日本のチカラ「暮らしを看る」加藤瑞穂さんとは?コミュニティナースの活動とヨリバを紹介|11/1 16:30
11月1日(日)16時30分から群馬テレビで放送される「日本のチカラ」は、福井県で活動する看護師・加藤瑞穂さんを追った「暮らしを看(み)る ~まちを元気に!コミュニティナース~」です。
病院の中だけでなく、日常の暮らしの中で人と出会い、健康や孤立の悩みに寄り添う「コミュニティナース」とは、どんな存在なのでしょうか。番組では、カフェ「ヨリバ」、企業保健室、がんサロンなど、加藤さんが地域の中で実践している活動が紹介されます。
日本のチカラ11月1日の放送日時と出演者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年11月1日(日)16:30〜17:00 |
| 放送局 | 群馬テレビ |
| 番組 | 日本のチカラ |
| サブタイトル | 暮らしを看(み)る ~まちを元気に!コミュニティナース~ |
| 主人公 | 加藤瑞穂さん(コミュニティナース) |
| ナレーション | 松田佳恵さん(福井放送アナウンサー) |
群馬テレビの番組表では、加藤瑞穂さんのほか、「ヨリバ」に集まる若者たち、企業の従業員、理学療法士など、加藤さんの活動を取り巻く人々が登場すると案内されています。
この回は福井放送が制作した「日本のチカラ」#409で、民間放送教育協会の公式ページでは、テレビ朝日で2024年11月16日に放送された作品として掲載されています。群馬テレビでは今回、2026年11月1日に放送される予定です。
加藤瑞穂さんはどんな人?
加藤瑞穂さんは、看護師・保健師・コミュニティナースとして福井県を中心に活動している人物です。株式会社オリナスの代表取締役でもあります。
オリナス公式プロフィールによると、加藤さんは福井大学医学部看護学科を卒業後、福井大学医学部附属病院の外科で勤務しました。その後、仲間と訪問看護ステーションを立ち上げ、訪問看護師として地域ケアに関わってきました。
病気になって医療が必要になってから出会うだけではなく、もっと早い段階から暮らしの中で人と関わりたい。そんな思いから、地域に身近な看護師として活動を広げたことが、今回の番組の中心にあります。
2024年2月には株式会社オリナスを設立。暮らしの中に看護を届けることを目指し、地域住民だけでなく、企業で働く人や若者、がんを経験した人と家族など、さまざまな人が相談しやすい場所づくりに取り組んでいます。
コミュニティナースとは何をする人?
番組公式では、コミュニティナースは国家資格の名称ではなく、活動のしかた・考え方だと説明されています。看護師資格を持つ人だけを指す肩書きというより、暮らしの中で人とつながり、日常の小さな変化や困りごとに気づく姿勢を大切にする活動として紹介されています。
加藤さんの場合は、看護師・保健師としての専門性を持ちながら、病院の診察室とは異なる場所で人に会います。体調が悪くなってから医療につなぐだけでなく、日頃の会話から心身の変化を感じ取り、必要に応じて専門機関や周囲の人につなげていく点が特徴です。
番組のタイトルにある「暮らしを看(み)る」は、病気そのものだけでなく、その人の生活や人間関係、働き方、居場所まで含めて向き合う加藤さんの姿勢を表している言葉といえます。
カフェ「ヨリバ」はどんな場所?
番組で紹介される活動の一つが、福井市のカフェ「ヨリバ」です。民教協の公式ページでは、誰かと話したい人が集まり、年齢や肩書きを越えてコミュニケーションを取る場が形づくられていると紹介されています。
医療機関では、体調に明確な不安がなければ足を運びにくいことがあります。一方、カフェであれば、「少し話したい」「誰かとつながりたい」という気持ちでも入りやすくなります。加藤さんの活動では、こうした日常の場所が、人と人をつなぐ入口になっています。
番組を見るときは、加藤さんが健康相談をする場面だけでなく、そこにいる人同士がどのように関係をつくっているのかにも注目すると、コミュニティナースという考え方がより分かりやすくなります。
企業保健室では何をしている?
加藤さんは県内企業を訪れ、「企業保健室」として従業員やその家族の健康相談にも応じています。番組公式では、ストレッチ講座や個別面談を行い、忙しさから病院に行かずに放置してしまいがちな体や心の不調に向き合う様子が紹介されています。
会社に保健室のような相談先があることで、病院に行くほどなのか迷っている段階でも話しやすくなります。特に、仕事の忙しさや家庭の事情で受診を後回しにしている人にとって、身近な場所で看護師に相談できることは大きな意味を持ちます。
オリナス公式でも、働く人の健康を見守り、企業の中に保健室機能を実装する取り組みを行っていることが紹介されています。番組では、この活動が地域づくりとどのようにつながっているのかが見どころです。
暮らしの中の「がんサロン」とは?
もう一つの重要な活動が、暮らしの中で開くがんサロンです。番組公式では、カフェでお茶を飲みながら過ごしたり、ものづくり工房でキーホルダーを作ったりしながら、病気の人もそうでない人も気軽に触れ合える場を目指していると説明されています。
病院の中の相談会とは違い、日常生活に近い空気の中で、人とのつながりを持てることが特徴です。加藤さんは、がん患者との出会いと別れを経験し、がんサバイバーや家族に寄り添うイベントも企画しています。
病気を抱えている本人だけでなく、支える家族も孤立しやすいものです。番組は、医療行為そのものではなく、人が一人にならないための場をつくることも「看る」ことの一つだと伝えています。
「暮らしを看る」が総務大臣賞を受賞
この作品は、民間放送教育協会の2024年度「日本のチカラ」番組選奨で、総務大臣賞に選ばれています。民教協はこの賞を、地方創生に寄与する番組に贈るものとしています。
加藤さんの活動は、医療や看護だけにとどまりません。カフェ、会社、地域の居場所など、さまざまな場所で人と人をつなぎ、結果として地域全体を元気にしようとしています。こうした点が、地方創生という視点でも評価された作品です。
番組のテーマは福井の一人の看護師ですが、超高齢化や孤立、働く人の健康、地域の居場所づくりなど、ほかの地域でも共通する課題が重なっています。群馬で見る視聴者にとっても、自分の住む地域に置き換えて考えやすい内容です。
今回の見どころ
見どころは、加藤さんが「看護」を病院の外へ広げているところです。ヨリバ、企業保健室、がんサロンは、一見すると別々の活動に見えますが、どれも人が孤立する前に出会い、話を聞き、必要なつながりをつくるという考えで結ばれています。
また、民教協公式の編集後記では、ディレクターが加藤さんの笑顔や「聞き上手」な姿を印象的だったと振り返っています。活動の制度や仕組みだけでなく、加藤さん自身がどのように人と向き合うのかも、このドキュメンタリーの大きな魅力です。
参考にした情報
よくある質問
11月1日の「日本のチカラ」は何時からですか?
群馬テレビで2026年11月1日(日)16時30分から17時00分まで放送予定です。
加藤瑞穂さんはどんな人ですか?
看護師・保健師・コミュニティナースとして福井県を中心に活動し、株式会社オリナスの代表取締役を務めています。病院の外で、暮らしに近い場所から人の健康やつながりを支える活動を行っています。
コミュニティナースは国家資格ですか?
番組公式では、コミュニティナースは国家資格ではなく、活動のしかた・考え方だと説明されています。
まとめ
11月1日16時30分から群馬テレビで放送される「日本のチカラ」は、加藤瑞穂さんの活動を通して、病院の外に広がる新しい看護の形を描く回です。
ヨリバ、企業保健室、がんサロンという異なる場に共通しているのは、人が困り切ってしまう前に出会い、話を聞き、地域のつながりをつくること。コミュニティナースとは何かを知りたい人はもちろん、自分の地域にどんな居場所や支え方があればよいのか考えるきっかけにもなる内容です。

