区鷹峯北鷹峯町47。丸い「悟りの窓」と四角い「迷いの窓」でも知られる寺院ですが、今回の放送では伏見城とのつながりが中心になります。普段は窓の景色を目的に訪れる人も、血天井の由来を知ると寺の見え方が変わりそうです。
金地院の方丈も伏見城の遺構?
南禅寺の塔頭・金地院では、方丈が伏見城の遺構と伝えられている点に注目です。京都市公式の京都観光Naviでは、方丈は重要文化財で、伏見城の遺構と伝えられる書院造りの代表建築と紹介されています。
金地院は徳川家康の政治外交の顧問として活躍した以心崇伝と深い関係がある寺院です。境内には東照宮もあり、徳川家との結びつきが強い場所。そこに伏見城の一部とされる方丈が残ることで、秀吉の城から徳川政権へという時代の移り変わりも感じられます。
所在地は京都市左京区南禅寺福地町。番組公式では「南禅寺塔頭 金地院」として取材先に挙げられています。伏見から離れた南禅寺周辺に城の痕跡があることは、今回の放送で初めて知る方も多いのではないでしょうか。
観音寺の「百叩の門」と伏見城の牢獄
上京区の観音寺では、伏見城の牢獄の門を移したと伝わる表門が紹介されます。京都市上京区役所の史跡案内では、この門は罪人を釈放する際、門前で百回たたいて再び牢へ戻らないように諭したという伝承から「百叩の門」と呼ばれたと説明されています。
御香宮神社の大手門が城の表側の威容を感じさせるのに対し、観音寺の門は牢獄という別の側面を伝えます。同じ伏見城の遺構でも、それぞれが残す記憶は大きく異なります。
観音寺は京都市上京区七本松出水下る三番280付近。番組公式でも取材先として掲載されています。城郭の華やかなイメージだけでは見えにくい、当時の制度や人々の暮らしにまで想像を広げられる場所です。
4か所を地図感覚で整理するとどう巡る?
今回登場する4か所は京都市内に点在しています。御香宮神社は伏見区、源光庵は北区、金地院は左京区、観音寺は上京区です。そのため、一度に徒歩で巡るような距離ではありません。
番組を見て実際に訪ねたくなった場合は、伏見エリアの御香宮神社、鷹峯の源光庵、南禅寺周辺の金地院、上京区の観音寺と、エリアを分けて考えると分かりやすいでしょう。
なお、番組公式は取材先住所を掲載していますが、撮影時と通常拝観時で見られる範囲が同じとは限りません。特に寺院内部の拝観や行事による変更はあり得るため、訪問時は各寺社の公式案内を確認するのが安心です。
前回10月11日は仁和寺・両足院・光明院の現代アート
前回の新作となる10月11日放送の第204回は、「芸術を守り育てる京都の寺院~仁和寺・両足院・光明院~」でした。寺院が文化サロンのような役割を果たしてきた歴史に注目し、現代の画家や陶芸家、3Dプリンターを使った茶碗、住み込みで制作するアーティストなどを紹介しています。
前回は「寺院と現代アート」、今回は「伏見城の遺構」とテーマが大きく変わります。同じ京都の寺社でも、文化を生み出す場所として見るのか、失われた城の記憶を残す場所として見るのかで、まったく違う魅力が見えてきます。
シリーズの直近記事では、京都浪漫10月25日再放送|仁和寺・両足院・光明院を巡るなら?現代アートと拝観情報でも3寺の見どころをまとめています。
語りは島本須美、ナレーターは鹿瀬ハジメ
番組公式ページでは「京都浪漫 悠久の物語」のナレーターとして島本須美さんが紹介されています。11月1日のKBS京都日別番組表では、語り・島本須美さん、ナレーター・鹿瀬ハジメさんと掲載されています。
歴史番組は情報量が多くなりがちですが、落ち着いた語りで場所と時代をつないでいくのも「京都浪漫」の魅力です。今回のように4か所を移動しながら伏見城の痕跡を追うテーマでは、場所が変わっても一つの物語として理解できるナレーションが重要になります。
参考にした情報
- KBS京都「京都浪漫 悠久の物語」第205回
- KBS京都 2026年11月1日 日別番組表
- 御香宮神社公式「境内詳細」
- 京都市公式 京都観光Navi「源光庵」
- 京都市公式 京都観光Navi「金地院」
- 京都市上京区役所「観音寺」
よくある質問
京都浪漫11月1日は何時から放送ですか?
2026年11月1日(日)21:00~21:55にKBS京都で放送されます。
11月1日の京都浪漫で紹介される場所はどこですか?
御香宮神社、源光庵、南禅寺塔頭の金地院、上京区の観音寺の4か所です。
源光庵の血天井は伏見城と関係がありますか?
はい。京都市公式の観光案内でも、源光庵本堂の天井は伏見城の遺構で、落城の悲劇を伝える血天井と紹介されています。
御香宮神社には伏見城の何が残っていますか?
表門が伏見城の大手門を移したものと伝えられています。御香宮神社公式でも、その由来と桃山時代の建築装飾について説明されています。
まとめ
11月1日の「京都浪漫 悠久の物語」第205回は、「消えた城の記憶~伏見城の面影をたどる~」。伏見城そのものではなく、京都市内に残る遺構を巡って城の記憶をたどる回です。
紹介されるのは、伏見城の大手門と伝わる表門がある御香宮神社、伏見城の戦いを伝える血天井の源光庵、伏見城の一部と伝わる方丈がある金地院、牢獄の門とされる「百叩の門」を残す観音寺です。
4か所それぞれが違う角度から伏見城を伝えているため、番組を見ると「城跡」だけでは分からない歴史の広がりが見えてきます。放送は11月1日(日)21時から。伏見城の面影が今の京都のどこに残っているのかを知りたい方にぴったりの内容です。

